JPH0141060Y2 - - Google Patents

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JPH0141060Y2
JPH0141060Y2 JP1984094340U JP9434084U JPH0141060Y2 JP H0141060 Y2 JPH0141060 Y2 JP H0141060Y2 JP 1984094340 U JP1984094340 U JP 1984094340U JP 9434084 U JP9434084 U JP 9434084U JP H0141060 Y2 JPH0141060 Y2 JP H0141060Y2
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suction port
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stopper
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JP1984094340U
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は例えば窓用エアコンやセパレート型エ
アコン等の空気調和機に関し、特に室内空気を吸
引する吸引口の構成に係る。
〈従来技術〉 一般に空気調和機においては第1図及び第2図
に示すように、本体1の前面側に吸込口2及び吹
出口3が設けられ、本体1内に設けられた送風手
段(図示せず)にて室内空気が吸込口2より吸引
されて本体1内の熱交換器(図示せず)を通過し
た後吹出口3より室内に吹出される。
ところで、上記吸込口2は吸引特性を高めて熱
交換率を向上させる関係上、本体1前面の略1/3
〜1/2程度の面積を占めると共に構成上は本体1
前面に多数穿設された縦長若しくは横長のスリツ
ト孔として形成されている。
従つて、長期間使用しているとこのスリツト孔
にほこりが溜まり易く、このスリツト孔の集合体
である吹出口が大面積を占める関係上ほこりによ
つて見栄えが悪くなり、又清掃もしにくい構造と
なつているので、このほこりは放置されたままで
あつた。
又、一方このようなエアコンは年中室内に配設
されている関係からデザイン面でインテリア等と
のマツチングがいろいろと工夫されているが、大
面積を占める吸込口2は上述のようにスリツト孔
の集合体であつたため、後面の黒つぽいフイルタ
ー等がスリツト孔を通して露出し見栄えが悪く、
デザイン面での改善が望まれていた。
〈本考案が解決する課題〉 空気調和機を使用しないときには吸込口を閉鎖
状態にしておき、使用するときに吸込口を開放状
態にしてほこりの問題を解決すると共に、吸込口
の清掃を簡単にし、ワンパターンであつた空気調
和機の外観上の見栄えを改善することである。
〈課題を解決する手段〉 本体の前面に開放した吸込口を設け、この吸込
口全体を閉鎖する平板状のパネルを設け、このパ
ネルを前面側方向に摺動自在に支持すると共に、
このパネルを所定長さ前面側方向に摺動させた開
放状態と当該パネルが吸込口に接した閉鎖状態と
に保持する開閉機構を設ける。
上記開閉機構は、例えば、上記パネルの前面側
方向への摺動量を規制するストツパーと、上記パ
ネルを前面側方向に付勢するバネと、当該パネル
を本体の背面側方向に押すことによつてパネルの
位置を上記開放状態の位置と閉鎖状態の位置とに
保持する保持機構と、から構成される。
〈作用〉 本体の前面に形成された吸込口は、上記パネル
の摺動によつて、開放状態と、閉鎖状態とに保持
される。
即ち、上記パネルが前面側に所定長さ摺動した
位置に保持されると、本体とパネル外周との間に
〓間ができ、この〓間が吸込口として作用する。
従つて、吸込口は開放状態に保持され、空気調和
機の運転が可能となる。
上記パネルが吸込口に接した位置に保持される
と、吸込口は閉鎖されることになり、ほこり等の
侵入を阻止する。
上記吸込口の開放状態においては、吸込口が開
放状態にあるにもかかわらず、前面側から見ると
パネルが吸込口を隠蔽しており、当該パネルの後
方に有る空気調和機の内部部品を隠蔽して吸込口
の閉鎖状態と同様に外観を優れたものにする。
吸込口の閉鎖状態においては、吸込口が閉鎖さ
れることにより、内部にほこりが侵入するのを阻
止できる。
この吸込口を開放状態、閉鎖状態にするのが平
板状のパネルであるから、格子状の部材を設けた
ものに比べてほこりがつきにくく、清掃も簡単と
なる。また外観上の見栄えも格子状の部材に比べ
てデザインの自由度が大きくなる。
上記開閉機構を、上記パネルの前面側への摺動
量を規制するストツパーと、上記パネルを前面側
に付勢するバネと、当該パネルを本体の背面側に
押すことによつてパネルの位置を上記開放状態の
位置と閉鎖状態の位置とに保持する保持機構と、
から構成すると、パネルを押すだけで、上記パネ
ルが前面側に摺動した吸込口の開放状態と、パネ
ルが吸込口に接した吸込口の閉鎖状態とに、簡単
に保持できる。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に従つて説明する。
第3図及び第4図は本考案実施例の外観斜視図
であつて、第3図は吸込口の閉鎖状態、第4図は
吸込口の開放状態を示す。
この第3図、第4図において、4はエアコン本
体、5はこの本体4前面の上部右側に設けられた
吹出口、6は本体前面の上部中央から左側に亙つ
て設けられた吸込口、7はこの吸込口6を開閉す
るパネルである。
このパネル7は、上記吸込口6に合致する大き
さの平板状を成すものであつて、上記本体4に前
後に摺動自在に支持されている。このパネル7
は、第3図に示すように吸込口6に接した状態で
は吸込口6を閉鎖し、第4図に示すように前方へ
摺動した状態では吸込口6をパネル7外周との〓
間によつて開成する。
第5図は第3図のA−A断面図である。この第
5図において、8はパネル7の後方に突設された
スライドピンであつて、パネル7に一体成型され
ている。このスライドピン8はパネル7の四隅に
設けられ、パネル7を支持している。10は支持
アングルであつて、上記スライドピン8を支持す
る軸受部9を備えている。この支持アングル10
はネジ、スペーサから成る固定部材11によつて
本体4に固定されるものであつて、上記軸受部9
がスライドピン8を支持することによつてパネル
7を本体4に前後方向に摺動自在に支持すること
になる。この支持アングル10は、上記パネル7
のスライドピン8がパネル7の四隅に設けられて
いるのに対応して、本体4内部の4カ所に設けら
れており、上記スライドピン8を当該4カ所にて
支持している。第5図中、12は本体4内に設け
られた室内側熱交換器である。
第6図は第3図のB−B断面図である。この第
6図において、13はパネル7の後方に突設され
た摺動子である。この摺動子13は、第7図にも
示すように、パネル7に連接される棒状部13a
と、この棒状部13aの後端に設けられたストツ
パー部13bとから成り、パネル7の左右両側に
一対設けられている。上記棒状部13aは、ほぼ
円柱状を成し、パネル7に一体に設けられてい
る。上記ストツパー部13bは、上記棒状部13
aより幅広の外方側に開放した容器状に形成され
たものであつて、このストツパー部13bの内部
には後述のストツパーピン15を係止するための
ストツパー突起13cが設けられている。このス
トツパー突起13cは、ストツパーピン15の先
端を当該ストツパー部13bの後方への移動によ
つてガイドしてこのストツパー突起13cの前面
側のへこんだ受け部分にストツパーピン15を係
止し(第7図図示の状態)、再度ストツパー部1
3bが後方に移動することによつてストツパーピ
ン15の係止を解除する(第9図図示の状態)よ
うになつている。
14は上記摺動子13の棒状部13aを支持す
る支持アングルである。この支持アングル14
は、ネジ,スペーサから成る固定部材16によつ
て本体4に固定されているものであつて、側方に
延設され上記摺動子13の棒状部13aを挿通し
て摺動自在に支持する支持片14Aと、後方に延
設されストツパーピン15を支持する固定片14
Bとから成る。この支持アングル14は、上記摺
動子13が本体4の中央部分の左右に設けられて
いるのに対応して、本体4内部の中央部分の左右
に一対設けられており、上記摺動子13の棒状部
13aをそれぞれ支持している。このストツパー
ピン15は上記固定片14Bの後端に固定されて
いるものであつて、上記摺動子13のストツパー
部13bが開放した外側に位置しており、このス
トツパーピン15の開放端側がこのストツパー部
13bのストツパー突起13cに係合するように
延設されている。
17は上記支持アングル14の支持片14Aの
前面とパネル7との間に縮設されたコイルスプリ
ングであつて、上記パネル7を前方へ付勢してい
る。
上記構成の空気調和機の動作について説明す
る。
まず、吸込口6の閉鎖状態について説明する。
第3図、第5図乃至第7図が吸込口6の閉鎖状態
を示す。この閉鎖状態では、第5図乃至第7図に
示すように、上記ストツパーピン15の延設され
た先端が上記ストツパー突起13cの前面側の受
け部分に係止される。パネル7は、コイルスプリ
ング17によつて前方へ付勢されるものの、この
ストツパーピン15とストツパー突起13cとの
係止によつて、その位置が吸込口6に接した位置
に規制され、吸込口6を閉鎖状態にする。
この閉鎖状態では、吸込口6が閉鎖されている
ため、外部からほこり等の侵入がなくすことがで
きる。
次に、空気調和機の運転を行う場合の吸込口6
の開放状態について説明する。
閉鎖状態のパネル7を開放状態にするには、パ
ネル7を、さらに後方へ手で押す。これにより、
パネル7が幾分後方へ沈み込み、この沈み込み動
作によつて上記ストツパーピン15とストツパー
突起13cとの係止が解除される。この係止が解
除されると、第8図、第9図に示すように、上記
コイルスプリング17の付勢によつてパネル7は
前方へ所定長さ摺動し、吸込口6を開放する。こ
のパネル7の摺動は、上記ストツパーピン15が
上記容器状を成すストツパー部13bに挿入され
ているので、第8図、第9図に示すように、スト
ツパー部13bの内部の後端にストツパーピン1
5が当接することによりその位置が規制され、吸
込口6の開放度合いが制限されるようになつてい
る。この吸込口6の開放状態は、上記コイルスプ
リング17の付勢によつて保持されることにな
る。
このようにして開放状態にある吸込口6を再度
閉鎖状態にするには、手でパネル7を後方に押
す。これにより、上記ストツパーピン15が上記
ストツパー突起13c側面にガイドされながら、
パネル7と共に摺動子13も後退する。そして、
パネル7が吸込口6に接する位置に到達すると、
再びストツパーピン15がストツパー突起13c
に係止され、前方への摺動が規制されることによ
り、吸込口6の閉鎖状態が保持されることにな
る。
尚、上記実施例において、係合、離脱によるス
トツパー機構にて、パネル7の開閉を行つたが、
例えば運転スイツチのON,OFFに連動してソレ
ノイド、モータ等を利用して開閉しても良く、ま
た形状記憶合金を利用して開閉を行つても良い。
〈効果〉 以上本考案によれば、吸込口の前面に設けたパ
ネルの前面側方向への摺動により吸込口を開閉す
るので、吸込口の閉鎖状態においては、吸込口を
閉鎖して本体内部へのほこり等の侵入を阻止し
て、熱交換器やフイルターの目詰まりを押さえる
ことができる。
また吸込口の開放状態においては、前面から見
ると、吸込口が開放状態であるにもかかわらず、
当該パネルが吸込口を隠蔽して吸込口の閉鎖状態
と同様の外観を呈することができ、従来の格子状
の吸込口に比べて外観を優れたものにすることが
できる。
また上記パネルは平板状であるため、格子状の
吸込口が清掃しにくいのに比べて、非常に簡単に
清掃を行うことができる。
また、従来の格子状の吸込口が本体の前面を大
きく占めていたために外観がワンパターンのデザ
インになりがちであつたが、平板状のパネルとし
たことにより外観のデザインを自由にすることが
できる。
上記パネルを前面側方向に摺動させるだけで吸
込口を開閉できるから、例えばストツパー機構等
の簡単な機構によつて開閉動作を行わせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は一般的な空気調和機の外観斜
視図、第3図、第4図は本考案実施例の外観斜視
図、第5図は第3図のA−A断面図、第6図は第
3図のB−B断面図、第7図は第6図の一部側観
図、第8図は第4図のC−C断面図、第9図は第
8図の一部側観図。 4:本体、6:吸込口、7:パネル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 本体の前面に開放した吸込口を設け、この吸
    込口全体を閉鎖する平板状のパネルを設け、こ
    のパネルを前面側方向に摺動自在に支持すると
    共に、このパネルを所定長さ前面側方向に摺動
    させた開放状態と当該パネルが吸込口に接した
    閉鎖状態とに保持する開閉機構を設けて成る空
    気調和機。 2 上記開閉機構は、上記パネルの前面側方向へ
    の摺動量を規制するストツパーと、上記パネル
    を前面側方向に付勢するバネと、当該パネルを
    本体の背面側方向に押すことによつてパネルの
    位置を上記開放状態の位置と閉鎖状態の位置と
    に保持する保持機構と、から構成した実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の空気調和機。
JP1984094340U 1984-06-22 1984-06-22 空気調和機 Granted JPS6110432U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984094340U JPS6110432U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

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JP1984094340U JPS6110432U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 空気調和機

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JPS6110432U JPS6110432U (ja) 1986-01-22
JPH0141060Y2 true JPH0141060Y2 (ja) 1989-12-06

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ID=30652808

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JP1984094340U Granted JPS6110432U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 空気調和機

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JPS4717151U (ja) * 1971-03-26 1972-10-27
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JPS544558B2 (ja) * 1972-06-20 1979-03-07

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JPS6110432U (ja) 1986-01-22

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