JPH0140436Y2 - - Google Patents

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JPH0140436Y2
JPH0140436Y2 JP11904584U JP11904584U JPH0140436Y2 JP H0140436 Y2 JPH0140436 Y2 JP H0140436Y2 JP 11904584 U JP11904584 U JP 11904584U JP 11904584 U JP11904584 U JP 11904584U JP H0140436 Y2 JPH0140436 Y2 JP H0140436Y2
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JP
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connecting plate
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folded
hung
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JP11904584U
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JPS6131020U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、背負帯により刈払機を吊持できるよ
うにした刈払機における背負帯の安全吊金具に関
する。
〔従来の技術〕
従来は、機体の懸吊具に着脱可能に連繋するフ
ツクを連結板の下部に緊急時用係止片の離脱によ
り瞬時に離脱できるよう着脱自在に連繋するとと
もに、前記連結板側に背負帯を連繋して構成する
刈払機において、同様の構成のものが実公昭57−
16424号公報に見られるが、この構造では、背負
帯の両折返し連結部が隣り合つて掛装することに
なる吊杆の中間部に仕切るものがないので両折返
し連結部が横方向に移動して重なつたり反対側に
移動したりしてもつれることになり、また吊杆自
体に弾性がないので防振性が無い構造になつてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、そのような問題点を解決したもの
で、背負帯の両折返し連結部が相互に相寄らない
ようにしてもつれないようにすることができしか
も背負帯で刈払機を防振性良く吊持することがで
き、簡単な構造にして好適に実施できるよう提供
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、本考案では、下部を連結板に連結す
る吊杆を3角形状に形成するとともに、その上方
2辺側の両傾斜辺部に背負帯の両折返し連結部を
それぞれ掛装し、両端側となる両起立部をそれぞ
れの上端部が両傾斜辺部間の頂部に接近するとと
もに相互に離れて少なくともそれぞれの一部が横
方向にずれないよう衝合するように吊杆の下辺側
中央より上方に向け屈曲形成したものである。
〔作用〕
この構成により、吊杆の上辺側では背負帯の両
折返し連結部が両起立部の上端部によつて仕切ら
れることになつて、両折返し連結部が横方向に移
動しないようにすることができ、また、両起立部
が衝合しながら突つ張る状態で吊杆全体が良好に
クツシヨン性を有することになつて防振しながら
吊下げることができることになる。
〔実施例〕
次に、図面に示す本考案の実施例について説明
する。
第2図は刈払機の斜視図を示し、9はエンジ
ン、10は操作杆、11はハンドル杆、12は刈
刃、13は腰当、1は懸吊具で、従来形構造同様
に構成する。
前記懸吊具1には従来形同様にフツク2を着脱
可能に連繋するが、該フツク2の上部に連結した
4角形リング14を、連結板3の下部に形成した
傾斜面3aに嵌合し、該傾斜面3aに形成した孔
15には帯状係止片4の下部に形成した屈折面4
aを着脱自在に嵌合し、連結板3に一端側16a
を止具17により止着して上方へ折曲げて延出す
る引き手16の中間部に係止片4の上部を止具1
8により係着して構成する。
Aは1本の線材からなる吊杆で、全体を2等辺
3角形状に形成して、両側には1巻きの環状部1
9a,19bを形成し、上方2等辺側の両傾斜辺
部6a,6bには背負帯5の両折返し連結部5
a,5bをそれぞれ掛合し、下辺の中央からは線
材の両端側となる両起立部7a,7bを環状部1
9a,19bの中心よりの半径R1より小径の半
径R2で屈曲させ、これに続いて該半径R1で屈曲
部を形成し、その上方を直線状に形成して上方へ
屈曲して延設し、フツク状に屈曲した両起立部7
a,7bの上端部8a,8bが両傾斜辺部6a,
6b間の頂部6に接近して相互に離れるように、
また、上端部8a,8bは両起立部7a,7bの
一部が横方向にずれて重合しないよう当接方向に
対し直交する折曲部を形成してある。両起立部7
a,7bの下部に接近する下辺6c,6d部分に
は前記連結板3の上部両側に形成した円曲部3
b,3cをそれぞれ嵌合して構成する。
したがつて、作業時には、リング14を連結板
3には係合して背負帯5を背中から両肩にかけて
刈払機を吊持できることになり、その状態で、第
7図に示すように、両傾斜辺部6a,6bと連結
板3により吊杆Aにハ,ニ矢印方向に引張り力が
作用したとき、該吊杆Aは仮想線で示すように上
下方向l1寸法がl2に変形する。
この変形により両起立部7a,7bは引張力が
作用していないときの接点X1よりX2点に接触点
がスムーズに移動するよう変形し、最終的には両
起立部7a,7bの上端に形成した直線部が当接
する。また、この直線部が当接したときに折曲部
を設けた、上端部8a,8bの働きで起立部7
a,7bが相互にずれて重合することがない。
このように吊杆Aが撓み変形する状態となつて
防振できることになり、また、背負帯5の両折返
し連結部5a,5bが横方向に移動しようとして
も起立部7a,7bの上端部8a,8bに当たつ
て移動できなくなり、正常な掛装状態を保持でき
ることになる。
また、作業中に、作業者が足をすべらして転倒
するような緊急時には、第5図に示すように引き
手16を持つて矢印イで示すように上方に引く
と、第8図および第9図に示すように、係止片4
が孔15から抜けて上方に上るとともに、リング
14は連結板3の傾斜面3aから矢印ロで示すよ
うにすべり落ちて即座に外れることになる。
〔考案の効果〕
このように本考案は、両起立部7a,7bの上
端部8a,8bが仕切りとなつて、背負帯5の両
折返し連結部5a,5bは横方向に移動してもつ
れることなく常に正常な掛装状態となり、また、
吊杆Aは3角形状で常に両起立部7a,7bが接
触点を変位して衝合するとともに両傾斜辺部6
a,6bおよび下辺部6c,6dが撓むので、防
振効果が良好となつて吊持することができること
になり、簡単な構造にして好適に実施できる特長
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部の正面図、第2図は刈払
機の斜視図、第3図は背負帯からフツクにいたる
部分の正面図、第4図はその一部の拡大図、第5
図はその側面図、第6図は第1図の一部の側面
図、第7図は第1図の一部を示し、第8図は第1
図の一部で示す作動説明図、第9図はその側面図
である。 1……懸吊具、2……フツク、3……連結板、
4……係止片、5……背負帯、A……吊杆、6
a,6b……傾斜辺部、6c,6d……下辺部、
5a,5b……折返し連結部、7a,7b……起
立部、8a,8b……上端部、6……頂部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体の懸吊具1に着脱可能に連繋するフツク2
    を連結板3の下部に緊急時用係止片4の離脱によ
    り瞬時に離脱できるよう着脱自在に連繋するとと
    もに、前記連結板3側に背負帯5を連繋して構成
    する刈払機において、下部を前記連結板3に連結
    する吊杆Aを3角形状に形成するとともに、その
    上方2辺側の両側斜辺部6a,6bに前記背負帯
    5の両折返し連結部5a,5bをそれぞれ掛装
    し、両端側となる両起立部7a,7bを、それぞ
    れの上端部8a,8bが両傾斜辺部6a,6b間
    の頂部6に接近するとともに相互に離れて少なく
    ともそれぞれの一部が横方向にずれないよう衝合
    するように吊杆Aの下辺側中央より上方に向け屈
    曲形成して構成したことを特徴とする背負帯の安
    全吊金具。
JP11904584U 1984-07-31 1984-07-31 刈払機における背負帯の安全吊金具 Granted JPS6131020U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11904584U JPS6131020U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 刈払機における背負帯の安全吊金具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11904584U JPS6131020U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 刈払機における背負帯の安全吊金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6131020U JPS6131020U (ja) 1986-02-25
JPH0140436Y2 true JPH0140436Y2 (ja) 1989-12-04

Family

ID=30677925

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JP11904584U Granted JPS6131020U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 刈払機における背負帯の安全吊金具

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JP (1) JPS6131020U (ja)

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JPS6131020U (ja) 1986-02-25

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