JPH0142455Y2 - - Google Patents

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JPH0142455Y2
JPH0142455Y2 JP9943685U JP9943685U JPH0142455Y2 JP H0142455 Y2 JPH0142455 Y2 JP H0142455Y2 JP 9943685 U JP9943685 U JP 9943685U JP 9943685 U JP9943685 U JP 9943685U JP H0142455 Y2 JPH0142455 Y2 JP H0142455Y2
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JP
Japan
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cage
sterilizer
cages
section
sterilization
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JP9943685U
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JPS627852U (ja
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、実験用動物を飼育するためのケー
ジを洗浄減菌し、このケージ内への床材の充填ま
でを自動的に行なうケージの減菌処理装置に関す
るものである。
〔従来の技術と問題点〕
実験用動物を飼育するためのケージは、飼育環
境を清浄に維持する必要があるため、定期的に洗
浄や減菌を行なわなければならない。
即ち、ケージは動物の体毛や排泄物及び飼料等
の付着によて短期間で汚損し、飼育環境が悪化す
ると正確な実験データの採収が困難になると共
に、動物の正常な飼育も困難になる。
ところで、従来のケージ洗浄及び減菌のための
前処理や減菌後の後処理は、作業員が手作業で行
なつていたため、重労働で作業能率が極めて悪
く、洗浄作業に多くの経費が必要となるという問
題がある。
また、従来は減菌に対する前処理と後処理を共
通のフロアによつて行なうため、前処理時の汚損
物がフロアに飛散し、これが減菌後のケージに付
着して汚損が生じるという問題がある。
この考案は、上記のような問題を解決するため
になされたものであり、減菌のための前処理が自
動的に行なえ、減菌後の汚損発生がない実験動物
用ケージの減菌処理装置を提供するのが目的であ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記のような問題点を解決するため、この考案
は、減菌器の入口側に、ケージ搬入機と、ケージ
内汚物の排出部と、ケージ洗浄部と、洗浄剤ケー
ジを減菌器の入口に臨ませるケージ受取部及び搬
入機上のケージ受取り、汚物排出部、ケージ洗浄
部、ケージ受取部へと順番に移送する搬出ロボツ
トとを配置し、前記減菌器の出口側に、減菌後の
ケージを受取る搬送機と、搬送途中のケージ内に
床材を充填する床材供給部を設け、前記減菌器の
入側空間と出側空間を遮蔽壁で分離したものであ
る。
〔作用〕
ケージ搬入機上に供給された使用済のケージ
は、搬出ロボツトで保持され、先ず汚物排出部の
位置に運ばれて反転状態にされ、内部汚物が排出
され、次に洗浄槽に運ばれて洗浄された後、受取
部上に載置され、減菌の前処理が完了する。
受取部上のケージは減菌器内へ挿入され、高圧
蒸気によつて減菌処理されたのち出口から搬送機
上に取出され、搬送途中において新たな床材が供
給充填される。
減菌器はその入口側と出口側のフロアが遮蔽壁
によつて完全に仕切られているため、減菌後のケ
ージが前処理工程時の汚物によつて汚損するとい
うようなことがない。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図と第2図のように、減菌器1は前後に開
閉自在となる入口と出口を備え、内部に収納した
ケージAを高圧蒸気で減菌するようになつてお
り、この減菌器1を設置したフロアは遮蔽壁2に
よつて入口側の前処理フロア3と、出口側の後処
理フロア4に仕切られている。
上記前処理フロア3には、前部から後方に、ケ
ージ搬入機5と、ケージ内汚物の排出部6と、ケ
ージ洗浄部7と、ケージ受取部8が一例に並べて
配置され、これらの横にケージ搬出ロボツト9が
設けられ、最後部のケージ受取部8が減菌器1の
入口に臨んでいる。
ケージ搬入機5はベルトやチエン等のコンベヤ
によつて形成され、使用済ケージAが取出側端部
の洗浄前待機位置Xに臨むと停止する。
汚物排出部6は、使用済ケージA内にある汚
物、例えばチツプ状の床材料及び排泄物等を受取
る容器によて形成され、使用済ケージAは、容器
上で反転させることにより汚物の排出が行なえ
る。
ケージ洗浄部7は、図示の場合、洗剤や薬液等
を用いた主洗浄槽7aと、水洗等の仕上げ洗浄槽
7bとを並べて配置した各々の槽内に順次ケージ
Aを浸漬させることにより、洗浄を行なうもので
ある。
なお、洗浄効果を向上させるため、エヤを噴出
させたり、超音波や機戒的な撹拌を使用するよう
にしてもよい。
ケージ受取部8はベルトやチエン等のコンベヤ
によつて形成され、洗浄後のケージAを受取り、
これを減菌器1の入口に移送するものであり、減
菌器1内へのケージの供給は、作業員によつて人
為的に行なう。
前記ケージ搬出ロボツト9は、搬入機5の洗浄
前待機位置Xに送られたケージAを保持し、これ
を汚物排出部6、主洗浄槽7a、仕上げ洗浄槽7
b、ケージ受取部8へと順番に移送するためのも
のであり、フロア上に敷設したレール10に沿つ
て移動自在となる走行体11の上部にアーム12
を設け、このアーム13の先端に昇降自在となる
リフト機構14を取付けて構成され、ケージAの
両側外面に設けたフランジBをリフト機構14で
チヤツキングするようになつている。
リフト機構14は、シリンダ15によつて上下
動する昇降枠16の両側に、固定爪17とシリン
ダ18で作動する可動爪19からなるチヤツク2
0を取付け、このチヤツク20をモータ21で
180゜回動させるように形成され、、チヤツキング
したケージAの昇降動と反転が行なえる。
上記搬出ロボツト9は、予め入力した信号に従
つて、進退動とリフト機構14の昇降動及びチヤ
ツク20の開閉と回動とが自動的に電子制御され
る。
前記後処理フロア4には、減菌器1の出口に臨
む取出コンベヤ22と、床材供給部23と、搬出
コンベヤ24を並べて設け、洗浄及び減菌後のケ
ージA内に床材供給部23で定量の新たな床材を
充填するようになつている。
この減菌処理装置は上記のような構成であり、
使用済ゲージAを搬入機5上に供給すると、これ
を搬出ロボツト9がチヤツキングし、先ず、汚物
排出部6上に移送して反転させ、第4図のように
汚物の排出を行なう。
次に、ケージAを主洗浄槽7a上に移送し、こ
の槽内に浸漬させることにより主洗浄を行ない、
更に仕上げ洗浄槽7bで洗浄を行なつてケージ受
取部8上に載置供給する。
洗浄後のケージAは減菌器1内に挿入し、所定
時間の減菌後にこれを出口から取出し、取出コン
ベヤ22で床材供給部23に送り、新たな床材を
充填したケージを搬出コンベヤ24で所定位置に
送るものである。
〔効果〕
以上のように、この考案によると、実験動物用
ゲージの汚物処理から洗浄、減菌、床材の充填ま
でが連続的に行なえ、ケージの処理作業が省力的
にしかも能率よく行なえるようになる。
また、減菌器の入口側フロアと出口側フロアを
完全に遮蔽したので、入口側で行なう前処理時の
汚物が、処理済ケージに付着するようなことがな
く、常に洗浄なケージ使用が可能になり、動物実
験の信頼性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は減菌処理装置の平面図、第2図は同正
面図、第3図は同上における搬出ロボツト部分の
縦断側面図、第4図は同汚物排出部の縦断側面
図、第5図は搬出ロボツトのリフト機構部分を示
す正面図、第6図は同上要部の拡大正面図、第7
図は同横断平面図である。 1……減菌器、2……遮蔽壁、5……搬入機、
6……汚物排出部、7……ケージ洗浄部、8……
ケージ受取部、9……ケージ搬出ロボツト、23
……床材供給部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 減菌器の入口側に、ケージ搬入機と、ケージ内
    汚物の排出部と、ケージ洗浄部と、洗浄済ケージ
    を減菌器の入口に臨ませるケージ受取部及び搬入
    機上のケージを受取り、汚物排出部、ケージ洗浄
    部、ケージ受取部へと順番に移送する搬出ロボツ
    トとを配置し、前記減菌器の出口側に、減菌後の
    ケージを受取る搬送機と、搬送途中のケージ内に
    床材を充填する床材供給部を設け、前記減菌器の
    入側空間と出側空間を遮蔽壁で分離した実験動物
    用ケージの減菌処理装置。
JP9943685U 1985-06-27 1985-06-27 Expired JPH0142455Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9943685U JPH0142455Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

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JP9943685U JPH0142455Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

Publications (2)

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JPS627852U JPS627852U (ja) 1987-01-17
JPH0142455Y2 true JPH0142455Y2 (ja) 1989-12-12

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ID=30968311

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63200761A (ja) * 1987-02-15 1988-08-19 大森商機株式会社 製材の消毒装置
KR100915035B1 (ko) * 2001-12-14 2009-09-02 재단법인 오사카산업진흥기구 동물사육 시스템 및 그 이용방법
WO2008142788A1 (ja) * 2007-05-23 2008-11-27 Seiwa Sangyo Co., Ltd. 実験動物飼育施設
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JP7051883B2 (ja) 2016-10-28 2022-04-11 イノバイブ, インコーポレイテッド 代謝ケージ

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JPS627852U (ja) 1987-01-17

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