JPH0139178Y2 - - Google Patents

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JPH0139178Y2
JPH0139178Y2 JP4280685U JP4280685U JPH0139178Y2 JP H0139178 Y2 JPH0139178 Y2 JP H0139178Y2 JP 4280685 U JP4280685 U JP 4280685U JP 4280685 U JP4280685 U JP 4280685U JP H0139178 Y2 JPH0139178 Y2 JP H0139178Y2
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は移植用苗床に関するもので、さらに詳
しくは苗床の枠組構造に関している。
(従来の技術) ビート栽培のための移植用ブロツクの製造がペ
ーパーポツトによつて製造されていることはよく
知られているが、近年ではビートなどの根菜類の
他に大豆、小豆なども移植栽培されるようになつ
ている。ところでペーパーポツトを使用した移植
用ブロツクでは大豆、小豆など根が肥大しない植
物には不向きなので、床土のみを圧縮成形した土
ブロツクが開発されている。
本願考案者は特開昭58−190326号によつて床土
を柱状に圧縮成形する移植用ブロツクの製造方法
を提案した。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来例は樹脂フイルムを使用して土ブロツ
クを連続して成形する方法であつたが、ブロツク
を1個ずつ成形しているので効率よく製造できな
いといつた技術的な課題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題を解決するためになされたも
のであつて、帯状の板を波形形状に折曲して仕切
部材を形成し、折り曲げによつて得られる頂部の
一方の側に折目に沿つた凹窪を形成すると共に、
折目毎に区画された側壁部分に突出部を設け、仕
切部材の頂部凹窪に別の仕切部材の頂部を係合し
て頂部内側にブロツク空室を形成し、複数の仕切
部材を並列して枠体内に装着したことを特徴とす
るものである。
(作用) 仕切部材の頂部に設けられた凹窪内に他の仕切
部材の頂部を係合し、頂部内側に形成されるブロ
ツク空室に床土を充填、圧縮してブロツク苗床を
製造する。
(実施例) 仕切部材1は帯状の薄鋼を波形に互いに90゜ず
つ反対方向に折り曲げられており、折り曲げによ
つて形成された頂部2,3が形成される。そして
複数枚の仕切部材1を使用し、頂部2,3に別の
仕切部材1の頂部2,3を接合することによつて
頂部の内側に断面四角形のブロツク空室4が形成
される。
前記ブロツク空室4は鋭角な頂部を接合して形
成するので、ブロツク空室4を安定した状態で保
持するために、仕切部材1の一側に並列される頂
部2,2に折目に沿う凹窪2a,2aを設け、該
凹窪2a,2aに別の仕切部材1の頂部3,3を
係合することにより、仕切部材どうしが横方向に
ずれるのを防止してブロツク空室4の形状保持を
行つている。
5は苗床を形成する枠体で、枠体を構成する4
つの枠部材6,6は何れも一側に鋸歯状の係合歯
7,7が形成されており、該係合歯7,7を内側
に向けて隅部を重合し、四隅のうち3カ所は枢軸
8,8で連結し、残りの1カ所は止金具9で開閉
自在とした。
さらに又、仕切部材1の側壁には、床土と仕切
部材との摩擦抵抗を大にするため、折目毎に区画
された側壁に突出部10,10が形成されてお
り、枠体5内に仕切部材1,1を組込み、床土を
充填して育苗箱として搬送するときにブロツク空
室4,4内の床土が脱落するのを防止しうる。
枠体5の枠部材6,6を係合歯7,7を内側に
向けて箱型に形成し、止金具9によつてしつかり
した枠体5に組立てた後、枠体5の内部に仕切部
材1,1を並列する。まず、枠部材6の係合歯
7,7に仕切部材1の頂部2,2を係合し、次い
で当該仕切部材1の頂部3,3に別の仕切部材1
の頂部凹窪2a,2aを接合し、このようにして
順次枠体5内に仕切部材1,1を並列収容し、仕
切部材1,1の頂部2,2,3,3の結合によつ
てブロツク空室4,4を形成する。
上記のようにして構成された枠体5を育苗箱と
して利用するため、枠体5内に床土を充填し、適
度の堅さに圧縮してブロツク空室4,4内に土ブ
ロツクmを形成する。次いでブロツクに対して播
種を行い、発芽させ、苗の育成ができた時点で枠
体5を外し、さらに仕切部材1,1を取除いてブ
ロツク各に移植を行う。
なお、実施例では枠体5は、止金具9を使用し
て開閉自在としたが、四隅部を何れも枢軸で連結
するか、あるいは四隅全部を溶接などによつて固
着して枠体とすることができる。そして何れの場
合も、枠体内に収容する仕切部材を枠体の長さよ
りも若干長めに仕上げることで枠体内に仕切部材
がしつかりと結合できることになる。
(考案の効果) 帯状の鋼板を波形形状に折曲した仕切部材の、
折り曲げによつて形成される頂部を互いに接合し
てブロツク空室を造り、この空室内に床土を充
填、圧縮することで苗床ブロツクを形成するの
で、苗床の製造効率が高くなることの効果があ
る。
また、仕切部材の折曲頂部は一方に凹窪を形成
して他方の頂部を係合するので、仕切部材どうし
が横方向にずれないで、ブロツク空室の形状を維
持できる効果もある。
さらに又、仕切部材の側壁には突出部が形成さ
れているので、ブロツク空室に充填された床土は
圧縮された一部が前記突出部に収容されるので、
枠体を育苗箱として搬送するとき、ブロツク空室
から土ブロツクが脱落するのを防止できることの
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は仕切部材の斜視図、第2図は枠体内に
仕切部材を装着した状態の平面図、第3図は枠体
内に床土を充填した状態の断面図、第4図は枠体
と仕切部材を分解した状態で、Aは枠体、Bは仕
切部材である。 1……仕切部材、2……頂部、2a……凹窪、
3……頂部、4……ブロツク空室、5……枠体、
6……枠部材、7……係合歯、8……枢軸、9…
…止金具、10……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状の板を波形形状に折曲して仕切部材を形成
    し、折り曲げによつて得られる頂部の一方の側に
    折目に沿つた凹窪を形成すると共に、折目毎に区
    画された側壁部分に突出部を設け、仕切部材の頂
    部凹窪に別の仕切部材の頂部を係合して頂部内側
    にブロツク空室を形成し、複数の仕切部材を並列
    して枠体内に装着したことを特徴とする移植用苗
    床。
JP4280685U 1985-03-25 1985-03-25 Expired JPH0139178Y2 (ja)

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JP4280685U JPH0139178Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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JP4280685U JPH0139178Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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JPS61158144U JPS61158144U (ja) 1986-10-01
JPH0139178Y2 true JPH0139178Y2 (ja) 1989-11-22

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JP4280685U Expired JPH0139178Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

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JPS61158144U (ja) 1986-10-01

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