JPH0138168Y2 - - Google Patents

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JPH0138168Y2
JPH0138168Y2 JP1982077229U JP7722982U JPH0138168Y2 JP H0138168 Y2 JPH0138168 Y2 JP H0138168Y2 JP 1982077229 U JP1982077229 U JP 1982077229U JP 7722982 U JP7722982 U JP 7722982U JP H0138168 Y2 JPH0138168 Y2 JP H0138168Y2
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JP
Japan
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gap
cover
joint
covers
structures
Prior art date
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JP1982077229U
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JPS58179317U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、エキスパンジヨン・ジヨイント・
カバーの改良に関するものである。
一般に、長さが長い建築、橋梁等の構造物にお
いては、温度変化による構造物の膨張・収縮に対
し、また、コンクリートの硬化収縮によるひび割
れを防止するため、あるいは地震による振動に対
し、構造物に生じる応力や変形性状を制御する目
的で、構造物を物理的に分割しておくことによつ
て、構造物が相互に力学上有害な影響を及ぼし合
わないようにする接続方法が採用されている。そ
して、両構造物の隙間を塞ぐためにエキスパンジ
ヨン・ジヨイント・カバーが使用されている。
この場合、隙間が比較的長い場合においては、
カバーの長さに限度があるため、複数のカバーを
接合させて連続状に被覆配備する必要がある。
しかし、寸法誤差、あるいは構造物の隙間方向
に沿う変形やカバー自体の収縮変形により、カバ
ー同志の接合部に隙間が生じたり、あるいは接合
部が隆起したりする等の問題があつた。このよう
な問題点を解決するために、第1図で示すよう
に、カバーa,b同志の隙間cは両カバーa,b
の接合部に被着されるジヨイント・カバーdによ
つて上記のようなカバーa,b同志の接合部に隙
間cが生じるのを防止するものであつた。しかし
ながら、ジヨイント・カバーdは、単にカバー
a,b間の接合部を被覆するのみで、充分な固定
手段が成されておらず、しかもジヨイント・カバ
ーd自体にも移動性があるため、ジヨイント・カ
バーdによつて重合した接合部が隆起する場合
や、カバーa,b自体の収縮変形によるジヨイン
ト・カバーdの移動防止という問題等には充分に
対処することができないものであつた。しかも、
ジヨイント・カバーを使用する構造のものにおい
ても構成部材が多くなり、現場での施工に労力及
び時間が係るという問題があつた。
この考案は、上記のような問題点を解決せんと
するもので、対峙する構造物間の隙間を被覆する
ものであつて、前記隙間の長手方向に沿つて被覆
するカバー構成部材と、このカバー構成部材の接
合部分の隙間の長手方向に摺動可能に重合する接
合用カバーとで構成して成るエキスパンジヨン・
ジヨイント・カバーにおいて、対峙する構造物の
端部より隙間内に向かつて突出した係止部を設
け、隙間内において上記の両係止部に係合する横
断面形状が略W字状のスプリングクリツプを接合
用カバーに設けることにより、温度変化による構
造物やカバー構成部材の膨張・収縮があつた場合
であつても、固定状態が確実で、しかも変動に対
する追従性を充分にして、構造物間の隙間を簡単
に塞ぐことができるエキスパンジヨン・ジヨイン
ト・カバーを提供するのが目的である。以下にこ
の考案の実施例を第2図乃至第4図に基づいて説
明する。
第2図及び第3図はこの考案のエキスパンジヨ
ン・ジヨイント・カバーの一実施例を示すもの
で、図中、1,1は対峙する構造物、2はこれら
の構造物1,1間に形成される隙間で、3,3は
両構造物1,1からそれぞれ隙間2内に向かつて
突出形成した係止部である。この係止部3,3は
金具で形成してあるが、構造物と一体に形成され
る場合もある。
このように形成された両構造物1,1間の隙間
2において、隙間2内から係止部3,3に係合す
る横断面形状が略W字状のスプリングクリツプ4
がネジ5をもつて接合用カバー6aの内方に締結
されている。そして、前記隙間2を被覆するカバ
ー構成部材6bは接合用カバー6aの端部とそれ
ぞれ重合した構成となつており、長手方向に摺動
可能になつている。そのため、施工時における多
少の寸法誤差や構造物1,1の隙間方向の変形、
カバー構成部材6b自体の収縮変形等に対処が可
能となる。
第4図はこの考案の他の実施例で、接合用カバ
ー6aの両側にカバー構成部材6b,6cを配備
したものであり、その他の構造は上記の実施例と
同様である。
本考案は叙上のように、対峙する構造物1,1
間の隙間2を被覆するものであつて、前記隙間2
の長手方向に沿つて被覆するカバー構成部材6
b,6cと、このカバー構成部材6b,6cの接
合部分の隙間の長手方向に摺動可能に重合する接
合用カバー6aとで構成して成るエキスパンジヨ
ン・ジヨイント・カバーにおいて、対峙する構造
物の端部より隙間2内に向かつて突出した係止部
3,3を設け、隙間2内において上記の両係止部
3,3に係合する横断面形状が略W字状のスプリ
ングクリツプ4を接合用カバー6aに設けたもの
である。
そのため、従来では、温度変化によつて構造物
やカバー構成部材に膨張や収縮があつた場合に
は、構造物の係止部とカバー構成部材、及びカバ
ー構成部材とジヨイント・カバーとの固定の確実
性や変動に対する追従性が充分ではなかつたが、
部品点数を少なくして固定状態が確実となり、し
かも変動に対する追従性が充分で、構造物の隙間
を簡単に塞ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエキスパンジヨン・ジヨイン
ト・カバーを示す斜視図、第2図は本考案に係る
エキスパンジヨン・ジヨイント・カバーの断面図
で、第3図はその要部を示す斜視図、第4図は他
の実施例の要部を示す斜視図である。 1,1……構造物、2……隙間、3,3……係
止部、4……クリツプ、6a……接合用カバー、
6b,6c……カバー構成部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対峙する構造物間の隙間を被覆するものであつ
    て、前記隙間の長手方向に沿つて被覆するカバー
    構成部材と、このカバー構成部材の接合部分の隙
    間の長手方向に摺動可能に重合する接合用カバー
    とで構成して成るエキスパンジヨン・ジヨイン
    ト・カバーにおいて、対峙する構造物の端部より
    隙間内に向かつて突出した係止部を設け、隙間内
    において上記の両係止部に係合する横断面形状が
    略W字状のスプリングクリツプを接合用カバーに
    設けたことを特徴とするエキスパンジヨン・ジヨ
    イント・カバー。
JP7722982U 1982-05-26 1982-05-26 エキスパンジヨン・ジヨイント・カバ− Granted JPS58179317U (ja)

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JP7722982U JPS58179317U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 エキスパンジヨン・ジヨイント・カバ−

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JP7722982U JPS58179317U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 エキスパンジヨン・ジヨイント・カバ−

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Publication Number Publication Date
JPS58179317U JPS58179317U (ja) 1983-11-30
JPH0138168Y2 true JPH0138168Y2 (ja) 1989-11-16

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JP7722982U Granted JPS58179317U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 エキスパンジヨン・ジヨイント・カバ−

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255351A (ja) * 1985-08-31 1987-03-11 理研軽金属工業株式会社 エキスパンシヨンジヨイントカバ−の目地塞ぎ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5889505U (ja) * 1981-12-12 1983-06-17 理研軽金属工業株式会社 笠木又はエキスパンシヨン・ジヨイント・カバ−の塞ぎ体取りつけ装置

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JPS58179317U (ja) 1983-11-30

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