JPH0144961Y2 - - Google Patents

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JPH0144961Y2
JPH0144961Y2 JP1983158921U JP15892183U JPH0144961Y2 JP H0144961 Y2 JPH0144961 Y2 JP H0144961Y2 JP 1983158921 U JP1983158921 U JP 1983158921U JP 15892183 U JP15892183 U JP 15892183U JP H0144961 Y2 JPH0144961 Y2 JP H0144961Y2
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JP
Japan
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box
hearth
horigotatsu
side plate
tatami
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JP1983158921U
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JPS6065503U (ja
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、掘ごたつに関し、特にこたつ使用時
に炉箱底部付近に発熱体上部を覆うように設けら
れる足置き用すのこを、不使用時には畳支持部材
として用いることができるようにしたものの改良
に関する。
(従来の技術) 従来より、掘ごたつとして、不使用時には炉箱
内に櫓を収納し、該炉箱上部の床開口部に畳を嵌
込んで面一の畳床として使用できるようにしたも
のは広く知られている。
そして、この場合、上記床開口部に嵌込む畳を
支持する畳支持部材としては、収納した櫓の上部
枠をそのまま用いることが主に行われている。こ
のような畳支持構造は、櫓を分解せずに収納でき
るので便利であるが、櫓の高さと炉箱の深さとを
同一にするか、あるいは炉箱底部に寸法調整材を
設けて、畳下面の高さを同一レベルにする必要が
ある。
(考案が解決しようとする課題) しかるに、上記掘ごたつを2階床等に設置する
場合には炉箱の深さを浅くすることが、また執筆
等の机用として用いる場合には櫓の高さを高くす
ることが行われており、このような場合等には、
上記構造では炉箱の深さよりも櫓の高さが大とな
り、櫓が納まらないという問題があつた。さりと
て、櫓を分解して収納するには別途、畳支持部材
を用意する必要があつた。
本考案はかかる点に鑑み、その目的とするとこ
ろは、掘ごたつの使用時に足置き台として発熱体
上部に設けられるすのこを、不使用時に畳支持部
材として使用可能にすることにより、掘ごたつの
炉箱深さを浅くしたり櫓高さを高くしたりした場
合等においても、不使用時、別途の畳支持部材を
要さずに畳下面の高さを同一レベルにして納める
ことができるようにすることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的の達成のため、本考案の解決手段は、
床開口部に取付けられた炉箱と、該炉箱上に設置
される櫓とからなる掘ごたつにおいて、上記炉箱
の少なくとも相対する二側辺間をほぼ架橋する大
きさのすのこと、上記炉箱底部の上記二側辺間に
上記すのこを該炉箱底部と間〓を設けて支持可能
なすのこ置支持具とを備え、上記すのこ置支持具
は、炉箱の上記相対する側板の内側上部に着脱自
在に係合する係合部と、該係合部の側板との係合
時に上記すのこを炉箱上面と略面一状態に載置支
持せしめる載置部とを備えてなる構成としたもの
である。
(作用) このことにより、掘ごたつ使用時には、すのこ
置支持具を炉箱底部の少なくとも相対する二側辺
に配置し、その上にすのこを設置することによつ
て、該すのこを炉箱底部と適宜間〓を持つて発熱
体上部を覆うように支持して足置き台として使用
することが可能である。一方、掘ごたつ不使用時
には、すのこ置支持具をその係合部にて炉箱の少
なくとも相対する側板の内側上部に係合し、その
載置部上にすのこを載置することによつて、該す
のこを炉箱上面と略面一になるように支持して畳
支持部材として使用することができる。また、掘
ごたつ使用時に、上記不使用時と同様にすのこ置
支持具を炉箱側板の内側上部に係合し、すのこを
設置することにより、該すのこを横臥するときの
床面としても使用可能である。
(考案の効果) したがつて、本考案の掘ごたつによれば、炉箱
の側板の内側上部に着脱自在に係合するすのこ置
支持具によつて、炉箱深さや櫓高さに関係なく、
かつ別途の畳支持部材を要することなく、既存の
足置き用すのこを畳支持用として使用することが
でき、また横臥時の床面形成用としても使用する
ことができ、よつて構造の簡略化を図ることがで
きるとともに汎用性を高めることができる。
また、上記すのこ置支持具は炉箱側板の内側上
部に対して着脱自在であるので、掘ごたつ使用時
にすのこ置支持具を取外しておくことによつて該
支持具が足やふとんに当たることがない。しか
も、櫓の収納時、すのこ置支持具を取外して収納
することによつて、炉箱と同程度寸法の櫓であつ
ても容易に収納でき、またすのこの出入れも容易
に行うことができる。
さらに、すのこの足置き用としての使用時、す
のこ置支持具を炉箱底部に配置し、その上にすの
こを設置することによつて、すのこ横架材(桁)
や足載用すのこ支持構造を設けることなく発熱体
および炉箱底部との間に間〓を設けることができ
るので、すのこの過熱や反りを防止するととも
に、炉箱内を均一に加熱でき熱効率を高めること
ができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を具体的に図面に従つて
説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例に係る
掘ごたつを示し、1は床開口部2に取付けられた
炉箱であり、該炉箱1上における床開口部2の周
辺に、畳3と同一厚さの框材4aを方形に組んで
なる框4が配置され、該框4上に櫓5が設置支持
される。また、上記炉箱1の底部中央には発熱体
(図示せず)を収納する発熱体収納部6が凹陥形
成されている。
7は、発熱体上部を覆う足置き用の機能と共に
畳支持用および横臥時の床面形成用の機能を兼ね
るすのこであつて、炉箱1の少なくとも相対する
二側辺間をほぼ架橋する大きさに形成されてい
る。8は該すのこ7を載置支持するためのすのこ
置支持具である。該すのこ置支持具8は、すのこ
7の足置き用としての使用時には炉箱1の底部の
少なくとも相対する二側辺に、すのこ7を炉箱1
底部と適宜間〓を設けて支持するように配置さ
れ、一方、すのこ7の畳支持用又は床面形成用と
しての使用時には炉箱1の少なくとも相対する側
板1aの内側上部に、すのこ7を炉箱1上面(畳
3下面)と略面一に支持するように着脱自在に係
合されるもので、足置き用の使用時にすのこ7を
載せる載置部8aと同じくすのこ7を炉箱1底部
と間〓を持つて支える脚部8bとを有するととも
に、畳支持用の使用時に炉箱1の側板1a上端に
着脱自在に嵌合する係合部8cと同じくすのこ7
を載せる載置部8dとを有するように断面〓状に
形成されている。
そして、掘ごたつ使用時には、第1図に示すよ
うに、炉箱1の底部の少なくとも相対する二側辺
にすのこ置支持具8をその脚部8bを下側にして
配置し、該支持具8の載置部8a上にすのこ7を
設置することにより、該すのこ7が炉箱1底部と
間〓を持つて発熱体上部を覆うように配置され、
足置き台として使用される。一方、掘ごたつ不使
用時には、第2図に示すように、炉箱1の少なく
とも相対する側板1aの内側上部にすのこ置支持
具8をその係合部8cにて係合し、該支持具8の
載置部8d上にすのこ7を設置することにより、
該すのこ7が炉箱1上面と略面一になるように配
置され、畳支持部材として使用されるように構成
されている。尚、掘ごたつ不使用時には櫓5およ
び框材4a…は炉箱1内に収納され、上記畳支持
部材としてのすのこ7上に畳3が嵌込まれて支持
される。また、掘ごたつ使用時においても上記畳
支持用の場合と同様にすのこ7が炉箱1上面と略
面一になるように配置されて、横臥時に安楽なよ
うに床面形成用として使用されることもある。ま
た、炉箱1の側板1aの上端部におけるすのこ置
支持具8が嵌合される部分は、該支持具8の厚み
分だけ切欠いておくことが畳3下面の高さを正確
に同一レベルにできる点で好ましい。
したがつて、掘ごたつ使用時は、炉箱1の側板
1aに取付けられたすのこ置支持具8を取外して
炉箱1底部に置き、次いでその上にすのこ7を置
くことにより、該すのこ7によつて足置き台が構
成されるとともに、すのこ7と発熱体(つまり炉
箱1の底部)との間に間〓が形成され、この間〓
によりすのこ7が過熱したり反つたりするのを防
止でき、かつ炉箱1内を均一に加熱できて熱効率
を高めることができる。また、この場合、すのこ
置支持具8が取外されて炉箱1の側板1a内側上
部に突出していないので、使用者が足を挿入した
ときに当つたり、こたつぶとんが炉箱1内に入つ
た場合に引掛つたりすることがない。
一方、掘ごたつ不使用時は、炉箱1の側板1a
内側上部にすのこ置支持具8を取付け、さらにそ
の上にすのこ7を置くことにより、別部材を要さ
ずに該すのこ7によつて畳支持部材が構成され
る。また、この場合、櫓5を炉箱1内に収納する
際、すのこ置支持具8を炉箱1の側板1a内側上
部に突出したままでなく取外すことにより、櫓5
をその上下枠が当たることなく容易に炉箱1内に
収納でき、また櫓5の寸法をすのこ置支持具8の
突出量だけ小さくする必要がなく、炉箱1と同程
度寸法の櫓5をも容易に収納できる。また、すの
こ置支持具8の着脱自在によつてすのこ7の出入
れをも容易に行うことができる。
第3図および第4図はすのこ置支持具8′およ
び該支持具8′の、炉箱1の側板1a内側上部へ
の係合構造の変形例を示す。即ち、炉箱1の側板
1aにその上端からすのこ7の厚さだけ下方位置
に係止溝9を設ける一方、すのこ置支持具8′を、
第4図の如くすのこ7の足置き用としての使用時
に該すのこ7を載せる載置部8′aと同じくすの
こ7を炉箱1底部と適宜間〓を設けて支える脚部
8′bとを有するとともに、第3図の如くすのこ
7の畳支持用としての使用時に上記係止溝9に挿
入して炉箱1の側板1a内側上部に着脱自在に係
合する係合部8′cと同じくすのこ7を載せる載
置部8′dとを有するように断面略F字状に形成
したものであり、上記実施例と同様の作用効果を
奏することができる。
尚、本考案におけるすのこ置支持具としてはそ
の他種々の形状であつてもよく、要は炉箱1の側
板1a内側上部に着脱自在に係合する係合部とこ
の係合時にすのこ7を載置支持する載置部とを有
するものであればよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を例示するもので、第1
図は一実施例を示す掘ごたつ使用時の断面図、第
2図は同掘ごたつ不使用時の断面図であり、第3
図および第4図は変形例を示し、第3図は掘ごた
つ不使用時の要部拡大断面図、第4図は掘ごたつ
使用時の部分断面図である。 1……炉箱、1a……側板、2……床開口部、
5……櫓、7……すのこ、8,8′……すのこ置
支持具、8a,8′a……載置部、8b,8′b…
…脚部、8c,8′c……係合部、8d,8′d…
…載置部、9……係止溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 床開口部に取付けられた炉箱と、該炉箱上に設
    置される櫓とからなる掘ごたつにおいて、 上記炉箱の少なくとも相対する二側辺間をほぼ
    架橋する大きさのすのこと、上記炉箱底部の上記
    二側辺間に上記すのこを該炉箱底部と間〓を設け
    て支持可能なすのこ置支持具とを備え、 上記すのこ置支持具は、炉箱の上記相対する側
    板の内側上部に着脱自在に係合する係合部と、該
    係合部の側板との係合時に上記すのこを炉箱上面
    と略面一状態に載置支持せしめる載置部とを備え
    てなることを特徴とする掘ごたつ。
JP15892183U 1983-10-13 1983-10-13 掘ごたつ Granted JPS6065503U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15892183U JPS6065503U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 掘ごたつ

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JP15892183U JPS6065503U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 掘ごたつ

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Publication Number Publication Date
JPS6065503U JPS6065503U (ja) 1985-05-09
JPH0144961Y2 true JPH0144961Y2 (ja) 1989-12-26

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JP15892183U Granted JPS6065503U (ja) 1983-10-13 1983-10-13 掘ごたつ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56144240U (ja) * 1980-03-31 1981-10-30

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