JPH0142218B2 - - Google Patents

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JPH0142218B2
JPH0142218B2 JP59194821A JP19482184A JPH0142218B2 JP H0142218 B2 JPH0142218 B2 JP H0142218B2 JP 59194821 A JP59194821 A JP 59194821A JP 19482184 A JP19482184 A JP 19482184A JP H0142218 B2 JPH0142218 B2 JP H0142218B2
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JP
Japan
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far
container
body warmer
emitting material
infrared emitting
Prior art date
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JP59194821A
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English (en)
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JPS6173654A (ja
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Sukeshiro Hori
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  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカイロ、特に所謂白金カイロに関する
ものである。
(従来の技術) 従来、携帯用採暖器具として熱源にベンジンを
使用したカイロは良く知られている。
カイロの熱源としては、ベンジンの如き液体燃
料の他に、電気、ガス等が有るが、携帯性と使用
寿命の点では不利であり、ベンジンの如き液体燃
料が専ら用いられている。カイロの着火はマツ
チ、ライター、電池により行つている。最近は、
新しい型式のカイロとして、パツクを揉むことに
よつて鉄の酸化を開始して発熱させるものが、使
い捨てカイロとして市販されている。
(発明が解決しようとする問題点) これ等のカイロは携帯用採暖器具として最適で
あるが、健康器具としての面で未だ充分な考慮が
拂われていない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は従来のベンジン等の液体燃料を使用す
るカイロ、特に一般に白金カイロとして親しまれ
ているカイロに関し、その健康器具としての面に
考慮を拂つたものである。
本発明はカイロが加熱時に遠赤外線を放射する
ようにカイロ表面に遠赤外線放射物質を構成配置
したカイロに於いて、大小2つに区分して設けら
れた燃料タンクと、使用時に同時に着火され、か
つ前記各燃料タンクの燃料によつて個別に燃焼す
る2つの発熱部を設けたことを特徴とするカイロ
である。
本発明の一見地に於いては、カイロが低温でも
多量の遠赤外線を放射するようにカイロ容器表面
に遠赤外線放射物質を表面積を大として被着させ
る。
本発明の他の見地に於いては、カイロ容器を遠
赤外線放射物質により構成する。
本発明においては、カイロの燃料タンクを大小
2つに区分して設け、使用時に同時に着火させ
て、カイロを早急に加温し、所要温度に加温後は
小タンクが燃え尽きて大タンクのみで加温する。
遠赤外線放射物質とは、加熱されると遠赤外線
を放射する物質を云い、約100℃以下の温度特に
約40〜50℃に加熱されたとき、約1〜50μ特に約
5〜20μの短波長の遠赤外線を高い放射率で放射
する天然鉱物、セラミツクスが好ましい。このよ
うなものの例としては、天然鉱物として雲母、方
解石、珪石、珪砂、ジルコン、バテライト、ジル
コンサンド、ボーキサイト、粘土、陸砂、海砂、
石焼芋用の石、比欧の乾式サウナ用岩石等があ
り、セラミツクスとしてジルコニア、アルミナ、
チタニア、スピネル、その他既知の遠赤外線放射
セラミツクスがある。
カイロ容器に対する遠赤外線放射物質の被着
は、遠赤外線物質を砂状又は半球状として容器の
表面に塗着又は接着することが好ましい。放射さ
れる遠赤外線の量を多くするように、成可く多量
の遠赤外線放射物質を被着させることが好ましい
為、容器表面を波状又は凸凹にすることができ
る。容器への被着は全面でも良いが、通常は片面
で充分である。
カイロ容器は全体を遠赤外線放射物質により構
成しても良いが、通常は片面のみを遠赤外線放射
物質により構成すれば充分である。
カイロを収納する場合、従来の収納用布袋の他
に、腹巻、サポーター等の着用具に収納しても良
い。
(作用) ベンジンの如き液体燃料は、電気、ガスとは異
なり、カイロのような携帯用採暖器具の熱源とし
て最適であることの他に、カイロに用いた場合、
遠赤外線を放射するのに好適な温度に、遠赤外線
放射物質を加熱する。遠赤外線放射物質は、加熱
の結果、遠赤外線を放射する。遠赤外線による熱
は輻射熱であり、従来のカイロの如き伝導熱では
ない。遠赤外線は侵透力の強い電磁波である為、
身体内部に侵透して吸収され、従来のカイロ以上
に加温、保温の効果を発揮し、身体を内部からホ
カホカと効率的に暖める。加温は簡便で、従来の
カイロ以上に広範囲深部に亘つて加温し、治療効
果が高い。遠赤外線放射物質を使う為、従来のカ
イロより低温でも身体に温熱を感じさせ発汗させ
る。従来のカイロと同じ温度で身体を温める場
合、一そう省エネルギーとなる。また、低温で遠
赤外線を放射する適当な遠赤外線放射物質を使用
すれば、従来のカイロに比べ低い温度で作用する
カイロを採用でき、また、所要温度に加温後は小
タンクが燃え尽きて大タンクのみで加温する為、
過度に加温されることがない。このようにすると
従来の白金カイロが使い方によつては時として身
体に火傷を生じさせる事故を完全に防止する。
(実施例) 以下、本発明を実施例につきさらに詳細に説明
する。
実施例 1 第1図は本発明カイロ1に於いて、大小の燃料
タンクA,Bをジルコニア、アルミナ、チタニア
又はスピネル製の容器2に設けた場合である。こ
のようにすると着用の初期には2ヶの燃料タンク
を同時に使用するので小タンクが迅速に加温さ
れ、カイロが充分に加温された或る時間以後は小
タンクが加温を停止し、以後は大タンクのみが加
温を継続する。
従つて、初期加温が迅速である。このカイロは
約40〜50℃の低温で加熱した場合に遠赤外線を放
出する遠赤外線放射物質の使用により可能となつ
たものである。A,B両タンクは隔壁により画成
することができ、両タンクの燃焼時間は両タンク
に入れる燃料の量によつて調節することができ
る。また、A,B両タンクは図示するような上面
から見て長手方向に直角な形だけでなく、第2〜
3図に示す通り上面から見て長手方向に平行に画
成しても良い。
実施例 2 第2図に断面平面図で示すカイロ1に於いて
は、容器2には直径が約0.01〜1mmの範囲内の値
のジルコンサンド又は珪砂等の天然鉱物3を接着
剤で片面に全体に亘つて塗布して被着させてあ
り、もう片面は塗布してない。容器2は大小2つ
の燃料タンクA,Bに区分されている。カイロを
使用する場合は一般に低温の為、着用時の温度上
昇が遅いが、このように構成すると、着用の初期
には非塗布面の方が温度が早く上昇する為、先ず
非塗布面を身体面に向けて着用すると、身体を早
く加温することができる。塗布面の温度が上昇し
た後は、塗布面を身体に向けて着用し、以後は遠
赤外線により穏やかに加温する。また、容器2が
大小の燃料タンクA,Bに区分されている為、着
用の初期には2ケの燃料タンクを同時に使用する
ので小タンクが迅速に加温され、カイロが充分に
加温された或る時間以後は小タンクが加温を停止
し、以後は大タンクのみが加温を継続する。従つ
て、初期加温が迅速であり、後期に過度に加温さ
れることがない。従つて、医療効果、低温で遠赤
外線を放射する天然鉱物の使用による省エネルギ
ー及び火傷の防止等の効果が併せて発揮される。
実施例 3 第3図は第2図の天然鉱物の代わりにジルコニ
ア、アルミナ又はチタニア等のセラミツクスの半
球3′を用いた例を示す。半球は半径の任意の寸
法例えば約0.5〜10mmの範囲内の値で選択するこ
とができるが、余りに大きな値とすると遠赤外線
の放射量が落ち、余りに小さな値とすると半球の
接着に手間がかかるので、この範囲内で適宜選択
する。なお、約4〜8mmの値としてカイロ着用時
に指圧的効果を発揮させても良い。なお、半球は
正確な半円球ではなく半楕円球であつても良い。
実施例 4 第4図に示すカイロ1は、第2図カイロの代わ
りに容器2の片面を波状とし、この面に遠赤外線
放射物3を塗布して被着させてある。このように
すると、遠赤外線の放射量を大とすることの他
に、着用時に指圧的効果を発揮することができ、
また焼燃空気が流通し易い。カイロ1の蓋2′に
は波形を省略しても良い。
(効果) 従来のカイロとは異なり、低温加熱時にも多量
の遠赤外線を放射する為、低温の加熱でも身体の
内部までホカホカと効率的に加温し、身体に広範
囲且つ深部迄温熱を感じさせ、火傷も生じさせな
い。従つて、経済的であり健康に良く、安全であ
る。また、身体を迅速に加温することができ、指
圧効果も得ることができる。従つて、本発明は極
めて有用である。
本発明を特定の例及び数値につき説明したが、
本発明はこれのみに限定されるものでなく、本発
明の広汎な精神と視野を逸脱することなく、種々
な変更と修正が可能なこと勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明カイロの一例を示す線図的斜視
図、第2図は本発明カイロの他の例を示す線図的
横断面図、第3図は本発明カイロの他の例の線図
的横断面図、第4図は本発明カイロの他の例の線
図的縦断面図である。 1……カイロ、2……容器、2′……蓋、3,
3′……遠赤外線放射物質、A……大タンク、B
……小タンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カイロが加熱時に遠赤外線を放射するように
    カイロ表面に遠赤外線放射物質を構成配置したカ
    イロに於いて、大小2つに区分して設けられた燃
    料タンクと、使用時に同時に着火され、かつ前記
    各燃料タンクの燃料によつて個別に燃焼する2つ
    の発熱部を設けたことを特徴とするカイロ。 2 特許請求の範囲1記載のカイロに於いて、容
    器を遠赤外線放射物質により構成したカイロ。 3 特許請求の範囲1記載のカイロに於いて、容
    器の片面を遠赤外線放射物質により構成したカイ
    ロ。 4 特許請求の範囲1記載のカイロに於いて、容
    器表面を波状又は凸凹に構成したカイロ。 5 特許請求の範囲4記載のカイロに於いて、容
    器の片面を波状又は凸凹に構成したカイロ。 6 特許請求の範囲1記載のカイロに於いて、容
    器の壁面に遠赤外線放射物質を表面積を大として
    被着させたカイロ。 7 特許請求の範囲1記載のカイロに於いて、容
    器の片面に遠赤外線放射物質を被着させたカイ
    ロ。 8 特許請求の範囲第6又は7記載のカイロに於
    いて、遠赤外線放射物質が約40〜50℃に加温され
    たときに約5〜20μの短波長の遠赤外線を多量に
    放射するものであるカイロ。 9 特許請求の範囲6又は7記載のカイロに於い
    て、容器の表面に約0.01〜1mmの粒径の遠赤外線
    放射物質を被着させたカイロ。 10 特許請求の範囲6又は7記載のカイロに於
    いて、容器の表面に半径約0.5〜10mmの略々半円
    球又は半楕円球状の遠赤外線放射物質を球面を上
    方にして被着させたカイロ。
JP19482184A 1984-09-19 1984-09-19 カイロ Granted JPS6173654A (ja)

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JP19482184A JPS6173654A (ja) 1984-09-19 1984-09-19 カイロ

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JP19482184A JPS6173654A (ja) 1984-09-19 1984-09-19 カイロ

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JPS6173654A JPS6173654A (ja) 1986-04-15
JPH0142218B2 true JPH0142218B2 (ja) 1989-09-11

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