JPH0143741Y2 - - Google Patents

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JPH0143741Y2
JPH0143741Y2 JP2767685U JP2767685U JPH0143741Y2 JP H0143741 Y2 JPH0143741 Y2 JP H0143741Y2 JP 2767685 U JP2767685 U JP 2767685U JP 2767685 U JP2767685 U JP 2767685U JP H0143741 Y2 JPH0143741 Y2 JP H0143741Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば舶用の電子機器に適用して好
適なブラウン管表示装置に関する。
「従来技術」 ブラウン管を装備した表示装置では一般にブラ
ウン管の四周にブラウン管を支持するために必要
な無効幅が発生し、この無効幅の存在によつてパ
ネル面の面積が大きくなつてしまう不都合があ
る。
つまり第8図に示すようにブラウン管1をパネ
ル枠2に取付けた構造において、ブラウン管1は
取付具3によつてパネル枠2に固定されるからブ
ラウン管1の占有幅は取付具3を含めてAの寸法
となる。これに対し、ブラウン管1の映像表示幅
はBとなる。
表示窓板4に形成される表示窓の巾はブラウン
管1の映像表示幅Bと等しく設定されB≒Fに選
定される。このようにして表示窓の両側及び上
辺、下辺に無効幅Cが発生する。5は操作パネル
部を示す。Dはこの操作パネル部の幅を示す。従
来はこの操作パネル部5に必要なタツチキイース
イツチ或は操作ツマミ等を配置している。
「考案が解決しようとする問題点」 従来はブラウン管1の映像表示面の四周は無効
幅Cとなつており、この部分は単なるめくらパネ
ル枠となつている。然もブラウン管表示部とは別
に操作パネル部5を設けているため前面パネルの
面積が大きくなつてしまう欠点がある。
特に舶用の電子機器は多くの機器を並設する関
係から装置全体の形状が小形で、特にパネル面の
面積が小さいことが要求されている。
「問題点を解決するための手段」 この考案においてはブラウン管の表示面の四周
にタツチキイーを配設し、従来無効幅として無駄
な面となつていた部分を有効に活用することによ
つて操作パネル部の面積を小さくし、これによつ
て装置の前面パネルの面積を小形化し、装置全体
の形状を小形化するようにしたものである。
またこの考案によればタツチキイーを構成する
プリント配線板にブラウン管の映像表示面とほぼ
同等の形状を持つ表示用窓を形成すると共に、こ
のプリント配線板に空隙用穴板、導電膜付透明フ
イルム、表面シートを順次積分合体して表示用窓
を持つ積層板を形成し、この積層板をブラウン管
の前面に装着することによりブラウン管回りの目
隠し処理とタツチキイーの装着とを一度に行なう
ことができる構造とし、組立を容易に行なうこと
ができるブラウン表示装置の構造を提供するもの
である。
「実施例」 第1図にこの考案によるブラウン管表示装置の
一実施例を示す。
図中100はプリント配線板、200は空隙用
穴板、300は導電膜付透明フイルム、400は
表面シートをそれぞれ示す。この考案においては
これらプリント配線板100、空隙用穴板200
が互に積層合体されてパネル枠500に取付ける
構造としたものである。
つまりパネル枠500は樹脂又はアルミのダイ
キヤスト等によつて作られ、そのほぼ中央にブラ
ウン管の映像表示面とほぼ等しい形状の表示用窓
501を有し、この表示用窓501の前面側に透
明樹脂窓板502をビス503によつて取付けら
れる。パネル枠500の周辺には前面側に突出す
る突条504を有し、窓板502の周囲に突条5
04によつて囲まれた凹面部505を形成する。
この例ではブラウン管を囲む三辺をブラウン管の
無効幅Cの幅に等しい幅の凹面部とし右側に無効
幅Cより大きい幅の操作パネル部505Aを形成
した場合を示す。操作パネル部505Aには必要
に応じてロータリースイツチ506或は回転形摺
動抵抗器507等が取付けられる。これらロータ
リースイツチ506及び回転形摺動抵抗器507
は操作パネル部505Aの板面より一段下がつた
凹面部505Bに取付けられ、これらを固定する
ナツト506A,507Aが操作パネル部505
Aの面に突出しない構造としている。
プリント配線板100は窓板502と同等の大
きさの表示用窓101を有し、外周形状はパネル
枠500の突条504で囲まれる凹面部505に
挿入できる形状とされる。プリント配線板100
の前面側にはタツチキイー用分割接点102が表
示用窓101の周に沿つて複数形成される。これ
らの分割接点102はそれぞれ一対の接点102
Aと102Bによつて構成され、その一対の接点
102Aと102Bの各一方の接点102Aは共
通接続され、各他方の接点102Bは別々にプリ
ント配線導体103によつて接続部104に集め
られ、フラツトケーブル105に接続される。フ
ラツトケーブル105はパネル枠500に形成し
た貫通孔508を通じてパネル枠500の裏側に
導出され装置本体にコネクタ106を介して接続
される。プリント配線板100の裏側の面には全
面又は外周に沿つて枠状にアース導体が形成さ
れ、このアース導体に後述する導電膜付透明フイ
ルム300の導電膜を接続しシールド効果を得る
構造とする。
プリント配線板100の前面側に空隙用穴板2
00を貼着する。この空隙用穴板200は例えば
0.25mm程度の厚みを持つ樹脂フイルムによつて構
成されプリント配線板100に形成された表示用
窓101と同等の窓穴201と、分割接点102
と対向する部分にタツチキイー用穴202を有
し、プリント配線板100の前面にこの空隙用穴
板200を貼着することにより、空隙用穴板20
0のタツチキイー用穴202を通じてプリント配
線板100の分割接点102が臨まれる構造とな
る。
空隙用穴板200にはその両面に粘着剤層が被
着成形され、この粘着剤層によつてプリント配線
板100に空隙用穴板200を貼付けると共に空
隙用穴板200の前面側に導電膜付透明フイルム
300を貼付ける。
導電膜付透明フイルム300は例えば0.01mm程
度の厚みのポリエステル透明フイルムを用いるこ
とができる。前面側に金又は銀を薄く蒸着した透
明導電膜301(第2図)を被着し、この透明導
電膜301を第2図に示すように導電箔600を
介してプリント配線板100の裏側に形成したア
ース導体108に接続しブラウン管の前面側をシ
ールドする構造としている。このシールド構造に
よつてブラウン管から出る雑音が外部に漏れない
ようにし、また外部からの雑音が分割接点102
に誘導されないようにしている。尚アース導体1
08はフラツトケーブル105を介して装置本体
のアース回路に接続するか、又はパネル枠500
がアルミのダイキヤスト製のように導電体で形成
される場合はこのパネル枠500に直接接触して
アース回路に接続される。
導電膜付透明フイルム300の裏側にはタツチ
キイー用導通電極302を被着形成する。この導
通電極302或は例えば銀等を印刷焼付によつて
形成することができる。導通電極302はこの例
では空隙用穴板200のタツチキイー用穴202
と対向する部分に形成した場合を示しているが、
必ずしもこのように分割して形成しなくてもよ
く、表示用窓201の部分を除く全体に一体成形
してもよい。
導電膜付透明フイルム300を貼着した状態で
周囲に導電箔600を被せ、導電膜301とプリ
ント配線板100の裏側に形成したアース導体と
を接続する。
導電箔600を周囲に被せた状態で表面シート
400を導電膜付透明フイルム300の前面側に
貼着ける。表面シート400は例えば0.2mm程度
の厚みを有する透明樹脂フイルムによつて構成す
ることができ、表示用窓401を除く他の部分に
不透明な塗膜402(第2図)を印刷してある。
塗膜402にはタツチキイー部分にタツチキイー
用の各種のマーク403が付される。表示用窓4
01を除く他の部分つまり塗膜402の裏側に粘
着剤層を被着し、この粘着剤層によつて表面シー
ト400を導電膜付フイルム300の上に貼着け
る。
以上のようにプリント配線板100の前面側に
空隙用穴板200、導電膜付透明フイルム30
0、表面シート400を順次被着した状態で一つ
の積層板700(第3図)を形成しておき、この
積層板をパネル枠500の凹面部505に装着す
る。この装着はプリント配線板100の四隅に予
めビス107を挿通しておき、このビス107を
パネル枠500に形成した孔509を通じてパネ
ル枠500の裏側に突出させ第4図及び第5図に
示すようにパネル枠500の裏側においてナツト
109を締付けプリント配線板100及びその前
面側に貼着した空隙用穴板200と、導電膜付透
明フイルム300、表面シート400をパネル枠
500の凹面部505に装着する。尚プリント配
線板100側に雌ネジを形成し、この雌ネジにパ
ネル枠500の裏側からビスを螺入しプリント配
線板100を固定する構造としてもよい。また透
明窓板502も同様な構造で固定してもよい。
積層板700を装着することによりプリント配
線板100の窓101内に透明窓板502が挿入
される。透明窓板502は例えば2mm程度の厚み
を持つ透明アクリル板を用いることができる。こ
れに対しプリント配線板100の厚みを例えば
1.75mm程度に選定し、プリント配線板100と空
隙用穴板200を加えた厚みが透明窓板502の
厚みと一致するように選定し、透明窓板502の
面前に導電膜付透明フイルム300の裏面が頂度
接触する構造とし、表面シート400と導電膜付
透明フイルム300の表示窓部をベコツキなく支
持する構造としている。
「考案の作用効果」 上述したこの考案によるブラウン管表示装置に
よればプリント配線板100に形成した分割接点
102と導電膜付透明フイルタ300に形成した
導通電極302は空隙用穴板200の厚み分によ
つて形成される空隙をあけて対向して配置され
る。よつてタツチキイー用マーク403の部分を
指で押圧することによつて導通電極302が分割
接点102Aと102Bに接触し接点信号をケー
ブル105を通じて装置本体に入力することがで
きる。
これらのタツチキイースイツチは第6図及び第
7図に示すようにブラウン管の無効幅Cの部分に
配置されるから操作パネル部505Aにこれらタ
ツチキイースイツチを配置する場合と比較して操
作パネル部の面積を小さくすることができる。こ
の結果パネル枠500の全体の面積を小さくする
ことができ、ブラウン管表示装置の形状を小さく
することができる。
更にこの考案ではタツチキイーを構成するプリ
ント配線板100と、空隙用穴板200、導電膜
付透明フイルム300、表面シート400を積層
して一枚の積層シート700を形成し、この積層
シート700をパネル枠500に装着することに
よつてタツチキイーの取付とブラウン管の周囲の
目隠しを完成することができるから製造が容易で
ある。
また導電箔600によつて導電膜付透明フイル
ム300の導電膜をプリント配線板100のアー
ス導体に接続する構造としたからブラウン管の前
面は導電膜によつてシールドされる。よつてブラ
ウン管自体又は装置本体から発生する電気的雑音
が表示窓101を通じて外部に漏れることがな
い。また外部からこの表示装置に雑音が侵入する
ことも防止できる。等の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を説明するための
分解斜視図、第2図はこの考案に用いるシールド
構造を説明するための拡大断面図、第3図はこの
考案によるブラウン管タツチキイーパネル表示装
置の組立順序を説明するための断面図、第4図及
び第5図はこの考案の要部の構造を説明するため
の断面図、第6図及び第7図はこの考案によるブ
ラウン管タツチキイー表示装置の完成した状態の
外観を示す斜視図、第8図は従来のブラウン管表
示装置の構造を説明するための断面図である。 100……プリント配線板、101……表示用
窓、102……分割接点、103……プリント導
体、104……接続部、105……フラツトケー
ブル、106……コネクタ、107……ビス、2
00……空隙用穴板、201……表示用窓、20
2……タツチキイー用穴、300……導電膜付透
明板、400……表面シート、401……表示用
窓、402……不透明な塗面、403……タツチ
キイー用マーク、500……パネル枠、501…
…表示用窓、502……透明樹脂窓板、504…
…突条、505……凹面部、600……導電箔、
700……積層板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A ブラウン管の有効表示面とほぼ等しい形状の
    表示用窓を有し、この表示用窓の周辺に少なく
    ともブラウン管の支持に必要とする占有幅を持
    つ周辺部を有し、この周辺部の前面側にタツチ
    キイー用分割接点を複数有して成るプリント配
    線板と、 B 裏面がプリント配線板の前面側に貼着され、
    上記タツチキイー用分割接点が位置する部分
    と、上記表示用窓が位置する部分とに窓穴を有
    して成る空隙用穴板と、 C 裏面側が上記空隙用穴板の前面側に貼着さ
    れ、少なくともその裏面側の上記タツチキイー
    用分割接点に対して上記空隙用穴板の穴を介し
    て対向する導通用電極を有し、表側の面にシー
    ルド用透明導電膜が形成された導電膜付透明フ
    イルムと、 D この導電膜付透明フイルムの導電膜と上記プ
    リント配線板に形成したアース導体の間を導通
    させる導電箔と、 E この導電膜付透明フイルムの前面側に積層さ
    れ上記表示用窓穴と対向する部分が透明窓とさ
    れ、この透明窓を除く部分が導電膜付透明フイ
    ルムの前面側に貼着され、上記タツチキイー用
    分割接点部分にタツチキイー用マークが施され
    た表面シートと、 F 上記表示用窓内に組込まれる透明樹脂板でな
    る窓板を中央部分に有し、上記プリント配線
    板、空隙用穴板を積層した部分が収納される凹
    面部を周辺部分に有するパネル枠と、 から成るブラウン管表示装置。
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