JPH0142431B2 - - Google Patents
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- JPH0142431B2 JPH0142431B2 JP1344683A JP1344683A JPH0142431B2 JP H0142431 B2 JPH0142431 B2 JP H0142431B2 JP 1344683 A JP1344683 A JP 1344683A JP 1344683 A JP1344683 A JP 1344683A JP H0142431 B2 JPH0142431 B2 JP H0142431B2
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F7/38—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
- G06F7/48—Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
- G06F7/50—Adding; Subtracting
- G06F7/501—Half or full adders, i.e. basic adder cells for one denomination
- G06F7/5016—Half or full adders, i.e. basic adder cells for one denomination forming at least one of the output signals directly from the minterms of the input signals, i.e. with a minimum number of gate levels
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Description
産業上の利用分野
本発明は複数桁の2つの数を加算する加算回路
に関し、特にCMOSトランジスタ(相補型絶縁
ゲート電界効果トランジスタ)を用いて構成する
のに最適な加算回路に関するものである。 従来例の構成とその問題点 従来の加算回路を第1、第2図に示す。 第1図は公知の全加算器であり、1,2は
EXOR(排他的論理和)ゲートであり、3,4,
5はNANDゲートであつて、第i桁目の加算数
Ai、第i桁目の被加算数Bi、第i桁目への桁上
げ信号Ciを入力して、第i桁目の和Si、第i+1
桁目への桁上げ信号Ci+1を出力する機能のもの
である。従つて、SiとCi+1は、 Si=AiBiCi Ci+1=AiBi+Ci(AiBi) で示される。第2図は、第1図の全加算器を用い
て、加算数A、被加算数Bが共に4ビツトの場合
の加算回路を示す。 10〜13は第1図に示した全加算器であり、
10を構成する1〜5の各ゲートは、第1図に示
す同付番の各ゲートと全く同じものである。 即ち、第2図の回路はリツプル・キヤリー型の
加算回路であり、加算数(A4A3A2A1)と被加算
数(B4B3B2B1)と第1桁目への桁上げ信号C1を
入力して、4ビツトの和(S4S3S2S1)と第4桁目
からの桁上げ信号C5を出力する機能を持つ。 加算数Ai、被加算数Bi、桁上げ信号C1が同時
に入力されたとすれば、和S1を得るにはEXOR
ゲート(排他的論理和ゲート)2段、C2につい
ては、EXORゲート1段とNANDゲート2段の
遅延時間がそれぞれ必要となり、EXORゲート
をCMOSトランジスタで構成したとき、NAND
又はNORゲート2段相当の遅延時間とみなせる
から、和S1はゲート4段分の遅延、最終の桁上げ
信号C5はゲート10段分の遅延時間を持つて得ら
れる。一般に、nビツト数同士の加算の場合、ク
リテイカルパスである桁上げ信号Co+1を得るため
には、ゲート2n+2段分の遅延時間が必要とな
る。 発明の目的 本発明は、従来の加算回路の長いクリテイカル
パスを大幅に短縮し、高速に加算することのでき
る加算回路を提供しようとするものである。 発明の構成 本発明は、その構成要素となる全加算器として
加算すべき3つの入力信号ai、bi、ciとこれをイ
ンバータで反転した信号、、との6つの信
号を入力とする2個の論理ゲートから和出力を
得、一方ai、bi、ciを入力とする2個の論理ゲー
トから逆極性の桁上げ出力信号i+1を得るタイプ
1の全加算器と、、、ciを入力とする2個の
論理ゲートから正極性の桁上げ出力信号Ci+1を得
るタイプ2の全加算器のの2種類の全加算器を複
数個設け、これらを交互に配置させることによつ
て、桁上げ信号の高速伝搬を実現させるものであ
る。 実施例の説明 以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 第3図、第4図は本発明の加算回路に用いる全
加算器の一実施例である。第3図はタイプ1の全
加算器であり、第i桁目の加算数Ai、第i桁目
の被加算数Bi、第i桁目への桁上げ信号Ciを入
力し、第i桁目の和Siと第i+1桁目への桁上げ
信号i+1を出力する機能をを有するものである。
又、第4図はタイプ2の全加算器であり、加算数
Ai、被加算数Bi、桁上げ信号を入力し、和Si
と第i+1桁目への桁上げ信号Ci+1を出力する機
能を有するものである。第3図において、1a,
2aはCMOSトランジスタ構成の論理ゲートで
あり、共に同じ機能を有するものである。論理ゲ
ート1a(2aも同様)は、a〜eの5つの入力
信号を入力し、a=b=c=1(高論理レベル)
か、又はa=d=e=1のとき、出力f=0(低
論理レベル)となり、a=b=c=0か、又はa
=d=e=0のとき、出力f=1となり、上記以
外の入力条件のときには、出力fは高インピーダ
ンス状態となる。 3aは3入力l、m、nの論理ゲート論理ゲー
トであり、l=m=1か、又はl=n=1のと
き、出力k=0となり、l=m=0か、又はl=
n=0のとき、出力k=1となり、上記以外の入
力条件のときには、出力kは高インピーダンス状
態となる。4aは、2入力g、hの論理ゲートで
あり、g=h=1のとき、出力k=0となり、g
=h=0のとき、出力k=1となり、それ以外の
入力条件では出力kは高インピーダンス状態とな
る。5a,6a,7aは、公知のCMOS構成の
インバータである。 10a〜14a,20a〜24a,30a〜3
2a,40a,41aはPチヤネル・トランジス
タであり、15a〜19a,25a〜29a,3
3a〜35a,42a,43aはNチヤネル・ト
ランジスタであつて、両トランジスタ共に、ソー
ス端子に矢印を付して示す。論理ゲート1a,2
aの出力を共通接続し、接続点fに和Siを得、論
理ゲート3a,4aaの出力を共通接続し、接続
点kに桁上び信号Ci+1を得る。 入力信号Ai、Bi、Ciに対する論理ゲート1a,
2aの出力と和Siを第1表に真理値表に、また、
論理ゲート3a,4aの出力と桁上げ信号i+1を
第2表の真理値表に示す。
に関し、特にCMOSトランジスタ(相補型絶縁
ゲート電界効果トランジスタ)を用いて構成する
のに最適な加算回路に関するものである。 従来例の構成とその問題点 従来の加算回路を第1、第2図に示す。 第1図は公知の全加算器であり、1,2は
EXOR(排他的論理和)ゲートであり、3,4,
5はNANDゲートであつて、第i桁目の加算数
Ai、第i桁目の被加算数Bi、第i桁目への桁上
げ信号Ciを入力して、第i桁目の和Si、第i+1
桁目への桁上げ信号Ci+1を出力する機能のもの
である。従つて、SiとCi+1は、 Si=AiBiCi Ci+1=AiBi+Ci(AiBi) で示される。第2図は、第1図の全加算器を用い
て、加算数A、被加算数Bが共に4ビツトの場合
の加算回路を示す。 10〜13は第1図に示した全加算器であり、
10を構成する1〜5の各ゲートは、第1図に示
す同付番の各ゲートと全く同じものである。 即ち、第2図の回路はリツプル・キヤリー型の
加算回路であり、加算数(A4A3A2A1)と被加算
数(B4B3B2B1)と第1桁目への桁上げ信号C1を
入力して、4ビツトの和(S4S3S2S1)と第4桁目
からの桁上げ信号C5を出力する機能を持つ。 加算数Ai、被加算数Bi、桁上げ信号C1が同時
に入力されたとすれば、和S1を得るにはEXOR
ゲート(排他的論理和ゲート)2段、C2につい
ては、EXORゲート1段とNANDゲート2段の
遅延時間がそれぞれ必要となり、EXORゲート
をCMOSトランジスタで構成したとき、NAND
又はNORゲート2段相当の遅延時間とみなせる
から、和S1はゲート4段分の遅延、最終の桁上げ
信号C5はゲート10段分の遅延時間を持つて得ら
れる。一般に、nビツト数同士の加算の場合、ク
リテイカルパスである桁上げ信号Co+1を得るため
には、ゲート2n+2段分の遅延時間が必要とな
る。 発明の目的 本発明は、従来の加算回路の長いクリテイカル
パスを大幅に短縮し、高速に加算することのでき
る加算回路を提供しようとするものである。 発明の構成 本発明は、その構成要素となる全加算器として
加算すべき3つの入力信号ai、bi、ciとこれをイ
ンバータで反転した信号、、との6つの信
号を入力とする2個の論理ゲートから和出力を
得、一方ai、bi、ciを入力とする2個の論理ゲー
トから逆極性の桁上げ出力信号i+1を得るタイプ
1の全加算器と、、、ciを入力とする2個の
論理ゲートから正極性の桁上げ出力信号Ci+1を得
るタイプ2の全加算器のの2種類の全加算器を複
数個設け、これらを交互に配置させることによつ
て、桁上げ信号の高速伝搬を実現させるものであ
る。 実施例の説明 以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 第3図、第4図は本発明の加算回路に用いる全
加算器の一実施例である。第3図はタイプ1の全
加算器であり、第i桁目の加算数Ai、第i桁目
の被加算数Bi、第i桁目への桁上げ信号Ciを入
力し、第i桁目の和Siと第i+1桁目への桁上げ
信号i+1を出力する機能をを有するものである。
又、第4図はタイプ2の全加算器であり、加算数
Ai、被加算数Bi、桁上げ信号を入力し、和Si
と第i+1桁目への桁上げ信号Ci+1を出力する機
能を有するものである。第3図において、1a,
2aはCMOSトランジスタ構成の論理ゲートで
あり、共に同じ機能を有するものである。論理ゲ
ート1a(2aも同様)は、a〜eの5つの入力
信号を入力し、a=b=c=1(高論理レベル)
か、又はa=d=e=1のとき、出力f=0(低
論理レベル)となり、a=b=c=0か、又はa
=d=e=0のとき、出力f=1となり、上記以
外の入力条件のときには、出力fは高インピーダ
ンス状態となる。 3aは3入力l、m、nの論理ゲート論理ゲー
トであり、l=m=1か、又はl=n=1のと
き、出力k=0となり、l=m=0か、又はl=
n=0のとき、出力k=1となり、上記以外の入
力条件のときには、出力kは高インピーダンス状
態となる。4aは、2入力g、hの論理ゲートで
あり、g=h=1のとき、出力k=0となり、g
=h=0のとき、出力k=1となり、それ以外の
入力条件では出力kは高インピーダンス状態とな
る。5a,6a,7aは、公知のCMOS構成の
インバータである。 10a〜14a,20a〜24a,30a〜3
2a,40a,41aはPチヤネル・トランジス
タであり、15a〜19a,25a〜29a,3
3a〜35a,42a,43aはNチヤネル・ト
ランジスタであつて、両トランジスタ共に、ソー
ス端子に矢印を付して示す。論理ゲート1a,2
aの出力を共通接続し、接続点fに和Siを得、論
理ゲート3a,4aaの出力を共通接続し、接続
点kに桁上び信号Ci+1を得る。 入力信号Ai、Bi、Ciに対する論理ゲート1a,
2aの出力と和Siを第1表に真理値表に、また、
論理ゲート3a,4aの出力と桁上げ信号i+1を
第2表の真理値表に示す。
【表】
【表】
一例として、Ai=0、Bi=1、Ci=0の場合
には、Pチヤネル・トランジスタ10a,11
a,14aが同時にオンして、論理ゲート1aの
出力は1、論理ゲート2aは高出力インピーダン
スとなつて、和Siは1となり、Pチヤネル・トラ
ンジスタ30aと32aが同時にオンして、論理
ゲート3aの出力は1、論理ゲート4aは高出力
インピーダンスとなつて、桁上げ信号i+1は1と
なる。 第1、2表の真理値表から、Si、i+1は次式で
表わされ、タイプ1全加算器として動作している
ことがわかる。 Si=AiBiCi i+1=++ 次に、第3図のタイプ1全加算器の加算時間を
見積る。 入力信号Ai、Bi、Ciが同時に入力されたとす
ると、インバータ5a,6a,7aで、それぞれ
Ai、、が同時に得られ、Ai、Bi、Ci、、
Bi、の6つの信号が論理ゲート1a〜4aに
入力されるから、和Siはインバータ1段と論理ゲ
ート(1a又は2a)1段の、ゲート2段の遅延
時間で、また、桁上げ信号i+1も同様に、インバ
ータ1段と論理ゲート(3a又は4a)1段の、
ゲート2段の遅延時間以内の時間で得られる。 次に、入力信号Ai、Biが先に入力され、遅れ
てCiが入力されたとすれば、Ciが到来したとき、
論理ゲート1a〜4aのAi、Bi、Ai、Biが入力
されているトランジスタは、既にオンかオフに然
るべき状態になつてしまつているから、和Siが得
られるのは、インバータ5aと論理ゲート2aの
ゲート2段の遅延時間で、また、桁上げ信号i+1
については、論理ゲート3aのゲート1段の遅延
時間以内の時間で得られる。 次に、第4図のタイプ2全加算器について説明
する。 第4図において、1b,2b,3b,4bは
CMOSトランジスタ構成の論理ゲートであり、
それぞれ第3図の1a,2a,3a,4aと全く
同じ機能を有するものである。5b,6b,7b
は公知のCMOS構成のインバータである。 10b〜14b,20b〜24b,30b〜3
2b,40b,41bはPチヤネル・トランジス
タであり、15b〜19b,25b〜29b,3
3b〜35b,42b,43bはNチヤネル・ト
ランジスタであつて、両トランジスタ共に、ソー
スに矢印を付して示す。論理ゲート1b,2bの
出力を共通接続し、接続点の和Siを得、論理ゲー
ト3b,4bの出力を共通接続し、接続点に桁上
げ信号Ci+1を得る。 入力信号Ai、Biに対する論理ゲート1b,
2bの出力と和Siを第3表の真理値表に、また、
論理ゲート3b,4bの出力と桁上げ信号Ci+1を
第4表に示す。
には、Pチヤネル・トランジスタ10a,11
a,14aが同時にオンして、論理ゲート1aの
出力は1、論理ゲート2aは高出力インピーダン
スとなつて、和Siは1となり、Pチヤネル・トラ
ンジスタ30aと32aが同時にオンして、論理
ゲート3aの出力は1、論理ゲート4aは高出力
インピーダンスとなつて、桁上げ信号i+1は1と
なる。 第1、2表の真理値表から、Si、i+1は次式で
表わされ、タイプ1全加算器として動作している
ことがわかる。 Si=AiBiCi i+1=++ 次に、第3図のタイプ1全加算器の加算時間を
見積る。 入力信号Ai、Bi、Ciが同時に入力されたとす
ると、インバータ5a,6a,7aで、それぞれ
Ai、、が同時に得られ、Ai、Bi、Ci、、
Bi、の6つの信号が論理ゲート1a〜4aに
入力されるから、和Siはインバータ1段と論理ゲ
ート(1a又は2a)1段の、ゲート2段の遅延
時間で、また、桁上げ信号i+1も同様に、インバ
ータ1段と論理ゲート(3a又は4a)1段の、
ゲート2段の遅延時間以内の時間で得られる。 次に、入力信号Ai、Biが先に入力され、遅れ
てCiが入力されたとすれば、Ciが到来したとき、
論理ゲート1a〜4aのAi、Bi、Ai、Biが入力
されているトランジスタは、既にオンかオフに然
るべき状態になつてしまつているから、和Siが得
られるのは、インバータ5aと論理ゲート2aの
ゲート2段の遅延時間で、また、桁上げ信号i+1
については、論理ゲート3aのゲート1段の遅延
時間以内の時間で得られる。 次に、第4図のタイプ2全加算器について説明
する。 第4図において、1b,2b,3b,4bは
CMOSトランジスタ構成の論理ゲートであり、
それぞれ第3図の1a,2a,3a,4aと全く
同じ機能を有するものである。5b,6b,7b
は公知のCMOS構成のインバータである。 10b〜14b,20b〜24b,30b〜3
2b,40b,41bはPチヤネル・トランジス
タであり、15b〜19b,25b〜29b,3
3b〜35b,42b,43bはNチヤネル・ト
ランジスタであつて、両トランジスタ共に、ソー
スに矢印を付して示す。論理ゲート1b,2bの
出力を共通接続し、接続点の和Siを得、論理ゲー
ト3b,4bの出力を共通接続し、接続点に桁上
げ信号Ci+1を得る。 入力信号Ai、Biに対する論理ゲート1b,
2bの出力と和Siを第3表の真理値表に、また、
論理ゲート3b,4bの出力と桁上げ信号Ci+1を
第4表に示す。
【表】
【表】
一例として、Ai=1、Bi=0、=0の場合
には、Nチヤネル・トランジスタ15b,16
b,17bが同時にオンして、論理ゲート1bの
出力は0、論理ゲート2bは高出力インピーダン
スとなつて、和Si0となり、Pチヤネル・トラン
ジスタ31bと32bが同時にオンして、論理ゲ
ート3bの出力は1、論理ゲート4bは高出力イ
ンピーダンスとなつて、桁上げ信号Ci+1は1とな
る。 第3、4表の真理値表から、Si、Ci+1は次式で
表わされ、タイプ2全加算器として動作すること
がわかる。 次に、第4図のタイプ2全加算器の加算時間を
見積るが、同図タイプ2全加算器の入力Ai、Bi、
Ciから和Si、桁上げ信号Ci+1迄のゲート段数は、
第3図のタイプ1全加算器のゲート段数と全く同
じであるから、加算時間も同じである。 第5図に本発明による4ビツト加算回路の実施
例を示す。第5図の51,53は第3図のタイプ
1全加算器であり、52,54は第4図のタイプ
2全加算器であつて、奇数ビツト目にタイプ1の
偶数ビツト目にタイプ2の全加算器がそれぞれ配
置された構成となつている。タイプ1全加算器5
1、タイプ2全加算器52中の構成要素1a〜7
a、1b〜7bはそれぞれ、第3図、第4図中の
同番号の構成要素と同じものである。 加算数(A4A3A2A1)、被加算数(B4B3B2B1)、
桁上げ信号C1を入力し、4ビツトの和
(S4S3S2S1)と第4桁目からの桁上げ信号C5を出
力する。各ブロツク51〜54の動作が第3図と
第4図の説明で明らかであるから、詳細な説明は
省略する。さて、加算数Ai、被加算数Bi(i=1
〜4)、桁上げ信号C1が同時入力されたとすれ
ば、和Siは論理ゲート(1a又は2a)1段とイ
ンバータ1段の、ゲート2段の遅延時間で2は
論理ゲート(3a、又は4a)1段とインバータ
1段の、ゲート2段の遅延時間で得られ、クリテ
イカルパスである桁上げ信号C5は、2からC5ま
でゲート3段分の遅延時間となるからゲート5段
の遅延時間だけで得られることになる。 一般に、nビツト数同志の加算の場合、クリテ
イカルパスである桁上げ信号i+1は、ゲートn+
1段分の遅延時間だけで得られる。これは、第2
図の従来回路のクリテイカルパス遅延時間、ゲー
ト2n+2段分と比べて、2分の1に短縮された
値となる。即ち、従来の回路に対して、2倍の加
算速度で加算できることになる。 桁上げ信号i+1、Ci+1は論理ゲート(3aと4
a,3bと4b)でドライブされているため、例
えば、トランスフア・ゲートを直列接続した構成
の桁上げ信号伝搬径路の伝搬遅延よりも小さい遅
延時間で桁上げ信号を伝搬させるよう設計するこ
とが容易に可能である。 発明の効果 以上説明したように本発明によれば、簡単な回
路構成で、従来の2倍の加算速度を有する全加算
器を得、クリテイカルパスである桁上げ信号伝搬
径路を大幅に短縮して、高速加算動作が可能な加
算回路が得られ、その効果は極めて大きいもので
ある。
には、Nチヤネル・トランジスタ15b,16
b,17bが同時にオンして、論理ゲート1bの
出力は0、論理ゲート2bは高出力インピーダン
スとなつて、和Si0となり、Pチヤネル・トラン
ジスタ31bと32bが同時にオンして、論理ゲ
ート3bの出力は1、論理ゲート4bは高出力イ
ンピーダンスとなつて、桁上げ信号Ci+1は1とな
る。 第3、4表の真理値表から、Si、Ci+1は次式で
表わされ、タイプ2全加算器として動作すること
がわかる。 次に、第4図のタイプ2全加算器の加算時間を
見積るが、同図タイプ2全加算器の入力Ai、Bi、
Ciから和Si、桁上げ信号Ci+1迄のゲート段数は、
第3図のタイプ1全加算器のゲート段数と全く同
じであるから、加算時間も同じである。 第5図に本発明による4ビツト加算回路の実施
例を示す。第5図の51,53は第3図のタイプ
1全加算器であり、52,54は第4図のタイプ
2全加算器であつて、奇数ビツト目にタイプ1の
偶数ビツト目にタイプ2の全加算器がそれぞれ配
置された構成となつている。タイプ1全加算器5
1、タイプ2全加算器52中の構成要素1a〜7
a、1b〜7bはそれぞれ、第3図、第4図中の
同番号の構成要素と同じものである。 加算数(A4A3A2A1)、被加算数(B4B3B2B1)、
桁上げ信号C1を入力し、4ビツトの和
(S4S3S2S1)と第4桁目からの桁上げ信号C5を出
力する。各ブロツク51〜54の動作が第3図と
第4図の説明で明らかであるから、詳細な説明は
省略する。さて、加算数Ai、被加算数Bi(i=1
〜4)、桁上げ信号C1が同時入力されたとすれ
ば、和Siは論理ゲート(1a又は2a)1段とイ
ンバータ1段の、ゲート2段の遅延時間で2は
論理ゲート(3a、又は4a)1段とインバータ
1段の、ゲート2段の遅延時間で得られ、クリテ
イカルパスである桁上げ信号C5は、2からC5ま
でゲート3段分の遅延時間となるからゲート5段
の遅延時間だけで得られることになる。 一般に、nビツト数同志の加算の場合、クリテ
イカルパスである桁上げ信号i+1は、ゲートn+
1段分の遅延時間だけで得られる。これは、第2
図の従来回路のクリテイカルパス遅延時間、ゲー
ト2n+2段分と比べて、2分の1に短縮された
値となる。即ち、従来の回路に対して、2倍の加
算速度で加算できることになる。 桁上げ信号i+1、Ci+1は論理ゲート(3aと4
a,3bと4b)でドライブされているため、例
えば、トランスフア・ゲートを直列接続した構成
の桁上げ信号伝搬径路の伝搬遅延よりも小さい遅
延時間で桁上げ信号を伝搬させるよう設計するこ
とが容易に可能である。 発明の効果 以上説明したように本発明によれば、簡単な回
路構成で、従来の2倍の加算速度を有する全加算
器を得、クリテイカルパスである桁上げ信号伝搬
径路を大幅に短縮して、高速加算動作が可能な加
算回路が得られ、その効果は極めて大きいもので
ある。
第1図は全加算器の従来例を示す図、第2図は
4ビツト加算回路の従来例を示す図、第3図、第
4図はそれぞれ本発明のタイプ1、タイプ2の全
加算器の実施例を示す図、第5図は本発明の4ビ
ツト加算回路の実施例を示す図である。 1a〜4a,1b〜4b……論理ゲート、5a
〜7a,5b〜7b……インバータ。
4ビツト加算回路の従来例を示す図、第3図、第
4図はそれぞれ本発明のタイプ1、タイプ2の全
加算器の実施例を示す図、第5図は本発明の4ビ
ツト加算回路の実施例を示す図である。 1a〜4a,1b〜4b……論理ゲート、5a
〜7a,5b〜7b……インバータ。
Claims (1)
- 1 第1、第2、第3、第4、第5の入力a、
b、c、d、eを有し、上記第1、第2、第3の
入力a、b、cが共にハイレベルの第1の場合又
は上記第1、第4、第5の入力a、d、eが共に
ハイレベルの第2の場合の少なくとも一方の場合
に出力がローレベルとなり、上記第1、第2、第
3の入力a、b、cが共にローレベルの第3の場
合又は上記第1、第4、第5の入力a、d、eが
共にローレベルの第4の場合の少なくとも一方の
場合に出力がハイレベルとなり、上記第1〜第4
の場合以外の入力条件のときには出力は高インピ
ーダンス状態となる第1、第2の論理ゲート1
a,2aと、第6、第7、第8の入力l、m、n
を有した上記第6、第7の入力l、mが共にハイ
レベルの第5の場合か又は上記第6、第8の入力
l、mが共にハイレベルの第6の場合の少なくと
も一方の場合に出力がローレベルとなり、上記第
6、第7の入力l、mが共にローレベルの第7の
場合は又は上記第6、第8の入力l、mが共にロ
ーレベルの第8の場合の少なくとも一方の場合に
出力がハイレベルとなり、上記第5〜第8の場合
以外の入力条件のときには出力は高インピーダン
ス状態となる第3の論理ゲート3aと、第9、第
10の入力g、hを有し上記第9、第10の入力g、
hが共にハイレベルの第9の場合に出力がローレ
ベルとなり、上記第9、第10の入力g、hが共に
ローレベルの第10の場合に出力がハイレベルとな
り、上記第9、第10の場合以外の入力条件のとき
には出力は高インピーダンス状態となる第4の論
理ゲート4aとを具備し、第1の入力信号(加算
数Ai)を上記第1の論理ゲート1aの第2の入
力bと上記第2の論理ゲート2aの第2の入力b
とに入力し、上記第1の入力信号Aiの反転信号
を上記第1の論理ゲート1aの第5の入力eと上
記第2の論理ゲート2aの第4の入力dとに入力
し、第2の入力信号(被加算数Bi)を上記第1
の論理ゲート1aの第4の入力dと上記第2の論
理ゲート2aの第3の入力cとに入力し、上記第
2の入力信号Biの反転信号を上記第1の論理ゲ
ート1aの第3の入力cと上記第2の論理ゲート
2aの第5の入力eとに入力し、第3の入力信号
(桁上げ入力信号Ci)を上記第3の論理ゲート3
aの第6の入力lに入力し、上記第1、第2の論
理ゲート1a,2aの出力を共通接続して和出力
信号Siを得、上記第3、第4の論理ゲート3a,
4aの出力を共通接続して桁上げ出力信号Cit1を
得て、上記第1の入力信号Aiを上記第3の論理
ゲート3aの第7の入力mと上記第4の論理ゲー
ト4aの第9の入力gとに、上記第2の入力信号
Biを上記第3の論理ゲート3aの第8の入力n
と上記第4の論理ゲート4aの第10の入力hと
に、上記第3の入力信号Ciを上記第1の論理ゲー
ト1aの第1の入力aに、上記第3の入力信号Ci
の反転信号を上記第2の論理ゲート2aの第1の
入力aに、それぞれ入力するか、あるいは上記第
1の入力信号Aiの反転信号を上記第3の論理ゲ
ート3bの第8の入力nと上記第4の論理ゲート
4bの第9の入力gとに、上記第2の入力信号
Biの反転信号を上記第3の論理ゲート3bの第
7の入力mと上記第4の論理ゲート4bの第10の
入力hとに、上記第3の入力信号Ciを上記第2の
論理ゲート2bの第1の入力aに、上記第3の入
力信号Ciの反転信号を上記第1の論理ゲート1b
の第1の入力aに、それぞれ入力するように構成
したことを特徴とする加算回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1344683A JPS59139446A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 加算回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1344683A JPS59139446A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 加算回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59139446A JPS59139446A (ja) | 1984-08-10 |
JPH0142431B2 true JPH0142431B2 (ja) | 1989-09-12 |
Family
ID=11833357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1344683A Granted JPS59139446A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | 加算回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59139446A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4866658A (en) * | 1984-09-10 | 1989-09-12 | Raytheon Company | High speed full adder |
-
1983
- 1983-01-28 JP JP1344683A patent/JPS59139446A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59139446A (ja) | 1984-08-10 |
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