JPH0139714Y2 - - Google Patents

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JPH0139714Y2
JPH0139714Y2 JP15399481U JP15399481U JPH0139714Y2 JP H0139714 Y2 JPH0139714 Y2 JP H0139714Y2 JP 15399481 U JP15399481 U JP 15399481U JP 15399481 U JP15399481 U JP 15399481U JP H0139714 Y2 JPH0139714 Y2 JP H0139714Y2
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JP
Japan
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roll
steel strip
rolls
seal
bending
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JP15399481U
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JPS5861450U (ja
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  • Furnace Details (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鋼帯の真空蒸着メツキ装置や連続焼鈍
炉等に使用される雰囲気ガスのシール用ロールに
適用して効果的なロールシール装置に関するもの
である。
鋼帯に連続的に焼鈍、熱処理、メツキ等の処理
を施こすラインでは、装置内各室の雰囲気ガスの
圧力、温度、組成等をその目的に応じて定め、隣
接室または外気との間でガスの移動を極力少なく
する必要があり、このため境界部にシール装置を
必要とする。
特に圧力差が大きい場合には境界部の隙間を通
つて多量の雰囲気ガスが流れるので、ガスの条件
保持が困難となるばかりでなく、ガスの補充、抜
去りの為のガス処理設備の容量が大きくなる等の
欠点があつた。
第1図および第2図は従来使用されているロー
ルシール装置の1例で、1は板厚tの鋼帯、2,
3はシールロールで、室5と6の雰囲気ガスの移
動を制限するために両室の境界に設けられてい
る。この雰囲気ガスはロール間の隙間δ1、または
ロール背面の隙間δ′1およびロール端面の隙間δ″1
を通つて圧力の高い室より低い方へ流れる。
隙間δ1,δ′1,δ″1はなるべく小さい程よく、δ
1
とδ″1は構造上許容できる最小隙間に押えること
が可能であるが、δ1については通板する鋼帯の厚
さが変動するためロールは最大の板厚に対して設
定せざるを得ず、このため薄い鋼帯を通板する場
合には隙間が大きくなる。そこで従来も板厚変動
に対する対策として、ロール位置を調節する方法
も採用されているが、構造が複雑となり、また位
置決め操作に人手を要し、時間もかかる欠点があ
つた。
本考案は固定式シールロールにおいて、前記従
来のように通板する鋼帯の板厚が変動しても、シ
ール性が変動しないようなシール装置を提供せん
とするものである。即ち、その要旨とするところ
は、上下一対のシールロールの前後(鋼帯の流れ
の方向に対し)に、鋼帯の流れの方向に対しほぼ
直角に移動自在なベンデイングロールを鋼帯の上
面側と下面側に各一個設け、このベンデイングロ
ールによりロールシールを通過する鋼帯を屈曲さ
せることにより、鋼帯をシールロールに接触させ
てシールロール間のシール性を向上させるように
したロールシール装置を提供せんとするものであ
る。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第3図は本考案の1実施例を示す。図におい
て1は鋼帯、2,3は上下一対のシールロールで
室5と6の境界に設けられている。ロール2と3
の間の隙間は、通板すべき鋼帯の最大板厚のもの
が支障なく通過することができるような位置にロ
ールが設置されている。また4および7は本考案
の特徴とするベンデイングロールで、夫々のエヤ
シリンダ8と9により上下に移動自在となつてい
る。なお、エヤシリンダ8,9は、夫々鋼帯1面
とほぼ直角に移動するようになつている。
次に作用を説明すると、第3図に示すように、
通板する鋼帯1の板厚tが最大板厚より遥かに薄
い場合には、第1図のような従来形であれば、第
1図に示す隙間δ1が大きくなり、シール性が悪化
するが、第3図のようにベンデイングロール4,
7によつて鋼帯1をシールロール2,3に接触さ
せることにより、隙間δ1は零となるので、ガスは
第2図に示す隙間δ′1とδ″1からのみ流れることに
なり、シール性が向上し、各室の条件保定が容易
となる。またベンデイングロールの操作は、エヤ
シリンダ8および9により遠隔で短時間に操作が
可能であり、通板する板厚により、最適のストロ
ークを予じめ設定しておくことにより、人手と時
間をかけることなく、運転することができる。
以上詳細に説明した如く本考案は、鋼帯の上面
側と下面側に各1個づつベンデイングロールを設
けたので、上下一対のシールロールを通過する鋼
帯を屈曲させて、同鋼帯の厚さに関係なくシール
ロールに接触させてシール性を保持させることが
できる。従つて各室のガス条件が安定し、シール
性が変動せず、各室の条件保定が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロールシール装置の1例を示す
側断面図、第2図は同正面断面図、第3図は本考
案の実施例を示すロールシール装置の側断面図で
ある。 図の主要部分の説明、1……鋼帯、2,3……
シールロール、4,7……ベンデイングロール、
5,6……室、8,9……エヤシリンダ(ベンデ
イングロールをほぼ直角に移動させる手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロールシール装置において、鋼帯を挾む上下一
    対のシールロールと、同シールロールのライン前
    方と後方に、かつ鋼帯の上面側と下面側に各1個
    づつ設けられたベンデイングロールと、同ベンデ
    イングロールを鋼帯面とほぼ直角に移動させる手
    段とを具えたことを特徴とするロールシール装
    置。
JP15399481U 1981-10-16 1981-10-16 ロ−ルシ−ル装置 Granted JPS5861450U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15399481U JPS5861450U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 ロ−ルシ−ル装置

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JP15399481U JPS5861450U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 ロ−ルシ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS5861450U JPS5861450U (ja) 1983-04-25
JPH0139714Y2 true JPH0139714Y2 (ja) 1989-11-29

Family

ID=29946595

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JP15399481U Granted JPS5861450U (ja) 1981-10-16 1981-10-16 ロ−ルシ−ル装置

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JPS5861450U (ja) 1983-04-25

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