JPH0142990Y2 - - Google Patents

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JPH0142990Y2
JPH0142990Y2 JP18259184U JP18259184U JPH0142990Y2 JP H0142990 Y2 JPH0142990 Y2 JP H0142990Y2 JP 18259184 U JP18259184 U JP 18259184U JP 18259184 U JP18259184 U JP 18259184U JP H0142990 Y2 JPH0142990 Y2 JP H0142990Y2
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engine
housing
wall
discharge fan
cutter
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JP18259184U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は芝刈機のエンジン取付構造に関する。
(従来の技術) 動力式芝刈機における従来のエンジン取付構造
を第1図に示す。本図において、1は動力源たる
エンジンであり、エンジン1のシリンダ1aは横
置きであり、このためクランクシヤフト2は縦置
きとなつている。3はカツタハウジングで、3
a,3aはスクロール部を成し、且つ図示中央部
には、ハウジング内壁3bが下方に延出する如く
形成されている。内壁3bは例えば円筒形状を成
し、下方は開放され、この内壁3bの内部空間に
はデイスチヤージフアン4が配設される。エンジ
ン1は、そのオイルパン5がハウジング3におけ
る取付部3c…にボルト6等で固設されることに
よりハウジング3内に配される。そしてクランク
シヤフト2の下部の出力部2aは下方へ延出さ
れ、この出力部2aにカツタブレード7と上記デ
イスチヤージフアン4が固定されるのである。
(考案が解決しようとする問題点) 前述の従来の取付構造によれば、図示される如
くエンジン1を固設するための締付ピツチ8がハ
ウジング内壁3bの直径よりも小さいものであつ
た。従つてカツタハウジング3を形成する材料の
剛性が高いときには斯かる構造によつても強度的
に十分耐え得るものであるが、剛性が低いもので
あると荷重がハウジング3の中央部に集中するた
めハウジング3の部分A,Aが曲がり、エンジン
1が沈むおそれが生じる。特にカツタハウジング
3を合成樹脂などで作ろうとする場合にはこのよ
うな問題が大きくなる。
(問題点を解決するための手段) 而して本考案は、エンジンを固設するための複
数の締付部をデイスチヤージフアンのフアンガー
ドをなすカツタハウジングの内壁の外側の位置に
設けるように構成した。
(作用) 斯かる構成によれば、カツタハウジングに加わ
るエンジンによる荷重が分散され、且つ広面積と
なつたオイルパンを補強部材として使用すること
ができ、全体としてカツタハウジングの強度を高
くすることができる。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第2図は歩行型の動力式芝刈機9の外観を示す
斜視図である。合成樹脂で成形したカツタハウジ
ング10の四隅に左右の前輪11,11、後輪1
2,12の四輪を備え、ハウジング10の中央部
にはエンジン13を備え、これの周りはエンジン
カバー14で覆われている。ハウジング10の後
部左右には後上方にハンドル15が延設され、ま
たハウジング10の後方に刈り取つた芝を収納す
るグラスバツグ16が付設されている。
第3図は本考案に係るエンジン取付構造を示す
要部の縦断面図である。本図において、13はエ
ンジンで、シリンダ13aは横向きで配設され、
且つクランクシヤフト17は縦向きに配置され
る。18はエンジン13のオイルパンであり、ク
ランクシヤフト17の下部は図中オイルパン18
の中央部より下方へ延出され、出力部17aとな
つている。一方10はカツタハウジングであり、
ハウジング10の図中左右部分10a,10aは
スクロール部である。そしてハウジング10の中
央部には開口部10bが形成され、開口部10b
の中心部にて前記出力部17aが挿通せしめられ
る。
開口部10bの周辺にはハウジング内壁10c
がハウジング10と一体となつて形成され、且つ
内壁10cの下部は開放されている。また図示さ
れていないが内壁10cの円周部の一部には開口
部が形成されている。
内壁10cの内部にはデイスチヤージフアン1
9が配置され、且つその下側にはカツタブレード
20が配置され、これらのデイスチヤージフアン
19及びカツタブレード20は同軸たる前記出力
部17aに固設されている。斯かる構成によれ
ば、ハウジング内壁10cはほぼ円筒形状にてデ
イスチヤージフアン10cの周囲を囲繞すること
になり、フアンガードとしての機能を有する。
上記においてエンジン13が作動し、クランク
シヤフト17が回転するとブレード20とデイス
チヤージフアン19は共に回転駆動され、ブレー
ド20で芝を刈り、デイスチヤージフアン19で
刈り取つた芝をグラスバツク15へ移送する。
以上において内壁10cの外側のハウジング1
0の部分にエンジン取付用のボス部10d,10
dを形成する。このボス部10dは複数設けら
れ、且つこのボス部10d…にボルト21…を配
してエンジン13のオイルパン18を固設する。
斯かる構造によればハウジング10のスクロール
部10aとボス部10dがつながり、以つて剛性
を有するオイルパン18がハウジングスクロール
部10aとつながるためハウジング10の剛性の
低いところをオイルパン18で補うことができ
る。
斯くして上記取付構造を採用すれば、エンジン
の取付部のピツチが大きくなり、エンジンの荷重
がハウジング10において分散され、これによつ
て全体としてカツタハウジング10の強度が高め
られ、エンジン13の沈み込みを防止することが
できる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によれば、
エンジンのハウジングに対する荷重を分散せし
め、これによつてエンジンの沈み込みを防止し、
有効なる芝刈りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエンジン取付構造を示す要部縦
断面図、第2図は本考案に係る芝刈機の外観斜視
図、第3図は本考案に係るエンジン取付構造を示
す要部縦断面図である。 図面中、1,13はエンジン、2,17はクラ
ンクシヤフト、3,10はカツタハウジング、
4,19はデイスチヤージフアン、5,18はオ
イルパン、7,20はカツタブレードである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレード及びデイスチヤージフアンを回転駆動
    するエンジンを搭載する芝刈機において、上記デ
    イスチヤージフアンのフアンガードをなすカツタ
    ハウジングの内壁の外側に上記エンジンを固定す
    る締付部を配したことを特徴とする芝刈機のエン
    ジン取付構造。
JP18259184U 1984-12-01 1984-12-01 Expired JPH0142990Y2 (ja)

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JP18259184U JPH0142990Y2 (ja) 1984-12-01 1984-12-01

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JP18259184U JPH0142990Y2 (ja) 1984-12-01 1984-12-01

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Publication Number Publication Date
JPS6198427U JPS6198427U (ja) 1986-06-24
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JP18259184U Expired JPH0142990Y2 (ja) 1984-12-01 1984-12-01

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US4731981A (en) * 1986-01-14 1988-03-22 Tecumseh Products Company Crankshaft impact protector

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JPS6198427U (ja) 1986-06-24

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