JPH0142702Y2 - - Google Patents

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JPH0142702Y2
JPH0142702Y2 JP13397783U JP13397783U JPH0142702Y2 JP H0142702 Y2 JPH0142702 Y2 JP H0142702Y2 JP 13397783 U JP13397783 U JP 13397783U JP 13397783 U JP13397783 U JP 13397783U JP H0142702 Y2 JPH0142702 Y2 JP H0142702Y2
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JP
Japan
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terminal
power supply
supply line
locking groove
solenoid
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JP13397783U
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JPS6040871U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電磁弁の給電線接続装置に関するも
のである。
従来、電磁弁に給電線を接続する各種の手段が
知られているが、それらの手段による接続作業は
いずれも煩雑であるだけでなく、その作業を行う
ためには工具を必要とするという難点があつた。
例えば、実開昭55−130973号公報には、励磁用コ
イルと電気的に導通する雄側端子金具をソレノイ
ドの外部に突出させた電磁弁が示されているが、
給電線を接続するには上記雄側端子金具に適合す
る雌側端子金具を必要とするだけでなく、その雌
側端子金具を給電線の端部に半田付けあるいは圧
着接続するための工具が必要である。また、実公
昭50−36698号公報には、給電線の端部をソレノ
イドコイルに通じる端子にねじ止めするいわゆる
ターミナル形と呼ばれるコネクタ装置が示されて
いるが、ねじ止めのための工具を必要とするだけ
でなく、給電線の接続端がねじ止め時の締結力で
破断するのを防止するため、その接続端に圧着端
子を付設するかあるいは半田付けで補強する等の
処置が必要であり、従つてそれらのの処置を行う
ための工具も必要である。
本考案の目的は、電磁弁への給電線の接続を工
具を用いることなく、且つ容易に行うことが可能
な給電線接続装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本考案の給電線接続
装置は、励磁用コイルに導通させた端子を上記コ
イル及びその周囲に磁路を形成する磁気枠と共に
絶縁性合成樹脂で一体化することによりソレノイ
ドを構成し、該ソレノイドにおける給電線接続面
から外部に突出させた上記端子における突出部分
に、上記接続面に略平行に位置させた給電線を挿
入するための係止溝を設け、上記端子と給電線接
続面上に形成した突壁との間に、給電線の一端を
挿入してその他端を端子における係止溝を介して
折り返すための案内溝を形成し、上記端子におけ
る係止溝を、給電線の上記他端を引張することに
より給電線の絶縁被覆を切断して内部の芯線と接
触導通する切断縁を備えたものとして構成したこ
とを特徴とするものである。
上記構成の給電線接続装置においては、給電線
の一端を案内溝に挿入し、その他端を端子の係止
溝を介して反対側に折り返し、その状態で上記係
端を引つ張るだけで給電線の端子に対する係止と
導通とが同時に行われる。
このように、本考案の給電線接続装置によれ
ば、給電線の接続端に雌側端子あるいは圧着端子
が不要であるだけでなく、それらの端子の付設作
業及びそのための工具が不要であり、また上記給
電線の接続端に半田付けしたりねじ止めしたりす
る作業も不要で、当然そのための工具も不要であ
る。
また、上記給電線は折り返した状態で端子に係
止されているため、抜け止め効果が大きく、しか
も端子は絶縁性合成樹脂により磁気枠等と一体化
されているため、それらの強度は著しく大きく破
損等が生じる虞れは極めて少ない。
以下に本考案の実施例を図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図乃至第3図において、1は電磁操作力に
よつて流体の流れ方向を切換える電磁弁を示し、
該電磁弁1は、流体流路を備えた弁本体2とその
流体流路を通断するソレノイド3とによつて構成
されている。
上記ソレノイド3は、励磁用コイル4を捲回し
たボビン5と、その周囲に磁路を形成する磁気枠
6とを備え、該磁気枠6に係止された絶縁材製の
端子台7により板状の端子8,8を装着保持し、
さらに該端子台7の基部を貫通させた端子8,8
のリード部9を任意の手段でコイル4と電気的に
導通させ、その状態で端子台7を絶縁性合成樹脂
11によつてコイル4、ボビン5及び磁気枠6と
一体化したものである。而して、該ソレノイド3
においては、端子台7及び端子8を保護カバー取
付台12における給電線接続面13から外部に突
出させている。なお、上記端子台7はボビン5に
係止した状態で絶縁性合成樹脂により一体化する
こともできる。
上記端子8は、外部への突出部分に形設した一
対の溝、即ち給電線15を接続するための第1の
係止溝16と、逆起電力保護素子や通電表示ラン
プ等の電気機器17を接続するための第2の係止
溝18を備えたものとして構成されている。上記
第1の係止溝16は、上記給電線接続面13と平
行に且つ上向きに開口しており、さらに給電線1
5内に芯線19よりもやや狭に幅で対向する一対
の切断縁21,21を備えている。また、上記第
2の係止溝18は、給電線接続面13と略垂直に
開口しており、その幅は上記電気機器17の一対
のリード線22,22が圧入係止される大きさに
設定されている。
さらに、上記給電線接続面13上には上記端子
8,8と略平行に対向する突壁23,23が形設
され、端子8,8と突壁23,23との間に給電
線15,15を挿入する案内溝24,24が形成
されている。なお、上記突壁23を、第3図に鎖
線で示すように、浮き上がり阻止部25を備えた
断面が略L字状のものとして構成することもで
き、これにより給電線15が案内溝24から浮か
び上がつて外れるのをより確実に防止することが
できる。
上記保護カバー取付台12に取り付けられる保
護カバー26は、任意の手段によつてその取付台
12に着脱可能とすることができ、第1図に示す
取り付け状態における下面に給電線引出用の孔2
7を備えると共に、上面の内側に上記第1の係止
溝16の開口部分に臨む押圧壁28を形設し、そ
の押圧壁28によつて第1の係止溝16内に挿入
された給電線15をその溝16内に押圧するよう
にしている。
上記構成の装置において、給電線15を端子8
に接続するには、給電線15の先端部分31を案
内溝24内に下向きに挿入し、その後給電線15
の基端部分32を端子8の第1の係止溝16を介
して略U字状に折り返し、その状態で上記基端部
分32を矢印方向に引つ張ればよく、これにより
給電線15はその絶縁被覆が切断縁21,21に
よつて切断されながら第1の係止溝16内に入り
込んで、給電線15が端子8に係止されると共に
芯線19と切断縁21,21とが接触導通する。
なお、端子に形設する第1の係止溝の形状とし
ては各種のものを採用することができ、例えば、
第4図A,Bに示すように、鋸歯状の切断縁3
5,36を備えたものとすれば給電線の抜け止め
とその芯線への切断縁35,36の食い付きを増
大させることができ、また同図Cに示すように第
1の係止溝37内に給電線の被覆を突き破つて芯
線に当接する突起38を備えたものとすることも
できる。
さらに、第5図に示すように、一対の端子8,
8の間に1つの突壁39を形設することもでき、
この場合には一対の給電線15,15を互いに離
反する方向に折り返し、その状態で、上記と同様
に基端部分32,32を矢印方向に引つ張ればよ
い。
上記保護カバーを保護カバー取付台に取り付け
る手段としては各種のものを採用することがで
き、例えば第6図あるいは第7図に示すように、
保護カバー取付台41,42の上下面あるいは左
右面にフツク43,44突成し、それらのフツク
43,44を保護カバー45,46の上下面ある
いは左右面に穿設した係止孔47,48に、フツ
ク43,44あるいは保護カバー45,46の弾
性変形等を利用して挿脱するようにすることがで
きる。
なお、上記第6図及び第7図において、絶縁性
合成樹脂によるモールドを、端子台49が保護カ
バー取付台41,42内に完全に埋れた状態とな
るように行うことにより、その端子台49に装着
係止した端子50,51を保護カバー取付台4
1,42に一体化的に係止されると共に、給電線
15を保護カバー45,46の端面に穿設した窓
52,53から引き出すようにした例を示してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図はそ
の保護カバーを取り外し状態の側面図、第3図は
第1図の部分平面図、第4図A〜Cはそれぞれ端
子の異種例を示す部分斜視図、第5図〜第7図は
本考案のそれぞれ異なる実施例の側面図、部分断
面図及び部分斜視図である。 3……ソレノイド、6……磁気枠、8……端
子、11……絶縁性合成樹脂、13……給電線接
続面、16……係止溝、19……芯線、21……
切断縁、23……突壁、24……案内溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 励磁用コイルに導通させた端子を上記コイル及
    びその周囲に磁路を形成する磁気枠と共に絶縁性
    合成樹脂で一体化することによりソレノイドを構
    成し、該ソレノイドにおける給電線接続面から外
    部に突出させた上記端子における突出部分に、上
    記接続面に略平行に位置させた給電線を挿入する
    ための係止溝を設け、上記端子と給電線接続面上
    に形成した突壁との間に、給電線の一端を挿入し
    てその他端を端子における係止溝を介して折り返
    すための案内溝を形成し、上記端子における係止
    溝を、給電線の上記他端を引張することにより給
    電線の絶縁被覆を切断して内部の芯線と接触導通
    する切断縁を備えたものとして構成したことを特
    徴とする電磁弁の給電線接続装置。
JP13397783U 1983-08-30 1983-08-30 電磁弁の給電線接続装置 Granted JPS6040871U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13397783U JPS6040871U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 電磁弁の給電線接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13397783U JPS6040871U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 電磁弁の給電線接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6040871U JPS6040871U (ja) 1985-03-22
JPH0142702Y2 true JPH0142702Y2 (ja) 1989-12-13

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ID=30302030

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13397783U Granted JPS6040871U (ja) 1983-08-30 1983-08-30 電磁弁の給電線接続装置

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JPS6040871U (ja) 1985-03-22

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