JPH0141830Y2 - - Google Patents

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JPH0141830Y2
JPH0141830Y2 JP6438685U JP6438685U JPH0141830Y2 JP H0141830 Y2 JPH0141830 Y2 JP H0141830Y2 JP 6438685 U JP6438685 U JP 6438685U JP 6438685 U JP6438685 U JP 6438685U JP H0141830 Y2 JPH0141830 Y2 JP H0141830Y2
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JP
Japan
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slide joint
drain pipe
connection port
cylindrical body
drainage basin
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JP6438685U
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JPS61180282U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、離反間隔が定まつている二地点の接
続口を排水管によつて接続するときに利用される
スライド継手に関する。
〔従来の技術〕
第6図に示しているように、本願出願人が実開
昭60−36469号公報において開示した従来のスラ
イド継手Aは合成樹脂製の筒体10よりなり、そ
の一端部11にはブロー成形されたリング状の膨
径部13が設けられ、この膨径部13内にゴム製
のシールリング14が保持されてなる。このよう
なスライド継手Aは、他端部12が排水ますBの
接続口B1に差し込まれる。また、排水管Cはス
ライド継手Aの一端部11に一旦深く差し込んで
からシールリング14に密閉摺動させながら所定
量だけ矢印のように引き抜くことによつて図示の
ように所定長さ分だけがスライド継手Aの一端部
11に収められる。このような施工は、離反間隔
が定まつている二地点の接続口同士を排水管Cに
よつて接続する場合に必要である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のスライド継手Aによると、シールリング
14が排水管Cの外周に弾着してスライド継手A
と排水管Cとの間の水密性が保持され、また、ス
ライド継手Aと排水ますBの接続口B1との間の
水密性は両者の隙間に接着剤或いはシール材等を
介在させることによつて保持される。
しかしながら、従来のものは、合成樹脂をブロ
ー成形することによつて製作できるとしても、そ
の金型に膨径部13を成形するための溝形成形面
を具備させねばならなかつたので、金型の製作コ
スト面での不利があり、しかも、筒体10の他に
シールリング14が余分に必要になり、全体的に
はコストアツプを招く傾向にあつた。また、排水
ますBの接続口B1に対しては接着剤やシール材
を用いて水密性を確保しなければならないので、
施工が煩雑になるという難点もあつた。
本考案は従来のスライド継手が持つている難点
を解決するもので、金型のコストダウンを達成で
き、シールリングが不要になり、しかも、排水ま
すの接続口に対する水密性を接着剤やシール材を
用いなくても確保することのできるスライド継手
を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案のスライド
継手は、排水管又は排水ますの接続口に差し込ま
れる端部に、上記排水管又は排水ますの接続口に
接触するリング状の突片を一体に具備するゴム製
の筒体よりなる点に要旨を有する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図に例示したスライド継手Aはゴム製の筒
体1よりなる。筒体1は一端部2と他端部3とが
異口径となつており、一端部1の内面と他端部3
の外面にそれぞれリング状の突片4,5が一体に
設けられている。また、筒体1に設けられた段付
部6を境にして、一端部2と他端部3が上下に偏
心され、かつ双方の端部2,3はその内周底面が
面一に連続されている。
第2図はスライド継手Aの使用状態を示してい
る。同図から明らかなように、筒体1の他端部3
が排水ますBの接続口B1に差し込まれる。この
状態では、第1図に示した突片5が接続口B1
内面と接触しその弾性復元力に抗して押し潰され
るので、接続口B1とスライド継手Aの他端部3
との間の水密性が確保され、この部分に接着剤や
シール材を介在させることが必ずしも必要とされ
ない。また、筒体1の一端部2には排水管Cが差
し込まれる。この状態では、突片4が排水管Cの
外面と接触しその弾性復元力に抗して押し潰され
るので、筒体1の一端部2と排水管Cとの間の水
密性が確保される。排水管Cの施工時には、筒体
1に差し込まれた排水管Cが同図矢印で示したよ
うに左右に押し引きされるが、突片4は筒体1に
一体に具備されているので、その押し引きによつ
て水密性が損なわれることはない。
上記のスライド継手Aはゴム製であるから、突
片4,5を有する筒体1を同時に一体成形して
も、筒体1の離型は、突片4,5をその弾力性を
利用して変形させつつ容易に行うことができる。
また、スライド継手Aの成形用金型は、合成樹脂
成形用の金型よりも一般的に安価なゴム成形用の
金型であるので、金型コストが従来の場合に比べ
て安くつく。
第3図に示したスライド継手Aは、ゴム成形品
よりなる筒体1の他端部3を除く外周の等ピッチ
おきの複数箇所に鍔形のリブ7を一体に突出さ
せ、これらのリブ7によって筒体1を補強させ、
かつ、筒体1を第4図のように曲り施工できるよ
うに構成したものである。また、筒体1は第3図
に示した段付部6を境として一端部2がこれに対
して偏心された他端部3よりも大口径に構成され
ており、一端部2の内面には排水管Cに接触する
リング状の突片4が一体に設けられ、他端部3の
外面には排水ますBの接続口B1の内面に接触す
る突片(不図示)が一体に設けられている。さら
に、一端部2と他端部3はこの内周底面が面一に
なつており、第4図のように曲り施工した場合で
もその内部通路に凹入状の水溜まりが生じない構
成となつている。この点、従来の所謂自在継手
は、中空球状部材を屈曲摺動可能に嵌合すること
によつて構成されていたので、その内部通路に凹
入状の水溜まりが生じることを避けられず、この
水溜まりに溜まつた汚物が悪臭や病原菌の発生源
になることがあつた。本考案のスライド継手Aが
曲り施工可能なゴム製の筒体によつて構成されて
いることは、上記した従来の曲り継手の欠点を解
消するものとしても有益である。
なお、上記のスライド継手Aにおいて、耐土圧
強度を高めるためには、リブ7の数を増加させれ
ばよい。
一方、上記リブ7は、第5図明示のように、下
端部7aがまつすぐになつている。このようにし
ておけば、その下端部7aを水平な施工溝底面に
置くだけで、スライド継手Aの面一の内周底面
A1をその内部通路の最低位に容易に設定できる
利点がある。
〔考案の効果〕
上記したところから明らかなように、本考案
は、ゴム製のスライド継手を提供し、しかもその
スライド継手は、排水ますの接続口や排水管に差
し込むだけで水密性を確保できるものである。従
つて、当該スライド継手成形用の金型が従来の合
成樹脂成形用の金型に比べて安価であり、そのこ
とがスライド継手自体のコストダウンにつなが
り、また、接着剤、シール材、シールリング等を
使用せずに簡単かつ確実に施工できる利点があ
る。
なお、本考案のスライド継手はその一端部と他
端部とを必ずしも異口径にする必要はないが、こ
れらを異口径にしておけば、当初より排水ますに
取り付けて排水ますの接続口の口径と異なる口径
の排水管を該排水ますに連結できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるスライド継手の
断面図、第2図はその使用状態を示す断面図、第
3図はスライド継手の変形例の使用状態を示す断
面図、第4図は同平面図、第5図は上記変形例の
正面図、第6図は従来のスライド継手の使用状態
を示す断面図である。 A……スライド継手、1……筒体、2……筒体
の一端部、3……筒体の他端部、4,5……突
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排水管又は排水ますの接続口に差し込まれる端
    部に、上記排水管又は排水ますの接続口に接触す
    るリング状の突片を一体に具備するゴム製の筒体
    よりなるスライド継手。
JP6438685U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0141830Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6438685U JPH0141830Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6438685U JPH0141830Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61180282U JPS61180282U (ja) 1986-11-10
JPH0141830Y2 true JPH0141830Y2 (ja) 1989-12-08

Family

ID=30595423

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JP6438685U Expired JPH0141830Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JPS61180282U (ja) 1986-11-10

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