JPH0144959B2 - - Google Patents

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JPH0144959B2
JPH0144959B2 JP13761682A JP13761682A JPH0144959B2 JP H0144959 B2 JPH0144959 B2 JP H0144959B2 JP 13761682 A JP13761682 A JP 13761682A JP 13761682 A JP13761682 A JP 13761682A JP H0144959 B2 JPH0144959 B2 JP H0144959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing material
epoxy resin
side wall
plate
gas holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13761682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5926694A (ja
Inventor
Toshio Yano
Tetsuo Ichinomya
Moto Masuda
Hachiro Endo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOSAKA GASU KK
SURIIBONDO KK
Original Assignee
OOSAKA GASU KK
SURIIBONDO KK
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Publication date
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Publication of JPS5926694A publication Critical patent/JPS5926694A/ja
Publication of JPH0144959B2 publication Critical patent/JPH0144959B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17BGAS-HOLDERS OF VARIABLE CAPACITY
    • F17B1/00Gas-holders of variable capacity
    • F17B1/02Details
    • F17B1/04Sealing devices for sliding parts
    • F17B1/06Sealing devices for sliding parts using sealing liquids

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガスホルダーのシール油漏洩防止方
法に関し、詳しくは、側壁における基柱とラメレ
板との溶接部からラメレ板と側板との鋲留部に亘
る部分をシールする方法に関する。
ガスホルダーの側壁は、気温の変化、風圧、震
動、及び、側壁内面を摺動するピストンデツキの
昇降に伴う震動等によつて歪を生じ、そのために
前記溶接部から前記鋲留部に亘る部分に弛みや亀
裂が生じることがあり、その結果、側壁内面とピ
ストンデツキとの間に充満されているシール油が
漏洩し、それに伴い貯留ガスが放散する危険があ
る。
かかる危険を回避させるシール油漏洩防止方法
として、特開昭54−58218号公報で開示されてい
るように、側壁における前記溶接部から前記鋲留
部に亘る部分の外面に、エポキシ樹脂系速乾組成
物を塗布処理し、次に、多硫化物系硬化剤と無機
充填剤とを混合してなるエポキシ当量150〜250の
エポキシ樹脂組成物とガラスクロスとを用いて、
ガラスクロスを内層とする被覆層を形成する手段
があるが、この手段の場合、シール処置を施した
後において上述の如く風圧や震動等によつて側壁
が歪を生ずると、弾性を有しないエポキシ樹脂系
速乾組成物が剥離や亀裂を生ずる虞れがあり、そ
のために、所望のシール状態を長期間に亘つて維
持し難い欠点があると共に、ガラスクロスを内層
する被覆層を形成することが、エポキシ樹脂組成
物を塗布し、次にガラスクロスを張設し、次にエ
ポキシ樹脂組成物を塗布する作業を数回繰返して
行なう面倒で煩しい作業となる欠点もあつた。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、側壁の歪に拘らず長期間に亘
つて所望のシール状態に維持でき、しかも、作業
性の向上を図ることが可能なシール方法を提供す
る点にある。
本発明の方法は、側壁における基柱とラメレ板
との溶接部から前記ラメレ板と側板との鋲留部に
亘る部分の外面に、エポキシ化ブタジエンとポリ
アミドアミンとからなる弾性シール材をコーテイ
ング処理し、次に、長さが0.1乃至1.0mmのガラス
繊維のチヨツプを全体重量比において30乃至50%
含有させたエポキシ樹脂とポリアミドとからなる
硬質シール材を前記弾性シール材上に塗布処理す
ることを特徴とする。
次に、本発明方法による作用効果を述べる。
すなわち、エポキシ化ブタジエンとポリアミド
アミンとからなる弾性シール材は、長期にわたつ
て十分な弾性を維持する。そして、硬質シール材
に含有されたガラス繊維のチヨツプは長さが0.1
乃至1.0mmであるから、硬質シール材を、例えば、
グラスクロスを含有させるに比してクツシヨン性
及び伸縮性において優れたものにでき、例えばさ
らに短いチヨツプを含有させるに比して強度を大
きくでき、しかも、例えばさらに長いチヨツプを
含有させるに比してチヨツプの均一分布により全
体にわたつて十分な強度を確実に備えたものにで
きる。もつて、シール処置を施した後において側
壁が風圧及び震動等によつて歪を起しても、その
歪を吸収させて長期間に亘つて所望のシール状態
を維持させることができる利点がある。
しかも、硬質シール材を構成するエポキシ樹脂
に長さが0.1乃至1.0mmのガラス繊維のチヨツプを
含有させるようにすることによつて、硬質シール
材を単に数回塗布するだけで塗布処理作業を完了
できるのであり、冒記した従来手段の如くガラス
クロスを内層する被覆層を形成するように較べ
て、作業性の向上を図ることができ、加えて、ガ
ラス繊維のチヨツプを含有させるに、全体重量比
において30乃至50%含有させることによつて、含
有量が多過ぎた場合に脆くなることや含有量が少
な過ぎた場合に強度不足になることを回避させ
て、硬質シール材に充分な強度と耐久性を備えさ
せることができる。
もつて、全体として実用上の利点極めて大なガ
スホルダーのシール油漏洩防止方法を得るに至つ
た。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、ピストンデツキ1をガイ
ドローラー2を用いて上下動自在に収納すると共
に、側壁3の内面とピストンデツキ1との間に対
して作用するオイルシート装置4、前記側壁内面
に沿つて流下してくるシール油を回収する集油槽
5、それに回収されたシール油を給油管6を通し
て上部油流出口7に送るための送油ポンプ8、及
び、予備油タンク9の夫々を設けて、燃料用ガス
を貯留するガスホルダーを構成してある。
前記側壁3を構成するに、第2図及び第3図に
示すように、基柱10に、前記ローラ2が接当す
るラメレ板11を溶接すると共に、側板12をラ
メレ板11に鋲13によつて留め付け、さらに、
側板12外端側部分に、補強用継板15を溶接接
続してあり、以下第4図に基づいて、基柱10と
ラメレ板11との溶接部aからラメレ板11と側
板12との鋲留部bに亘る外面を、シール油が漏
洩した場合に補修する方法について説明する。
先ず、漏洩した油をワイヤーブラシや有機溶剤
等で清掃、脱脂除去すると共に、ウオーターサン
ドを用いて研掃して、旧塗膜(防錆ペイント等)
も完全に除去させて接着に必要な金属素地を作り
出す。前記サンドブラスト処理する際に、防錆剤
を含有させた水を用いて、次の工程までの間に研
掃面に錆が発生しないようにする。
金属素地面乾燥後、エポキシ化ブタジエンとポ
リアミドアミンとを等量練り合せた弾性シール材
16をコーテイング処理する。但し、弾性シール
材16をコーテイング処理する前に、必要に応じ
て、溶剤型エポキシ樹脂と溶剤型変性ポリアミド
アミンを溶剤で希釈したものをプライマーとして
塗布処理させてもよい。
前記弾性シール材16は、シール油(タービン
油 #130)に侵されず、且つ、燃料用ガスの浸透
を許さない化学的性質を有すると共に、微少の油
が存在しても強固に接着する接着性に優れたもの
であり、数時間(8〜12時間)後に半固化状態と
なり、その状態において50%以上に伸びることが
できる弾性を備え、しかも、その弾性は長期に亘
つて保持されるものであり、要するに、シール
性、可撓性、衝撃に対する強度、及び、接着力に
優れたものである。
前記弾性シール材16の固化後、ガラス繊維の
チヨツプを全体重量比において30乃至50%含有さ
せたエポキシ樹脂とポリアミドとからなる硬質シ
ール材17を、前記弾性シール材16上に例えば
7〜15mmの厚みとなるように塗布処理する。但
し、硬質シール材17を塗布処理する前に、前記
弾性シール材16で述べた如くプライマー処理し
て、密着性を高めるようにしてもよい。
前記硬質シール材17は、常温で約70時間後に
硬化するものであり、適当量のガラス繊維のチヨ
ツプを含有することにより充分な強度を備えるも
のでありながら、クツシヨン性及び伸縮性を有す
るものである。
上記の方法により補修すると、ホルダー側壁3
が風圧及び震動等によつて歪を生じても、それを
吸収させて長期間に亘つて所望のシール状態を維
持できることが、実験により確認されている。
上記の実施例では、シール油が漏洩した際にそ
れを補修するのに本発明方法を適用する場合を例
示したが、ガスホルダーの施工時に、本発明方法
を施すようにしてもよい。
又、本発明を実施するに、ガラス繊維のチヨツ
プの長さを0.1〜1.0mmにし、チヨツプが短か過ぎ
て硬質シール材17の機械的強度が不足したり、
あるいは、長過ぎてエポキシ樹脂との均一混合が
困難になつたりすることを防止してある。
又、硬質シール材17におけるエポキシ樹脂の
エポキシ当量150乃至250にすることが好ましい。
つまり、エポキシ当量150未満では粘度が低くな
つて、垂れ現象を生じるものとなり塗布作業が困
難となり、又、エポキシ当量が250よりも上であ
ると、高粘度となつて均一な層を形成し難いもの
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はガスホルダーの一部切欠き正面図、第
2図は側壁の横断平面図、第3図は側壁の縦断側
面図、第4図は本発明方法によりシールを施した
状態の横断平面図である。 3……側壁、10……基柱、11……ラメレ
板、12……側板、16……弾性シール材、17
……硬質シール材、a……溶接部、b……鋲留
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 側壁3における基柱10とラメレ板11との
    溶接部aから前記ラメレ板11と側板12との鋲
    留部bに亘る部分の外面に、エポキシ化ブタジエ
    ンとポリアミドアミンとからなる弾性シール材1
    6をコーテイング処理し、次に、長さが0.1乃至
    1.0mmのガラス繊維のチヨツプを全体重量比にお
    いて30乃至50%含有させたエポキシ樹脂とポリア
    ミドとからなる硬質シール材17を前記弾性シー
    ル材16上に塗布処理することを特徴とするガス
    ホルダーのシール油漏洩防止方法。 2 前記硬質シール材17におけるエポキシ樹脂
    のエポキシ当量が、150乃至250であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載のガスホルダ
    ーのシール油漏洩防止方法。
JP13761682A 1982-08-06 1982-08-06 ガスホルダ−のシ−ル油漏洩防止方法 Granted JPS5926694A (ja)

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JPS6170299A (ja) * 1984-09-14 1986-04-11 Maruei Kako Kk 低圧ガスホルダの漏洩防止方法
US5230759A (en) * 1989-10-20 1993-07-27 Fujitsu Limited Process for sealing a semiconductor device
CN104633437B (zh) * 2015-02-12 2016-09-07 中冶华天工程技术有限公司 圆筒型煤气柜活塞

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