JPH0145184Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0145184Y2 JPH0145184Y2 JP1982027460U JP2746082U JPH0145184Y2 JP H0145184 Y2 JPH0145184 Y2 JP H0145184Y2 JP 1982027460 U JP1982027460 U JP 1982027460U JP 2746082 U JP2746082 U JP 2746082U JP H0145184 Y2 JPH0145184 Y2 JP H0145184Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- phase
- signal
- synchronous detection
- output signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 24
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 24
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims description 11
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 2
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジヨン放送において送信アンテ
ナから直接到来した直接波と、建築物等によつて
反射、遅延した反射波が同一アンテナで受信する
ことによつて生じるゴースト妨害の量を測定する
ゴースト測定装置に関する。
ナから直接到来した直接波と、建築物等によつて
反射、遅延した反射波が同一アンテナで受信する
ことによつて生じるゴースト妨害の量を測定する
ゴースト測定装置に関する。
テレビジヨン放送の映像電波は、直接波と、あ
る振幅、位相、遅延時間をもつたゴースト波が高
周波で加算された合成信号として受信点で受信さ
れる。受信された合成信号からゴースト波の振
幅、位相、遅延時間を測定するには、まず受信信
号と同一周波数で90度の位相差をもつ２つの基準
搬送波を発生させ、受信信号とその２つの基準搬
送波とでそれぞれ同期検波を行ない同相信号成
分、直交信号成分を得る。
る振幅、位相、遅延時間をもつたゴースト波が高
周波で加算された合成信号として受信点で受信さ
れる。受信された合成信号からゴースト波の振
幅、位相、遅延時間を測定するには、まず受信信
号と同一周波数で90度の位相差をもつ２つの基準
搬送波を発生させ、受信信号とその２つの基準搬
送波とでそれぞれ同期検波を行ない同相信号成
分、直交信号成分を得る。
一定周期毎に特定の波形を有する同期信号に着
目し第１図に示す垂直同期信号の前縁から約1/2
Ｈについて前記同相信号成分、直交信号成分を
各々Ａ／Ｄ変換する。Ａ／Ｄ変換したデータを微
分および２乗和の平方根を求め、得られたデータ
の中から最大値のデータを希望波とし、その希望
波と他の最大値のデータからDU比（Desire
Undesire）を求める。位相は希望波の偏角
（θd）、ゴースト波の偏角（θu）から求める。第２
図に簡単なベクトル図で測定原理を示す。
目し第１図に示す垂直同期信号の前縁から約1/2
Ｈについて前記同相信号成分、直交信号成分を
各々Ａ／Ｄ変換する。Ａ／Ｄ変換したデータを微
分および２乗和の平方根を求め、得られたデータ
の中から最大値のデータを希望波とし、その希望
波と他の最大値のデータからDU比（Desire
Undesire）を求める。位相は希望波の偏角
（θd）、ゴースト波の偏角（θu）から求める。第２
図に簡単なベクトル図で測定原理を示す。
振幅変調された信号の同相信号成分、直交信号
成分を得る手段として、従来、例えば第３図に示
す回路が用いられて来た。第３図において、１は
基準搬送波発生回路、２は90度移相回路、３，４
は同期検波回路、５は信号入力端子、６，７は同
期検波出力端子である。同図の構成において、信
号入力端子５に入力した振幅変調された信号は同
期検波回路３および同期検波回路４のそれぞれの
一方へ入力するとともに基準搬送波発生回路１へ
入力する。基準搬送波発生回路１では入力した振
幅変調された信号と同一周波数の搬送波を発生
し、その出力は同期検波回路３のもう一方へ入力
するとともに90度移相回路２へ入力する。基準搬
送波発生回路１で得た搬送波は90度移相回路で90
度移相しその出力は同期検波回路４のもう一方へ
入力する。同期検波回路３は振幅変調された信号
と基準搬送波発生回路１で得た搬送波を入力して
同期検波を行ない振譜変調された信号の同相信合
成分を出力端子６から出力する。同期検波回路４
は振幅変調された信号と90度移相回路で得た搬送
波を入力して同期検波を行ない振幅変調された信
号の直交信号成分を出力信号７から出力する 第３図に示す回路で得た同相信号成分、直交信
号成分から第２図に示すようにベクトル和で希望
波、ゴースト波の振幅、偏角を求めるためには、
同相信号成分、直交信号成分を得るための２つの
搬送波の位相差を常に90度に保持させる必要があ
るが、従来は90度移相回路２の誤差および伝送路
の遅延のため２つの搬送波のどちらかに可変位相
回路を設け、測定開始前に位相調整をしなければ
ならない欠点があつた。
成分を得る手段として、従来、例えば第３図に示
す回路が用いられて来た。第３図において、１は
基準搬送波発生回路、２は90度移相回路、３，４
は同期検波回路、５は信号入力端子、６，７は同
期検波出力端子である。同図の構成において、信
号入力端子５に入力した振幅変調された信号は同
期検波回路３および同期検波回路４のそれぞれの
一方へ入力するとともに基準搬送波発生回路１へ
入力する。基準搬送波発生回路１では入力した振
幅変調された信号と同一周波数の搬送波を発生
し、その出力は同期検波回路３のもう一方へ入力
するとともに90度移相回路２へ入力する。基準搬
送波発生回路１で得た搬送波は90度移相回路で90
度移相しその出力は同期検波回路４のもう一方へ
入力する。同期検波回路３は振幅変調された信号
と基準搬送波発生回路１で得た搬送波を入力して
同期検波を行ない振譜変調された信号の同相信合
成分を出力端子６から出力する。同期検波回路４
は振幅変調された信号と90度移相回路で得た搬送
波を入力して同期検波を行ない振幅変調された信
号の直交信号成分を出力信号７から出力する 第３図に示す回路で得た同相信号成分、直交信
号成分から第２図に示すようにベクトル和で希望
波、ゴースト波の振幅、偏角を求めるためには、
同相信号成分、直交信号成分を得るための２つの
搬送波の位相差を常に90度に保持させる必要があ
るが、従来は90度移相回路２の誤差および伝送路
の遅延のため２つの搬送波のどちらかに可変位相
回路を設け、測定開始前に位相調整をしなければ
ならない欠点があつた。
本考案は２つの搬送波のどちらか一方の搬送波
の位相を、その位相差に応じて自動的に可変させ
ることにより前記従来の欠点を除去するものであ
る。本発明の一実施例の構成を第４図に示す。同
図において、１２は移相回路、１３は可変位相回
路、１４は位相比較回路、１５は低域通過回路で
ある。他は第３図と同様である。
の位相を、その位相差に応じて自動的に可変させ
ることにより前記従来の欠点を除去するものであ
る。本発明の一実施例の構成を第４図に示す。同
図において、１２は移相回路、１３は可変位相回
路、１４は位相比較回路、１５は低域通過回路で
ある。他は第３図と同様である。
次に上記構成における動作を説明する。第３図
と同様に基準搬送波発生回路１は信号入力端子５
へ入力した振幅変調された信号から搬送波を発生
させ、同期検波回路３は上記振幅変調された信号
と搬送波を入力して同期検波を行ない同相信号成
分を得、同期検波回路４は振幅変調された信号と
上記搬送波から90度移相した搬送波を入力とし同
期検波を行ない直交信号成分を得る。
と同様に基準搬送波発生回路１は信号入力端子５
へ入力した振幅変調された信号から搬送波を発生
させ、同期検波回路３は上記振幅変調された信号
と搬送波を入力して同期検波を行ない同相信号成
分を得、同期検波回路４は振幅変調された信号と
上記搬送波から90度移相した搬送波を入力とし同
期検波を行ない直交信号成分を得る。
一方、基準搬送波発生回路１で得た搬送波は移
相回路１２へ入力する。移相回路１２で搬送波を
約90度移相させ可変位相回路１３を経て位相比較
回路１４の一方へ入力する。位相比較回路１４は
上記の移相した搬送波と基準搬送波発生回路１で
得た搬送波と位相比較を行ない、位相差90度を基
準としそれからの位相差偏移量に比例した信号を
出力する。その信号は低域通過回路１５で直流分
を取り出し、その直流分で可変位相回路１３に入
力した搬送波の位相を可変させる。よつて２つの
搬送波の位相差が90度でない時、位相比較回路１
４、低域通過回路１５、可変位相回路１３のルー
プにより常に90度に位相差を保持することができ
る。なお低域通過回路１５で得た信号で２つの搬
送波のうち同期検波回路３へ入力する搬送波の位
相を可変してもよい。すなわち可変位相回路１３
を基準搬送波発生回路１の出力と同期検波回路３
の入力を結ぶ線路に挿入しても同じ効果が得られ
ることは明白である。
相回路１２へ入力する。移相回路１２で搬送波を
約90度移相させ可変位相回路１３を経て位相比較
回路１４の一方へ入力する。位相比較回路１４は
上記の移相した搬送波と基準搬送波発生回路１で
得た搬送波と位相比較を行ない、位相差90度を基
準としそれからの位相差偏移量に比例した信号を
出力する。その信号は低域通過回路１５で直流分
を取り出し、その直流分で可変位相回路１３に入
力した搬送波の位相を可変させる。よつて２つの
搬送波の位相差が90度でない時、位相比較回路１
４、低域通過回路１５、可変位相回路１３のルー
プにより常に90度に位相差を保持することができ
る。なお低域通過回路１５で得た信号で２つの搬
送波のうち同期検波回路３へ入力する搬送波の位
相を可変してもよい。すなわち可変位相回路１３
を基準搬送波発生回路１の出力と同期検波回路３
の入力を結ぶ線路に挿入しても同じ効果が得られ
ることは明白である。
このように本考案では、自動的に２つの搬送波
の位相差を常に90度に保つことができるため、従
来例のように測定開始前にわずらわしい調整をす
る必要もなくなり、かつ安定した精度の高いゴー
スト妨害の量を測定することができる利点を有す
るものである。
の位相差を常に90度に保つことができるため、従
来例のように測定開始前にわずらわしい調整をす
る必要もなくなり、かつ安定した精度の高いゴー
スト妨害の量を測定することができる利点を有す
るものである。
第１図はテレビジヨン同期信号の垂直同期パル
スの前縁の部分の波形を示す図、第２図はゴース
ト妨害の量を測定するための測定原理を示す図、
第３図は従来のゴースト妨害測定装置の同期検波
部のブロツク図、第４図は本考案の一実施例にお
けるゴースト妨害測定装置の同期検波部のブロツ
ク図である。 １……基準搬送波発生回路、２……90度移相回
路、３，４……同期検波回路、５……振幅変調波
信号用入力端子、６……同相信号用出端子、７…
…直交信号用出力端子、１２……移相回路、１３
……可変位相回路、１４……位相比較回路、１５
……低域通過回路。
スの前縁の部分の波形を示す図、第２図はゴース
ト妨害の量を測定するための測定原理を示す図、
第３図は従来のゴースト妨害測定装置の同期検波
部のブロツク図、第４図は本考案の一実施例にお
けるゴースト妨害測定装置の同期検波部のブロツ
ク図である。 １……基準搬送波発生回路、２……90度移相回
路、３，４……同期検波回路、５……振幅変調波
信号用入力端子、６……同相信号用出端子、７…
…直交信号用出力端子、１２……移相回路、１３
……可変位相回路、１４……位相比較回路、１５
……低域通過回路。
Claims (1)
- 映像信号、同期信号、音声信号を有するテレビ
ジヨン信号で変調された入力波の搬送波と同一周
波数を発生させる基準搬送波発生回路と、この発
生回路の出力信号を90度移相する移相回路と、こ
の移相回路の出力信号を、制御信号に応じて移相
させる可変位相回路と、この可変位相回路と上記
基準搬送波発生回路の出力信号の位相を比較する
位相比較回路と、この位相比較回路の出力信号の
中で低域周波数のみを通過させ、上記制御信号と
する低域通過回路と、上記入力波と上記基準搬送
波発生回路の出力信号とを比較して同相信号成分
を抽出する第１の同期検波回路と、上記入力波と
上記可変位相回路の出力信号とを比較して直交信
号成分を抽出する第２の同期検波回路とを備え、
これら第１、第２の同期検波回路の出力信号から
ゴーストの相対強度、位相、遅延時間とを求める
ことを特徴とするゴースト測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2746082U JPS58129782U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | ゴ−スト測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2746082U JPS58129782U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | ゴ−スト測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58129782U JPS58129782U (ja) | 1983-09-02 |
| JPH0145184Y2 true JPH0145184Y2 (ja) | 1989-12-27 |
Family
ID=30039370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2746082U Granted JPS58129782U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | ゴ−スト測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58129782U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53103319A (en) * | 1977-02-22 | 1978-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ghost relative intensity detecting device |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP2746082U patent/JPS58129782U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53103319A (en) * | 1977-02-22 | 1978-09-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ghost relative intensity detecting device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58129782U (ja) | 1983-09-02 |
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