JPH0141493B2 - - Google Patents
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- JPH0141493B2 JPH0141493B2 JP56196693A JP19669381A JPH0141493B2 JP H0141493 B2 JPH0141493 B2 JP H0141493B2 JP 56196693 A JP56196693 A JP 56196693A JP 19669381 A JP19669381 A JP 19669381A JP H0141493 B2 JPH0141493 B2 JP H0141493B2
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- thermosetting resin
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- thermoplastic resin
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C70/00—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
- B29C70/02—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising combinations of reinforcements, e.g. non-specified reinforcements, fibrous reinforcing inserts and fillers, e.g. particulate fillers, incorporated in matrix material, forming one or more layers and with or without non-reinforced or non-filled layers
- B29C70/021—Combinations of fibrous reinforcement and non-fibrous material
- B29C70/025—Combinations of fibrous reinforcement and non-fibrous material with particular filler
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はサンドイツチ構成管の中間層を熱可塑
性樹脂にて形成し、内面層と外面層にガラス繊維
などの強化材で補強した熱硬化性樹脂層にて成る
サンドイツチ管とその製造方法である。従来のサ
ンドイツチ構成管は特公昭−48−37139号のよう
剛性をあげしかも安価にするため砂等の充填材と
熱硬化性樹脂とから成るものを中間層に形成した
ものになつている。特公昭−48−37139号のよう
に砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成る帯状の
中間材を不織布等から成る帯状体上に載せて該内
層の下方から内層の外側へ該中間材を内側として
螺旋状巻き付けることは製造上では次のような欠
点がある。サンドイツチ構成全体に熱硬化性樹脂
を使用するので中間材が厚くなればなるほど円滑
な硬化反応が難しい。従つて硬化反応を円滑に進
行させるためにはマンドレルを長くし硬化炉も長
いものを必要とするうえマンドレルの内面を加熱
したり、成形速度を遅くしなければならない。こ
のように複雑な製造方法では製造装置も高くつ
き、しかも不良品のでる確率も高いうえ生産性が
著しく低下するので製品価格も高くなる。砂等の
充填材と熱硬化性樹脂とから成るものは硬化剤を
配合してあるので気温の変化により可使時間が制
限され長時間の保存が不可能で作業時間が制約さ
れる。砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成るも
のは中間層の成形のとき押出機で押し出すと摩耗
が激しくスクリユーや金型の消耗が著しく装置の
維持費が高くつく。砂等の充填材と熱硬化性樹脂
とから成るものは比重が大きいため材料の搬出入
など取扱が繁雑で製造工程でもマンドレル上を滑
らせて回転させながら前進させるのに大きな力が
必要で装置の規模が大きくなり高価になる。砂等
の充填材と熱硬化性樹脂とから成るものは中間層
を形成するためには不織布等から成る帯状体上に
中間材を載せて巻き付けていかねばならないので
不織布等の余分の材料が必要であると同時に不織
布を送り出す装置や、砂等の充填材と熱硬化性樹
脂とから成るものを運ぶときの支持台等余分の装
置も必要である。即ち特公昭−48−37139号のよ
うに砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成るもの
を中間層に形成する製造方法は高価な製造装置を
必要とするうえ製造工程は繁雑で生産性は低く製
品は高価になる。製品としても砂等の充填材と熱
硬化性樹脂とから成るものを中間層にしたサンド
イツチ管は製品重量が重くなり取扱が困難なので
施行上管の長さも口径150mmの場合2mからせい
ぜい4m位に制限されるので管継ぎ手の数も多く
なり作業口数も多くかかるので工事費が高くつ
く。砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成る中間
層のサンドイツチ管は工事現場での管の切断には
製造工程時の管の切断と同様にダイヤモンドカツ
ター等特別のカツターでなければうまく切断でき
ず、しかも時間がかかるので作業能率が低下す
る。砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成る中間
層のサンドイツチ管は衝撃に弱く亀裂が入り易い
ので管内面に液体を流した場合に漏水の危険性が
大きい。更に特開昭49−88116号のように軽量化
の目的で熱可塑材製帯状体を螺旋状に巻いて中間
層とする方法があるがこの製造法では層間の密着
が不完全になり層間が一体化しにくい欠点があ
り、しかも内層、外層の繊維強化熱硬化性樹脂を
硬化させるために硬化炉を通さねば成らないとい
う繁雑さがある。
性樹脂にて形成し、内面層と外面層にガラス繊維
などの強化材で補強した熱硬化性樹脂層にて成る
サンドイツチ管とその製造方法である。従来のサ
ンドイツチ構成管は特公昭−48−37139号のよう
剛性をあげしかも安価にするため砂等の充填材と
熱硬化性樹脂とから成るものを中間層に形成した
ものになつている。特公昭−48−37139号のよう
に砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成る帯状の
中間材を不織布等から成る帯状体上に載せて該内
層の下方から内層の外側へ該中間材を内側として
螺旋状巻き付けることは製造上では次のような欠
点がある。サンドイツチ構成全体に熱硬化性樹脂
を使用するので中間材が厚くなればなるほど円滑
な硬化反応が難しい。従つて硬化反応を円滑に進
行させるためにはマンドレルを長くし硬化炉も長
いものを必要とするうえマンドレルの内面を加熱
したり、成形速度を遅くしなければならない。こ
のように複雑な製造方法では製造装置も高くつ
き、しかも不良品のでる確率も高いうえ生産性が
著しく低下するので製品価格も高くなる。砂等の
充填材と熱硬化性樹脂とから成るものは硬化剤を
配合してあるので気温の変化により可使時間が制
限され長時間の保存が不可能で作業時間が制約さ
れる。砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成るも
のは中間層の成形のとき押出機で押し出すと摩耗
が激しくスクリユーや金型の消耗が著しく装置の
維持費が高くつく。砂等の充填材と熱硬化性樹脂
とから成るものは比重が大きいため材料の搬出入
など取扱が繁雑で製造工程でもマンドレル上を滑
らせて回転させながら前進させるのに大きな力が
必要で装置の規模が大きくなり高価になる。砂等
の充填材と熱硬化性樹脂とから成るものは中間層
を形成するためには不織布等から成る帯状体上に
中間材を載せて巻き付けていかねばならないので
不織布等の余分の材料が必要であると同時に不織
布を送り出す装置や、砂等の充填材と熱硬化性樹
脂とから成るものを運ぶときの支持台等余分の装
置も必要である。即ち特公昭−48−37139号のよ
うに砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成るもの
を中間層に形成する製造方法は高価な製造装置を
必要とするうえ製造工程は繁雑で生産性は低く製
品は高価になる。製品としても砂等の充填材と熱
硬化性樹脂とから成るものを中間層にしたサンド
イツチ管は製品重量が重くなり取扱が困難なので
施行上管の長さも口径150mmの場合2mからせい
ぜい4m位に制限されるので管継ぎ手の数も多く
なり作業口数も多くかかるので工事費が高くつ
く。砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成る中間
層のサンドイツチ管は工事現場での管の切断には
製造工程時の管の切断と同様にダイヤモンドカツ
ター等特別のカツターでなければうまく切断でき
ず、しかも時間がかかるので作業能率が低下す
る。砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成る中間
層のサンドイツチ管は衝撃に弱く亀裂が入り易い
ので管内面に液体を流した場合に漏水の危険性が
大きい。更に特開昭49−88116号のように軽量化
の目的で熱可塑材製帯状体を螺旋状に巻いて中間
層とする方法があるがこの製造法では層間の密着
が不完全になり層間が一体化しにくい欠点があ
り、しかも内層、外層の繊維強化熱硬化性樹脂を
硬化させるために硬化炉を通さねば成らないとい
う繁雑さがある。
本発明は以上述べたような欠点を除くために熱
可塑性樹脂を中間層に形成することを特徴とした
ものでこの発明の一実施例を以下図面の記載に基
づいて詳細を説明する。
可塑性樹脂を中間層に形成することを特徴とした
ものでこの発明の一実施例を以下図面の記載に基
づいて詳細を説明する。
図に於て1は適宜の支持枠で横向きのマンドレ
ル2の一端を支持する。3は帯状紙などの芯材で
マンドレル2の上に巻き付けて滑らせて回転させ
ながら送り出して芯筒5が連続的に形成されてい
く。この芯筒5の上にセロフアンなどの離型材6
を適宜の角度で巻き付けて行き次に熱硬化性樹脂
を含浸させたガラス繊維の布又はロービングの帯
状体7を回転しながら進行する芯筒5の上のセロ
フアンなどの離型材6の上に螺旋状に巻き付けて
行き内面層8を形成する。この形成されて行く内
面層8の側方に位置するように押出機9を設置す
る。押出機9からは熱可塑性樹脂が帯状体に押し
出されこの中間材10が内面層8の外側に内面層
8と同じ要領で帯状体に巻き付けられて中間層1
1を形成する。この中間層11の上に内面層8と
同じ要領で熱硬化性樹脂を含浸させたガラス繊維
の布又はロービングの帯状体7を螺旋状に巻き付
けて外面層12を形成する。そして押出機より中
間材10として押し出された中間層11の熱可塑
性樹脂の保有する熱により内層、外層の繊維強化
熱硬化性樹脂をすみやかに硬化させて層間の密着
を完全に一体化したサンドイツチ管とした後、適
当な長さに管を切断し内部の芯筒5とセロフアン
などの離型材6を引き抜けば第3図のようなサン
ドイツチ管が出来る。即ち従来の積層間の製造方
法では必ず必要とされる硬化炉が全く不必要で装
置が著しく簡略化出来る。なお中間層11と内面
層8、外面層12との接着をより一層よくするた
めに中間材10に筋状又は凹凸をつけて押し出す
方法をとつてもよいし、また中間材10に接着剤
を塗布あるいはスプレーしてもよい。更に中間層
11を厚くする場合には必要に応じた空洞を作る
ように押し出して材料を節約することも可能であ
る。中間材10を螺旋状に巻き付けるとき中間材
10どうしの境界の接着は熱可塑性樹脂が熔融状
態なのでお互いに接着しやすく、更に内面層8と
外面層12の未硬化の熱硬化性樹脂が境界の〓間
に浸透してくるので形成される中間層11は完全
に連続したものになる。更に完全にするためには
中間材10どうしの境界に熱硬化性樹脂を流し込
んでもよいし熱可塑性樹脂を押し出して充填して
もよい。又押出機を数台設置して中間層10どう
しの境界を互い違いにしてもよい。
ル2の一端を支持する。3は帯状紙などの芯材で
マンドレル2の上に巻き付けて滑らせて回転させ
ながら送り出して芯筒5が連続的に形成されてい
く。この芯筒5の上にセロフアンなどの離型材6
を適宜の角度で巻き付けて行き次に熱硬化性樹脂
を含浸させたガラス繊維の布又はロービングの帯
状体7を回転しながら進行する芯筒5の上のセロ
フアンなどの離型材6の上に螺旋状に巻き付けて
行き内面層8を形成する。この形成されて行く内
面層8の側方に位置するように押出機9を設置す
る。押出機9からは熱可塑性樹脂が帯状体に押し
出されこの中間材10が内面層8の外側に内面層
8と同じ要領で帯状体に巻き付けられて中間層1
1を形成する。この中間層11の上に内面層8と
同じ要領で熱硬化性樹脂を含浸させたガラス繊維
の布又はロービングの帯状体7を螺旋状に巻き付
けて外面層12を形成する。そして押出機より中
間材10として押し出された中間層11の熱可塑
性樹脂の保有する熱により内層、外層の繊維強化
熱硬化性樹脂をすみやかに硬化させて層間の密着
を完全に一体化したサンドイツチ管とした後、適
当な長さに管を切断し内部の芯筒5とセロフアン
などの離型材6を引き抜けば第3図のようなサン
ドイツチ管が出来る。即ち従来の積層間の製造方
法では必ず必要とされる硬化炉が全く不必要で装
置が著しく簡略化出来る。なお中間層11と内面
層8、外面層12との接着をより一層よくするた
めに中間材10に筋状又は凹凸をつけて押し出す
方法をとつてもよいし、また中間材10に接着剤
を塗布あるいはスプレーしてもよい。更に中間層
11を厚くする場合には必要に応じた空洞を作る
ように押し出して材料を節約することも可能であ
る。中間材10を螺旋状に巻き付けるとき中間材
10どうしの境界の接着は熱可塑性樹脂が熔融状
態なのでお互いに接着しやすく、更に内面層8と
外面層12の未硬化の熱硬化性樹脂が境界の〓間
に浸透してくるので形成される中間層11は完全
に連続したものになる。更に完全にするためには
中間材10どうしの境界に熱硬化性樹脂を流し込
んでもよいし熱可塑性樹脂を押し出して充填して
もよい。又押出機を数台設置して中間層10どう
しの境界を互い違いにしてもよい。
次に本発明の中間層11に熱可塑性樹脂を形成
した場合と砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成
るものを形成した場合とを比べると次の様な特徴
がある。本発明の方法では砂等の充填材と熱硬化
性樹脂とから成るものの場合より材料の比重が小
さい(約1/2〜2/3)ので取扱が簡単である。硬化
剤の配合が不必要なので長時間の保存が可能(砂
等の充填材と熱硬化性樹脂とから成るものは30℃
で約6時間、熱可塑性樹脂では1年以上)で作業
時間の制約をうけない。中間層11の比重が小さ
いのでマンドレル2が受ける荷重も小さくマンド
レル2の上を滑らせて回転させ前進させる力も小
さくてよいので製造装置が簡略でき安価になる。
砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成るものは機
械装置に付着した場合拭き取りにくく不衛生で、
しかも付着残査が残ると後の製造過程で障害にな
り不良品発生の原因になるが熱可塑性樹脂の場合
は清潔で管理もはるかに容易である。熱可塑性樹
脂の場合は不織布等の帯状体に載せて成形する必
要がなく、不織布等の帯状体と不織布等の帯状体
の送り装置がはぶける。砂等の充填材と熱硬化性
樹脂とから成るものは中間層11の肉厚が厚くな
ればなるほど重量が大になりマンドレルを長くす
ることが困難となり、マンドレル2の内面を加熱
したり硬化炉を長くし製造速度を遅くしたりして
硬化反応が円滑に行くようにするため製造過程も
繁雑になり製造装置は高価になるうえ生産性は著
しく低くなる。熱可塑性樹脂の場合は押し出され
た熱可塑性樹脂の中間材10はそれ自体硬化させ
る必要がないばかりか熱を持つた状態なのでこの
熱で内面層8、外面層12の熱硬化性樹脂の硬化
を円滑に進行させる。従つてマンドレル2の内面
を加熱する必要もなく、しかも押出機で押し出さ
れた熱可塑性樹脂は数秒でローラー等で支持出来
るのでマンドレル2が長くて重量がある場合でも
一向に差し支えなく硬化炉は全く不要である。砂
等の充填材と熱硬化性樹脂とから成るものは押出
機で押し出すときの流れ易さの点で配合上著しく
制約を受けるので配合上の応用が狭い。熱可塑性
樹脂の場合は物性と経済性に応じて樹脂の選択の
範囲も広く発泡体も容易に利用出来、更に充填材
として炭酸カルシユウム、木粉、マイカ等の利用
も可能で応用範囲が広い。即ち熱可塑性樹脂を中
間層11に形成したものは、砂等の充填材と熱硬
化性樹脂とから成るものを中間層11に形成した
ものより製造工程が簡略化出来しかも製造装置の
規模も縮小出来るので安価になり不良率の発生も
低減でき生産性が向上する。次に製品について比
べると熱可塑性樹脂を中間層11に形成したサン
ドイツチ管は砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから
成るものを中間層11に形成したサンドイツチ管
より耐衝撃性がはるかによく亀裂が入り難く漏水
の危険性がない。発泡体を中間層11に形成した
サンドイツチ管は砂等の充填材と熱硬化性樹脂と
から成るものを中間層11に形成したサンドイツ
チ管より約1/2〜1/3の重量となり工事での搬入取
扱が容易であり、しかも軽重量なので管長を2
倍、3倍にとれるので管継ぎ手の数を1/2〜1/3に
減らすことができ管の価格及び施行費を大幅に低
減できる。更に熱可塑性樹脂を中間層11に形成
したサンドイツチ管は砂等の充填材と熱硬化性樹
脂とから成るものを中間層11に形成したサンド
イツチ管より製造工程及び現場での管の切断がは
るかに容易で作業効率がよい。
した場合と砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成
るものを形成した場合とを比べると次の様な特徴
がある。本発明の方法では砂等の充填材と熱硬化
性樹脂とから成るものの場合より材料の比重が小
さい(約1/2〜2/3)ので取扱が簡単である。硬化
剤の配合が不必要なので長時間の保存が可能(砂
等の充填材と熱硬化性樹脂とから成るものは30℃
で約6時間、熱可塑性樹脂では1年以上)で作業
時間の制約をうけない。中間層11の比重が小さ
いのでマンドレル2が受ける荷重も小さくマンド
レル2の上を滑らせて回転させ前進させる力も小
さくてよいので製造装置が簡略でき安価になる。
砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから成るものは機
械装置に付着した場合拭き取りにくく不衛生で、
しかも付着残査が残ると後の製造過程で障害にな
り不良品発生の原因になるが熱可塑性樹脂の場合
は清潔で管理もはるかに容易である。熱可塑性樹
脂の場合は不織布等の帯状体に載せて成形する必
要がなく、不織布等の帯状体と不織布等の帯状体
の送り装置がはぶける。砂等の充填材と熱硬化性
樹脂とから成るものは中間層11の肉厚が厚くな
ればなるほど重量が大になりマンドレルを長くす
ることが困難となり、マンドレル2の内面を加熱
したり硬化炉を長くし製造速度を遅くしたりして
硬化反応が円滑に行くようにするため製造過程も
繁雑になり製造装置は高価になるうえ生産性は著
しく低くなる。熱可塑性樹脂の場合は押し出され
た熱可塑性樹脂の中間材10はそれ自体硬化させ
る必要がないばかりか熱を持つた状態なのでこの
熱で内面層8、外面層12の熱硬化性樹脂の硬化
を円滑に進行させる。従つてマンドレル2の内面
を加熱する必要もなく、しかも押出機で押し出さ
れた熱可塑性樹脂は数秒でローラー等で支持出来
るのでマンドレル2が長くて重量がある場合でも
一向に差し支えなく硬化炉は全く不要である。砂
等の充填材と熱硬化性樹脂とから成るものは押出
機で押し出すときの流れ易さの点で配合上著しく
制約を受けるので配合上の応用が狭い。熱可塑性
樹脂の場合は物性と経済性に応じて樹脂の選択の
範囲も広く発泡体も容易に利用出来、更に充填材
として炭酸カルシユウム、木粉、マイカ等の利用
も可能で応用範囲が広い。即ち熱可塑性樹脂を中
間層11に形成したものは、砂等の充填材と熱硬
化性樹脂とから成るものを中間層11に形成した
ものより製造工程が簡略化出来しかも製造装置の
規模も縮小出来るので安価になり不良率の発生も
低減でき生産性が向上する。次に製品について比
べると熱可塑性樹脂を中間層11に形成したサン
ドイツチ管は砂等の充填材と熱硬化性樹脂とから
成るものを中間層11に形成したサンドイツチ管
より耐衝撃性がはるかによく亀裂が入り難く漏水
の危険性がない。発泡体を中間層11に形成した
サンドイツチ管は砂等の充填材と熱硬化性樹脂と
から成るものを中間層11に形成したサンドイツ
チ管より約1/2〜1/3の重量となり工事での搬入取
扱が容易であり、しかも軽重量なので管長を2
倍、3倍にとれるので管継ぎ手の数を1/2〜1/3に
減らすことができ管の価格及び施行費を大幅に低
減できる。更に熱可塑性樹脂を中間層11に形成
したサンドイツチ管は砂等の充填材と熱硬化性樹
脂とから成るものを中間層11に形成したサンド
イツチ管より製造工程及び現場での管の切断がは
るかに容易で作業効率がよい。
第1図は本発明の方法の一実施例を示す平面
図、第2図は要部の拡大横断面図、第3図は本発
明方法で製作したサンドイツチ管の横断面図。 8……内面層、11……中間層、12……外面
層。
図、第2図は要部の拡大横断面図、第3図は本発
明方法で製作したサンドイツチ管の横断面図。 8……内面層、11……中間層、12……外面
層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 サンドイツチ管の構成で内面層と外面層を繊
維強化熱硬化性樹脂にて形成し、中間層が押出機
から押し出されたままの性状の熱可塑性樹脂にて
成るサンドイツチ管。 2 中間層が樹脂発泡体でなる特許請求範囲第1
項記載のサンドイツチ管。 3 マンドレル上に帯状紙のような帯状体を螺旋
状に巻き付けて形成した筒を回転させながら前進
させ、この筒の外周にセロフアンなどの離型材を
巻き次に熱硬化性樹脂を含浸させたガラス繊維な
どの強化材の帯状体を巻き内面層を形成し、この
内面層の外周に熱可塑性樹脂の帯状体を押出機よ
り押し出して螺旋状に巻き付けて中間層を形成し
た後更に熱硬化性樹脂を含浸させたガラス繊維な
どの強化材の帯状体を巻き付けて外面層を形成
し、中間層として押出機より押し出した熱可塑性
樹脂の保有熱によつて内層、外層の繊維強化熱硬
化性樹脂を速やかに均一に硬化させ各層間の密着
を完全にすることを特徴とするサンドイツチ管の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56196693A JPS5898236A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | サンドイツチ管及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56196693A JPS5898236A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | サンドイツチ管及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5898236A JPS5898236A (ja) | 1983-06-11 |
JPH0141493B2 true JPH0141493B2 (ja) | 1989-09-06 |
Family
ID=16362013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56196693A Granted JPS5898236A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | サンドイツチ管及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5898236A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2741330B2 (ja) * | 1993-09-13 | 1998-04-15 | 株式会社ペトカ | 回転体用金属被覆炭素繊維強化プラスチックパイプ及びその製造方法 |
US7815160B2 (en) * | 2006-04-04 | 2010-10-19 | A & P Technology | Composite mandrel |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4988116A (ja) * | 1972-12-05 | 1974-08-23 | ||
JPS54152079A (en) * | 1978-05-19 | 1979-11-29 | Sekisui Chem Co Ltd | Production of compositie pipe |
-
1981
- 1981-12-07 JP JP56196693A patent/JPS5898236A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4988116A (ja) * | 1972-12-05 | 1974-08-23 | ||
JPS54152079A (en) * | 1978-05-19 | 1979-11-29 | Sekisui Chem Co Ltd | Production of compositie pipe |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5898236A (ja) | 1983-06-11 |
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