JPH0144404Y2 - - Google Patents

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JPH0144404Y2
JPH0144404Y2 JP1985128888U JP12888885U JPH0144404Y2 JP H0144404 Y2 JPH0144404 Y2 JP H0144404Y2 JP 1985128888 U JP1985128888 U JP 1985128888U JP 12888885 U JP12888885 U JP 12888885U JP H0144404 Y2 JPH0144404 Y2 JP H0144404Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
packaging bag
main body
opening
heater
vacuum
Prior art date
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JP1985128888U
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JPS6238806U (ja
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  • Vacuum Packaging (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Package Closures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、食品の貯蔵保存等に使用するプラス
チツクフイルム製の包装袋の内部を真空状態とし
て、包装袋の開口部をシールし、かつカツトする
に当り、真空引きを完全にする卓上真空パツク器
に関するものである。
〔従来技術と問題点〕
卓上真空パツク器は、第3図に示すように、内
部に機器(吸気フアンモータ、変圧器、マイクロ
スイツチ等−図示せず)を収納した本体1の上面
に、断熱材2を介して包装袋の溶着用ヒータ3と
溶断用ヒータ4とが平行して配設されると共に、
上面中央に吸気口5aを有する偏平な吸気筒5が
上下回動自在に取付けられ、また蓋体6の内面に
は、前記各ヒータ3,4上に包装袋を押圧する帯
状の弾性体(耐熱ゴム等からなる)及び前記吸気
筒5の先端部上面に嵌合する凹部8aを形成した
包装袋の開口部密閉用の帯状の弾性体8(耐熱ゴ
ム等からなる)が取付けられている。
而して、食品類を入れた包装袋をその開口部を
前記吸気筒5に挿入して本体1の上面に載せ、蓋
体6を閉じて弾性体8により包装袋の開口部を押
圧密閉し、吸気フアンモータを作動させて包装袋
内の空気を吸気筒5より吸引して真空状態とす
る。
次に、溶着用ヒータ3に通電して包装袋の開口
部を直線的に溶着した後、溶断用ヒータ4に通電
して溶断するものである。
ところで、前記のように、食品類を収納した包
装袋の開口部を吸気筒5に挿入し、蓋体6を閉じ
て弾性体8により包装袋の開口部を本体1の上面
に押圧して密封状態を保持し、吸気筒5の吸気口
5aより包装袋の空気を吸引して真空状態とする
際には、包装袋がプラスチツクフイルム製である
ため柔軟であり、吸気筒5の付近の包装袋の上下
面が空気吸引のために互に溶着してしまい、内部
の空気を完全に吸引して真空状態にすることがで
き難いという欠点があつた。
また、吸気筒5の付近の包装袋の上下面が密着
することを防止するために、実開昭61−180905号
公報に示されるように、吸気筒の形状として、包
装袋の開口の幅方向に長い延長部を一体に形成
し、該延長部に大径の鍔部を形成する手段が存在
する。しかしながら、吸気筒の形状が複雑化する
という欠点を有している。
本考案は、卓上真空パツク器の構成に複雑な手
段を付加することなく、しかも吸気筒そのものの
形状を変更せずに、吸気筒の付近の包装袋の上下
面の密着を防止する手段を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、内部に機器収容室を有する本体上面
に断熱材を介して包装袋の溶着用ヒータと溶断用
ヒータを平行に配設すると共に、本体上面中央に
吸気口を有する吸気筒を上下回動自在に設け、蓋
体の内面に包装袋を前記両ヒータに押圧する弾性
体と包装袋の開口部を本体上面に押圧する弾性体
を設けた真空パツク器において、前記吸気筒の吸
気口と対向する前記本体の前面壁と上面壁との接
合部の位置に複数の面取り溝を切欠形成したこと
にある。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
なお、従来例と同一部分には同一付号を付す。
第1図において、1は卓上真空パツク器の本
体、3及び4は本体1の上面に断熱材2を介して
平行に配設された包装袋の溶着用ヒータ及び溶断
用ヒータ、5は吸気口5aを有する吸気筒、7及
び8は蓋体6の内面に取付けられ、包装袋を前記
両ヒータ3,4上に押圧する弾性体及び包装袋の
開口部を本体1の上面に押圧して密封させる弾性
体であり、以上の構成は第3図に示した従来例と
同一である。
本考案は、前記構成の卓上真空パツク器の本体
1の前面壁1aと上面壁1bとの接合部1cの中
央部に複数の面取り溝9を切欠形成してある。
而して、この面取り溝9の底面9aは第2図A
の拡大図に示すように、上面壁1bより前面壁1
aに向い斜め下向するテーパー面に形成されてい
る。
〔作用〕
食品類を入れた包装袋の開口部を吸気筒5に挿
入し、蓋体6を閉じて真空引きをする際には、第
2図Bに示すように、包装袋10の下面10aが
本体1の接合部1c及び面取り溝9に当接する態
様となる。
そして、包装袋10を左右又は下方に引張つて
少々移動させると、第2図Bに示すように、包装
袋10の下面10aには面取り溝9に相当する個
所にシワが生じ、包装袋10の上面10bとの間
に空気吸引間隙gが形成されるので、包装袋10
の上下面10a,10bの密着を阻止し、前記間
隙gによつて包装袋10内の空気を完全に排出す
ることが可能となる。
〔効果〕
本考案は、卓上真空パツク器の本体の前面壁と
上面壁との接合部の中央部に複数の面取り溝を設
けたので、包装袋内を真空引きするに当つて、前
記面取り溝に当接する包装袋の下面に生じるシワ
により空気吸引間隙が形成され、この間隙によつ
て包装袋内の空気を完全に排出し真空状態とする
ことができる。そして、本考案は、卓上真空パツ
ク器の吸気筒に何等の手段を付加することなく、
吸気筒と対向する本体の前面壁と上面壁との接合
部の位置に複数の面取り溝を切欠き形成するのみ
で、包装袋の上下の密着を阻止しうる利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の本考案の斜視図、第2図Aは
要部の拡大斜視図、第2図Bは作動状態を説明す
る拡大正面図、第3図は従来の斜視図である。 1……本体、2……断熱材、3……溶着用ヒー
タ、4……溶断用ヒータ、5……吸気筒、6……
蓋体、7,8……弾性体、9……面取り溝、10
……包装袋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に機器収容室を有する本体上面に断熱材を
    介して包装袋の溶着用ヒータと溶断用ヒータを平
    行に配設すると共に、本体上面中央に吸気口を有
    する吸気筒を上下回動自在に設け、蓋体の内面に
    包装袋を前記両ヒータ上に押圧する弾性体と包装
    袋の開口部を本体上面に押圧する弾性体を設けた
    真空パツク器において、前記吸気筒の吸気口と対
    向する前記本体の前面壁と上面壁との接合部の位
    置に複数の面取り溝を切欠き形成したことを特徴
    とする卓上真空パツク器。
JP1985128888U 1985-08-26 1985-08-26 Expired JPH0144404Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985128888U JPH0144404Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985128888U JPH0144404Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6238806U JPS6238806U (ja) 1987-03-07
JPH0144404Y2 true JPH0144404Y2 (ja) 1989-12-22

Family

ID=31024963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985128888U Expired JPH0144404Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

Country Status (1)

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JP (1) JPH0144404Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0126564Y2 (ja) * 1985-04-30 1989-08-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6238806U (ja) 1987-03-07

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