JPH0140070Y2 - - Google Patents

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JPH0140070Y2
JPH0140070Y2 JP14648884U JP14648884U JPH0140070Y2 JP H0140070 Y2 JPH0140070 Y2 JP H0140070Y2 JP 14648884 U JP14648884 U JP 14648884U JP 14648884 U JP14648884 U JP 14648884U JP H0140070 Y2 JPH0140070 Y2 JP H0140070Y2
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transistor
capacitor
trigger signal
circuit
resistor
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JP14648884U
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は超音波を水中に発射し、被探知物から
の反射波を受信、増巾して記録する水中探知装置
の受信入力回路における残響抑圧回路に関するも
のである。
(従来の技術) 第3図は、従来のこの種装置の一例(実願昭57
−121107、実開昭59−64583号)で、入力トラン
ス4の2次コイル5と同調コンデンサ6とからな
る共振回路の出力信号をダイオード7を通してコ
ンデンサ8に充電し、この充電された電荷を抵抗
9と直列接続された他のダイオード10を通し
て、前記共振回路に放電するようにして残響抑圧
を行うものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような残響抑圧回路では、超音波の送信
波回路の一部を構成しているため、送信波にも残
響抑圧が作用し、このまま増巾して表示器に表示
すると送信信号波が損われているため信号の振巾
少なく、鮮明さに欠ける欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような欠点を除去するため、受信
入力トランスの2次コイルにトランジスタを並列
接続し、該トランジスタのエミツタと送信トリガ
信号入力端子との信号回路間にダイオードを設
け、一方該トランジスタのベース側にコンデンサ
を設け、送信トリガ信号により該トランジスタの
動作を制御し、送信波に影響を与えることなく残
響抑圧を行うものである。以下、図面により詳細
に説明する。
(実施例) 第1図は本考案の実施例で、1は送信信号発生
回路、2は送信トランス、3,4,8,12はダ
イオード、5は送受波器、6,7,14はコンデ
ンサ、9は受信入力トランスで、その1次コイル
と前記コンデンサ6,7とで送受信波兼用の共振
回路を形成する。10は受信入力トランスの2次
コイルと並列接続されたトランジスタ、11,1
3,15,17は抵抗、18は初段増巾器、19
は増巾回路、20は出力端子、16は送信トリガ
信号入力端子である。
(作用) つぎにこれの動作についてのべる。送信トリガ
信号(第2図の16′の時間PH)が入力端子16
に入力すると、時間PHの間のみ送信信号発生回
路1が動作し、送信トランス2で一定レベルに信
号を昇圧し、ダイオード3及び4を通して送受波
器5が駆動される。この駆動波形を第2図の5′
に示すように時間PHの間、振巾が大なる送信波
が、被探知物に対し送信される。
この場合、受波回路のダイオード8はその導通
方向が互いに逆方向に接続されているので、第2
図の5′の如き大振巾の送信波によつて、導通状
態となり、同調コンデンサ6及び7にて同調が取
られている。また送信波は、前記ダイオード8に
より一定振巾となるようリミツタが掛けられてお
り、受信入力トランス9を介して初段増巾器18
へと導かれる。
一方、送受波器5により送波され、被探知物よ
り反射され戻つてきた信号は小振巾の受信波であ
るので、ダイオード3,4及び8が断状態となつ
ており、共振回路を形成する受信入力トランス9
の1次コイルと、同調コンデンサ6及び7で同調
がとられる。
この共振回路により送信波は第2図の9′のSR
に示す如く送信が終つた後においても、ダンピン
グしているので、受信波をこのまま増巾器18,
19で増巾して出力端子20から表示器に入力し
て表示しても、送信波のダンピング部分(第2図
の9′のSR)が映像化され、広がつて見え、非常
に見づらい形となる。
そこで、送信トリガ信号16′(第2図の時間
PH:高レベル)を抵抗15を通してコンデンサ
14に供給し、該コンデンサに電荷を充電し(第
2図の14′の時間PH間)、送信トリガ信号1
6′が第2図の時間PL(低レベル)のところはコ
ンデンサ14に蓄積された電荷を抵抗13を通し
て放電(第2図の14′の時間QC間)させるよう
にした。コンデンサ14に蓄積された電荷が多い
とトランジスタ10に電流が流れ、これをオン状
態となし、抵抗11とトランジスタ10により入
力トランス9の2次側が短絡状態となり、Qダン
プされる。コンデンサ14の蓄積電荷が放電によ
り少くなるとトランジスタ10に流れる電流が
徐々に減少し、抵抗値が大きくなつて、共振回路
のQが高くなる。
このように送信トリガ信号の高レベルの間(第
2図の16′のPH間)即ち送信波が出力される時
間、該送信波もQダンプされ抑圧されてしまうの
で、本考案はダイオード12をトランジスタ10
のエミツタと抵抗11との間に接続し、送信トリ
ガ信号が高レベルの間にのみトランジスタ10に
ベースとエミツタを同電位にしてカツトオフ状態
(第2図の14″)とするものである。
この場合、コンデンサ14には電荷が蓄積され
ているので第2図のQCの時間は、トランジスタ
10により入力トランス9はQダンプされ、第2
図のSRのダンピング信号は抑圧されて、第2図
9″のように時間SRはなくなる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、送信トリガ信号
の高レベルの間、ダイオードを通して送信トリガ
信号をトランジスタに供給して、該トランジスタ
をカツトオフ状態とすることによつて、受信波の
ダンピング信号を抑圧するようにしたので、受信
増巾器に入る送信信号波を損うことなく、送信波
の直後の残響に抑圧を掛けることができる。従つ
て表示器には鮮明な送信波及び受信波を表示する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例図、第2図は第1図の
各部における動作波形図、第3図は従来の残響抑
圧回路図である。 1……送信信号発生器、2……送信トランス、
5……送受波器、6,7……同調コンデンサ、
3,4,8,12……ダイオード、9……受信入
力トランス、10……トランジスタ、14……充
電用コンデンサ、18……初段増巾器、19……
増巾回路、20……受信波の出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波パルスを水中に発射し、被探知物からの
    反射波を受信増幅して記録、表示する水中探知装
    置おいて、受信入力トランスの一次側に送信信号
    と受信信号兼用の同調用コンデンサを設け、前記
    受信入力トランスの2次側に並列接続したトラン
    ジスタを設け、該トランジスタのベースと接地間
    に互いに並列接続した抵抗とコンデンサとを設
    け、送信信号波を発生させる送信トリガ信号を用
    いて前記コンデンサを充電し、一方、送信トリガ
    信号をダイオードを通して前記トランジスタのエ
    ミツタに入力し、送信トリガ信号の高レベルの時
    のみ前記トランジスタをカツトオフ状態とし、そ
    れ以外は前記コンデンサに充電されている電荷に
    より前記トランジスタを駆動すると共に並列接続
    された前記抵抗を通じて前記コンデンサの充電電
    荷を徐々に放電して、コレクタ・エミツタの抵抗
    を変化させ、前記同調用コンデンサと前記受信入
    力トランスの一次巻線とで構成する共振回路のQ
    を制御するようにした残響抑圧回路。
JP14648884U 1984-09-27 1984-09-27 Expired JPH0140070Y2 (ja)

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JP14648884U JPH0140070Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JP14648884U JPH0140070Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JPS6161483U JPS6161483U (ja) 1986-04-25
JPH0140070Y2 true JPH0140070Y2 (ja) 1989-12-01

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TWI443963B (zh) * 2010-09-17 2014-07-01 Tung Thih Electronic Co Ltd And a control device capable of suppressing the residual vibration of a piezoelectric element

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JPS6161483U (ja) 1986-04-25

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