JPH0142238Y2 - - Google Patents

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JPH0142238Y2
JPH0142238Y2 JP8678586U JP8678586U JPH0142238Y2 JP H0142238 Y2 JPH0142238 Y2 JP H0142238Y2 JP 8678586 U JP8678586 U JP 8678586U JP 8678586 U JP8678586 U JP 8678586U JP H0142238 Y2 JPH0142238 Y2 JP H0142238Y2
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resistor
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はピエゾ抵抗圧力検出素子などのセン
サーによつて検出した信号を伝送する信号伝送装
置に関する。
(従来の技術) 以下圧力検出素子に適用する場合を中心に説明
する。
第1図は従来の信号伝送装置(圧力伝送装置)
を例示するものである。第1図において、1はセ
ンサー回路でありピエゾ抵抗圧力検出素子5を含
む。2は定電圧回路、3は伝送器電源、4は伝送
器負荷、6はピエゾ抵抗圧力センサー1の電源正
(+)側、6′は同じくセンサー1の電源負(−)
側、7はセンサー1の出力信号正(+)側、7′
はセンサー1の出力信号負(−)側、8は演算増
幅器、9はフイードバツク抵抗、10は演算増幅
器8の正入力(検出回路出力信号の正(+)側)
に帰還する第1フイードバツク回路、11は演算
増幅器8の負入力(検出回路出力信号の負(−)
側)に帰還する第二フイードバツク回路、12は
電流変換トランジスタ、13は出力信号電流Ip
14はピエゾ抵抗圧力センサー1の駆動電流IG
ある。
演算増幅器8、電流変換トランジスタ12は電
流調節器を構成し、この電流調節器と定電圧回路
2及びセンサー回路1は一対の電線L1,L2のう
ちの一方の電線L1に並列接続されている。この
ような従来の回路ではセンサーの非線型特性が問
題となる。
一般に、圧力にもとづく物質の電気抵抗変化を
利用して圧力を計測する場合、その圧力指示特性
は第2図または第4図に示すような非線型特性と
なり、その偏倚度aの値は、圧力によりゲージ率
が変化するという圧力検出素子の特性により決ま
り、ほぼフルスパンの0.5〜1%程度である。こ
こにゲージ率とは(ΔR/R÷Δl/l)で示され
る。Rは抵抗、lは抵抗体の寸法である。このよ
うな非線型指示特性においては、見掛け上精度の
低下を招くのみならず、零点附近とフルスパンの
附近では感度が異るため、目盛校正を行う場合に
は、非常に手間がかかる。このように面倒な非線
型指示特性を線型指示特性に直すため、一般には
リニアライザが使用されている。
(考案が解決しようとする問題点) このような、従来の回路においては、ダイオー
ド、ツエナダイオード、トランジスタ、ICなど
の非線型特性を利用して折線近似で補正する方法
が大部分であつたため、連続的な線型化とはいい
えない上に、校正に要する手間は、非線型指示特
性の場合と殆んど変らなかつた。
この考案は上記の問題点を解消するもので、第
4図のような凹の指示特性の場合にわずかな非直
線性を補正する手段として抵抗体のみで補正回路
を構成しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 第1図に例示したような非線型特性を有する信
号伝送装置回路において、電流調節器とフイード
バツク抵抗との間に非線補正抵抗Raを入れると
共に、定電圧回路2の電線L1に接続されない一
端を非線型補正抵抗Raとフイードバツク抵抗の
中間に接続しかつセンサー回路の電線L1に接続
されない一端を非線型補正抵抗Raと電流調節器
の中間に接続する。
(作用) 第1図のような非線型特性を有する信号伝送装
置においてはセンサー回路1の駆動電圧は定電圧
回路2により一定に保たれるのが、本考案の回路
では出力電流Ipの量によつて変化する電圧がセン
サー回路に供給され、センサー回路の出力電圧は
駆動電圧に応じて(比例して)変化するので、非
線型特性が補正された信号伝送装置が得られる。
(実施例) 以下、本考案の実施例である第3図に基づいて
さらに詳しく説明する。第4図はセンサー回路の
指示特性が凹である場合を示しているが、この場
合には第3図の回路が適当である。
第3図の回路において、今圧力センサー1(セ
ンサー回路)に圧力が加わるとセンサー内抵抗5
がピエゾ抵抗効果により変化する。圧力センサー
1には定電圧回路2から電圧が、電源正(+)側
6に直接に、また電源負(−)側6′に抵抗15
を介して供給されている。したがつて、入力圧力
に応じたセンサー1の出力電圧がセンサー1の出
力信号端子7,7′間に発生する。このセンサー
1の出力電圧を、演算増幅器8の入力として加
え、差動増幅し、その出力をトランジスタ12で
電流変換する。この変換された電流にセンサー1
の駆動電流14(IG)の加算された電流が、非線
型補正抵抗15(Ra)に流れ、(この電流を16
(Ib)とする)、フイードバツク抵抗9(Rf)に
は定電圧装置2、演算増幅器8のバイアス電流も
加わつて流れる。
なお、演算増幅器8とトランジスト12は電流
調節器を構成して出力信号電流13Ipを制御して
いる。この電流調節器と定電圧回路2及び圧力セ
ンサー1は一対の電線L1,L2のうちの一方の電
線L1に図のように互いに並例に接続されている。
定電圧回路2は圧力センサー1、電流調節器の駆
動電圧を制御するものである。第3図の回路では
圧力センサー1の出力信号は端子7,7′間の差
電圧として現われるので、演算増幅器8はフイー
ドバツク回路10,11と共に差動増幅器を構成
している。
次にこの第3図回路の作用を説明する。測定量
(圧力)をP、圧力センサー1の出力電圧差を
Vs、出力電流をIp、圧力センサー1を駆動する電
圧をV、定電圧回路2の供給する定電圧をVp
すると、 V=Vp−Ra・Ib Ip,IbはVsに比例するので、Ip∝Ib∝Vs VsはPと第4図に示すような凹の指示特性
(この関係をf(p)で示す)を示し、Vに比例するの
で、 Vs=f(p)・V 従つて、上記から次の関係式が成立する。
Ip∝f(p)・(Vp−Ra・Ib) …(1) これは、I0∝f(p)Ib(∵Vp一定)と書き改めるこ
とができる。
Ib,V,Vsの間には、Ib∝f(p)V∝Vsの関係が
あるので、上記(1)式は次のようになる。
Ipf(p)・Vp−f(P)・Ra・Ib ∝f(p)・Vp−(f(p)2・Ra・V ∝f(P)・Vp−(f(P)2・Vs (∵Ra−定,Ra・V∝Vs) これを整理すると、I0∝f(p)−C(f(p)2となる。
(但しCは定数)。この式においてIpとf(p)の関係は
凸特性であるから、定数C(従つて抵抗Raの値)
を適当に選べば、凹の指示特性f(p)と上記凸特性
が近似的にちようど相殺して線型関係が得られ
る。
(考案の効果) この考案によれば、半導体を使用せず、直線
(リニア)特性が実現できるため温度に対して安
定な指示が得られるとともに、回路構成が抵抗の
みで簡単となるため、経済的であるとともに信頼
性も高く、実用上有用な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のピエゾ抵抗圧力伝送器の構成
を示す回路図、第2図は凸指示特性図、第3図は
本考案の一実施例を示し、凹指示特性に対応する
圧力伝送器の構成を示す回路図である。第4図は
凹指示特性図である。 符号の説明、1……圧力センサー(センサー回
路)、2……定電圧回路、3……伝送器電源、4
……伝送器負荷、8……演算増幅器、9……フイ
ードバツク抵抗Rf、10……第1フイードバツ
ク回路、11……第2フイードバツク回路、12
……電流変換トランジスタ、13……伝送器出力
信号電流Ip、14……圧力センサーの駆動電流IG
15……非線型補正抵抗Ra、16……抵抗Ra中
を流れる電流Ib、L1,L2……電線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝送器電源及び伝送器負荷を一方の側に接続し
    た一対の電線の他方側に接続された信号伝送装置
    において、測定量に応じた電圧を提供するセンサ
    ー回路と、センサー回路の提供する前記電圧に応
    じた電流を提供する電流調節器と、前記センサー
    回路及び電流調節器の駆動電圧を制御する定電圧
    回路とが前記一対の電線のうちの一方の電線L1
    に並列接続され、電流調節器の提供する前記電流
    が直列に接続された非線型補正抵抗Ra及びフイ
    ードバツク抵抗を介して前記一対の電線のうちの
    他方の電線L2に流れるよう構成されており、定
    電圧回路の電線L1に接続されない一端が非線型
    補正抵抗Raとフイードバツク抵抗の中間に接続
    されかつセンサー回路の電線L1に接続されない
    一端が非線型補正抵抗Raと電流調節器の中間に
    接続されることを特徴とする信号伝送装置。
JP8678586U 1986-06-06 1986-06-06 Expired JPH0142238Y2 (ja)

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JPS6251494U JPS6251494U (ja) 1987-03-31
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