JPH0143703Y2 - - Google Patents

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JPH0143703Y2
JPH0143703Y2 JP18596283U JP18596283U JPH0143703Y2 JP H0143703 Y2 JPH0143703 Y2 JP H0143703Y2 JP 18596283 U JP18596283 U JP 18596283U JP 18596283 U JP18596283 U JP 18596283U JP H0143703 Y2 JPH0143703 Y2 JP H0143703Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動現像装置の改良、特にその処理槽
内の処理液を補充及び循環させる装置の改良に関
するものである。
〔従来技術〕
処理液を処理槽貯溜タンクから供給ポンプを介
して処理槽内に補充する自動給液装置と、処理槽
内の処理液の不純物を濾過するフイルターを介し
て処理槽内の処理液温度、濃度を均一に保つため
に処理液を循環する循環ポンプからなる循環装置
とを有する自動現像装置において、従来自動給液
の開始及び終了は液位の上、下限の液位感知セン
サの入力信号により供給ポンプを運転、停止する
方式であり、処理液の循環は液位が上限に達した
時の液位上限の液位感知センサの入力信号又は処
理液槽内のサーモスタツトの温度調節開始時の信
号により回り始めるものであつた。しかし、この
循環方式では液位上限の液位感知センサの入力信
号によるため処理液槽が満水になつたとき、循環
ポンプが回り始めるので、循環系特にフイルター
に溜つていた空気が処理槽内に吹き出し、処理液
がオーバーフローして隣接された他の処理槽に入
り込んで処理液の組成を変化させたり、吹き出し
た空気分だけ液位が下がつてしまい、感光材料の
現像処理上、現像ムラ等の不具合を発生させる問
題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の欠点に鑑みなされたもので、循
環系に入り込んだ空気を処理槽が満水になる前
に、循環ポンプを回して吹き出させ、現像処理の
安定化を図つた自動現像装置を提供することを目
的とする。
〔考案の構成〕
上記の目的を達成するため、本考案において
は、処理槽内の処理液が満水であることを検知す
る上限検知手段と、処理槽内の処理液が必要量よ
り少ないことを検知する下限検知手段を処理槽に
設けると共に、感光材料を現像処理する処理槽内
に処理液を供給する自動給液装置と、前記処理槽
内の処理液を循環させる循環装置と、前記下限検
知手段により前記自動給液装置を駆動させ、前記
上限検知手段により前記自動給液装置の駆動を停
止する自動給液装置制御手段と、前記自動給液装
置が駆動することにより前記処理槽内に処理液を
供給してから前記上限検知手段が処理液の満水を
検知するまでの間に、前記循環装置を駆動させる
循環装置制御手段を備えたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を自動現像装置の現像
液槽に適用した場合を図面に基づいて説明する。
自動現像装置1は外光を遮閉するハウジング2
を備え、このハウジング2の前部には感光材料3
を供給する供給台4が、後部には処理された感光
材料3が取出される捕集ラツク5が設けらる。こ
の自動現像装置1が設置される場合、前記供給台
4は暗室側に、また捕集ラツク5は明室側に位置
される。前記供給台4に臨んで位置された感光材
料取入口6と、捕集ラツク5に付設される感光材
料取出口7との間、即ちハウジング2の内部に
は、等速で駆動される多数の搬送ローラ8を有す
る搬送装置9で構成される蛇行した感光材料搬送
路10が形成される。そして、ハウジング2の内
部にはこの感光材料搬送路10に沿つて順次隣り
合わされた現像液槽11、定着液槽12、水洗槽
13、乾燥装置14が配置され、感光材料取入口
6から挿入された感光材料3は感光材料取出口7
から取出されるまでの間に現像処理される。
前記現像液槽11には現像液15を補充するた
めの自動給液装置(図示せず)が設けられ、該自
動給液装置は現像液を予め用意した現像液貯溜タ
ンク(図示せず)と、現像液貯溜タンクの現像液
15を供給配管(図示せず)を介して前記現像液
槽11に補充する供給ポンプ(図示せず)と、現
像液槽11内の現像液15が不足又はオーバーフ
ローするのを防ぐために該現像液槽11の側壁1
6に設けられた上、下限の液位検知手段である液
位感知センサ17,18とから構成されている。
また、現像液槽11内の現像液15の温度、濃
度を均一にすると共に現像液15の不純物を濾過
するための循環装置19が現像液槽11下部に設
けられ、該循環装置19は現像液槽11底部20
に吸入口21、吐出口22を設け、その間の循環
系23にフイルター24と循環ポンプ25を配設
し、前記自動給液装置の下限の液位感知センサ1
8により自動給液スイツチ30を作動させ、この
入力信号を遅延させる電装部26に設けた遅延時
間を調整できるタイマ27及びリレー28を介し
て制御されると共に、現像液槽11の側壁16の
中央に設けられた設定温度が調節できるサーモス
タツト29によつても制御されるよう構成されて
いる。
このように構成すると、現像液槽11内の現像
液15が感光材料3を処理するにつれて、液位が
下がり現像液15が不足すると、下限の液位感知
センサ18が作用した時又は現像液槽11に液を
供給するために自動給液スイツチ30を作動させ
た時、自動給液装置の供給ポンプと循環装置19
のタイマ27及びリレー28に通電され、現像液
15が供給されると共に、現像液15が満水(上
限の液位感知センサ17が作用)する前のタイマ
27によつて設定された遅延時間で循環装置19
の循環ポンプ25を駆動させ、循環装置19の循
環系23の特にフイルター24に溜つていた空気
を現像液15が現像液槽11を満たす前に吹き出
すことができ、従来の満水時に循環装置19を駆
動するもののように吹き出し空気によつて現像液
15がオーバーフローして他の処理槽の処理液に
混入する不具合の発生を防止することができる。
なお、自動給液装置の現像液15の供給は、勿論
上限の液位感知センサ17の入力信号により停止
される。また、タイマ27は遅延時間が調整可能
なので、現場の使用状況に合わせることができ
る。
なお、本実施例の循環装置を始動させるタイマ
及びリレーの制御は現像液槽のみに適用させた
が、他の処理槽例えば定着液槽及び水洗槽にも適
用でき、また複数の処理槽にも同時に適用できる
ことは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した如く、処理槽内の処理液
が満水であることを検知する上限検知手段と、処
理槽内の処理液が必要量より少ないことを検知す
る下限検知手段を処理槽に設けると共に、感光材
料を現像処理する処理槽内に処理槽を供給する自
動給液装置と、前記処理槽内の処理液を循環させ
る循環装置と、前記下限検知手段により前記自動
給液装置を駆動させ、前記上限検知手段により前
記自動給液装置の駆動を停止する自動給液装置制
御手段と、前記自動給液装置が駆動することによ
り前記処理槽内に処理液を供給してから前記上限
検知手段が処理液の満水を検知するまでの間に、
前記循環装置を駆動させる循環装置制御手段を備
えたから、すでに循環系特にフイルターに溜つて
いた空気を従来の如く満水時に吹き出させないた
め、処理液槽から処理液をオーバーフローさせる
ことがなく、隣接した他の処理槽内の処理液に混
入させないので、他の処理液の組成を変化させた
り、吹き出した空気分だけ液位が下がることがな
く、感光材料の現像処理を良好に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示した自動現像装置
の断面正面図である。 1……自動現像装置、3……感光材料、11…
…現像液槽、15……現像液、17,18……液
位感知センサ、19……循環装置、24……フイ
ルター、25……循環ポンプ、26……電装部、
27……タイマ、28……リレー、30……自動
給液スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 処理槽内の処理液が満水であることを検知す
    る上限検知手段と、処理槽内の処理液が必要量
    より少ないことを検知する下限検知手段を処理
    槽に設けると共に、感光材料を現像処理する処
    理槽内に処理液を供給する自動給液装置と、前
    記処理槽内の処理液を循環させる循環装置と、
    前記下限検知手段により前記自動給液装置を駆
    動させ、前記上限検知手段により前記自動給液
    装置の駆動を停止する自動給液装置制御手段
    と、前記自動給液装置が駆動することにより前
    記処理槽内に処理液を供給してから前記上限検
    知手段が処理液の満水を検知するまでの間に、
    前記循環装置を駆動させる循環装置制御手段を
    備えたことを特徴とする自動現像装置。 2 前記循環装置制御手段は、自動給液装置が処
    理槽内に処理液の供給を開始してから上限検知
    手段が処理液の満水を検知するまでの間の所定
    時間経過後に、循環装置を駆動させるタイマで
    ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動
    現像装置。
JP18596283U 1983-12-01 1983-12-01 自動現像装置 Granted JPS6094656U (ja)

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JP18596283U JPS6094656U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 自動現像装置

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JP18596283U JPS6094656U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 自動現像装置

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Publication Number Publication Date
JPS6094656U JPS6094656U (ja) 1985-06-27
JPH0143703Y2 true JPH0143703Y2 (ja) 1989-12-19

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JP18596283U Granted JPS6094656U (ja) 1983-12-01 1983-12-01 自動現像装置

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JPS6094656U (ja) 1985-06-27

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