JPH0145402B2 - - Google Patents

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JPH0145402B2
JPH0145402B2 JP57161592A JP16159282A JPH0145402B2 JP H0145402 B2 JPH0145402 B2 JP H0145402B2 JP 57161592 A JP57161592 A JP 57161592A JP 16159282 A JP16159282 A JP 16159282A JP H0145402 B2 JPH0145402 B2 JP H0145402B2
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pulp cooking
pulp
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27K—PROCESSES, APPARATUS OR SELECTION OF SUBSTANCES FOR IMPREGNATING, STAINING, DYEING, BLEACHING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS, OR TREATING OF WOOD OR SIMILAR MATERIALS WITH PERMEANT LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CHEMICAL OR PHYSICAL TREATMENT OF CORK, CANE, REED, STRAW OR SIMILAR MATERIALS
    • B27K3/00—Impregnating wood, e.g. impregnation pretreatment, for example puncturing; Wood impregnation aids not directly involved in the impregnation process
    • B27K3/02—Processes; Apparatus
    • B27K3/15—Impregnating involving polymerisation including use of polymer-containing impregnating agents
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L97/00—Compositions of lignin-containing materials
    • C08L97/02—Lignocellulosic material, e.g. wood, straw or bagasse
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/30—Sulfur-, selenium- or tellurium-containing compounds
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L71/00—Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L71/02—Polyalkylene oxides
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/4935—Impregnated naturally solid product [e.g., leather, stone, etc.]
    • Y10T428/662—Wood timber product [e.g., piling, post, veneer, etc.]

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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規、かつ改良された木材用材質改良
剤に関するものである。 一般に伐採後の木材は、約40〜120％の含水率
を有することから、この様な伐採直後の高含水率
を有する木材（生材）で種々の製品を作製した場
合には、製品作製後において、自然的に水分が蒸
発し乾燥するため、この過程において収縮、狂い
あるいは割れなどの好ましくない現象を生ずる。 特に剥皮した丸太、樹心を含んだ製材品、厚い
製材品などにおいては前述したような現象が顕著
である。 そこで、前記したような現象の発生を防止する
目的から伐採後の木材を薬品処理し天然乾燥した
り、あるいは乾燥機を使用し人工的に温湿度を調
整し強制乾燥することが余儀なくされている。 本発明はすぐれた木材改質作用を有する改良剤
を提供しようとするものであつて、これはパルプ
蒸解廃液を主剤としてなるものである。 これを説明すると、本発明者は木材、特には生
材の乾燥工程中における割れなどを防止するため
の処理剤について鋭意研究を重ねた結果、これに
は上述したようなパルプ蒸解廃液を主剤とするも
のが極めて有効であることの実験的確認に基づき
本発明を完成するに至つたものであり、事実本発
明に係る木材用材質改良剤で処理を施してなる生
材は自然乾燥あるいは人工的に高温で強制乾燥し
ても全く割れの発生がみられず、しかも狂いも極
めて少なく、したがつて木材の寸法安定性の向上
および製品の外観保持に有効であるという顕著な
効果を有する。 以下、本発明に係る木材用材質改良剤について
詳細に説明する。 まず、本発明において主剤とされるパルプ蒸解
廃液については一般のパルプ工場から排出される
もの、即ち木材パルプの蒸解後廃液であればその
廃液組成、粘度、比重、色などの物性に特に制限
はなく種々のものを対象とすることができ、この
パルプ蒸解廃液としては、例えばアルカリ性蒸解
廃液であるクラフトパルプ蒸解廃液、酸性蒸解廃
液であるサルフアイトパルプ蒸解廃液、中性蒸解
廃液であるセミケミカルパルプ蒸解廃液などをあ
げることができる。 また、本発明においては前記したようなパルプ
蒸解廃液に、ポリエチレングリコールおよびビー
ト廃液から選択される少なくとも１種を併用して
もよく、このような併用液を使用することより上
述と同等の効果を得ることができる。 このようなポリエチレングリコールおよびビー
ト廃液を併用する際の併用割合については別段制
限はない。しかしポリエチレングリコールなどの
薬剤を多量に使用することは経済的に不利とな
る。 本発明に係る木材用材質改良剤を用いて木材を
実際に処理するに当つては、例えば塗布、浸漬、
噴霧、温冷浴、拡散、注入などの任意の方法を採
用することができ、この場合の改良剤の使用量は
被処理対象物である木材の種類、含水率、パルプ
廃液の種類及び濃度、浸漬日数等により異なるが
一般的には、木材１m3あたり10〜50Kg程度とすれ
ば充分である。該使用量が10Kg未満では本発明の
目的を良好に達成することが難しく、他方50Kgを
越えて使用してもこの多量使用による格別顕著な
効果が得られないばかりか、かえつて経済的に不
利となる。 なお、上記した処理方法のうち、塗布方法とし
ては例えばローラー塗布、刷毛塗り、ナイフコー
テイング、ロツドコーテイングなどをあげること
ができ、また噴霧方法としては、一般の噴霧機を
用いて行なう方法のほか、ブタン発射剤を用いる
噴霧方法などをあげることができるが、これはあ
くまでも一態様であつて本発明を何ら限定するも
のではない。 更に本発明の改質剤には、必要に応じて従来こ
の種の改質剤に任意的に配合される成分をはじめ
とし、防腐剤、防虫剤、防火剤、変色防止剤など
を添加、配合してもよいことはいうまでもなく、
このような成分を混合することにより一層の材質
改良効果を得ることができる。 以上説明したように本発明によればパルプ蒸解
廃液の用途拡大はもとより、カラマツ、トドマ
ツ、杉などの中小径材を安価なパルプ蒸解廃液で
処理することによつて付加価値の高い製品の需要
拡大、その他の損傷しやすい針、広葉樹材の有効
活用が期待できるほか、従来床柱などに施した背
割が不必要になり、これからもたらされる効果は
すこぶる大である。 つぎに本発明の実施例をあげるが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、前記特許請求の範
囲に記載した範囲内において種々変更可能であ
る。 実施例 １ 処理対象生材として最も割れやすいとされてい
るカラマツ剥皮小径丸太を使用し（伐採直後のも
の、直径20cm、長さ５ｍ、含水率81.3％）、これ
を３種のパルプ蒸解廃液（アルカリ性蒸解廃液
であるクラフトパルプ蒸解廃液（含水率44％、比
重1.4、黒色、表中KPと略記）、酸性蒸解廃液
であるサルフアイトパルプ蒸解廃液（含水率46
％、比重1.4、黒色、表中、SPと略記）、中性
蒸解廃液であるセミケミカルパルプ蒸解廃液（含
水率80％、比重1.1、褐色、表中SCPと略記））に
常温にて３日間または10日間浸漬したのち取出
し、これらを屋外に機積みするとともに直射日光
があたらないように屋根を設け、夏季期間中天然
乾燥した。 この天然乾燥中の所定期間経過後の丸太の割れ
発生の有無ならびに含水率を調べたところ、下記
の表に示すような結果が得られた。 なお、比較のために、無処理の丸太について前
述と同様に割れ発生の有無ならびに含水率を調べ
それらの結果を同表に併記した。
【表】
【表】 なお、無処理のものは１〜２日間経過後に割れ
の発生がみられ、気乾状態に至つては太く長い割
れが多数みられたのに対し、本発明に係る改質剤
で処理を施したものにあつては、わずかにSCPを
使用し浸漬日数を３日間としたものが１週間経過
後に若干の割れがみられたが、他のものには気乾
状態まで乾燥しても全く割れはみられず、さらに
全乾状態まで乾燥しても何ら異状（割れ発生な
ど）は認められなかつた。 つぎに気乾状態になつた丸太を製材して心持角
を採つたところ、無処理のものには大きな割れの
発生が多数認められたが、処理を施したものにあ
つては割れの発生が全くなく、狂いも認められな
かつた。かつこの心持角を長期間気乾状態に放置
しても割れたり狂つたりすることはなかつた。 さらに心持ちの製材品について前記と同様に浸
漬処理を施したところ、同様に割れ発生防止効果
が得られた。 実施例 ２ 処理対象生材としてシナノキ（直径15cm、長さ
50cm、含水率121.1％）を、パルプ蒸解廃液とし
てKPまたはSPを使用し、浸漬日数を３日間とし
たほかは前記実施例１と同様の処理を行ない、割
れ発生の有無ならびに含水率を調べたところ、下
記の表に示すような結果が得られた。 なお、無処理のものについての結果を同表に併
記した。
【表】
【表】 実施例 ３ 改質剤として、KP、SPまたはSCPとポリエチ
レングリコールまたはビート廃液（含水率80％、
比重1.1、黒褐色、）との混合液（混合割合１：
１、重量比）を使用し、実施例１と同様に処理を
行つたところ（３日間浸漬）、下表に示すような
ほゞ実施例１と同様の結果が得られた。 なお、ポリエチレングリコールは重合度1000の
ものを使用し濃度はパルプ廃液の濃度と同様とし
た（表中ポリエチレングリコールはPEGと略記、
またビート廃液はビートと略記した）。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ パルプ蒸解廃液よりなることを特徴とする木
    材用材質改良剤。 ２ パルプ蒸解廃液がクラフトパルプ蒸解廃液、
    サルフアイトパルプ蒸解廃液またはセミケミカル
    パルプ蒸解廃液である特許請求の範囲第１項に記
    載の木材用材質改良剤。 ３ パルプ蒸解廃液とポリエチレングリコールお
    よび／またはビート廃液とよりなることを特徴と
    する木材用材質改良剤。 ４ パルプ蒸解廃液がクラフトパルプ蒸解廃液、
    サルフアイトパルプ蒸解廃液またはセミケミカル
    パルプ蒸解廃液である特許請求の範囲第３項に記
    載の木材用材質改良剤。
JP57161592A 1982-09-18 1982-09-18 木材用材質改良剤 Granted JPS5952604A (ja)

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NO833355L (no) 1984-03-19
DE3333549A1 (de) 1984-04-12
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GB8324842D0 (en) 1983-10-19
US4560619A (en) 1985-12-24
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GB2132652A (en) 1984-07-11
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