JPH0144499Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0144499Y2
JPH0144499Y2 JP1984139849U JP13984984U JPH0144499Y2 JP H0144499 Y2 JPH0144499 Y2 JP H0144499Y2 JP 1984139849 U JP1984139849 U JP 1984139849U JP 13984984 U JP13984984 U JP 13984984U JP H0144499 Y2 JPH0144499 Y2 JP H0144499Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
storage tank
tank
vibrating body
intermediate vibrating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984139849U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6153385U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984139849U priority Critical patent/JPH0144499Y2/ja
Publication of JPS6153385U publication Critical patent/JPS6153385U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0144499Y2 publication Critical patent/JPH0144499Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 粉粒体原料を貯留し、次工程に供給、あるいは
排出するための貯槽排出装置であり、原料を円滑
に取り出せるか否かは次工程に大きな影響を及ぼ
すものである。本考案は原料のの送り出しを有効
に、かつ円滑に行なわせ得るものである。
〔従来技術〕
この種の貯槽排出装置は広く知られており、
又、種々の改良等が加えられて現在広範囲な分野
において使用されている。以下は、その代表的な
技術の例である。
(1)アメリカ特許第3173583号公報、(2)特公昭44
−5137号公報、(3)特公昭53−579号公報、(4)特開
昭56−161973号公報 〔考案が解決しようとする問題点〕 架台上部に保持された上部貯槽に対して、該貯
槽より垂下保持させた下部の振動槽を振動させる
構造により、振動機によつて発生された水平方向
の微振動は、振動槽全体を揺振動させて振動槽内
の原料粒子に運動を与え、原料の円滑な排出を促
進する上で必要不可欠なものであるが、貯槽への
振動伝播は極力抑えられるべきものであり、該振
動を少くとも貯槽の保持部まで完全に防振される
ことが望ましい。すなわち、この防振が不十分で
不要に大きな振動が貯槽に伝わると、貯槽内の原
料に必要以上の流下現象が生じ、下方振動槽内に
おける原料の充填密度が増し、かつ、振動槽の重
力も増えるため、振動槽自体の振動が弱められる
結果となり、貯槽排出装置としての円滑な原料の
排出に支障を来すだけでなく、この防振対策とし
て貯槽、振動槽の両取付部の強化や、架台側の剛
性を高めるべく架台自体を丈夫なものにするた
め、架台を含む装置全体が高価で大きくなるなど
改良を必要とされる点であつた。そして、これは
つり下げ部材だけの改良では十分に解決できない
問題であつた。
〔問題を解決するための手段〕
粉粒体の貯留する貯槽と、該貯槽の下方に垂下
保持させ、水平振動を発生させるべく振動機を具
備し構成された振動槽との間に、振動槽とは別個
に貯槽の下方開口と同径の円筒状の中間振動体を
介在させ、該振動体外周部に上下両方向に対応す
る防振兼用のつり下げ具と取付用のブラケツトを
具備させ、貯槽と中間振動体、及び中間振動体と
振動槽を各々別個のつり下げ具で垂下保持させる
ものである。
〔作用〕
本考案の作用説明に入る前に、本考案の新規な
ところは、従来の貯槽と振動槽との構成から、貯
槽と振動槽との間に中間振動体なる別個の振動部
材を設けた点にあることは前述の通りである。
ところで、振動力を被振動体の質量と偏位置と
の面から見ると、同じ振動力であれば被振動体の
質量が大きくなればなるほど振動による偏位量は
小さくなり、質量が小さくなるに従つて偏位量は
大きくなる。
そこで、振動槽部と中間振動体とを重量的に比
較した場合、振動機を具備し、かつ、槽内部に原
料が充填され粉体圧を受ける状態の振動槽と、中
空の筒体部とつり下げ具を取り付けるためのブラ
ケツトを具備しただけで、槽内壁面側にかかる粉
体圧もあまり大きくない中間振動体とでは、明ら
かに振動槽部が重い。また、中間振動体と貯槽部
とでは比較するまでもなく、中間振動体の方が軽
い。このことから、振動槽自体の振動は中間振動
体を大きく揺り動かすが、中間振動体の振動によ
つても貯槽は同じようには振動させられることは
ない。そして、これに二段に配設されたつり下げ
具およびつり下げ具に付加された防振部材等によ
つて、振動槽の振動は減衰させられること。
又、中間振動体内には原料の粉粒体が充填状態
であるため、中間振動体の揺振動もこの原料が緩
衝材となり、前記つり下げ具との組合わせによつ
て緩和、吸収される。
〔考案の効果〕
以上のように振動槽より貯槽に伝わる振動は、
二段に設けられたつり下げ具による防振効果と、
これらつり下げ具と中間振動体とによつて得られ
る緩衝効果により大幅に減衰され、貯槽を振動さ
せることもなく、又、防振のためになされる取付
部、及び架台等関連部材の補強も軽減できる。ま
た、中間振動体の揺振動は一方では原料の粉粒体
層に側面から力を付与させることになり、原料排
出面において粒子自体に運動を与えて粉粒体同士
の凝結を防止し、原料の流動性を向上させて原料
排出を促進させることができる点で有益である。
〔実施例〕
第1図ないし第3図により説明すると、貯槽1
の下方開口部2には接続を容易にするため円筒部
分3が付加されている。そして、円筒部分3外周
にはつり下げ桿9用ブラケツト11aが少くとも
3個以上等間隔に取り付けられる。該つり下げ桿
9の取付部は、ブラケツト11a側のピン17に
対してインナーチユーブ18に加硫接着させた防
振ゴム16を間に嵌め込んだ構成とし、他端も同
様に中間振動体12側のブラケツト11bと連結
させて中間振動体12を垂下支受させる。なお、
中間振動体12は、前記貯槽1の下方円筒部分3
と同径の筒体部13と、その外周側に付設された
前記ブラケツト11bと、中間振動体12と振動
槽4を前述と同様に接続するためのブラケツト1
1cとよりなる。また、振動槽4は、適当長さの
円筒部6と受底部7を有し下方排出口8に向い滑
らかな内面を持たせて形成したケーシング5と、
該ケーシング5内中心部に配設された傘状の受圧
板24及びその保持部材であるサポータ25、外
周部に配設された振動機10及びその取付座32
とブラケツト11dとにより構成されている。ブ
ラケツト11dは前記ブラケツト11cとつり下
げ桿9で連結され、振動層4を垂下支受させるた
めのもので前記ブラケツト11a,11b同様、
一対毎に少くとも3組以上を等間隔に配設させて
いる。また、貯槽1、中間振動体12、振動槽4
の各間〓はゴム、布、皮など屈曲自在な弾性部材
よりなる接続帯14を各円筒部分に嵌め合わせて
接続し、締付バンド15で保持固定させる。
以上の構成において、貯槽1、中間振動体1
2、振動槽4内に充填された原料は振動機10が
停止状態では、振動槽4内底部の受底部7と受圧
板24とで安息角を維持させられ排出は留められ
ているが、振動機10の始動によつて振動槽4に
揺振動が付与され、原料の排出が開始されるもの
である。しかし、該振動槽4の振動は、中間振動
体12、及び該中間振動体12を介して連結させ
るためのつり下げ桿9、及びつり下げ桿9に組み
込まれた防振ゴム16等によつて効果的に緩和、
減衰され、貯槽1に伝わる振動を飛躍的に減少さ
せることができた。
〔他の実施例〕
つり下げ具9及びつり下げ方法に関しては、第
4図ないし第6図に示すようなものが適用可能で
ある。第4図は、貯槽1と中間振動体12間のつ
り下げ桿19の下端取付部20側に切り欠き部2
2を形成させ、該切り欠き部22に対して中間振
動体12と振動槽4間側のつり下げ桿19の上端
側の取付部28を嵌め合わせることにより同軸の
ピン17に取付可能となり、中間振動体12の前
記ブラケツト11b,11cのいずれか一方を除
去させる構成であり、中間振動体12を軽量化で
きる利点がある。以下は、つり下げ具9としては
公知であるが、第5図は、つり下げ桿29に対し
防振ゴム26を座布団状に配置させたもの、第6
図はつり下げ具9としてコイルバネ30を使用し
たもので、いずれも本考案の実施に利用できるも
のである。
なお、本願要旨の中間振動体12は振動系直列
で複数段に配列してもよりよい効果が期待され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部断面図、第
2図は第1図A部拡大図、第3図は第2図B−
B′断面視図、第4図ないし第6図は別の実施例
を示す。 図において、1……貯槽、3……円筒部、4…
…振動槽、9……つり下げ具、10…振動機、1
a,11b,11c,11d……ブラケツト、1
2……中間振動体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉粒体を貯留する貯槽1と、該貯槽1の下方に
    垂下保持され、水平振動を発生させるべく振動機
    10を具備させた振動槽4とによつて構成される
    粉粒体の貯槽排出装置であつて、前記貯槽1と振
    動槽4との間に貯槽1の下方開口と同径の円筒状
    の中間振動体12を介在させ、該中間振動体12
    外周部に上下両方向に対応する防振兼用のつり下
    げ具9および取付用ブラケツト11を具備させ、
    貯槽1と中間振動体12、及び中間振動体12と
    振動槽4を各々別個のつり下げ具9で垂下保持さ
    せて構成したことを特徴とする粉粒体の貯槽排出
    装置。
JP1984139849U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH0144499Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984139849U JPH0144499Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984139849U JPH0144499Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6153385U JPS6153385U (ja) 1986-04-10
JPH0144499Y2 true JPH0144499Y2 (ja) 1989-12-22

Family

ID=30698222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984139849U Expired JPH0144499Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0144499Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029227A (ja) * 1973-07-20 1975-03-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029227A (ja) * 1973-07-20 1975-03-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6153385U (ja) 1986-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0439481Y2 (ja)
US4784378A (en) Vibrating body mounting assembly
US4727957A (en) Rubber vibration isolator for muffler
CN102537195B (zh) 全解耦液压扭矩支柱
JPS6127615B2 (ja)
JPS5943656B2 (ja) 2つの要素間に取付けられる振動隔離支持装置
JPS597852B2 (ja) 液封入防振装置
US5547172A (en) Hydraulic antivibration supports, and to methods of manufacturing them
JPS63167142A (ja) 液圧減衰形エンジンマウント
US6003679A (en) Sieving device with duel independent frequency input
JPS6196229A (ja) 液体封入式防振体
JPH0144499Y2 (ja)
JPS6339458Y2 (ja)
CN110056503A (zh) 泵和水处理装置
JP2001234969A (ja) ダイナミックダンパ
JPH09177868A (ja) 振動体抑制装置の軸受
JP3123492B2 (ja) 液体封入式防振装置
WO2002016799A1 (fr) Dispositif a chambres pour liquides isolant des vibrations
JP2525209B2 (ja) 振動低減用支持装置
JPH05296285A (ja) 防振装置の振動体取付構造
WO2003004297A1 (fr) Structure de support d'une unite de dispositif de disque
JP4275340B2 (ja) 防振装置
JP4066153B2 (ja) ダイナミックダンパ
JPS59183421A (ja) シフトノブ構造
JPH0512363U (ja) 建設機械におけるキヤビンの制振装置