JPH0139314Y2 - - Google Patents

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JPH0139314Y2
JPH0139314Y2 JP18031084U JP18031084U JPH0139314Y2 JP H0139314 Y2 JPH0139314 Y2 JP H0139314Y2 JP 18031084 U JP18031084 U JP 18031084U JP 18031084 U JP18031084 U JP 18031084U JP H0139314 Y2 JPH0139314 Y2 JP H0139314Y2
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plywood
decorative
flange portion
bushing
connecting rod
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンクリート板あるいはコンクリー
ト壁等の製造に際し、打設されるコンクリート材
料の表面に接して、その表面に各種の凹凸模様等
の化粧模様を付与するコンクリート打設用化粧型
枠に関する。
(従来技術) 従来、上記用途に用いられるコンクリート打設
用化粧型枠(以下単に化粧型枠と記す)として
は、成形型内に発泡硬化可能なウレタン樹脂等の
液状樹脂組成物を注型し、次いで該液状樹脂組成
物の液面上に合板を載置し、該液状樹脂組成物を
発泡、硬化させ、表層部に比較的硬質のインテグ
ラルスキン層を有し且つ表面に凹凸模様等の化粧
模様を付した弾性板を合板上に一体化せしめたも
のが公知である。
かかる化粧型枠は、現場施工に際しては、第4
図に示す如く、パネル化するために桟木2が化粧
型枠1に釘打ちされ、さらに打設されたコンクリ
ートの圧力に耐えるように金属製補強パイプ5が
桟木2に対し直角に配設される。その際、化粧型
枠1には補強パイプ5を固定するための連結棒3
を挿通せしめる孔(図示せず)があけられ、この
孔に連結棒3を挿通し、次いで補強パイプ5を配
置し、さらに補強パイプ5を座金付フオムタイ6
で保持し、このフオームタイ(登録商標)6をく
さび等にて固定する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の化粧型枠においては
以下に述べる欠点がある。
(1) 化粧型枠をパネル化するに際し、桟木を化粧
型枠に釘打ちしたり、その後上記連結棒を挿通
せしめる孔をあける等の手間がかかり作業能率
に劣る。
(2) また、釘打ちは、通常、凹凸模様等の化粧模
様を有する弾性板の表面側から行なわれるた
め、化粧模様を損傷させる恐れがあり、所望の
製品が得られないことがある。
(3) さらに、上記孔は連結棒と同一径とするが、
繰り返し使用により孔と連結棒との間にクリア
ランスが生じ、打設されるコンクリートがクリ
アランス内に浸入し、型枠の分解を困難にした
り、あるいはクリアランスにより化粧型枠と連
結棒との固定にゆるみが生じ、所望の製品が得
られないことがある。
本考案はかかる事情に基づいて考案されたもの
であつて、上記従来の問題点を解決した、製造が
容易で且つ現場施工性に優れた化粧型枠を提供す
ることを目的とする。
(解決手段) 本考案は、従来のように化粧型枠のパネル化に
際して行なわれる桟木等の釘打ちおよび連結棒を
挿通せしめるための孔あけを不要にし、型枠の組
立作業性を容易にすると共に、化粧型枠を強固に
固定せしめることを意図したものであり、合板の
長さ方向および幅方向に各々所定ピツチ毎に厚さ
方向に貫通する貫通孔を設け、該貫通孔に所定の
剛性部材製ブツシユを挿入配置すると共に、表面
に化粧模様を有する弾性板を上記合板上に一体的
に設けて構成したことを特徴とする。
合板に設ける貫通孔は、横断面円形のみならず
六角形等の角形とすることができる。
ブツシユは、金属又は硬質樹脂製とし、そのボ
ス部の軸長は合板の肉厚と同一とし、且つボス部
の外形形状は貫通孔形状と同一とし、ボス部外径
は貫通孔径と同等か少し大きめに形成される。例
えば、ボス部横断面外形が円形の場合には、回転
防止を確実に行うためボス部外面にオネジを切つ
たり、あるいはボス部横断面外形を六角形等の角
形にすることができる。また、ブツシユの軸方向
への抜け防止に対しては、ブツシユのフランジ部
が弾性板によつて被覆されるので問題はないが、
ボス部外面に突起を設けより確実に抜け防止を図
ることもできる。もちろん、ブツシユのボス部外
形形状に関係なくブツシユと合板とを接着させれ
ば、両者の固定は確実になり、回転および抜けの
両方が防止されることは言うまでもない。
ブツシユのフランジ部端面に設けられる被覆部
材としては、容易にフランジ部端面に粘着あるい
は接着可能で、弾性板を合板上に一体成形する際
に、弾性板を形成する材料がブツシユの中心孔に
貫入しないよう、しかも化粧型枠として使用する
際には、連結棒の挿通により容易に貫通せしめら
れる。例えば布製、紙製等の粘着テープなどが用
いられる。
弾性板は、液状注型成形可能で且つ発泡硬化可
能なウレタン樹脂等の材料にて構成される。弾性
板の表面層には比較的硬質のインテグラルスキン
層が形成され、且つその表面には凹凸模様等の化
粧模様が形成されている。
(実施例) 第1図乃至第2図は本考案の化粧型枠10の一
実施例を示す。
本考案の化粧型枠10は、合板12と剛性部材
製ブツシユ14と弾性板16とからなる。
合板12には、長さ方向および幅方向に各々所
定ピツチ毎に厚さ方向に貫通する横断面円形の貫
通孔12aが設けられている。
ブツシユ14は、軸長が合板12の肉厚に等し
く且つ外径が上記貫通孔12a径より少し大きな
径を有するボス部14aと、該ボス部14aの一
端に設けられたフランジ部14bと、該フランジ
部14b端面に設けられた布製粘着テープ(被覆
部材)14dとからなる。そして、ボス部14a
の軸中心には中心孔14cが設けられ、該中心孔
14c内面にはメネジが切られている。
かかるブツシユ14は、合板12に設けた貫通
孔12a内に挿入され、ブツシユ14のフランジ
部14bで合板12の一方の表面12bが係止さ
れ、フランジ部14bを有しない側のブツシユ1
4他端面は合板12の他方の表面12cと面一に
なるように配設されている。
一方、かかるブツシユ14が挿入配置された合
板12には、ウレタン樹脂にて発泡硬化せしめら
れた弾性板16が一体成形されている。弾性板1
6の表面層は比較的硬質のインテグラルスキン層
が形成され且つ表面には凹凸模様が付与されてい
る。
以上の構成とせる化粧型枠10は、第3図に示
す如く用いられる。
弾性板16を内側、即ちコンクリート打設面と
なるように化粧型枠10を配置し、合板12露出
面のブツシユ14の配設されている位置に補強材
20を配置しながら、ブツシユ14の中心孔14
cに、先端部30c外面にオネジを切つた連結棒
30をその頭部30aを回転させながら係合さ
せ、上記オネジに隣接して設けられた押え部30
bにより補強材20を化粧型枠10に固定する。
このとき、連結棒30の先端部30aにより布製
粘着テープ14dおよび弾性板16は貫通せしめ
られる。次いで、補強材20に設けたメネジ部2
0aに合致するオネジ部40aを有する緊締部材
40が連結棒30と同軸にその外側に配置され、
該緊締部材40を回転することにより、補強材2
0と直角方向に配置せしめる金属製補強パイプ5
0が補強材20と緊締部材40との間に固定され
る。
さらに、連結棒30の先端部30cにはコーン
70が取付けられ、コーン70はさらにコンクリ
ートの硬化後コンクリート中に残されるセパレー
タ80に連結される。このようにして、例えば相
対向して組立てられた化粧型枠10,10間の空
間部にコンクリートが打設される。コンクリート
打設後は、コンクリートを硬化させ、養生後に化
粧型枠10を分解することになる。この際、連結
棒30の頭部30aを逆回転させることにより、
補強材20と補強パイプ50との固定を解除する
ことなく、連結棒30と化粧型枠10との固定を
解除することができる。
従つて、コンクリートの打設をさらに繰り返す
にあたり、補強材20と補強パイプ50との固定
を解除することなく型枠一式を移動させ、再び連
結棒30を回転させれば連結棒30と化粧型枠1
0との固定を容易に且つ能率的に行なえる。
(考案の効果) 以上説明した如き本考案の化粧型枠によれば、
合板に設けた貫通孔に所定の剛性部材製ブツシユ
を挿入配置し、弾性板と一体化して構成してある
ので、ブツシユが抜け出すこともなく、また化粧
型枠をパネル化し固定するに際し、従来のように
桟木を釘打ちし、さらに連結棒を挿通せしめるた
めの孔を合板にあける必要がなく、単に連結棒を
化粧型枠に配設したブツシユにネジ嵌合させるだ
けで、他に配設する補強材等をも同時に固定でき
るので、現場における型枠組みの作業は簡略化さ
れ、しかも強固な結合が得られるという優れた効
果を奏する。
また、本考案の化粧型枠によれば、パネル化に
際し桟木を組付けるときに、弾性板に釘打ちをす
る必要がなくなるので、弾性板の表面に形成した
凹凸模様等の化粧模様を損傷することがないとい
う付帯効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は本考案の化粧型枠の一実施
例を示すもので、第2図は概略部分平面図、第1
図は第2図におけるA−A切断拡大断面図であ
り、第3図は本考案の化粧型枠の使用態様を説明
する要部縦断面図であり、第4図は従来の化粧型
枠の使用態様を説明する概略一部切欠斜視図であ
る。 10……化粧型枠、12……合板、12a……
貫通孔、14……ブツシユ、14a……ボス部、
14b……フランジ部、14c……中心孔、14
d……被覆部材、16……弾性板、20……補強
材、20a……メネジ部、30……連結棒、30
a……頭部、30b……押え部、30c……先端
部、40……緊締部材、40a……オネジ部、5
0……補強パイプ、60……座金、70……コー
ン、80……セパレータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合板の長さ方向および幅方向に各々所定ピツチ
    毎に厚さ方向に貫通する貫通孔を設け、該貫通孔
    に、その貫通孔と同一の外形を有するボス部の一
    端にフランジ部を設け且つ軸中心に連結棒が挿通
    せしめられる中心孔を有すると共に、該中心孔内
    面にメネジが切られ、さらに前記フランジ部端面
    に、中心孔をめくら蓋する一方、連結棒を挿通す
    るときに貫通せしめられる被覆部材を有してなる
    剛性部材製ブツシユを挿入し、該ブツシユのフラ
    ンジ部で合板の一方の表面を係止する一方、フラ
    ンジ部を有しない側のブツシユ他端面を合板の他
    方の表面と面一になるように配設せしめると共
    に、表面に化粧模様を有する弾性板を上記ブツシ
    ユのフランジ部が位置する側の合板上に一体的に
    設けてなることを特徴とするコンクリート打設用
    化粧型枠。
JP18031084U 1984-11-27 1984-11-27 Expired JPH0139314Y2 (ja)

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JP18031084U JPH0139314Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JPS6194139U JPS6194139U (ja) 1986-06-18
JPH0139314Y2 true JPH0139314Y2 (ja) 1989-11-24

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JP (1) JPH0139314Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05279443A (ja) * 1992-04-02 1993-10-26 Sanyu Resin Kk ウレタン樹脂組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05279443A (ja) * 1992-04-02 1993-10-26 Sanyu Resin Kk ウレタン樹脂組成物

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JPS6194139U (ja) 1986-06-18

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