JPH0142683B2 - - Google Patents
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- JPH0142683B2 JPH0142683B2 JP56027070A JP2707081A JPH0142683B2 JP H0142683 B2 JPH0142683 B2 JP H0142683B2 JP 56027070 A JP56027070 A JP 56027070A JP 2707081 A JP2707081 A JP 2707081A JP H0142683 B2 JPH0142683 B2 JP H0142683B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C20/00—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like
- A47C20/04—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like with adjustable inclination
- A47C20/048—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like with adjustable inclination by fluid means
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C20/00—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like
- A47C20/08—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like with means for adjusting two or more rests simultaneously
-
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- A47C27/00—Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
- A47C27/08—Fluid mattresses or cushions
- A47C27/081—Fluid mattresses or cushions of pneumatic type
-
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- A47C27/082—Fluid mattresses or cushions of pneumatic type with non-manual inflation, e.g. with electric pumps
-
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- A47C27/10—Fluid mattresses or cushions with two or more independently-fillable chambers
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は病院の標準ベツドフレーム上に載置す
るのに適した支持具に関するものであり、特に複
数個の膨脹可能な空気嚢が支持表面を提供する支
持具、例えば、マツトレスまたはベツド構造に関
するものである。
るのに適した支持具に関するものであり、特に複
数個の膨脹可能な空気嚢が支持表面を提供する支
持具、例えば、マツトレスまたはベツド構造に関
するものである。
英国特許第1474018号明細書には、ベツドの足
部および/または頭部を上昇および降下させる空
気操作ベローを備える上述のタイプのベツドが記
載されている。この英国特許明細書に記載のベツ
ドは移動台に枢着されたサブフレームを備え、移
動台に関してサブフレームの姿勢を変える電気駆
動ラツクのような装置を備えている。膨脹可能な
空気嚢が、サブフレームに枢着されている支持部
材上に取付けられ、ベローがサブフレームに関し
て支持部材の角度を変えるために設けられてい
る。
部および/または頭部を上昇および降下させる空
気操作ベローを備える上述のタイプのベツドが記
載されている。この英国特許明細書に記載のベツ
ドは移動台に枢着されたサブフレームを備え、移
動台に関してサブフレームの姿勢を変える電気駆
動ラツクのような装置を備えている。膨脹可能な
空気嚢が、サブフレームに枢着されている支持部
材上に取付けられ、ベローがサブフレームに関し
て支持部材の角度を変えるために設けられてい
る。
上述の英国特許明細書に記載のベツドは重症患
者を看病するのには有効であることが分かつてい
るが、一層安価に製造することができ、病院の標
準ベツドフレームに取り付けることができる支持
具が必要とされている。
者を看病するのには有効であることが分かつてい
るが、一層安価に製造することができ、病院の標
準ベツドフレームに取り付けることができる支持
具が必要とされている。
本発明は、病院の標準ベツドフレーム上に載置
するのに適した支持具において、患者を支える支
持表面を提供するように配置された複数個の細長
い膨脹可能な空気嚢を備え、該空気嚢は水蒸気を
透過することができる微孔質の布を備え、前記空
気嚢は前記支持具を横切つて延在し、かつ前記ベ
ツドフレームの縦方向に複数個のグループとして
配置され、各グループはそれぞれ前記支持具上に
寝ている患者の身体の異なる部分に対応してお
り、前記支持具は相互に連結されたベース板を備
えていて硬い平坦なベースを提供するベース構
造、および該ベース構造によつて支持されている
各空気嚢グループ毎に1個の管寄せ供給室を備
え、該室は前記ベツドの縦方向に一線に配列され
た複数個の出口を有し、各空気嚢は前記管寄せ供
給室の口と掛合する着脱自在な連結部材を有し、
該連結部材は前記空気嚢を前記支持具の端から端
まで一線に配列させると共に互いに隣接して位置
させる作用をなし、各管寄せ室に可撓性供給導管
を経て加圧空気を該加圧空気が供給される空気嚢
グループに適当な所定の圧力で供給するように構
成されていることを特徴とするベツドフレーム上
に載置するのに適した支持具を提供する。
するのに適した支持具において、患者を支える支
持表面を提供するように配置された複数個の細長
い膨脹可能な空気嚢を備え、該空気嚢は水蒸気を
透過することができる微孔質の布を備え、前記空
気嚢は前記支持具を横切つて延在し、かつ前記ベ
ツドフレームの縦方向に複数個のグループとして
配置され、各グループはそれぞれ前記支持具上に
寝ている患者の身体の異なる部分に対応してお
り、前記支持具は相互に連結されたベース板を備
えていて硬い平坦なベースを提供するベース構
造、および該ベース構造によつて支持されている
各空気嚢グループ毎に1個の管寄せ供給室を備
え、該室は前記ベツドの縦方向に一線に配列され
た複数個の出口を有し、各空気嚢は前記管寄せ供
給室の口と掛合する着脱自在な連結部材を有し、
該連結部材は前記空気嚢を前記支持具の端から端
まで一線に配列させると共に互いに隣接して位置
させる作用をなし、各管寄せ室に可撓性供給導管
を経て加圧空気を該加圧空気が供給される空気嚢
グループに適当な所定の圧力で供給するように構
成されていることを特徴とするベツドフレーム上
に載置するのに適した支持具を提供する。
本発明の支持具は、空気嚢への空気流を殆ど妨
げることなく、この支持具に寝ている人に合うよ
うな輪郭を付けることができる、すなわち形状に
することができるように構成されている。
げることなく、この支持具に寝ている人に合うよ
うな輪郭を付けることができる、すなわち形状に
することができるように構成されている。
空気嚢は導管を受け取るための通路を提供する
ように形成された発泡プラスチツクまたはゴム材
を具えるベース上に取り付けることができる。さ
らに、導管および管寄せ室は十分に可撓性にし
て、使用時にマツトレスに輪郭を付けることがで
きるようにするかあるいは輪送および保管が容易
になるようにマツトレスを巻くことができるよう
にするのが好ましい。
ように形成された発泡プラスチツクまたはゴム材
を具えるベース上に取り付けることができる。さ
らに、導管および管寄せ室は十分に可撓性にし
て、使用時にマツトレスに輪郭を付けることがで
きるようにするかあるいは輪送および保管が容易
になるようにマツトレスを巻くことができるよう
にするのが好ましい。
本発明の支持具は、使用に際して英国のナシヨ
ナル・ヘルスサービスで使用している「キング
ス・フアンド・ベツド(Kings Fund Bed)」と
呼ばれる標準ベツドのような病院の標準ベツドの
ベースの上に載置することができる。このベツド
は硬い管状のスチールフレームを有するベツドで
ある。また、本発明の支持具は都合のよい高さの
任意の他の平坦な表面上に支持させることができ
る。
ナル・ヘルスサービスで使用している「キング
ス・フアンド・ベツド(Kings Fund Bed)」と
呼ばれる標準ベツドのような病院の標準ベツドの
ベースの上に載置することができる。このベツド
は硬い管状のスチールフレームを有するベツドで
ある。また、本発明の支持具は都合のよい高さの
任意の他の平坦な表面上に支持させることができ
る。
膨脹可能な空気嚢は着脱自在な連結部材により
対向する両側の管寄せ室に連結するのが好まし
い。空気は一方の側の管寄せ室に供給し、反対側
の空気嚢から対応する排出管寄せ室を通つて排出
することができる。普通、制御弁を設けて空気流
を制御し、この空気流を排出管寄せ室から排出さ
せる。このようにして、各空気嚢または空気嚢グ
ループを通過する空気の圧力および流量を個々に
制御することができる。
対向する両側の管寄せ室に連結するのが好まし
い。空気は一方の側の管寄せ室に供給し、反対側
の空気嚢から対応する排出管寄せ室を通つて排出
することができる。普通、制御弁を設けて空気流
を制御し、この空気流を排出管寄せ室から排出さ
せる。このようにして、各空気嚢または空気嚢グ
ループを通過する空気の圧力および流量を個々に
制御することができる。
空気嚢は英国特許第1474018号明細書に記載の
空気嚢と同様にグループに分けることができるの
で、各部分における空気嚢の圧力をその時点で支
持する必要のある患者の身体の部分に適した圧力
まで上昇することができる。英国特許第1442944
号明細書およびR.M.Kennedy,J.M.Cowden
and J.T.Scales編「床ずれ生物力学」(Bed Sore
BioMechanics),Macmillan,1976,259〜299
頁に記載されているように、患者を支持する空気
嚢の圧力および患者の皮膚を最適温度に維持する
ために空気嚢または空気バツグを通過させる空気
の通過流量を調整すると、床ずれの範囲が著しく
小さくなる。
空気嚢と同様にグループに分けることができるの
で、各部分における空気嚢の圧力をその時点で支
持する必要のある患者の身体の部分に適した圧力
まで上昇することができる。英国特許第1442944
号明細書およびR.M.Kennedy,J.M.Cowden
and J.T.Scales編「床ずれ生物力学」(Bed Sore
BioMechanics),Macmillan,1976,259〜299
頁に記載されているように、患者を支持する空気
嚢の圧力および患者の皮膚を最適温度に維持する
ために空気嚢または空気バツグを通過させる空気
の通過流量を調整すると、床ずれの範囲が著しく
小さくなる。
患者支持表面の輪郭または全体の形状は英国特
許第1474018号明細書に記載されているような空
気操作ベローを設けることにより、病院の標準ベ
ツド上に載置する際に調整することができる。ベ
ローは、頭部で作用し、ベツドのベースフレーム
上に載置したベース板を押し付けるように、ある
いはベツドの足部でベツドの表面上に載置した同
様なベース板を押し付けるように配置することが
できる。1個のベース板または連結したベース板
を使用することができる。これらのベローは、支
持具の内部を通つているかあるいは外部導管によ
つて連結されている導管によつて供給される空気
によつて操作することができる。都合のよいこと
には、空気の入口および排出口ならびに制御弁は
一緒にグループにして、支持具の一端に位置する
単一ハウジングまたは一対のハウジング内に収容
することができる。
許第1474018号明細書に記載されているような空
気操作ベローを設けることにより、病院の標準ベ
ツド上に載置する際に調整することができる。ベ
ローは、頭部で作用し、ベツドのベースフレーム
上に載置したベース板を押し付けるように、ある
いはベツドの足部でベツドの表面上に載置した同
様なベース板を押し付けるように配置することが
できる。1個のベース板または連結したベース板
を使用することができる。これらのベローは、支
持具の内部を通つているかあるいは外部導管によ
つて連結されている導管によつて供給される空気
によつて操作することができる。都合のよいこと
には、空気の入口および排出口ならびに制御弁は
一緒にグループにして、支持具の一端に位置する
単一ハウジングまたは一対のハウジング内に収容
することができる。
各空気嚢を対応する管寄せに連結する着脱自在
な連結部材は、雄および雌の管状部を備え、雄管
状部は空気嚢に取り付け、雌管状部は管寄せに取
り付けるのが好ましい。雄部は、雄部および雌部
の両者を一体に組立てる際に、雌部の有する弾性
ラツチ部材を受け取るためのくぼみを有するのが
好ましい。本発明の好適例では、雄部の一部は、
雄部および雌部を互いに相対的に回転させた際に
ラツチを上昇させて、雄部を雌部から釈放できる
ような形状にする。
な連結部材は、雄および雌の管状部を備え、雄管
状部は空気嚢に取り付け、雌管状部は管寄せに取
り付けるのが好ましい。雄部は、雄部および雌部
の両者を一体に組立てる際に、雌部の有する弾性
ラツチ部材を受け取るためのくぼみを有するのが
好ましい。本発明の好適例では、雄部の一部は、
雄部および雌部を互いに相対的に回転させた際に
ラツチを上昇させて、雄部を雌部から釈放できる
ような形状にする。
着脱自在な連結部材は空気嚢をを管寄せに連結
するため以外の用途を有し、普通2個の空気供給
導管を連結するのに使用することができる。事
実、上述の連結部材は、約1.76Kg/cm2(25psi)
以下の圧力が使用されている例えば真空掃除機お
よび膨脹可能なボードの場合に、導管を他方の低
圧空気供給導管内で連結するのに使用することが
できる。
するため以外の用途を有し、普通2個の空気供給
導管を連結するのに使用することができる。事
実、上述の連結部材は、約1.76Kg/cm2(25psi)
以下の圧力が使用されている例えば真空掃除機お
よび膨脹可能なボードの場合に、導管を他方の低
圧空気供給導管内で連結するのに使用することが
できる。
本発明は、膨脹可能な空気嚢によつて形成され
る表面の輪郭付けを制御するための制御弁は遠隔
操作空気弁であり、この空気弁は入口および出口
を有する室を備え、前記出口には前記室内に突出
する管が取り付けられ、この室は入口および出口
が前記室の同じ部分に位置するように可撓性ダイ
アフラムによつて分割され、該ダイアフラムは二
つの極限位置の間で動くことができ、一方の極限
位置では前記ダイアラムは入口管の端部を封鎖
し、他方の極限位置で空気は管を通つて前記室内
に流入することができ、前記室の他方の部分は加
圧され、前記ダイアフラムの位置は前記室の第2
の部分から空気を排出させるかあるいは排出させ
ないことにより制御することができる上述の支持
具を提供する。
る表面の輪郭付けを制御するための制御弁は遠隔
操作空気弁であり、この空気弁は入口および出口
を有する室を備え、前記出口には前記室内に突出
する管が取り付けられ、この室は入口および出口
が前記室の同じ部分に位置するように可撓性ダイ
アフラムによつて分割され、該ダイアフラムは二
つの極限位置の間で動くことができ、一方の極限
位置では前記ダイアラムは入口管の端部を封鎖
し、他方の極限位置で空気は管を通つて前記室内
に流入することができ、前記室の他方の部分は加
圧され、前記ダイアフラムの位置は前記室の第2
の部分から空気を排出させるかあるいは排出させ
ないことにより制御することができる上述の支持
具を提供する。
次に、本発明を図面を参照して例について説明
する。
する。
第1図はベツドのベースフレーム上に支持する
ことができるマツトレスの斜視図である。マツト
レスは強靭な可撓性外側プラスチツクカバー1を
有し、内部に発泡プラスチツクまたは発泡ラバー
が充てんされている。硬いベースが望ましいので
半硬質ポリウレタンまたはポリエーテルフオーム
が好ましい。しかし、第1図に示す形状に輪郭が
付けられしかもほぼ平坦な形状を取るように回復
するのに十分な可撓性を有する必要がある。マツ
トレス内部のフオームは、以下に述べる空気供給
排出導管を収容する通路を形成するような形状に
する。
ことができるマツトレスの斜視図である。マツト
レスは強靭な可撓性外側プラスチツクカバー1を
有し、内部に発泡プラスチツクまたは発泡ラバー
が充てんされている。硬いベースが望ましいので
半硬質ポリウレタンまたはポリエーテルフオーム
が好ましい。しかし、第1図に示す形状に輪郭が
付けられしかもほぼ平坦な形状を取るように回復
するのに十分な可撓性を有する必要がある。マツ
トレス内部のフオームは、以下に述べる空気供給
排出導管を収容する通路を形成するような形状に
する。
ベース板2a,2bは合板で形成するのが好ま
しく、ベース板は輸送を容易にするのに適した連
結部材で連結され、一対のベロー3および4に対
するベースを提供する。第1図に示すように、各
ベローは2個の相互に連結されたエアバツグと内
部構造とからなり、その操作方法は英国特許第
1474018号明細書に記載されているベローの操作
方法に極めて類似している。ベローはベース板2
a,2bとマツトレス支持板5,6との間で動作
する。支持板5,6はそれぞれ一端でベース板2
a,2bに蝶着され、マツトレスの足部を上昇さ
せて平坦区域を形成できるように支持板6を関節
によつて7に連結する。案内支柱8および9は上
側の支持板とベース板とを連結し、かつベローが
ゆがんだり支持板とベース板との間から逸脱する
のを防止する。ベツドの足部と頭部との両方にベ
ローを設けることは必須要件ではない。
しく、ベース板は輸送を容易にするのに適した連
結部材で連結され、一対のベロー3および4に対
するベースを提供する。第1図に示すように、各
ベローは2個の相互に連結されたエアバツグと内
部構造とからなり、その操作方法は英国特許第
1474018号明細書に記載されているベローの操作
方法に極めて類似している。ベローはベース板2
a,2bとマツトレス支持板5,6との間で動作
する。支持板5,6はそれぞれ一端でベース板2
a,2bに蝶着され、マツトレスの足部を上昇さ
せて平坦区域を形成できるように支持板6を関節
によつて7に連結する。案内支柱8および9は上
側の支持板とベース板とを連結し、かつベローが
ゆがんだり支持板とベース板との間から逸脱する
のを防止する。ベツドの足部と頭部との両方にベ
ローを設けることは必須要件ではない。
マツトレスに寝ている人のための支持表面は複
数個の膨脹可能な空気嚢すなわちエアバツグ10
によつて提供される。明瞭にするため第1図には
2個のエアバツグのみを示すが、代表的なマツト
レスでは約20個の空気嚢を有し、それぞれ4個の
空気嚢からなる5個のグループに分けられてい
る。空気嚢の配列は英国特許第1442994号および
第1474018号の明細書に示されているものと似て
いる。先の英国特許明細書に記載されているよう
に、空気嚢の各グループに個々に制御された温度
および圧力の空気を供給する。このようにして患
者の身体の異なる部分は身体の区域にわたつて均
一な圧力で効果的に支持され、支持表面は患者の
身体の正確な形状に一致する。これは床ずれの発
生を減らし、損傷した皮膚の治癒を促進する。空
気は、第1図において内部を示すために一部を取
り除いた空気嚢10内の矢印で示す方向に、空気
嚢を通過するように配置されており、このことは
体温と、発汗および傷口からにじみ出た液体の蒸
発とを制御することによつて患者を安楽に維持す
るために重要である。マツトレスの内部に延びる
導管11によつて膨脹可能な空気嚢10に空気を
供給する。これらの導管11はハウジング12内
で導管13に連結され、導管13にはブロワー装
置(図示せず)から空気を供給する。ブロワー装
置としては英国特許第1474018号明細書の第6図
に示されているものを使用することができる。英
国特許第1474018号および第1442994号の明細書に
開示されていることをここに加入する。
数個の膨脹可能な空気嚢すなわちエアバツグ10
によつて提供される。明瞭にするため第1図には
2個のエアバツグのみを示すが、代表的なマツト
レスでは約20個の空気嚢を有し、それぞれ4個の
空気嚢からなる5個のグループに分けられてい
る。空気嚢の配列は英国特許第1442994号および
第1474018号の明細書に示されているものと似て
いる。先の英国特許明細書に記載されているよう
に、空気嚢の各グループに個々に制御された温度
および圧力の空気を供給する。このようにして患
者の身体の異なる部分は身体の区域にわたつて均
一な圧力で効果的に支持され、支持表面は患者の
身体の正確な形状に一致する。これは床ずれの発
生を減らし、損傷した皮膚の治癒を促進する。空
気は、第1図において内部を示すために一部を取
り除いた空気嚢10内の矢印で示す方向に、空気
嚢を通過するように配置されており、このことは
体温と、発汗および傷口からにじみ出た液体の蒸
発とを制御することによつて患者を安楽に維持す
るために重要である。マツトレスの内部に延びる
導管11によつて膨脹可能な空気嚢10に空気を
供給する。これらの導管11はハウジング12内
で導管13に連結され、導管13にはブロワー装
置(図示せず)から空気を供給する。ブロワー装
置としては英国特許第1474018号明細書の第6図
に示されているものを使用することができる。英
国特許第1474018号および第1442994号の明細書に
開示されていることをここに加入する。
第1図および第2図はマツトレスの内部構造を
示す図である。マツトレスは強靭な可撓性強化プ
ラスチツクの外側ケースを有し、内部にプラスチ
ツクフオームまたはラバーフオームが充てんされ
ている。フオームはスラブ14および15の形状
をし、これらのスラブは空気供給排出導管および
ベロー3および4に空気を供給する導管を受け入
れるための通路を形状するような形状をしてい
る。フオーム14および15は適当な接着剤で一
体に結合されている。マツトレスの向かい合つた
両側で縦方向のポケツト16および17内に一連
の管寄せ室19および20が収容されている。図
示した装置では、室19は供給管寄せ室であり、
室20は排出管寄せ室である。室19には導管1
1から空気が供給され、導管11はマツトレスの
足部に取付けた共通のハウジング12を通つてマ
ツトレスの一端に入るように配置されている。
示す図である。マツトレスは強靭な可撓性強化プ
ラスチツクの外側ケースを有し、内部にプラスチ
ツクフオームまたはラバーフオームが充てんされ
ている。フオームはスラブ14および15の形状
をし、これらのスラブは空気供給排出導管および
ベロー3および4に空気を供給する導管を受け入
れるための通路を形状するような形状をしてい
る。フオーム14および15は適当な接着剤で一
体に結合されている。マツトレスの向かい合つた
両側で縦方向のポケツト16および17内に一連
の管寄せ室19および20が収容されている。図
示した装置では、室19は供給管寄せ室であり、
室20は排出管寄せ室である。室19には導管1
1から空気が供給され、導管11はマツトレスの
足部に取付けた共通のハウジング12を通つてマ
ツトレスの一端に入るように配置されている。
膨脹可能な空気嚢10はマツトレスを横切つて
取り付けられ、室19および20における向かい
合つて一線に配列された連結部材21および22
に連結されている。使用の際に、各供給導管用の
圧力制御弁および自動温度調節器によつて制御さ
れる加熱器を備えたブロワー装置(図示せず)か
ら空気を供給する。空気は連結部材21を通つて
空気嚢10に入り、次いで対応する排出管寄せ室
20を通つて出て行く。空気は室20から導管2
3を通つて排出され、各導管からの空気の排出速
度は共通のハウジング24内に設けた流量制御弁
25で制御する。室19および20は横方向に対
をなして配置され、これらの室には個々に別個の
制御弁によつて空気が供給および排出されるの
で、空気嚢の各グループ内の圧力を個々に制御す
ることができる。第1図はそれぞれ4個の膨脹可
能な空気嚢からなる5個のグループの場合である
が、その数は必要に応じて変えることができる。
取り付けられ、室19および20における向かい
合つて一線に配列された連結部材21および22
に連結されている。使用の際に、各供給導管用の
圧力制御弁および自動温度調節器によつて制御さ
れる加熱器を備えたブロワー装置(図示せず)か
ら空気を供給する。空気は連結部材21を通つて
空気嚢10に入り、次いで対応する排出管寄せ室
20を通つて出て行く。空気は室20から導管2
3を通つて排出され、各導管からの空気の排出速
度は共通のハウジング24内に設けた流量制御弁
25で制御する。室19および20は横方向に対
をなして配置され、これらの室には個々に別個の
制御弁によつて空気が供給および排出されるの
で、空気嚢の各グループ内の圧力を個々に制御す
ることができる。第1図はそれぞれ4個の膨脹可
能な空気嚢からなる5個のグループの場合である
が、その数は必要に応じて変えることができる。
各排出管寄せ室20には流量制御弁25を設け
る。この構造を第3図に図示する。各制御弁25
は対応する供給導管に連結されているので、空気
嚢の各グループを通過する空気の流量は下記のよ
うに一定に維持することができる。第3図に示す
ように、弁31は室32を有し、この室は可撓性
ダイアフラム34によつて室40および41に分
けられている。管35は一方の側から室に入り、
管35の端部36は管寄せ室20から排気導管2
3に連結されている。従つて、空気は第3図の矢
印X方向に室20から排出される。管37は室1
9の導管11に供給するように一方の端部38で
連結されている。室19は室20と対をなし、室
20には管35が連結されている。他方の端部3
9はブロワー供給装置の圧力制御弁を介して加圧
空気源に連結されている。管37は小口径可撓管
43によつて室40に連結されている。空気は管
37に第3図の矢印Y方向に供給される。
る。この構造を第3図に図示する。各制御弁25
は対応する供給導管に連結されているので、空気
嚢の各グループを通過する空気の流量は下記のよ
うに一定に維持することができる。第3図に示す
ように、弁31は室32を有し、この室は可撓性
ダイアフラム34によつて室40および41に分
けられている。管35は一方の側から室に入り、
管35の端部36は管寄せ室20から排気導管2
3に連結されている。従つて、空気は第3図の矢
印X方向に室20から排出される。管37は室1
9の導管11に供給するように一方の端部38で
連結されている。室19は室20と対をなし、室
20には管35が連結されている。他方の端部3
9はブロワー供給装置の圧力制御弁を介して加圧
空気源に連結されている。管37は小口径可撓管
43によつて室40に連結されている。空気は管
37に第3図の矢印Y方向に供給される。
弁31は次のように動作する。空気は空気嚢1
0内に矢印Y方向に供給され、室20および導管
23を通つて流出し、管35内に矢印X方向に流
入する。定常状態では管35の内側端部とダイア
フラム34との間に小さい隙間がある。従つて、
正常に使用されている場合には管35の端部とダ
イアフラム34との間で空気がゆつくりと漏れ、
弁から口42を通つて外に流出する。空気の漏れ
が例えば洗濯後に空気嚢10を形成する布の多孔
性が一層大きくなるために循環路で起きる場合に
は、系から空気ロスが生じ、空気嚢を通る空気の
流量が減少する。この影響は弁31により次のよ
うに自動的に補われる。系内の空気漏れが一層大
きくなると管37内の空気と管35内の空気との
間の圧力差が増加する。管37は管43によつて
室40に連結されているので、ダイアフラム34
は管35の端部に一層緊密に押し付けられる。そ
の結果口42から逃げる空気量は減少し、空気嚢
10への空気の全流量が維持される。従つて、空
気嚢の漏れ特性が変化する場合には、補正弁がこ
のような変化を自動的に読みとるので、圧力供給
弁と排出弁との両方を操作する必要はない。また
室40は出口管44を備え、管43,44には調
整できる絞り弁45,46が取り付けられてい
る。マツトレスを取り付ける場合には弁45,4
6を調整してダイアフラムに作用する圧力をバラ
ンスさせ、空気嚢内の流量変化による排出空気の
流出量を調整する。排出空気は口42を通過し、
ハウジング24のカバーの孔を通つて大気中に流
出する。第4図にはマツトレスの頭部および足部
に設けたベロー3および4に対する空気の供給排
出を制御するのに適した遠隔操作空気弁を示す。
第4図において、第1室51をダイアフラム54
によつて2個の部分52および53に分割する。
入口管55を空気供給導管に連結して空気を矢印
C方向に室53に供給する。管56はその端部5
7がダイアフラム54に極めて接近するように室
53内に入つている。管55と室52とは小口径
管58によつて連結され、室52は小口径可撓管
59から排気することができ、管59を通る空気
に排出量は手動弁60によつて制御することがで
きる。
0内に矢印Y方向に供給され、室20および導管
23を通つて流出し、管35内に矢印X方向に流
入する。定常状態では管35の内側端部とダイア
フラム34との間に小さい隙間がある。従つて、
正常に使用されている場合には管35の端部とダ
イアフラム34との間で空気がゆつくりと漏れ、
弁から口42を通つて外に流出する。空気の漏れ
が例えば洗濯後に空気嚢10を形成する布の多孔
性が一層大きくなるために循環路で起きる場合に
は、系から空気ロスが生じ、空気嚢を通る空気の
流量が減少する。この影響は弁31により次のよ
うに自動的に補われる。系内の空気漏れが一層大
きくなると管37内の空気と管35内の空気との
間の圧力差が増加する。管37は管43によつて
室40に連結されているので、ダイアフラム34
は管35の端部に一層緊密に押し付けられる。そ
の結果口42から逃げる空気量は減少し、空気嚢
10への空気の全流量が維持される。従つて、空
気嚢の漏れ特性が変化する場合には、補正弁がこ
のような変化を自動的に読みとるので、圧力供給
弁と排出弁との両方を操作する必要はない。また
室40は出口管44を備え、管43,44には調
整できる絞り弁45,46が取り付けられてい
る。マツトレスを取り付ける場合には弁45,4
6を調整してダイアフラムに作用する圧力をバラ
ンスさせ、空気嚢内の流量変化による排出空気の
流出量を調整する。排出空気は口42を通過し、
ハウジング24のカバーの孔を通つて大気中に流
出する。第4図にはマツトレスの頭部および足部
に設けたベロー3および4に対する空気の供給排
出を制御するのに適した遠隔操作空気弁を示す。
第4図において、第1室51をダイアフラム54
によつて2個の部分52および53に分割する。
入口管55を空気供給導管に連結して空気を矢印
C方向に室53に供給する。管56はその端部5
7がダイアフラム54に極めて接近するように室
53内に入つている。管55と室52とは小口径
管58によつて連結され、室52は小口径可撓管
59から排気することができ、管59を通る空気
に排出量は手動弁60によつて制御することがで
きる。
管56に枝管61を取り付ける。枝管61は第
2室62内に入る。この室62を可撓性ダイアフ
ラム65により室63および64に分割する。室
64は小口径可撓管66によつて供給管55に連
結され、室63に口67を設けて空気を大気中に
流出できるようにする。室64にはさらに可撓管
68を設ける。手動弁69を制御して管68を通
つて空気を大気中に排出させることができる。
2室62内に入る。この室62を可撓性ダイアフ
ラム65により室63および64に分割する。室
64は小口径可撓管66によつて供給管55に連
結され、室63に口67を設けて空気を大気中に
流出できるようにする。室64にはさらに可撓管
68を設ける。手動弁69を制御して管68を通
つて空気を大気中に排出させることができる。
管58および66には流量制御弁70および7
1が取り付けられているので、これらの弁を調整
することによりこれらの管を通る空気流量を制御
することができる。
1が取り付けられているので、これらの弁を調整
することによりこれらの管を通る空気流量を制御
することができる。
弁は次のように動作する。手動弁60を開放す
ると、空気が管55を通つて室53内に流入し、
ダイアフラム54を押圧して管56の端部57か
ら離す。この結果空気は管56内を矢印D方向に
流れてベツド頭部のベロー内に流入する。手動弁
69が閉じている場合には、室62内のダイアフ
ラム65は管61の端部に押し付けられたままで
あり、空気は弁61を流れない。
ると、空気が管55を通つて室53内に流入し、
ダイアフラム54を押圧して管56の端部57か
ら離す。この結果空気は管56内を矢印D方向に
流れてベツド頭部のベロー内に流入する。手動弁
69が閉じている場合には、室62内のダイアフ
ラム65は管61の端部に押し付けられたままで
あり、空気は弁61を流れない。
ベローを排気しようとする場合には、弁60を
閉じて弁69を開放する。弁60を閉じると、室
52内の圧力は室53の圧力に少なくとも等しい
レベルまで上昇する。室52内の圧力を受けるダ
イアフラムの面積は室53内の面積より大きくな
るので、ダイアフラム弁54は管の端部57全体
を閉鎖し、これ以上空気が管56内に流入しない
ようにする。同時に、弁69を開放するにつれて
室64内の圧力が低下し、これによりダイアフラ
ムは管61の端部から離れる。その結果、空気は
ベローから流出し、管61、室63および口67
を通つて系から逃げる。
閉じて弁69を開放する。弁60を閉じると、室
52内の圧力は室53の圧力に少なくとも等しい
レベルまで上昇する。室52内の圧力を受けるダ
イアフラムの面積は室53内の面積より大きくな
るので、ダイアフラム弁54は管の端部57全体
を閉鎖し、これ以上空気が管56内に流入しない
ようにする。同時に、弁69を開放するにつれて
室64内の圧力が低下し、これによりダイアフラ
ムは管61の端部から離れる。その結果、空気は
ベローから流出し、管61、室63および口67
を通つて系から逃げる。
1個の遠隔操作空気弁を設けて頭部上昇用ベロ
ー3を制御し、同様な第2弁を設けて足部ベロー
4を制御するのが普通である。これらの弁は都合
のよい任意の位置、例えばハウジング12内また
はブロワー装置内に設けることができる。弁60
および69を手動制御装置に設けて、患者または
看護婦がベローを操作できるようにすることがで
きる。マツトレスの頭部および足部を上昇および
降下するために遠隔操作空気弁およびベローと低
圧空気とを使用するののは極めて安全なシステム
であり、この場合には特にベツドへの電気的接続
または看護婦や患者によつて操作される制御装置
が不必要になる。
ー3を制御し、同様な第2弁を設けて足部ベロー
4を制御するのが普通である。これらの弁は都合
のよい任意の位置、例えばハウジング12内また
はブロワー装置内に設けることができる。弁60
および69を手動制御装置に設けて、患者または
看護婦がベローを操作できるようにすることがで
きる。マツトレスの頭部および足部を上昇および
降下するために遠隔操作空気弁およびベローと低
圧空気とを使用するののは極めて安全なシステム
であり、この場合には特にベツドへの電気的接続
または看護婦や患者によつて操作される制御装置
が不必要になる。
第1図および第2図から明らかなように、頭部
ベロー3に対し空気を供給排出する導管72はマ
ツトレス中に延在する。特に示してはいないが、
足部ベローからの導管もマツトレス中に延在す
る。従つて、空気嚢およびベローに対し空気を供
給排出するすべての連結部はマツトレスの足部に
取付けたハウジング24および12を通過する。
ベロー3に対し空気を供給排出する導管72はマ
ツトレス中に延在する。特に示してはいないが、
足部ベローからの導管もマツトレス中に延在す
る。従つて、空気嚢およびベローに対し空気を供
給排出するすべての連結部はマツトレスの足部に
取付けたハウジング24および12を通過する。
第5図〜第8図は空気嚢10を管寄せ室に連結
する連結部材21および22の構造を示す。第5
図〜第8図において、雌部は管状部材101を備
え、管状部材101は空気供給管寄せタンク(図
示せず)への雌部の連結を容易にするためのフラ
ンジ部102を有する。管状部材101には一対
の溝孔103が形成され、これらの溝孔は金属ス
プリング104を受け取るように互いに向かい合
つて配置され、スプリング104は図示する例で
はラツチになる。スプリング104はほぼU字形
状であり、内側に向いた脚部105が設けられて
いてスプリングが溝孔103内に確実に支持され
るようにする。第5図から明らかなように、スプ
リング104の対向するアームは部分106を有
し、部分106は管状部101によつて形成され
る空間内に延在する。連結部材の他の部分は雄部
107を備え、雄部107は管状部108を有し
管状部108は連結部材の雌半部の管状部101
内に容易にすべり込めるような大きさにする。管
状部108には2対の溝109および110が形
成されている。溝109はOリング111を受け
取るように配置され、管状部108の全周囲にわ
たつて延在する。溝110は連結部材の雌および
雄の両方の半部を組立てる場合に、スプリング1
04の部分106を受け取るような寸法にする。
この位置で、溝110内に収容されたスプリング
104の部分106および管状部101の内壁に
あたつてはまり込んだOリング111によつて、
連結部材の雌および雄の両半部は連結部材を通過
する空気の圧力下に引き離されないように取り付
けられている。第8図に示すように、溝110は
管状部108の周囲を完全に取り巻いてはおら
ず、2個の別個の溝からなり、これらの溝は管状
部108の直径方向に対向する部分で、外壁11
2の2個の短い部分がそのまま残るように切断さ
れている。従つて、連結部材の雌および雄の両方
の半部を互いに相対的に回転させる場合には、ス
プリングの部分116が管状部108の非切断部
112の上に乗り、2個の部分を引き離す。フラ
ンジとは反対の雄部107の端部に面取りした案
内面113を形成して、雄部107を雌部の管状
部101内に挿入した際に、スプリングが移動で
きるようにする。
する連結部材21および22の構造を示す。第5
図〜第8図において、雌部は管状部材101を備
え、管状部材101は空気供給管寄せタンク(図
示せず)への雌部の連結を容易にするためのフラ
ンジ部102を有する。管状部材101には一対
の溝孔103が形成され、これらの溝孔は金属ス
プリング104を受け取るように互いに向かい合
つて配置され、スプリング104は図示する例で
はラツチになる。スプリング104はほぼU字形
状であり、内側に向いた脚部105が設けられて
いてスプリングが溝孔103内に確実に支持され
るようにする。第5図から明らかなように、スプ
リング104の対向するアームは部分106を有
し、部分106は管状部101によつて形成され
る空間内に延在する。連結部材の他の部分は雄部
107を備え、雄部107は管状部108を有し
管状部108は連結部材の雌半部の管状部101
内に容易にすべり込めるような大きさにする。管
状部108には2対の溝109および110が形
成されている。溝109はOリング111を受け
取るように配置され、管状部108の全周囲にわ
たつて延在する。溝110は連結部材の雌および
雄の両方の半部を組立てる場合に、スプリング1
04の部分106を受け取るような寸法にする。
この位置で、溝110内に収容されたスプリング
104の部分106および管状部101の内壁に
あたつてはまり込んだOリング111によつて、
連結部材の雌および雄の両半部は連結部材を通過
する空気の圧力下に引き離されないように取り付
けられている。第8図に示すように、溝110は
管状部108の周囲を完全に取り巻いてはおら
ず、2個の別個の溝からなり、これらの溝は管状
部108の直径方向に対向する部分で、外壁11
2の2個の短い部分がそのまま残るように切断さ
れている。従つて、連結部材の雌および雄の両方
の半部を互いに相対的に回転させる場合には、ス
プリングの部分116が管状部108の非切断部
112の上に乗り、2個の部分を引き離す。フラ
ンジとは反対の雄部107の端部に面取りした案
内面113を形成して、雄部107を雌部の管状
部101内に挿入した際に、スプリングが移動で
きるようにする。
連結部材の2個の部分101および107はプ
ラスチツク材料、例えばナイロンまたはポリプロ
ピレンから好都合に製造することができ、これら
の部分は射出成形するのが好ましい。連結部材2
1および22を第1図および第2図に示すマツト
レスに使用した場合について説明したが、これら
の連結部材は、英国特許第1442994号および第
1474018号の明細書に記載されているベツドにお
いて、供給排出管寄せ室に空気嚢を連結するのに
も同様に適している。
ラスチツク材料、例えばナイロンまたはポリプロ
ピレンから好都合に製造することができ、これら
の部分は射出成形するのが好ましい。連結部材2
1および22を第1図および第2図に示すマツト
レスに使用した場合について説明したが、これら
の連結部材は、英国特許第1442994号および第
1474018号の明細書に記載されているベツドにお
いて、供給排出管寄せ室に空気嚢を連結するのに
も同様に適している。
空気嚢10またはその上側表面は空気を通さな
いが水蒸気を通す微孔質の布で作るのが好まし
い。この種の材料としては登録商標がパーマテツ
クス(Permatex)で、カリングトン・アンド・
デユーハースト(Carrington & Dewhurst)
社から市販されている微孔質ポリウレタン被覆ナ
イロンがある。
いが水蒸気を通す微孔質の布で作るのが好まし
い。この種の材料としては登録商標がパーマテツ
クス(Permatex)で、カリングトン・アンド・
デユーハースト(Carrington & Dewhurst)
社から市販されている微孔質ポリウレタン被覆ナ
イロンがある。
第1図は内部を見せるために一部を切除し、2
個の空気嚢のみを示す本発明の一例の支持具の斜
視図、第2図は第1図のA―A線上の断面図であ
つて、膨脹可能な空気嚢の位置を示す図、第3図
は本発明の一例の支持具におけるマツトレスに空
気を供給するための制御弁の断面図、第4図は本
発明の支持具における遠隔操作空気弁の一例の概
略断面図、第5図は本発明の一例の支持具におけ
る空気嚢をマツトレスに取り付ける連結部材の雌
部の一端の平面図、第6図は第5図に示す雌部の
正面断面図、第7図は本発明の一例の支持具にお
ける雄部の正面断面図、第8図は第7図のA―A
線上の断面図である。 1……外側カバー、2a,2b……ベース板、
3,4……ベロー、5,6……ベース板(支持
板)、7……ベース板6が関節で連結されている
位置、8,9……案内支柱、10……空気嚢また
は空気バツク、11……導管、12……ハウジン
グ、13……導管、14,15……フオーム(ス
ラブ)、16,17……縦方向のポケツト、19,
20……管寄せ室、21,22……連結部材、2
3……導管、24……ハウジング、25……制御
弁、31……弁、32,40,41……室、34
……ダイアフラム、35,37,43,44……
管、36,38,39……端部、42……口、4
5,46……絞り弁、51,52,53,62,
63,64……室、54,65……ダイアフラ
ム、55,58,59,66,68……可撓管、
56……管、57……管56の端部、60,6
9,70,71……弁、61……枝管、67……
口、72……導管、101……雌部の管状部、1
02……フランジ部、103……溝孔、104…
…スプリング、105……脚部、106……スプ
リング104のアームの部分、107……雄部、
108……雄部107の管状部、109,110
……溝、110……Oリング、112……管状部
108の外壁の短い部分(非切断部)、113…
…面取りした案内面。
個の空気嚢のみを示す本発明の一例の支持具の斜
視図、第2図は第1図のA―A線上の断面図であ
つて、膨脹可能な空気嚢の位置を示す図、第3図
は本発明の一例の支持具におけるマツトレスに空
気を供給するための制御弁の断面図、第4図は本
発明の支持具における遠隔操作空気弁の一例の概
略断面図、第5図は本発明の一例の支持具におけ
る空気嚢をマツトレスに取り付ける連結部材の雌
部の一端の平面図、第6図は第5図に示す雌部の
正面断面図、第7図は本発明の一例の支持具にお
ける雄部の正面断面図、第8図は第7図のA―A
線上の断面図である。 1……外側カバー、2a,2b……ベース板、
3,4……ベロー、5,6……ベース板(支持
板)、7……ベース板6が関節で連結されている
位置、8,9……案内支柱、10……空気嚢また
は空気バツク、11……導管、12……ハウジン
グ、13……導管、14,15……フオーム(ス
ラブ)、16,17……縦方向のポケツト、19,
20……管寄せ室、21,22……連結部材、2
3……導管、24……ハウジング、25……制御
弁、31……弁、32,40,41……室、34
……ダイアフラム、35,37,43,44……
管、36,38,39……端部、42……口、4
5,46……絞り弁、51,52,53,62,
63,64……室、54,65……ダイアフラ
ム、55,58,59,66,68……可撓管、
56……管、57……管56の端部、60,6
9,70,71……弁、61……枝管、67……
口、72……導管、101……雌部の管状部、1
02……フランジ部、103……溝孔、104…
…スプリング、105……脚部、106……スプ
リング104のアームの部分、107……雄部、
108……雄部107の管状部、109,110
……溝、110……Oリング、112……管状部
108の外壁の短い部分(非切断部)、113…
…面取りした案内面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 病院の標準ベツドフレーム上に載置するのに
適した支持具において、 患者を支える支持表面を提供するように配置さ
れた複数個の細長い膨脹可能な空気嚢10を備
え、該空気嚢は水蒸気を透過することができる微
孔質の布を備え、前記空気嚢は前記支持具を横切
つて延在し、かつ前記ベツドフレームの縦方向に
複数個のグループとして配置され、各グループは
それぞれ前記支持具上に寝ている患者の身体の異
なる部分に対応しており、 前記支持具は、相互に連結されたベース板2
a,2b,5,6を備えていて硬い平坦なベース
を提供するベース構造、および該ベース構造によ
つて支持されている各空気嚢グループ毎に1個の
管寄せ供給室19を備え、該室は前記ベツドの縦
方向に一線に配列された複数個の出口を有し、各
空気嚢は前記管寄せ供給室19の口と掛合する着
脱自在な連結部材21を有し、該連結部材は前記
空気嚢を前記支持具の端から端まで一線に配列さ
せると共に互いに隣接して位置させる作用をな
し、各管寄せ室19に可撓性供給導管11を経て
加圧空気を該加圧空気が供給される空気嚢グルー
プに適当な所定の圧力で供給するように構成され
ている。 ことを特徴とするベツドフレーム上に載置する
のに適した支持具。 2 着脱自在な連結部材21はいずれも雄および
雌の管状部を有し、雄管状部は空気嚢に取り付け
られ、雌管状部は管寄せ室に取り付けられている
特許請求の範囲第1項記載の支持具。 3 雄部は、雄部および雌部の両者を一体に組立
てる際に、雌部の有する弾性ラツチ部材を受け取
るためのくぼみを有する特許請求の範囲第2項記
載の支持具。 4 雄部の一部は、雄部および雌部の両者を互い
に相対的に回転させた際にラツチを上昇させて、
雄部を雌部から釈放できるような形状を有する特
許請求の範囲第3項記載の支持具。 5 空気供給排出管寄せ室は支持具の対向する縦
端縁に沿つて一線に配列して位置し、両供給排出
管寄せ室は支持具の縦方向に離間しかつ空気嚢に
取り付けられた連結部材を受け取るよう配置され
た口を有していて、使用時に前記空気嚢が前記連
結部材によつて前記管寄せに着脱自在に保持さ
れ、空気が各空気嚢にこれと組み合わせられてい
る供給管寄せ室を通つて供給され、この空気嚢を
通過し、対応する排出管寄せ室を通つて排出され
るようにした特許請求の範囲第1〜4項のいずれ
か一つの項に記載の支持具。 6 空気嚢を通過する空気の流量は排出管寄せ室
に連結されている弁によつて制御される特許請求
の範囲第5項記載の支持具。 7 可撓性の空気供給導管は共通のハウジング1
2においてブロワー装置からの供給導管13に連
結されている特許請求の範囲第1〜6項のいずれ
か一つの項に記載の支持具。 8 共通のハウジングが支持具の一端に取り付け
られている特許請求の範囲第7項記載の支持具。 9 ベース構造の一部を上昇させるように配置さ
れている少なくとも1個の膨脹可能なベローを具
え、該ベローは加圧空気源に制御弁を介して連結
されていて、膨脹可能な空気嚢によつて形成され
る支持表面は前記ベローに空気を入れることによ
つて輪郭を付けることができるようにした特許請
求の範囲第1〜8項のいずれか一つの項に記載の
支持具。 10 ベローは前記共通のハウジングを貫通する
導管を通つて空気が供給されるように配置されて
いる特許請求の範囲第9項記載の支持具。 11 膨脹可能な空気嚢によつて形成される表面
の輪郭付けを制御するための制御弁は遠隔操作空
気弁であり、この空気弁は入口および出口を有す
る室を備え、前記出口には前記室内に突出する管
が取り付けられ、この室は入口および出口が前記
室の同じ部分に位置するように可撓性ダイアフラ
ムによつて分割され、該ダイアフラムは二つの極
限位置の間で動くことができ、一方の極限位置で
は前記ダイアフラムは入口管の端部を封鎖し、他
方の極限位置では空気が管を通つて前記室内に流
入することができ、前記室の他方の部分は加圧さ
れ、前記ダイアフラムの位置は前記室の第2の部
分から空気を排出させるかあるいは排出させない
ことにより制御することができる特許請求の範囲
第9項記載の支持具。
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