JPH0143880B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0143880B2
JPH0143880B2 JP58077212A JP7721283A JPH0143880B2 JP H0143880 B2 JPH0143880 B2 JP H0143880B2 JP 58077212 A JP58077212 A JP 58077212A JP 7721283 A JP7721283 A JP 7721283A JP H0143880 B2 JPH0143880 B2 JP H0143880B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
piping
length
socket
shaped joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58077212A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59200891A (ja
Inventor
Hidekazu Hashimoto
Ken Kikuchi
Sumio Takagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP58077212A priority Critical patent/JPS59200891A/ja
Publication of JPS59200891A publication Critical patent/JPS59200891A/ja
Publication of JPH0143880B2 publication Critical patent/JPH0143880B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、L字状の継手金具とその製造方法に
係り、特に自動車用冷房装置の冷媒通路であるフ
レキシブルホースを接続するに好適なL字状の継
手金具とその製造方法に関する。
〔発明の背景〕
自動車用冷房装置のフレキシブルホースは、エ
ンジンに装着される圧縮機と車体に装着される凝
縮器や配管等の部品間を接続するもので冷媒通路
を形成している。該フレキシブルホースは、エン
ジンの振動及び変位を吸収するためアルミニウム
材からなる継手部と配管部、ゴムホースとの接続
部、及びゴムホースの部分から成つている。一般
的に、継手部や配管部の形状及びホース長さを変
える時の設計上留意しなければならない点は、圧
縮機に接続される側の継手金具の強度を向上させ
ることである。また圧縮機はエンジンに装着され
ているためにかなりの振動が加わり、それにつれ
てフレキシブルホースの圧縮機の接続される側に
も大きな振動が伝わわつてくるといつた問題があ
る。このため圧縮機側の取付端を支点としてゴム
ホース側が振られ、特に配管の圧縮機側の付け根
に高い応力が生じ、亀裂が入つたり、甚しい時に
は破損することがある。
前記付け根に生ずる応力は、配管部の長さに左
右され、長さが長いと曲げとして加わるモーメン
トが大きいためそれに応じて大きくなる。従つて
配管の長さはできるだけ短くおさえた方が、機械
強度上から有利である。
一方、実際のフレキシブルホースの配管部の形
状として、ストレートで使用される例は、ほとん
ど見あたらず、曲げを有した略L字状ものが使用
されてている。これは、エンジンに装着される圧
縮機と車体側の機器とを結ぶゴムホースが他部品
との干渉やこすれがなく、またねじれのない自然
な状態にたるみを持たせようとする配慮からで、
必然的に曲げが形成されている。
この曲げを有する配管部の加工方法は、一般的
に先ず第1図に示すようにベースに設けられたベ
ンダーベース2にストレートの配管部1のニツプ
ル1aの元部を一対の固定治具2a,2bでクラ
ンプすると共に、略半円状の曲げ治具2c及前記
曲げ治具2cの偏平面に係合し、一体に回転する
び曲げガイド2dで配管をはさみ込み、押し具2
eで押しつける様に保持固定する。尚、配管の変
形防止として内部に芯金2fを入れる場合をあ
る。この様にセツトした配管部1はベンダーベー
ス2を固定治具2a,2b、曲げ治具2cと共に
回転させることで第2図に示すように曲げ治具2
cの曲面にそつて曲げることができるが、配管は
すべりやすいため、固定治具の配管をはさみ込む
力を強くしなければならず、このため配管に傷が
付くということと、配管につぶれが生ずるという
問題を生じる。そこで一般的には、ニツプル1a
を除いた固定治具2a,2bのクランプ長さL1
を長くとつて配管部にかかる加圧力を分散させ、
上記問題をカバーしているが、配管部の長さが長
くなつてしまうため、振動や静荷重による曲げに
対して弱くなつてしまうという欠点があつた。
尚、ソケツトと配管部の結合部を一体化するこ
とは特開昭55−16338号公報で知られているが、
曲げに対する配慮はなされていない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、曲げに必要なストレート長を
短くすることで配管部を短くし、強度上及び生産
上有利な構造のL字状の継手金具とその製造方法
を提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明の継手金具は、一端に形成されたニツプ
ルにフレキシブルホースを圧入し、該ホースをソ
ケツトにより加締固定してなる略L字状の継手金
具において、前記ソケツト付根周囲の配管部に固
定治具長さと同等長さの肉厚部を形成し、該肉厚
部を固定治具取付段部としたことを特徴とするL
字状の継手金具である。
本発明の継手金具の製造方法は、一端に形成さ
れたニツプルにフレキシブルホースを圧入し、該
ホースをソケツトにより加締固定してなる略L字
状の継手金具において、前記ソケツト付根周囲の
配管部に形成され、かつ固定治具長さと同等長さ
を有する肉厚部を固定治具によりクランプし、該
固定治具を係止した略半円形状の曲げ治具に沿つ
て曲げ成形することを特徴とするL字状の継手金
具の製造方法である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第3図は本発明の実施例を示すもので、外観的
には従来同様アルミニウム合金を熱間もしくは冷
間鍛造して配管部1、ニツプル1a、およびケツ
ト1cを一体成形し、ニツプル1aには環状の条
溝1bが間隔において数条設けてている。前記配
管部1にはソケツト1cの付け根の周囲に固定治
具2a,2bの長さL2とほぼ等しい長さで、配
管外径d1より大きい外径d1の段部1dが形成され
ている。この様に構成されている部品に曲げ加工
を施すには、厚肉となつている外径d1の段部1d
を固定治具2a,2bによりクランプし、第4図
に示す様に第1図及び第2図と同様な手法で曲げ
る。この構造はソケツト1cの端部と曲げ点まで
のストレート部の長さを、即ち、クランプL2
長さを従来のL1からほぼL2まで短くしてある。
そして、クランプ力に対して管がつぶれる等の不
具合が生じないように管の肉厚が決定され、強度
が十分に考慮されている。
第5図は、第4図に示す部品に、継手手段であ
るコネクタ3をロウ付等の方法で接合し、ゴムホ
ース4をニツプル1aに挿入しソケツト1cを外
周から加締めたゴムホースを固着した最終製品の
一部である。
以上の様に、配管1のソケツト1cの付け根に
段付部1dを設け厚肉とすることで固定治具のク
ランプ長を短くすることができる。曲げ作業に必
要な、クランプ代であるストレート長も従来のス
トレート配管に対し短くすることができるので、
配管部を短くすることが可能になつた。従つて、
ゴムホースが振られても配管部が十分に耐得る構
造となり、振動及び曲げに対する強度も向上でき
るという効果がある。結果的にソケツト付根も亀
裂を生じる恐れもなく、信頼性の高いものとな
る。また、配管を曲げ加工する際も配管をつぶす
ことが無く初期の流路を維持することができる。
第6図は本発明の他の実施例を示すもので、第
5図と異なるのは、段部1dを配管部1の内径d4
からd3とし、内径部に厚みを形成したものであ
り、この実施例では、配管部の外径が変わらない
ため、配管部の別部分をさらに曲げるときに、治
具を共通に使える利点を有するものである。
尚、本発明では略L字状の継手金具として説明
してあるが、多少の変形したものにも応用出来
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、配管部のソケツトから曲げ部
までのストレート長を短くすることができるの
で、配管の全長を短くすることができ、振動や曲
げに対する強度を向上できるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、及び第2図は、従来の配管用継手金具
の曲げ整形工程を示す要部断面図、第3図、第4
図は、本実施例における配管用継手金具の曲げ整
形工程を示す要部断面図、第5図は本発明の実装
状態を示す継手金具の半縦断面図、第6図は本発
明の他の実施例における継手金具の半縦断面図で
ある。 1……配管部、1a……ニツプル、1b……条
溝、1c……ソケツト、1d……段部、2……ベ
ンダーベース、2a,2b……固定治具、2c…
…曲げ治具、2d……ガイド、2e……押し具、
2f……芯金、3……コネクタ、4……ゴムホー
ス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端に形成されたニツプルにフレキシブルホ
    ースを圧入し、該ホースをソケツトにより加締固
    定してなる略L字状の継手金具において、前記ソ
    ケツト付根周囲の配管部に固定治具長さと同等長
    さの肉厚部を形成し、該肉厚部を固定治具取付段
    部としたことを特徴とするL字状の継手金具。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、
    段部は配管の内径に向けて形成したことを特徴と
    するL字状の継手金具。 3 一端に形成されたニツプルにフレキシブルホ
    ースを圧入し、該ホースをソケツトにより加締固
    定してなる略L字状の継手金具において、前記ソ
    ケツト付根周囲の配管部に形成され、かつ固定治
    具長さと同等長さを有する肉厚部を固定治具によ
    りクランプし、該固定治具を係止した略半円形状
    の曲げ治具に沿つて曲げ成形することを特徴とす
    るL字状の継手金具の製造方法。
JP58077212A 1983-04-29 1983-04-29 L字状の継手金具とその製造方法 Granted JPS59200891A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58077212A JPS59200891A (ja) 1983-04-29 1983-04-29 L字状の継手金具とその製造方法

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JP58077212A JPS59200891A (ja) 1983-04-29 1983-04-29 L字状の継手金具とその製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS59200891A JPS59200891A (ja) 1984-11-14
JPH0143880B2 true JPH0143880B2 (ja) 1989-09-22

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ID=13627519

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JP58077212A Granted JPS59200891A (ja) 1983-04-29 1983-04-29 L字状の継手金具とその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007331021A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Asoh Kk バルブの口部曲げ加工方法およびその装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55163385A (en) * 1979-06-05 1980-12-19 Burijisuton Inperiaru Kk Joint metal

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