JPH0140615Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0140615Y2 JPH0140615Y2 JP1981191902U JP19190281U JPH0140615Y2 JP H0140615 Y2 JPH0140615 Y2 JP H0140615Y2 JP 1981191902 U JP1981191902 U JP 1981191902U JP 19190281 U JP19190281 U JP 19190281U JP H0140615 Y2 JPH0140615 Y2 JP H0140615Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- metal particles
- grate
- hollow
- noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002923 metal particle Substances 0.000 claims description 10
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 6
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 4
- 239000011796 hollow space material Substances 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 206010011878 Deafness Diseases 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000010370 hearing loss Effects 0.000 description 1
- 231100000888 hearing loss Toxicity 0.000 description 1
- 208000016354 hearing loss disease Diseases 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011359 shock absorbing material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Machine Tool Units (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は振動機のグレート上面を中空にし、その
内部に金属粒子を充填してワークとの衝突時に発
生する騒音を、該中空内の金属粒子間の摩擦によ
りこれを吸収して騒音の発生を低減させる様にし
た振動機に関するものである。
内部に金属粒子を充填してワークとの衝突時に発
生する騒音を、該中空内の金属粒子間の摩擦によ
りこれを吸収して騒音の発生を低減させる様にし
た振動機に関するものである。
従来より振動機のテーブルには、上面に多数の
突起条を一体的に並設したグレートを形成し、こ
のグレート上面に注湯成形後の鋳砂が付着した侭
のワークを載置して2乃至4g(加速度単位)でテ
ーブルを加振して、ワークとグレートとが繰返し
衝突を起すことによりワークに付着している鋳砂
を脱落させる様にしているものである。しかしな
がらこのグレートは鋼製の板状構造物である為、
振動減衰性がほとんど無く、加振当初においてワ
ークに鋳砂が多数付着している場合はグレートと
の間に鋳砂が介在しているので騒音は左程大きく
はないが、ワークの鋳砂の大半が脱落してワーク
とグレートとが直接衝突を繰返す様になると、衝
突毎にグレートが直接打撃されて多大な騒音を発
生して作業者に難聴を起す憂いがあり、更には工
場騒音規制の為使用出来ない場合も生じて来てい
るものである。又、この騒音を少しでも減衰する
方策としてワークとグレートとの間にゴム板等の
緩衝材を介在せしめているが、これとても完全冷
却前の高温のワークに対しては使用出来ず、その
上ワークの衝撃により緩衝材が容易に破損して所
期の目的を達成し難いものである。
突起条を一体的に並設したグレートを形成し、こ
のグレート上面に注湯成形後の鋳砂が付着した侭
のワークを載置して2乃至4g(加速度単位)でテ
ーブルを加振して、ワークとグレートとが繰返し
衝突を起すことによりワークに付着している鋳砂
を脱落させる様にしているものである。しかしな
がらこのグレートは鋼製の板状構造物である為、
振動減衰性がほとんど無く、加振当初においてワ
ークに鋳砂が多数付着している場合はグレートと
の間に鋳砂が介在しているので騒音は左程大きく
はないが、ワークの鋳砂の大半が脱落してワーク
とグレートとが直接衝突を繰返す様になると、衝
突毎にグレートが直接打撃されて多大な騒音を発
生して作業者に難聴を起す憂いがあり、更には工
場騒音規制の為使用出来ない場合も生じて来てい
るものである。又、この騒音を少しでも減衰する
方策としてワークとグレートとの間にゴム板等の
緩衝材を介在せしめているが、これとても完全冷
却前の高温のワークに対しては使用出来ず、その
上ワークの衝撃により緩衝材が容易に破損して所
期の目的を達成し難いものである。
本案は振動機より発生する騒音の大半はグレー
トとワークとの打撃音であることに鑑みて、テー
ブルの上面を円形又は半円形の中空部を形成し、
その内部に金属粒子が僅かに揺動出来る様に充填
して、ワークとの衝突時に発生する騒音を金属粒
子間の摩擦で吸収して騒音の発生を大幅に減衰す
ると共に、テーブルの上面には温度に対して脆弱
な部材を一切使用していないので、注湯成形後の
冷却不完全な高温のワークに対しても何らの憂い
なく使用出来るものである。
トとワークとの打撃音であることに鑑みて、テー
ブルの上面を円形又は半円形の中空部を形成し、
その内部に金属粒子が僅かに揺動出来る様に充填
して、ワークとの衝突時に発生する騒音を金属粒
子間の摩擦で吸収して騒音の発生を大幅に減衰す
ると共に、テーブルの上面には温度に対して脆弱
な部材を一切使用していないので、注湯成形後の
冷却不完全な高温のワークに対しても何らの憂い
なく使用出来るものである。
実施例によりこれを説明すれば、振動機のテー
ブル1の上面にしてその全長に亘りパイプ等の中
空材2,2′…を一定の間隔を置き多数一体的に
並設して、その中空材2,2′…の内部に金属粒
子3が僅かに揺動出来る様に充填してこれを形成
するか、又はテーブル1′の上面にしてその全長
に亘り半円形の中空材4,4′…を一定の間隔を
置き多数一体的に並設して、その中空材4,4′
…の内部に金属粒子3′を前同様に充填してなる
ものであつて図中5,5′は発条、6,6は加振
部、7,7′は砂落し用孔、8,8′,9,9′は
閉栓である。
ブル1の上面にしてその全長に亘りパイプ等の中
空材2,2′…を一定の間隔を置き多数一体的に
並設して、その中空材2,2′…の内部に金属粒
子3が僅かに揺動出来る様に充填してこれを形成
するか、又はテーブル1′の上面にしてその全長
に亘り半円形の中空材4,4′…を一定の間隔を
置き多数一体的に並設して、その中空材4,4′
…の内部に金属粒子3′を前同様に充填してなる
ものであつて図中5,5′は発条、6,6は加振
部、7,7′は砂落し用孔、8,8′,9,9′は
閉栓である。
本案は叙上の如き構成によりなるものであつ
て、テーブル1,1′に一体的に並設する中空材
2,2′…、中空材4,4′…はワークとの衝撃に
耐え得る様な耐久性のあるものによりこれを形成
し、この内部空間に充填する金属粒子3,3′は
一定の粒度を有する鉄粒を僅かに揺動する様に充
填するものである。而してワークを中空材2,
2′…、中空材4,4′…とが衝突を起して発生す
る振動は夫々の内部に充填される金属粒子3,
3′間で摩擦してこれを吸収して騒音の発生を大
幅に減衰する等、箇単な構造で実用上極めて有用
なるものである。
て、テーブル1,1′に一体的に並設する中空材
2,2′…、中空材4,4′…はワークとの衝撃に
耐え得る様な耐久性のあるものによりこれを形成
し、この内部空間に充填する金属粒子3,3′は
一定の粒度を有する鉄粒を僅かに揺動する様に充
填するものである。而してワークを中空材2,
2′…、中空材4,4′…とが衝突を起して発生す
る振動は夫々の内部に充填される金属粒子3,
3′間で摩擦してこれを吸収して騒音の発生を大
幅に減衰する等、箇単な構造で実用上極めて有用
なるものである。
第1図は本案の一部切開正面図、第2図は同上
におけるA−A線切断面図、第3図は他の実施例
を示す一部切開正面図、第4図は同上におけるB
−B線切開面図である。 図中、1,1′……テーブル、2,2′……中空
材、3,3′……金属粒子、4,4′……中空部。
におけるA−A線切断面図、第3図は他の実施例
を示す一部切開正面図、第4図は同上におけるB
−B線切開面図である。 図中、1,1′……テーブル、2,2′……中空
材、3,3′……金属粒子、4,4′……中空部。
Claims (1)
- 複数の発条上に加設するテーブルの上面に、内
部に金属粒子が僅かに揺動出来る様に充填した中
空材を一定の間隔を置き多数一体的に並設すると
共に、該テーブルの下面には振動モーター等の加
振部を取着した、注湯成形後のワークから鋳砂除
去用振動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19190281U JPS5896856U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 振動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19190281U JPS5896856U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 振動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5896856U JPS5896856U (ja) | 1983-07-01 |
JPH0140615Y2 true JPH0140615Y2 (ja) | 1989-12-04 |
Family
ID=30105341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19190281U Granted JPS5896856U (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 振動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5896856U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5032034A (ja) * | 1973-07-24 | 1975-03-28 | ||
JPS5416083U (ja) * | 1977-06-30 | 1979-02-01 |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP19190281U patent/JPS5896856U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5032034A (ja) * | 1973-07-24 | 1975-03-28 | ||
JPS5416083U (ja) * | 1977-06-30 | 1979-02-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5896856U (ja) | 1983-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0140615Y2 (ja) | ||
CN210134653U (zh) | 一种混凝土振捣机构 | |
JP2019217525A (ja) | 鋳砂落とし用ワーク支持装置 | |
JP2003523597A (ja) | 運動する部分を有するコンポーネントの騒音レベルを低減させかつこれを冷却するための装置 | |
JPH04213650A (ja) | 防音床構造 | |
CN207064563U (zh) | 一种汽车发动机的减震装置 | |
JPS58137634A (ja) | 防振支持装置 | |
JPS61134604U (ja) | ||
JP2004028939A (ja) | キャスクの耐震装置 | |
CN214515963U (zh) | 一种降噪减震的环保振动筛 | |
CN105228061A (zh) | 一种音箱设备 | |
CN217814872U (zh) | 抗震降噪型蜗轮蜗杆减速机 | |
CN219445445U (zh) | 一种不易侧翻的混凝土振动台 | |
CN216094812U (zh) | 一种缓冲机构 | |
JPS6111509Y2 (ja) | ||
JPS595619Y2 (ja) | エンジン揺動抑止装置 | |
JP3937784B2 (ja) | 防音構造 | |
JP3691560B2 (ja) | タレットパンチプレスの振動騒音抑制装置 | |
JPS584218B2 (ja) | カンシヨウボウシンザイ | |
JPH0335532B2 (ja) | ||
JPS5918228Y2 (ja) | 圧縮機取付構造 | |
JPS58180852A (ja) | 機械構造物の振動減衰装置 | |
JPS5822370Y2 (ja) | スピ−カシステム | |
JPH1025141A (ja) | 骨材および制振コンクリート | |
JPH05302645A (ja) | 防振台 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |