JPH0139620B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139620B2 JPH0139620B2 JP12631080A JP12631080A JPH0139620B2 JP H0139620 B2 JPH0139620 B2 JP H0139620B2 JP 12631080 A JP12631080 A JP 12631080A JP 12631080 A JP12631080 A JP 12631080A JP H0139620 B2 JPH0139620 B2 JP H0139620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- photocathode
- ray image
- phosphor screen
- image intensifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 11
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- 230000008021 deposition Effects 0.000 claims description 2
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- 229910052787 antimony Inorganic materials 0.000 claims 2
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- 238000004876 x-ray fluorescence Methods 0.000 description 8
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/12—Manufacture of electrodes or electrode systems of photo-emissive cathodes; of secondary-emission electrodes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はX線像増倍管の製造方法に関する。
一般にX線像増倍管例えばX線蛍光増倍管は、
医療用を主に工業用非破壊検査などX線工業テレ
ビを併用して広範囲に応用されている。この種の
X線蛍光増倍管は第1図に示すように構成され、
真空容器である主としてガラスよりなる外囲器1
の入力側内部に入力面2が配設されている。一
方、外囲器1の出力側内部には、陽極3が配設さ
れると共に出力面4が形成され、更に外囲器1内
部の側壁に沿つて集束電極5が配設されている。
前記入力面2は球面状のアルミニウム基板6の出
力側(凹面側)にCsI入力蛍光面7が形成され、
この入力蛍光面7の上に更に光電面8が形成され
ている。又、出力面4は基板9に出力蛍光膜10
を形成してなつており、この出力蛍光膜10の内
側にはアルカリシヤツタ11が設けられている。
そして動作時には、X線入力を入力面2を形成す
る入力蛍光面7で一旦光学像に変換したのち、そ
の光により光電面8から光電子を放出させ、この
光電面8から放出される光電子流を陽極3、集束
電極5により加速、集束して出力蛍光膜10に輝
度増強された光出力像を再現させている。
医療用を主に工業用非破壊検査などX線工業テレ
ビを併用して広範囲に応用されている。この種の
X線蛍光増倍管は第1図に示すように構成され、
真空容器である主としてガラスよりなる外囲器1
の入力側内部に入力面2が配設されている。一
方、外囲器1の出力側内部には、陽極3が配設さ
れると共に出力面4が形成され、更に外囲器1内
部の側壁に沿つて集束電極5が配設されている。
前記入力面2は球面状のアルミニウム基板6の出
力側(凹面側)にCsI入力蛍光面7が形成され、
この入力蛍光面7の上に更に光電面8が形成され
ている。又、出力面4は基板9に出力蛍光膜10
を形成してなつており、この出力蛍光膜10の内
側にはアルカリシヤツタ11が設けられている。
そして動作時には、X線入力を入力面2を形成す
る入力蛍光面7で一旦光学像に変換したのち、そ
の光により光電面8から光電子を放出させ、この
光電面8から放出される光電子流を陽極3、集束
電極5により加速、集束して出力蛍光膜10に輝
度増強された光出力像を再現させている。
ところで上記のようなX線蛍光増倍管におい
て、入力面2附近を拡大して示すと、従来、第2
図に示すように構成され、断面逆L字形の内側支
持リング12と外側支持リング13により基板6
周縁部を挾持して支持している。そして、外囲器
1に貫通植設した電極リード14が光電面8に蒸
着した電極コンタクト(省略)と接触している。
尚、外側支持リング13と内側支持リング12と
は溶接により固着されている。
て、入力面2附近を拡大して示すと、従来、第2
図に示すように構成され、断面逆L字形の内側支
持リング12と外側支持リング13により基板6
周縁部を挾持して支持している。そして、外囲器
1に貫通植設した電極リード14が光電面8に蒸
着した電極コンタクト(省略)と接触している。
尚、外側支持リング13と内側支持リング12と
は溶接により固着されている。
ところが、周知のように光電面8は、入力蛍光
面7を形成した基板6を外囲器1内に収容固定し
た後、外囲器1内に設けたSb蒸発源により蒸着
形成される。このとき、蒸発源から蒸着が入力蛍
光面7上のみならず、両支持リング7,8にも行
なわれる(図中の15)。この結果、製造中の光
電電流が有効光電面部のみではないため、感度の
ピークをずれるという欠点がある。即ち、入力蛍
光面7上のSb蒸着膜8と両支持リング12,1
3上のSb蒸着膜15との両方の光電感度がモニ
ターされることにより、入力蛍光面7上の光電感
度のピークで光電面8を形成することが困難であ
る。と同時に内側支持リング12内側の光電感度
により主に形成されることが、しばしばある。
面7を形成した基板6を外囲器1内に収容固定し
た後、外囲器1内に設けたSb蒸発源により蒸着
形成される。このとき、蒸発源から蒸着が入力蛍
光面7上のみならず、両支持リング7,8にも行
なわれる(図中の15)。この結果、製造中の光
電電流が有効光電面部のみではないため、感度の
ピークをずれるという欠点がある。即ち、入力蛍
光面7上のSb蒸着膜8と両支持リング12,1
3上のSb蒸着膜15との両方の光電感度がモニ
ターされることにより、入力蛍光面7上の光電感
度のピークで光電面8を形成することが困難であ
る。と同時に内側支持リング12内側の光電感度
により主に形成されることが、しばしばある。
この発明は、上記従来の欠点を除去したX線像
増倍管の製造方法を提供することを目的とする。
増倍管の製造方法を提供することを目的とする。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を詳
細に説明する。この発明に係るX線像増倍管例え
ばX線蛍光増倍管の要部を示すと第3図のように
構成され、従来例と同一箇所は同一符号を付すこ
とにする。即ち、内面に入力蛍光面7、Sb蒸着
膜よりなる光電面16を形成したAlからなる基
板6が、内側支持リング12と外側支持リング1
3とにより挾持されて支持されている。この場
合、両支持リング12,13に形成されたSb蒸
着膜17の厚さが、光電面16つまり入力蛍光面
7上に形成されたSb蒸着膜の厚さより厚く、こ
の発明の特徴となつている。
細に説明する。この発明に係るX線像増倍管例え
ばX線蛍光増倍管の要部を示すと第3図のように
構成され、従来例と同一箇所は同一符号を付すこ
とにする。即ち、内面に入力蛍光面7、Sb蒸着
膜よりなる光電面16を形成したAlからなる基
板6が、内側支持リング12と外側支持リング1
3とにより挾持されて支持されている。この場
合、両支持リング12,13に形成されたSb蒸
着膜17の厚さが、光電面16つまり入力蛍光面
7上に形成されたSb蒸着膜の厚さより厚く、こ
の発明の特徴となつている。
尚、この発明のX線蛍光増倍管は、上記以外は
第1図と同様構成ゆえ、詳細な説明は省略する。
第1図と同様構成ゆえ、詳細な説明は省略する。
さて、上記のようなX線蛍光増倍管を製造する
には、両支持リング12,13により支持した基
板6に入力蛍光面7を形成したものに、予めSb
蒸着を行なつて前記両支持リング12,13のみ
に厚さ50〜1000ÅのSb蒸着膜を形成する。その
後、大気中に出し、あらためて管内に組み込む。
そして更に通常のSb蒸着を行なう。つまり、入
力蛍光面7上及び両支持リング12,13に形成
されたSb蒸着膜上にSb蒸着を行なうと、光電面
16とSb蒸着膜17が形成される訳けで、両支
持リング12,13上のSb蒸着膜17は2度の
Sb蒸着によるため、当然、厚くなつている。
には、両支持リング12,13により支持した基
板6に入力蛍光面7を形成したものに、予めSb
蒸着を行なつて前記両支持リング12,13のみ
に厚さ50〜1000ÅのSb蒸着膜を形成する。その
後、大気中に出し、あらためて管内に組み込む。
そして更に通常のSb蒸着を行なう。つまり、入
力蛍光面7上及び両支持リング12,13に形成
されたSb蒸着膜上にSb蒸着を行なうと、光電面
16とSb蒸着膜17が形成される訳けで、両支
持リング12,13上のSb蒸着膜17は2度の
Sb蒸着によるため、当然、厚くなつている。
この発明のX線蛍光増倍管は上記説明及び図示
のように構成され、予め両支持リング12,13
上にSb蒸着を行なうことにより、Sb蒸着膜17
の厚さを入力蛍光面7上のSb蒸着膜つまり光電
面16の厚さより厚くしている。従つて両支持リ
ング12,13上のSb蒸着膜17の光電感度は
有効面の1/10程度と非常に小さくなり、有効面の
光電感度をピークに正確に合わせることができ
る。従つて優れた光電面16を形成することがで
きる。
のように構成され、予め両支持リング12,13
上にSb蒸着を行なうことにより、Sb蒸着膜17
の厚さを入力蛍光面7上のSb蒸着膜つまり光電
面16の厚さより厚くしている。従つて両支持リ
ング12,13上のSb蒸着膜17の光電感度は
有効面の1/10程度と非常に小さくなり、有効面の
光電感度をピークに正確に合わせることができ
る。従つて優れた光電面16を形成することがで
きる。
尚、上記実施例では、入力面2は基板6の出力
側に入力蛍光面7、光電面16を積層形成したも
のであつたが、基板6の入力側に入力蛍光面7を
形成し、出力側に光電面16を形成した入力面に
対しても、この発明は適用可能である。但し、こ
の場合は、基板6の透光性のもの例えばガラスで
ないといけない。
側に入力蛍光面7、光電面16を積層形成したも
のであつたが、基板6の入力側に入力蛍光面7を
形成し、出力側に光電面16を形成した入力面に
対しても、この発明は適用可能である。但し、こ
の場合は、基板6の透光性のもの例えばガラスで
ないといけない。
以上説明したようにこの発明によれば、工業的
価値大なるX線像増倍管の製造方法を提供するこ
とができる。
価値大なるX線像増倍管の製造方法を提供するこ
とができる。
第1図は従来及びこの発明を説明するために用
いるX線像増倍管(X線蛍光増倍管)を示す断面
図、第2図は従来のX線像増倍管における要部を
示す断面図、第3図はこの発明の一実施例に係る
X線像増倍管の要部を示す断面図である。 1……外囲器、6……基板、7……入力蛍光
面、12……内側支持リング、13……外側支持
リング、16……光電面、17……Sb蒸着膜。
いるX線像増倍管(X線蛍光増倍管)を示す断面
図、第2図は従来のX線像増倍管における要部を
示す断面図、第3図はこの発明の一実施例に係る
X線像増倍管の要部を示す断面図である。 1……外囲器、6……基板、7……入力蛍光
面、12……内側支持リング、13……外側支持
リング、16……光電面、17……Sb蒸着膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力蛍光面、光電面を形成した基板の周縁部
を、支持リングにより挾持して支持したX線像増
倍管の製造方法において、 前記支持リングの内表面上に予めアンチモンを
蒸着しておき、これをX線像増倍管内に組込んだ
後、更にアンチモン蒸着により前記光電面を形成
することを特徴としたX線像増倍管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12631080A JPS5750754A (en) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | X-ray image multiplier tube and its manufacture |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12631080A JPS5750754A (en) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | X-ray image multiplier tube and its manufacture |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5750754A JPS5750754A (en) | 1982-03-25 |
JPH0139620B2 true JPH0139620B2 (ja) | 1989-08-22 |
Family
ID=14932011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12631080A Granted JPS5750754A (en) | 1980-09-11 | 1980-09-11 | X-ray image multiplier tube and its manufacture |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5750754A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62153185A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-08 | Komatsu Denshi Kinzoku Kk | 浮遊帯域溶融法単結晶支持装置 |
JPS63270383A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-08 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | 半導体結晶棒の支持装置 |
JPH0316642U (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-19 |
-
1980
- 1980-09-11 JP JP12631080A patent/JPS5750754A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5750754A (en) | 1982-03-25 |
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