JPH0146317B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0146317B2 JPH0146317B2 JP10580085A JP10580085A JPH0146317B2 JP H0146317 B2 JPH0146317 B2 JP H0146317B2 JP 10580085 A JP10580085 A JP 10580085A JP 10580085 A JP10580085 A JP 10580085A JP H0146317 B2 JPH0146317 B2 JP H0146317B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- resin molded
- ink
- molded product
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/529—Macromolecular coatings characterised by the use of fluorine- or silicon-containing organic compounds
Landscapes
- Printing Methods (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Description
本発明は、表面への捺印性が改良されたエポキ
シ樹脂成形品の製造方法に関する。 各種の樹脂成形品、とりわけエポキシ樹脂成形
品は、そのすぐれた機械的強度、電気絶縁性、耐
化学薬品性からして広く普及している。 その際、一般にエポキシ樹脂成形品の表面には
インクで製品名称、仕様あるいは製造者名等が捺
印される。 しかしながら、インジエクシヨン成形法、トラ
ンスフアー成形法あるいは圧縮成形法などの成形
金型を用いる成形法においては、エポキシ樹脂成
形品を該金型から離型するためにエポキシ樹脂成
形材料中に離型剤が配合されので、得られたエポ
キシ樹脂成形品の表面を被覆する離型剤の作用に
より、該表面へのインク捺印性が低下するという
欠点があつた。 このため、従来、該離型剤を成形品表面から除
去するために、該表面をトリクレン等の適宜な
溶剤で洗浄する、該表面を機械的に切削する、
あるいは該表面を加熱して離型剤を蒸発させる
などの方法が適用されてきている。 しかしながら、の方法においては、人体に有
害な物質を用いること、の方法においては、成
形品の表面光沢が損なわれると同時に成形品内部
への吸湿量を増大せしめること、の方法におい
ては、成形品表面の焼けあるいは歪み等の起生と
いう数々の不都合な事態を招くとともに、製品化
の過程における工程が増加してコストアツプの原
因となる。 本発明者らは、これらの欠点を解消するために
鋭意研究を重ねた結果、原料樹脂であるエポキシ
樹脂中に非イオン性フツ素系界面活性剤を配合す
ると、得られたエポキシ樹脂成形品はその特性を
劣化させることなくインク捺印性を大幅に向上す
るとの事実を見出し本発明方法を完成するに到つ
た。 すなわち、本発明方法はエポキシ樹脂成形品を
製造する方法であつて、それは、エポキシ樹脂に
フツ素系及び/又はシリコーン系界面活性剤を配
合した組成物を成形し、ついでインクを用いてそ
の表面に捺印を行なうことを特徴とする。 本発明の方法に用いられる非イオン性フツ素系
界面活性剤としては、FC−430、FC−431、FC
−176(商品名、いずれも住友スリーエム(株)社製)
などがあげられる。 これらの界面活性剤は、得られた樹脂成形品の
全重量に対して、0.3〜1.5重量%配合されている
ことが望ましい。配合量が0.3重量%未満の場合
には、捺印性への改良効果が減少かつ不安定とな
り易く、逆に1.5重量%を越しても改良効果の向
上はみられない。 また、これらの界面活性剤は、それぞれ単独
に、あるいは共に用いてもよい。 本発明の樹脂成形品の製造方法は、まず、原料
のエポキシ樹脂および各種の添加物(例えば、硬
化剤、硬化促進剤、難燃剤、カツプリング剤、充
填剤および離型剤など)の混合あるいは混練過程
で、上記の非イオン性フツ素系界面活性剤を所定
量添加配合して組成物とし、この組成物を常法に
より成形し、得られた成形品の表面にインクを用
いて捺印する方法である。 以下に本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例 原料樹脂として表1に示したエポキシ樹脂を用
いた。これに、表1に示した各種の添加物を表示
の組成比(いずれも重量%)で配合して常法によ
り混練し、各種エポキシ樹脂成形材料を調整し
た。 この時、用いた非イオン性フツ素系界面活性剤
はフロラードFC−430(製造元:住友スリーエム
(株)、粘度:15000cps)および非イオン性フツ素系
界面活性剤フロラードFC−176(製造元:住友ス
リーエム(株)、粘度:15000cps)であつた。 なお、比較のため、これら界面活性剤を配合し
ない場合のエポキシ樹脂成形材料を従来例として
調製し、表1に併載した。
シ樹脂成形品の製造方法に関する。 各種の樹脂成形品、とりわけエポキシ樹脂成形
品は、そのすぐれた機械的強度、電気絶縁性、耐
化学薬品性からして広く普及している。 その際、一般にエポキシ樹脂成形品の表面には
インクで製品名称、仕様あるいは製造者名等が捺
印される。 しかしながら、インジエクシヨン成形法、トラ
ンスフアー成形法あるいは圧縮成形法などの成形
金型を用いる成形法においては、エポキシ樹脂成
形品を該金型から離型するためにエポキシ樹脂成
形材料中に離型剤が配合されので、得られたエポ
キシ樹脂成形品の表面を被覆する離型剤の作用に
より、該表面へのインク捺印性が低下するという
欠点があつた。 このため、従来、該離型剤を成形品表面から除
去するために、該表面をトリクレン等の適宜な
溶剤で洗浄する、該表面を機械的に切削する、
あるいは該表面を加熱して離型剤を蒸発させる
などの方法が適用されてきている。 しかしながら、の方法においては、人体に有
害な物質を用いること、の方法においては、成
形品の表面光沢が損なわれると同時に成形品内部
への吸湿量を増大せしめること、の方法におい
ては、成形品表面の焼けあるいは歪み等の起生と
いう数々の不都合な事態を招くとともに、製品化
の過程における工程が増加してコストアツプの原
因となる。 本発明者らは、これらの欠点を解消するために
鋭意研究を重ねた結果、原料樹脂であるエポキシ
樹脂中に非イオン性フツ素系界面活性剤を配合す
ると、得られたエポキシ樹脂成形品はその特性を
劣化させることなくインク捺印性を大幅に向上す
るとの事実を見出し本発明方法を完成するに到つ
た。 すなわち、本発明方法はエポキシ樹脂成形品を
製造する方法であつて、それは、エポキシ樹脂に
フツ素系及び/又はシリコーン系界面活性剤を配
合した組成物を成形し、ついでインクを用いてそ
の表面に捺印を行なうことを特徴とする。 本発明の方法に用いられる非イオン性フツ素系
界面活性剤としては、FC−430、FC−431、FC
−176(商品名、いずれも住友スリーエム(株)社製)
などがあげられる。 これらの界面活性剤は、得られた樹脂成形品の
全重量に対して、0.3〜1.5重量%配合されている
ことが望ましい。配合量が0.3重量%未満の場合
には、捺印性への改良効果が減少かつ不安定とな
り易く、逆に1.5重量%を越しても改良効果の向
上はみられない。 また、これらの界面活性剤は、それぞれ単独
に、あるいは共に用いてもよい。 本発明の樹脂成形品の製造方法は、まず、原料
のエポキシ樹脂および各種の添加物(例えば、硬
化剤、硬化促進剤、難燃剤、カツプリング剤、充
填剤および離型剤など)の混合あるいは混練過程
で、上記の非イオン性フツ素系界面活性剤を所定
量添加配合して組成物とし、この組成物を常法に
より成形し、得られた成形品の表面にインクを用
いて捺印する方法である。 以下に本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例 原料樹脂として表1に示したエポキシ樹脂を用
いた。これに、表1に示した各種の添加物を表示
の組成比(いずれも重量%)で配合して常法によ
り混練し、各種エポキシ樹脂成形材料を調整し
た。 この時、用いた非イオン性フツ素系界面活性剤
はフロラードFC−430(製造元:住友スリーエム
(株)、粘度:15000cps)および非イオン性フツ素系
界面活性剤フロラードFC−176(製造元:住友ス
リーエム(株)、粘度:15000cps)であつた。 なお、比較のため、これら界面活性剤を配合し
ない場合のエポキシ樹脂成形材料を従来例として
調製し、表1に併載した。
【表】
【表】
これらのエポキシ樹脂成形材料を常法によりト
ランスフアー成形した。成形品をアフターキユア
した後、該成形品表面にインク(商品名:マーケ
ム7251、製造元:マーケムエシアチツク社)を常
法により捺印して各ロツト10個の試料を作製し
た。 ついて、各試料のインク捺印部にセロテープを
はりつけ、ひきはがした時のインクの剥離状態を
目視で観察し、その時、捺印されたインクが剥離
した試料の数の多少をもつて、成形品表面におけ
る捺印性の良否を判定した。 その結果を、成形性、離型性、インク捺印時の
表面状態および体積抵抗率とともに、表1の試料
番号に対応させて表2に一括して示した。なお、
参考のために、各試料の表面をトリクレン洗浄し
た場合の捺印性も表2に示した。
ランスフアー成形した。成形品をアフターキユア
した後、該成形品表面にインク(商品名:マーケ
ム7251、製造元:マーケムエシアチツク社)を常
法により捺印して各ロツト10個の試料を作製し
た。 ついて、各試料のインク捺印部にセロテープを
はりつけ、ひきはがした時のインクの剥離状態を
目視で観察し、その時、捺印されたインクが剥離
した試料の数の多少をもつて、成形品表面におけ
る捺印性の良否を判定した。 その結果を、成形性、離型性、インク捺印時の
表面状態および体積抵抗率とともに、表1の試料
番号に対応させて表2に一括して示した。なお、
参考のために、各試料の表面をトリクレン洗浄し
た場合の捺印性も表2に示した。
【表】
以上の結果から明らかなように、本発明方法で
製造したエポキシ樹脂成形品は、成形品表面の平
滑性あるいは光沢を損なわず、また電気絶縁性を
劣化させることなく、表面への捺印性を大幅に改
善されていることが判明した。
製造したエポキシ樹脂成形品は、成形品表面の平
滑性あるいは光沢を損なわず、また電気絶縁性を
劣化させることなく、表面への捺印性を大幅に改
善されていることが判明した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エポキシ樹脂に、非イオン性フツ素系界面活
性剤を配合した組成物を成形し、ついでインクを
用いてその表面に捺印を行なうことを特徴とする
エポキシ樹脂成形品の製造方法。 2 非イオン性フツ素系界面活性剤の配合量がエ
ポキシ樹脂成形品の全重量の0.3〜1.5重量%であ
る特許請求の範囲第1項記載のエポキシ樹脂成形
品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10580085A JPS615979A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | エポキシ樹脂成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10580085A JPS615979A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | エポキシ樹脂成形品の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3400380A Division JPS5933141B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | エポキシ樹脂成形材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615979A JPS615979A (ja) | 1986-01-11 |
JPH0146317B2 true JPH0146317B2 (ja) | 1989-10-06 |
Family
ID=14417190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10580085A Granted JPS615979A (ja) | 1985-05-20 | 1985-05-20 | エポキシ樹脂成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615979A (ja) |
-
1985
- 1985-05-20 JP JP10580085A patent/JPS615979A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS615979A (ja) | 1986-01-11 |
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