JPH0143617Y2 - - Google Patents

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JPH0143617Y2
JPH0143617Y2 JP1988152975U JP15297588U JPH0143617Y2 JP H0143617 Y2 JPH0143617 Y2 JP H0143617Y2 JP 1988152975 U JP1988152975 U JP 1988152975U JP 15297588 U JP15297588 U JP 15297588U JP H0143617 Y2 JPH0143617 Y2 JP H0143617Y2
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この考案は、加工食品、菓子等の固形物を一定
重量ずつ自動的に袋等に入れるための組合せ計量
をおこなう組合せ秤に関する。 (従来技術) 従来の組合せ秤には、複数の計量槽にそれぞれ
収容した被計量物品の重量に対応する計量信号
を、各計量槽ごとに設けた重量検出器により求
め、それらを種々組合せて、その組合せた計量信
号の和が予め定めた重量(目標重量ともいう)の
値にほぼ等しい組合せを選択し、その組合せに係
る計量槽から被計量物品を排出し、所望重量分袋
等に詰められるよう計量するものがあつた。 このような組合せ秤において組合せ精度を高め
る一つの手段として、得られる組合せ数を増加さ
せれること、即ち、重量検出器を備えた計量槽の
数を増加させることが考えられる。 (考案が解決しようとする課題) しかし、価格的に、重量検出器を備えた計量槽
が組合せ秤全体の価格に占める割合は大きく、又
この計量槽が増えることに起因して該計量槽への
供給装置、増幅器等の周辺機器が増加し、このた
め上述のように組合せ精度を高めるために計量槽
の数を増加させることは製品価格を大幅に押し上
げることになり、価格的に製品の需要者層を狭め
てしまうという問題があつた。 また、このような形式の組合せ秤では、具体的
には14〜15個の計量槽を備えているが、このよう
に計量槽の数が多い場合にはそれらに付設される
供給装置も多くなり、この結果供給装置を含めた
組合せ秤全体の外形が大きくなり、設置のための
平面スペースが大きくなる欠点も生ずる。 ところで、価格を上げることなく組合せ精度を
高める手法として、重量検出器を備えた計量槽を
1台だけ設け、ここで計量した後で、該計量槽の
下流側に設けられた複数の補助槽に被計量物品を
移送し、この移送と同時にその計量信号を各補助
槽に対応する記憶器に記憶させてから、組合せを
行うもの(特開昭55−143414号)も本出願人によ
り提供されている。 しかし、この装置では上記の価格の問題は解決
するが、組合せを行つている時間よりも各補助槽
への移送にかかる時間が長くなり、装置全体の稼
働時間が長くなるという問題があつた。 本考案は、上記現況に鑑みおこなわれたもの
で、組合せ精度が高く且つ稼働時間(処理時間)
が長くなることがなく、しかも価格的にも安価な
組合せ秤、即ち、所謂コストパーフオーマンスに
優れた組合せ秤を提供することを目的とする。 (課題を解決するための手段) この考案にかかる組合せ秤は、複数の計量され
た被計量物品を組合せて目標重量に対して許容範
囲内の組合せを得るよう構成された組合せ秤にお
いて、 上記被計量物品の計量をおこなう複数の計量槽
と、上記計量槽で計量後の被計量物品を組合せを
おこなう際に溜めておくため各計量槽毎にその下
流側に各一対設けられた補助槽と、上記一対の補
助槽のうちの空になつている補助槽にその上流側
の各計量槽から選択的に被計量物品を供給する供
給手段と、上記各補助槽に対応するよう設けられ
該対応する各補助槽内の被計量物品の計量値を記
憶する補助槽記憶器と、これら補助槽記憶器の記
憶値を種々組合せてその中から最適の組合せを選
択する組合せ装置と、上記複数の計量槽のうち空
になつた計量槽に被計量物品を選択的に供給する
供給装置を有することを特徴とする。 (作用) しかして、上述のように構成された組合せ秤で
は、計量槽で計量するごとにその計量物品を従属
する補助槽に移すと共に、補助槽記憶器に計量信
号を記憶させ、この記憶値を用いて組合せを行
う。そして、この組合せをおこなつている間、計
量槽では並行して計量をおこなう。 この場合に、補助槽の数を所望の組合せ精度を
維持するのに十分な(足りる)数にしておけば、
計量槽の数は従来の計量槽のみの組合せ秤に比べ
て約55〜60%程度の数でよい。 例えば、従来の計量槽のみからなる形式の組合
せ秤において、計量槽が10台であるとすると、組
合せ精度に影響を与える得られる組合せ数は210
−1=1023であるが、この考案による組合せ秤で
は、計量槽を6台とし、各計量槽に2台づつ補助
槽を設けると、得られる組合せ数は212−1=
4095となる。この場合に、条件的に悪い状態、即
ち、1台の計量槽に従属する補助槽二つが組合せ
に選択されて一対の補助槽から共に被計量物品が
排出されたときには、次の計量にはその内の1台
の補助槽だけに被計量物品が供給されないが、そ
の場合にも、組合せ数は211−1=2047の組合せ
が得られる。さらに、悪い状態(本出願人のコン
ピータを使用したシユミレーシヨンによれば、こ
のような状態は、確率的に非常に低く略0.15〜
0.25%程度しかない)、即ち、殆ど無視し得る程
度ではあるが上述のような状態が二対の補助槽に
生じた場合においてさえも、組合せ数は210−1
=1023で、従来の10台の計量槽のみからなる組合
せ秤と同じ精度が得られる。従つて、計量作業の
うち大部分の時間においては、計量槽の数を少な
くできるうえに、より組合せ精度を高めることが
できることとなる。 また、第3図の従来の補助槽を有しない組合せ
秤とこの考案による組合せ秤のタイムチヤートか
らも判るように、従来のものでは組合せを選択し
ている間は次回の被計量物品を計量することがで
きないが、 本考案にかかる組合せ秤の場合には、被計量物
を補助槽に収容して組合せを選択している間に計
量槽では次回の被計量物品を計量できるので、組
合せ時間が短縮できる。即ち、計量槽では計量時
間が全体の処理時間に占める割合が高いため、計
量槽と補助槽との必要な処理時間を比較すると計
量槽の時間の方が多いため、本考案では組合せ演
算は補助槽でおこなうことにより、組合せ秤全体
の処理時間を短縮することができる。 このため、上記従来の計量槽のみからなる形式
のものに比べて計量槽の数が少なくとも、全体の
処理能力においてもやや勝ることとなる。 例えば、ほぼ同等の組合せ精度が得られる場合
についてコンピユータを用いてシユミレーシヨン
した場合、即ち、従来の14台の計量槽のみからな
る組合せ秤で一分間あたりの処理能力が110〜120
個となるのに対して、本考案の計量槽8個と補助
槽16個からなる組合せ秤においては一分間あたり
の処理能力は組合せ演算時間分だけ向上し、概ね
120〜135個程度となり、処理能力の点においても
本考案にかかる組合せ秤の方が優れている。即
ち、一般的には、同等の組合せ精度が得られる場
合に、従来の計量槽のみからなる組合せ秤に比べ
て処理能力(処理速度)は8〜15%程度向上する
ことが確認されている。 (実施例) 以下、この考案を図示の1実施例に基づいて説
明する。第1図において、1は供給装置、2は分
散装置で、供給装置1から分散装置2へ供給され
た被計量物品は分散装置2の投入ゲート3,4を
介して溜槽5,6に供給され、更に溜槽5,6の
排出ゲート7,8を介して計量槽9,10に供給
され、ここでロードセル11,12を用いて計量
される。計量槽9で計量した被計量物品は排出ゲ
ート13を介して補助槽14,15に供給され、
同様に計量槽10で計量した被計量物品は排出ゲ
ート16を介して補助槽17,18に供給され
る。19は切換装置で、補助槽14,15に被計
量物品を供給するために、通常補助槽14が計量
槽9の下方に位置しているが、補助槽15が計量
槽9の下方に位置するように補助槽14,15を
移動させるものであり、補助槽15への供給完了
後、再び第1図に示すように計量槽9の下方に補
助槽14が位置する状態に補助槽14,15を復
帰させる。20も切換装置で、補助槽17,18
に被計量物品を供給するために、通常補助槽17
が計量槽10の下方に位置しているが、補助槽1
8が計量槽10の下方に位置するように補助槽1
7,18を移動させるもので、補助槽18への供
給完了後、再び第1図に示すように計量槽10の
下方に補助槽17が位置する状態に補助槽17,
18を復帰させる。補助槽14,15,17,1
8内の被計量物品は排出ゲート21,22,2
3,24を介して集合シユート25に排出され
る。なお、溜槽5,6には被計量物品を排出した
後に自動的に分散装置2から新たな被計量物品が
供給され、同様に計量槽9,10にも被計量物品
を排出した後に自動的に溜槽5,6から新たな被
計量物品が供給される。また、排出ゲート7,
8,13,16,21,22,23,24は一度
開かれると自動的に閉じられるように構成されて
いる。 今、計量槽9,10には被計量物品が供給され
ており、ロードセル11,12が発生した信号は
第2図に示す重量変換器26,27によつて計量
信号に変換されており、かつ溜槽5,6にも被計
量物品が供給されており、補助槽14が計量槽9
の下方に、また補助槽17が計量槽10の下方に
各々位置しているとする。 この状態において、スタート信号が供給される
と、スタート信号はオア回路26a,27aを介
してワンシヨツトマルチバイブレータ(以後
OMVと称す。)28,29に供給され、OMV2
8,29は所定期間だけゲート回路30,31を
開いて、重量変換器26の計量信号を補助槽記憶
器32に、また重量変換器27の計量信号を補助
槽記憶器33にそれぞれ記憶させる。同時にスタ
ート信号はオア回路34,35を介して計量槽9
の排出ゲート13の制御回路36、計量槽10の
排出ゲート16の制御回路37に供給され、これ
ら制御回路36,37は排出ゲート13,16を
開いて、計量槽9,10の被計量物品を補助槽1
4,17に供給する。なお、空になつた計量槽
9,10には溜槽5,6から新たに被計量物品が
供給されて、重量変換器26,27は新たに計量
信号を発生する。 補助槽14,17に被計量物品が供給される
と、スタート信号を遅延させた遅延回路38,3
9が出力を発生する。これら出力はオア回路4
0,41を介して切換装置19,20に供給さ
れ、切換装置19,20は、補助槽15を計量槽
9の下方に、補助槽18を計量槽10の下方に移
動させる。このとき、オア回路42,43を介し
て供給された遅延回路38,39の出力をさらに
遅延させた遅延回路44,45の出力がオア回路
34,35を介して計量槽9の排出ゲート13の
制御回路36、計量槽10の排出ゲート16の制
御回路37に供給され、これら制御回路36,3
7は排出ゲート13,16を開いて補助槽15,
18に被計量物品を供給する。供給完了後、補助
槽14,15,17,18は第1図に示す状態に
復帰する。遅延回路38,39の出力はOMV4
6,47にもオア回路46a,47aを介して供
給されており、OMV46,47はゲート回路4
8,49を所定期間開いて重量変換器26の計量
信号(補助槽15に供給された被計量物品の計量
信号)を補助槽記憶器50に、また重量変換器2
7の計量信号(補助槽18に供給された被計量物
品の計量信号)を補助槽記憶器51に記憶させ
る。なお、このときゲート回路30,31は既に
閉じられているので、補助槽記憶器32,33の
記憶値(補助槽14,17に供給された被計量物
品の計量信号)は変化しない。更に計量槽9,1
0が空になると溜槽5,6より計量槽9,10に
新たに被計量物品が供給されて計量が行われる
が、ゲート回路30,31,48,49は閉じら
れているので、補助槽記憶器32,33,50,
51の記憶値は変化しない。 補助槽記憶器50,51に計量信号が記憶され
たとき、スタート信号を遅延させていた遅延回路
52が出力を発生し、これに基づいて組合せ発生
器53が組合せ信号を順次発生していく。組合せ
発生器53は、この実施例では各補助槽記憶器3
2,50,33,51にそれぞれ対応する4つの
段54,55,56,57を有する2進カウンタ
より構成されており、次に示す15通りの組合せ信
号を発生する。
【表】 組合せ発生器53の段54は、選択回路58の
補助槽記憶器32に対応するゲート回路59に、
段55は補助槽記憶器50に対応するゲート回路
60に、段56は補助槽記憶器33に対応するゲ
ート回路61に、段57は補助槽記憶器51に対
応するゲート回路62にそれぞれ接続されてお
り、各ゲート回路59乃至62は対応する段の出
力が「1」のとき開いて、補助槽記憶器32,5
0,33,51の記憶値を加算器63に供給す
る。従つて、加算器63は順次15通りの加算信号
を発生する。 また、組合せ発生器53の段54,55,5
6,57は組合せ記憶器64の補助槽記憶器3
2,50,33,51に対応する段65,66,
67,68にも接続されている。 加算器63が順次発生した15通りの加算値は判
定器69において設定器70に設定されている計
量目標値と比較され、当初計量目標値に近い組合
せ信号を組合せ記憶器64に記憶させ、以後これ
よりも計量目標値に近いものがあるたびに組合せ
記憶器64の記憶値を更新させるもので、15通り
の組合せが全て終了したとき、組合せ記憶器64
には計量目標値またはこれに最も近い組合せ信号
が記憶されている。判定器69の構成は公知であ
るので、詳細な説明は省略する。 全ての組合せが終了したとき、アンド回路53
aによつて組合せ記憶器64の各段の出力側に設
けたゲート回路71乃至74が開かれる。このと
き組合せ記憶器64の記憶値が上記の表の組合せ
番号1のもの、すなわち補助槽14のみが選択さ
れた場合、組合せ記憶器64の段65乃至68に
は順に1,0,0,0が記憶されており、これら
各段の出力に基づいて補助槽14の排出ゲート2
2の制御回路75のみが作動し、排出ゲート22
が開かれ、被計量物品が集合シユート25に排出
され、段65,66の出力に基づいて投入制御装
置76が出力aを発生する。この出力aにより計
量槽9の排出ゲート制御回路36が作動し、排出
ゲート13が開かれ計量槽9より補助槽14に被
計量物品が供給され、同時に出力aがオア回路2
6aを介してOMV28に供給され、ゲート回路
30が所定期間だけ開かれ、補助槽記憶器32に
計量信号が供給される。上記の表の組合せ番号4
の場合も補助槽17の排出ゲート制御回路77、
投入制御装置78によつて同様に排出ゲート2
3,16が制御される。 また組合せ記憶器64の記憶値が上記の表の組
合せ番号2のもの、すなわち補助槽15のみが選
択された場合、組合せ記憶器64の各段65乃至
68には順に0,1,0,0が記憶されており、
これに基づいて補助槽15の排出ゲートの制御回
路79のみが作動し、排出ゲート21が開かれ、
補助槽15から集合シユート25に被計量物品が
排出される。また段65,66の出力に基づいて
投入制御装置76が出力bを発生し、この出力b
はオア回路40を介して切換装置19に供給さ
れ、切換装置19は補助槽15を計量槽9の下方
に移動させる。移動完了時にオア回路42を介し
て供給された出力bを遅延させた遅延回路44の
出力がオア回路34を介して計量槽9の排出ゲー
ト制御回路36に供給され、排出ゲート13が開
かれ補助槽15に被計量物品が供給され、オア回
路46aを介してOMV46に供給された出力b
によつてゲート回路48が所定期間だけ開かれ、
補助槽記憶器50に計量信号が記憶される。上記
の表の組合せ番号8の場合も補助槽18の排出ゲ
ート制御回路80、投入制御装置78によつて同
様に排出ゲート24,16が制御される。 更に組合せ記憶器64の記憶値が上記の表の組
合せ番号3のもの、すなわち補助槽14,15が
共に選択された場合、組合せ記憶器64の各段6
5乃至68には順に1,1,0,0が記憶されて
おり、これに基づいて補助槽14の排出ゲート制
御回路75、補助槽15の排出ゲート制御回路7
9が作動し、排出ゲート22,21が開かれ、補
助槽14,15から被計量物品が集合シユート2
5に排出される。同時に段65,66の出力に基
づいて投入制御装置76が出力aを発生し、補助
槽14のみに被計量物品を供給し、補助槽記憶器
32のみの記憶値を更新する。これは組合せ計量
の速度を速くするためである。上記の表の組合せ
番号12の場合も同様に制御される。他の組合せ番
号の場合は、今まで説明したものの組合せとなる
ので、その説明は省略する。補助槽への投入が完
了後、再び組合せ発生器53が作動し、組合せを
再開する。 尚、上記の実施例では説明を簡略化するために
計量槽を2台としたが、その台数は適当に増加さ
せることができ、通常の組合せ秤においては一般
的に計量槽の数は組合せ精度との関係より6〜10
台程度のものが一般的である。また、上記実施例
では、補助槽への被計量物品の移送を切換装置を
用いて行つたが、切換シユートのダンパーを切換
えることによつて、計量槽を傾けることによつ
て、あるいは計量槽に複数の排出ゲートを設けて
このゲートを交互に開くことによつて移送するよ
う構成してもよい。また最適の組合せを得るため
の選択回路、加算器63、判定器68による組合
せ装置の構成は公知の種々のものに変更できる。 (考案の効果) 本考案にかかる組合せ秤では、上述のように構
成することにより、従来の計量槽のみからなる組
合せ秤と同じあるいはそれ以上の組合せ精度およ
び処理能力を維持しているため、高性能の組合せ
秤を上記従来のものに比べてコンパクトに価格的
にも大幅に安価に供給することができる。 即ち、計量槽の数を概ね従来の計量槽のみから
なる組合せ秤に比べて55〜60%程度の数にするこ
とができるので、高価な計量槽が減少して価格が
下がるとともに、該計量槽の数が減少することに
よつて、計量槽に設けられている重量検出器のた
めの増幅器(アンプ)、計量槽への供給装置等の
周辺機器が減少するため全体の価格が大幅に下が
ることとなる。また、供給装置については、分散
型あるいは独立型のものを問わず容積的にかなり
大きいが、これらを減少させることにより供給装
置を含めた組合せ秤全体の大きさ(容積)を大幅
にコンパクトにすることができ、この結果、占有
床面積をかなり小さく(30%程度小さく)するこ
とができる。 さらに、上記計量槽が減少することに起因し
て、組合せ秤の組立の際の手間、経費が大幅に削
減できる。即ち、秤の場合、現場での組立作業に
おいて重量検出器部分の組立調整は、手間のかか
る且つ難しい作業内容となるが、本考案ではこの
ような作業を必要とする計量槽が大幅に削減でき
るため、この組立調整が非常に楽になり、且つ組
立調整にかかる費用も安価になる。 また、同様に、組合せ秤のユーザー側にとつて
も、手間のかかる調整と保守が適宜必要とされる
上記重量検出器あるいはそのための増幅器等の台
数が大幅に減少することにより、この調整あるい
は保守のための時間と人員が削減でき、より簡単
に使用することが可能となる。特に、熟練工が必
要とされる上記作業量が大幅に減少することは、
メーカーあるいはユーザーにとつて、熟練工を得
ることが難しい今日において、上記作用効果の有
する意義は大きい。 上述のように、従来の組合せ秤に比べて能力を
維持しつつ価格的に大幅に安価にすると共にコン
パクト化が可能であり、また保守等も容易にな
り、この結果、省力化及び省スペース化にも役立
つ、優れた性能を有する組合せ秤を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による組合せ秤の概略構成
図、第2図は同組合せ秤のブロツク図、第3図
a,bは同組合せ秤と従来の組合せ秤のタイムチ
ヤートである。 9,10……計量槽、14,15,17,18
……補助槽、32,33,50,51……補助槽
記憶器、19,20……切換装置、53……組合
せ発生器、58……選択回路、63……加算器、
64……組合せ記憶器、69……判定器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の計量された被計量物品を組合せて目標重
    量に対して許容範囲内の組合せを得るよう構成さ
    れた組合せ秤において、 上記被計量物品の計量をおこなう複数の計量槽
    と、上記計量槽で計量後の被計量物品を組合せを
    おこなう際に溜めておくため各計量槽毎にその下
    流側に各一対設けられた補助槽と、上記一対の補
    助槽のうちの空になつている補助槽にその上流側
    の各計量槽から選択的に被計量物品を供給する供
    給手段と、上記各補助槽に対応するよう設けられ
    該対応する各補助槽内の被計量物品の計量値を記
    憶する補助槽記憶器と、これら補助槽記憶器の記
    憶値を種々組合せてその中から最適の組合せを選
    択する組合せ装置と、上記複数の計量槽のうち空
    になつた計量槽に被計量物品を選択的に供給する
    供給装置を有することを特徴とする組合せ秤。
JP1988152975U 1988-11-24 1988-11-24 Expired JPH0143617Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5043965A (ja) * 1973-08-20 1975-04-21
JPS55143414A (en) * 1979-04-26 1980-11-08 Yamato Scale Co Ltd Automatic meter

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