JPH0142474Y2 - - Google Patents

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JPH0142474Y2
JPH0142474Y2 JP1985037387U JP3738785U JPH0142474Y2 JP H0142474 Y2 JPH0142474 Y2 JP H0142474Y2 JP 1985037387 U JP1985037387 U JP 1985037387U JP 3738785 U JP3738785 U JP 3738785U JP H0142474 Y2 JPH0142474 Y2 JP H0142474Y2
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cartridge
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mat
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、殺虫剤を含浸させた殺虫マツトや芳
香剤を含浸させた芳香マツトを加熱して殺虫剤や
芳香剤を蒸散させる蒸散器に関するものである。
従来の技術 容器本体に発熱体を設け、この発熱体に殺虫マ
ツトや芳香マツトを置いて加熱することで殺虫剤
や芳香剤を蒸散させる蒸散器が知られている。
考案が解決しようとする問題点 芳香剤と殺虫剤の蒸散する温度が異なると共
に、発熱体の温度は一定であるから一つの蒸散器
によつて芳香剤マツトと殺虫剤マツトの両方を蒸
散できない。
なお、発熱体の温度を高低二段階に切換えれば
芳香剤マツトと殺虫剤マツトの両方を蒸散できる
が、発熱体の温度を高低二段階に切換えるには複
雑な電気的制御機構が必要となるから蒸散器が非
常に高価なものとなる。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案においては、カートリツジ収納空間を有
するカートリツジ容器と、このカートリツジ容器
に対して交換自在に収納固定される第1のカート
リツジと第2のカートリツジとを用意し、前記カ
ートリツジ容器には、両端にはバネ受け9を有す
ると共に上方中央部には発熱体13を有する発熱
体受け8を更に用意し、この発熱体受け8は、そ
の両端のバネ受け9がカートリツジ容器の底壁2
の左右にそれぞれ立設されたバネ12に載置さ
せ、前記第1のカートリツジは、それが前記発熱
体受け8のバネ受け9を下方に押圧する下向の段
部31を設け、前記第2のカートリツジは、第1
のカートリツジより長い下向の段部を設けること
により、第1のカートリツジをカートリツジ容器
に収納した時よりも第2のカートリツジをカート
リツジ容器に収納した時の方が、カートリツジ、
ひいてはカートリツジに保持されたマツト、と発
熱体との間隔が長くなるようにしている。
実施例 容器1は底壁2とカバー体3とより成り、底壁
2の四隅とカバー体3の四隅には係止フツク穴4
と係止フツク5とが相対向して形成されて底壁2
とカバー体3とは着脱自在に組立てられて中空状
の容器1を構成している。
前記底壁2には一対のガイド体6が立設され、
このガイド体6のガイド溝7には下向コ字状とな
つた発熱体受け8の一対の縦片8aが上下動自在
にそれぞれ嵌挿してあると共に、各縦片8aには
バネ受け9が横向にそれぞれ一体形成され、この
バネ受け9はガイド体6の切欠部10より側方に
突出し、底壁2のバネ座11との間にバネ12が
設けられて発熱体受け8が上方に移動付勢保持し
てあると共に、一対の縦片8aの上部間に跨つて
横片8bが取着され、その下面に発熱体13が取
着してある。
前記カバー体3には開口窓14が発熱体受け8
と対向して形成されていると共に、その上面3a
には一対の押え15が開口窓14に臨む押え位置
と開口窓14より離れた非押え位置とに亘つて首
振り自在に取付けてある。
前記容器1内における発熱体受け8の両側には
後述するカートリツジ収納空間16がそれぞれ形
成され、一方のカートリツジ収納空間16にはモ
ータ17と歯車18とが設けてあると共に、底壁
2の彎曲面2aとバネ受け9とがカートリツジ支
持部となつている。
19は底壁2に形成した空気穴、20はコード
であり、コード20は前記発熱体13に接続して
ある。
第7図〜第13図は殺虫剤を含浸したテープ状
殺虫マツトを収納した殺虫マツトカートリツジを
示し、略円形に彎曲した周壁21と両側壁22,
22とによつて前記カートリツジ収納空間16よ
り若干小さな略円筒形状となつた収納筐23を連
結板24の両端部に一体形成して前記開口窓14
に嵌まり込む大きさのカートリツジ容器25を形
成し、各収納筐23の両側壁22,22間に軸2
6をそれぞれ取付けると共に、一方の軸26には
テープ状殺虫マツト27を巻装し、その一端を周
壁21の開口21aより繰り出して他方の収納筐
23の周壁21の開口21aより他方の軸26に
係着してあると共に、その他方の軸26には駆動
用歯車28が固着され、この駆動用歯車28は側
壁22より外側に位置している。
前記連結板24には複数の開口窓29が形成さ
れていると共に、一対の突片30が下向に一体形
成され、この一対の突片30にテープ状殺虫マツ
ト27が摺接して連結板24とは接触しないよう
にしてある。
前記各収納筐23の周壁21における下部には
下向の段部31が形成され、この段部31が前記
バネ受け9に当接すると共に、周壁21の一部が
彎曲面2aに接するようにしてある。
第14図〜第16図は芳香剤を含浸したテープ
状芳香マツト32を収納した芳香剤マツトカート
リツジを示し、前記殺虫マツトカートリツジと略
同一形状であるので符号を同一として説明を省略
するが、その下向の段部31は殺虫マツトカート
リツジよりも下方に形成されて下向の段部31と
連結板24との距離H1が長くなつている。
そして、殺虫マツトカートリツジを容器1内に
取付けると第17図に示すように、下向の段部3
1がバネ受け9に当接すると共に、周壁21の一
部が底壁2の彎曲面2aに接して一対の収納筐2
3は各カートリツジ収納空間16内に安定して位
置決めされて支持され、押え15で浮き上らない
ように支持されてカートリツジ容器25自体がマ
ツト支持部となる。つまり、殺虫マツトカートリ
ツジを容器1内に取付ける際には押え15を非押
え位置とし、取付け後に押え位置とする。
この時、下向の段部31と連結板24との間の
距離H1が短かいので、発熱体受け8はあまり押
し下げされず発熱体13は上方寄位置となるか
ら、発熱体13とテープ状殺虫マツト27との距
離は極く短かく、実施例では発熱体受け8の横片
8bと圧着しているので、発熱体13の熱がテー
プ状殺虫マツト27に十分に伝熱して殺虫剤を蒸
散するのに必要な高温になるまで加熱して殺虫剤
を蒸散できる。
また、駆動用歯車28が歯車18に噛合するか
らモータ17を駆動することで他方の軸26を回
転してテープ状殺虫マツト27を巻き取りできる
ので、テープ状殺虫マツト27の新らしい部分を
発熱体13に接触させることができる。
芳香剤カートリツジを容器1に取付けると前述
と同様に取付けできるが、下向の段部31と連結
板24との距離H1が長いので、バネ受け9は段
部31によつて下方に押し下げられて発熱体受け
8は前述よりも下方位置となり、発熱体13とテ
ープ状芳香マツト32との距離が長くなる。
このために、発熱体13の熱がテープ状芳香マ
ツト32にあまり伝わらずに前述のように殺虫剤
を蒸散する高温まで昇温せずに、芳香剤蒸散に適
する低温となるから、芳香剤を正常の状態で蒸散
できる。
つまり、あまり高温まで加熱すると芳香剤が分
解して香りがなくなつたり、他の香りとなつてし
まうことがある。
以上の実施例ではテープ状の殺虫マツト、芳香
マツトについて述べたが、板状の殺虫マツト、芳
香マツトの場合には発熱体受け8を手動操作等で
上下に移動して固定できるようにすると共に、容
器1にマツト支持部を形成すれば良く、さらには
マツト支持部を上下移動自在とし、発熱体受け8
を固定しても良い。
つまり、容器1にマツト支持部と発熱体受けと
を設け、その相対位置を変更できるようにすれば
良い。
考案の効果 第1のマツトカートリツジを容器1内に収納す
ると、カートリツジ容器の上部に形成した下向の
段部31が発熱体受け8に当接して発熱体受け8
は上方位置となつて発熱体13が上方位置とな
り、マツトと発熱体13との距離が短かくなるか
ら発熱体13でマツトを高温に加熱できる。
第2のマツトカートリツジを容器1内に収納す
ると、カートリツジ容器の下部に形成した下向の
段部31が発熱体受け8に当接して発熱体受け8
をバネに抗して押し下げるから発熱体13は下方
位置となり、マツトと発熱体13との距離が長く
なつて発熱体13でマツトを低温に加熱できる。
したがつて、1つの蒸散器を用いて蒸散温度の
異なるマツトを適切温度に加熱して良好に蒸散で
きると共に、発熱体13の温度は一定で良いから
複雑な電気的制御機構が必要なく、しかもカート
リツジ容器に形成した下向の段部31で発熱体受
け8を押し下げるので、マツトカートリツジを容
器1内に収納することによりマツトと発熱体13
との距離を変えてマツトの加熱温度を、含浸した
薬剤の蒸散温度に見合うようにできるから、誤動
作などすることなくマツトを常に最適な蒸散温度
に加熱できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図〜第6図
は蒸散器を示すもので、第1図、第2図、第3図
は第4図の−線、−線、−線断面
図、第4図、第5図、第6図は平面図、側面図、
底面図、第7図〜第13図はテープ状殺虫マツト
カートリツジを示し、第7図、第8図、第9図は
平面図、底面図、上面図、第10図、第11図、
第12図、第13図は第7図の−線、XI−XI
線、XII−XII線、−線断面図、第14図、
第15図、第16図はテープ状芳香マツトカート
リツジの平面図、底面図、上面図、第17図、第
18図はカートリツジ取付状態の断面図である。 1は容器、8は発熱体受け、13は発熱体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カートリツジ収納空間を有するカートリツジ容
    器と、このカートリツジ容器に対して交換自在に
    収納固定される第1のカートリツジと第2のカー
    トリツジととからなり、 前記カートリツジ容器は、両端にはバネ受け9
    を有すると共に上方中央部には発熱体13を有す
    る発熱体受け8を有し、この発熱体受け8は、そ
    の両端のバネ受け9によつてカートリツジ容器の
    底壁2の左右にそれぞれ立設されたバネ12に載
    置されており、 前記第1のカートリツジは前記発熱体受け8の
    バネ受け9を下方に押圧する下向の段部31を備
    え、 前記第2のカートリツジは、第1のカートリツ
    ジより長い下向の段部を備えていることを特徴と
    する蒸散器。
JP1985037387U 1985-03-18 1985-03-18 Expired JPH0142474Y2 (ja)

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JP1985037387U JPH0142474Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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JPS61154780U JPS61154780U (ja) 1986-09-25
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5410877B2 (ja) * 1974-10-10 1979-05-10
JPS56108030A (en) * 1980-01-31 1981-08-27 Tokyo Electric Co Ltd Roaster

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