JPH0433269B2 - - Google Patents

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JPH0433269B2
JPH0433269B2 JP60232137A JP23213785A JPH0433269B2 JP H0433269 B2 JPH0433269 B2 JP H0433269B2 JP 60232137 A JP60232137 A JP 60232137A JP 23213785 A JP23213785 A JP 23213785A JP H0433269 B2 JPH0433269 B2 JP H0433269B2
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JP
Japan
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far
infrared
infrared radiator
heat
binder
Prior art date
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Application number
JP60232137A
Other languages
English (en)
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JPS6292841A (ja
Inventor
Yukio Fujino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANMIN KOGYO CO Ltd
Original Assignee
ANMIN KOGYO CO Ltd
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Publication date
Application filed by ANMIN KOGYO CO Ltd filed Critical ANMIN KOGYO CO Ltd
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Priority to KR1019860006469A priority patent/KR940005048B1/ko
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Publication of JPH0433269B2 publication Critical patent/JPH0433269B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/10Heating elements characterised by the composition or nature of the materials or by the arrangement of the conductor

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、遠赤外線を放射する遠赤外線放射体
を含む層を一面又は両面に有する加温、保温機能
を有する柔軟性シート状物に関する。
〔従来の技術〕
従来、石、陶器等を加熱した場合に、それらか
ら遠赤外線が放射されるということは経験的に知
られており、この遠赤外線が放射により被加熱物
に熱伝達され吸収され、その内部浸透性により被
加熱物を均一に内部から加熱するという原理を利
用して、例えば石焼いも、或いは、甘栗等の加熱
に利用されていた。しかし、この手段を直接身体
の加温に使用することはできない。
更に遠赤外線の利用は、工業用の乾燥機のヒー
ターとして自動車の塗装、グラビア印刷の乾燥等
において、塗装、インク等に使用されるバインダ
ーに熱を吸収させ、乾燥する方法が利用されてい
るが、あくまで工業的な使用であつた。
一方、衣料品などにおいて、保温性を高めるた
めに、シート状物の表面に金属被膜を蒸着転写等
し、その金属被膜による熱反射を利用するものが
知られているが、それらは単に身体から放射する
熱を金属被膜により遮るだけであり、身体を内部
から加熱することはできない。
又、インテリア関係の敷物等にあつては、電気
ヒーターを敷物内部に組み込んだものが知られて
いるが、この製品は、ヒーターを組み込むことに
より加熱手段を併設することにより保温効果を更
に高めてはいるが、そのための設備が必要であ
る。
このように、従来から知られている遠赤外線を
利用する加熱或いは保温手段は、設備の点或いは
使い勝手の点で充分でなく、その他の加熱手段は
身体を内部から暖めることはできない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、
特にヒーター等の発熱部材を必要とすることな
く、身体に対し身体内部から作用する保温及び加
温効果を有し、衣料、インテリア関係等に使用す
ることのできる柔軟性シートを得ることを目的と
している。
〔問題点を解決するための手段〕
体温の温度流域、即ち36℃前後に加熱された場
合、波長のピークが7乃至14μの電磁波を放射す
るセラミツクスを50乃至200メツシユ程度の微粒
子状に粉砕してなる遠赤外線放射体をバインダー
が保持した状態で柔軟性シート状物の一面又は両
面にコーテイング、プリント等により遠赤外線放
射体層として設け、必要に応じ該遠赤外線放射体
層に気泡による空室を設ける。
〔作用〕
本発明加保温シートは遠赤外線放射体を微粉末
状に粉砕してバインダーと共に混練して柔軟性シ
ート状物とに塗布、プリント等して、遠赤外線放
射体層を形成してある。そして、使用時に体温に
より前記遠赤外線放射体が体温領域の36℃前後に
暖められると、体温により加温された遠赤外線放
射体から遠赤外線が放射され、人間の皮膚の下40
〜50mmまで浸透し、この吸収された放射エネルギ
ーは体内のイオン化作用を促進し、細胞を活性化
して身体を芯から暖め、その結果微細血管の拡
張、血液循環の活性化、新陳代謝の強化、体液障
害の一掃等をもたらす。
又、粉砕された遠赤外線放射体の微粉末はバイ
ンダーと混練した状態でバインダーに保持され、
適宜バインダーに囲まれているため手触りを良く
し、バインダー内に気泡が設けられているときは
保温効果を更に高め、柔軟性も高められる。
〔実施例〕
本発明加保温シート1は、柔軟性シート状物2
の一面又は両面に遠赤外線放射体層3を設けたも
のである。柔軟性シート状物2は、合成樹脂フイ
ルム、不織布、織布、編布、金属箔等の何れでも
或いはそれらの内適宜のものを任意に選択して重
ね合わせたものでも良い。織布、編布にあつては
メツシユ状のものでも又、不織布、金属合成樹脂
フイルムにあつては小孔を穿設したものでも良
い。
又、その表面には金属等の被膜を蒸着或いは転
写等により設けることにより一層保温性を高める
ことも考えられる。遠赤外線放射体4を含むもの
で、遠赤外線放射体4は、加熱されることにより
長波長の赤外線、即ち遠赤外線を放射するセラミ
ツクスが用いられる。上記セラミツクスは通常の
粘土と木節粘土とを混合し、これをベースとして
硅石粉砕物を加え、更にアルミニウム酸化物、又
はジルコニウム酸化物、若しくはシリコン酸化物
を加え適当量の水と共に粘結剤を加えて混練し、
これを1300℃前後の高温で焼成したものを50乃至
200メツシユ効果的には100メツシユ程度の微粒子
状に粉砕したものである。この粉砕の程度は後述
する遠赤外線の放射に関係し、粒状が大なる程放
射は大であるが、製品の感触の低下を来たす恐れ
が生ずる。
上記遠赤外線放射体4を、例えばアクリル系樹
脂よりなるバインダー5に必要に応じ発泡剤を加
え、前記柔軟性シート状物2の両面又は片面に適
宜厚さにコーテイングし、遠赤外線放射体層3と
する。
該遠赤外線放射体層3に混入された発泡剤は、
コーテイング後の熱処理時に発泡し、該層3内
に、連続気泡6を生じる。
本発明加保温シートの作用につき次に説明す
る。例えば加保温シートをシーツとして使用した
場合、その上に身体を横たえると、身体からの熱
が、加温シート1の遠赤外線放射体層3の遠赤外
線放射体4に吸収され、それにより遠赤外線放射
体4は体温とはほぼ等しい36℃前後の温度とな
る。この温度の時に遠赤外線放射体4は、人間の
赤外線吸収波長帯に一致した、波長のピークが7
乃至14μの電磁波、即ち遠赤外線を放射する。こ
の遠赤外線は人体に良く吸収され皮膚の下40〜50
mmにまで浸透し、この吸収された放射エネルギー
は体内のイオン化作用を促進し、細胞を活性化し
て身体を芯から温めることになる。
本発明加保温シート1は衣料用として被服類の
中入れ綿と同様の用途目的に、或いは腹巻、サポ
ーターに、或いは靴の中敷等保温、加温の必要な
場所に、更にはインテリア用品として家具、壁
紙、自動車のシート地或いはシートカバーに、寝
装品としての詰物、側地用に、カーペツト敷込み
の下地、ホツトカーペツトのヒーター等、種々の
用途が考えられる。
〔発明の効果〕
本発明は、体温の温度領域において波長のピー
クが7乃至14μの電磁波を放射する遠赤外線放射
体の50乃至200メツシユ程度の粒状体をバインダ
ーで保持してなる遠赤外線放射体層を柔軟性シー
ト状物の一面又は両面に設けたものであるため
に、使用時に体温により加温された寝具内の遠赤
外線放射体から遠赤外線が放射される。この遠赤
外線放射分布曲線を第3図に示す。放射された遠
赤外線は、人間の皮膚の下40〜50mmまで浸透し、
この吸収された放射エネルギーは体内のイオン化
作用を促進し、細胞を活性化して身体を芯から暖
め、その結果微細血管の拡張、血液循環の活性
化、新陳代謝の強化、体液障害の一掃等をもたら
し、寝具として使用した場合には寝心地の良い安
眠効果のある寝具とすることができ、腹巻、サポ
ーター等に使用した場合には腹部或いは患部を暖
め、靴の中敷等に使用した場合は保温効果を高め
ることができる。
又、本発明加保温シートは遠赤外線放射体が微
粉末状でバインダーと共に層状体を形成している
ために遠赤外線放射体をシート上に極薄く塗布す
ることができ、衣服、布団等の中入れ綿と同様の
使用法で使用した場合にその柔軟性と相俟つて遠
赤外線放射体の存在を気付かせるようなことが少
なく、又、遠赤外線放射体層に多数の微細小孔を
設けた場合には、小孔自体が保温断熱のための効
果も生じ、且つ層の柔軟性も高めることができる
効果も生ずる。
更には遠赤外線放射体層を柔軟性シート状物に
コーテイング等する際に遠赤外線放射体層により
模様を画くこともでき、該層を最外面に置くよう
な構造のもとで使用し、意匠上の効果を高めるこ
ともできる。
更には、本発明の遠赤外線放射体はバインダー
と混練された状態で柔軟性シート状物にコーテイ
ング或いはプリントされているから、人の手に触
れても特に遠赤外線放射体のざらついた感触は全
くなく、バインダーによる滑らかな感触が得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加保温シートの斜視図、第2
図は遠赤外線放射体層の断面図、第3図は遠赤外
線放射分布曲線である。 1……加保温シート、2……柔軟性シート状
物、3……遠赤外線放射体層、4……遠赤外線放
射体、5……バインダー、6……気泡。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 体温の温度領域において波長のピークが7乃
    至14μの電磁波を放射する遠赤外線放射体の、50
    乃至200メツシユ程度の粒状体をバインダーで保
    持してなる遠赤外線放射体層を、柔軟性シート状
    物の一面又は両面に設けた柔軟性加保温シート。 2 遠赤外線放射体層は内部に多数の微細小孔を
    有し、或いは有しないものである特許請求の範囲
    第1項記載の柔軟性加保温シート。
JP60232137A 1985-10-17 1985-10-17 柔軟性加保温シ−ト Granted JPS6292841A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60232137A JPS6292841A (ja) 1985-10-17 1985-10-17 柔軟性加保温シ−ト
KR1019860006469A KR940005048B1 (ko) 1985-10-17 1986-08-05 유연성 가·보온(加·保溫) 시이트

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60232137A JPS6292841A (ja) 1985-10-17 1985-10-17 柔軟性加保温シ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS6292841A JPS6292841A (ja) 1987-04-28
JPH0433269B2 true JPH0433269B2 (ja) 1992-06-02

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ID=16934572

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JP60232137A Granted JPS6292841A (ja) 1985-10-17 1985-10-17 柔軟性加保温シ−ト

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63276536A (ja) * 1987-05-08 1988-11-14 Yasuro Kuratomi 農園芸用遠赤外線放射合成樹脂フイルム
JPS63177909U (ja) * 1987-05-09 1988-11-17
JPS6411720U (ja) * 1987-07-13 1989-01-23
JPS6440331A (en) * 1987-08-05 1989-02-10 Showa Package Kogyo Kk Bioceramics-containing chip
JPS6432130U (ja) * 1987-08-19 1989-02-28
JPS6445712U (ja) * 1987-09-10 1989-03-20
JPH0167028U (ja) * 1987-10-23 1989-04-28
JPH023729U (ja) * 1988-06-21 1990-01-11

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JPS6292841A (ja) 1987-04-28
KR940005048B1 (ko) 1994-06-10

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