JPH0138121Y2 - - Google Patents

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JPH0138121Y2
JPH0138121Y2 JP1984099893U JP9989384U JPH0138121Y2 JP H0138121 Y2 JPH0138121 Y2 JP H0138121Y2 JP 1984099893 U JP1984099893 U JP 1984099893U JP 9989384 U JP9989384 U JP 9989384U JP H0138121 Y2 JPH0138121 Y2 JP H0138121Y2
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JP
Japan
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guide roller
roller
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photosensitive material
sheet material
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JP1984099893U
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はシート材料の移動等の案内に用いられ
るシート材料案内ローラに関する。
〔背景技術〕
写真フイルムや印画紙等の感光材料(以下感材
という。)は一般に湿式の現像処理を施される。
現像処理は各種処理液に順次浸漬された感材が、
最後に乾燥処理を施されて終了する。
シート状写真用感材の現像装置としては、ロー
ラ搬送型現像機が知られている。この現像機で
は、感材乾燥部にも感材搬送用ローラが配設され
ており、このローラを駆動することによつて感材
を搬送しながら、温風を吹き付けて乾燥処理を行
つている。
ところで、感材の乳剤塗布膜面(以下膜面とい
う。)は、少くとも表面の乾燥が完了するまでは、
特に生乾きの状態では他と接触を避けるようにす
ることが理想的である。しかし、前記ローラ搬送
型現像機の乾燥部では、第3図に示されるように
感材10はローラ12に幅方向全面が挾持されて
搬送されるため、理想的状態とは程遠く乾燥後の
膜面にローラの接触跡が残り平滑性が劣るという
欠点があつた。
上記欠点を解決するために、第4図に示される
ように細幅のローラ14を用い、このローラ14
を千鳥状に配設した搬送手段も採用されている
が、理想状態とはまだ遠く膜面の平滑性は未だ不
充分なものであつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記事実を考慮し、感材等のシート材
料の移動等の案内に用いた際に、膜面等の搬送面
に与える影響が少ないシート材料案内ローラを得
ることが目的である。
〔考案の構成〕
本考案はシート材料と当接する外周面が軸方向
から見て凹凸形状となつていて、軸直角方向から
見て外周面が軸方向両端部を頂点として軸方向中
間部が軸心へ接近する方向へ凹陥し、かつ内部が
発泡体で軸方向両端部が無孔外皮となつている弾
性材料製であることを特徴としている。このた
め、軽量であるにも拘らず無孔外皮が発泡体のく
ずれを防止し、シート材料との接触面積が少な
く、シート材料への傷つきを防いでいる。
〔考案の実施例〕 第1図には本考案に係るシート材料案内ローラ
の第1実施例が示されている。この実施例の案内
ローラ20では、第1図Aに示されるように側面
形状が略六角形で、隣接する各凸部20Aは凹部
20Bで連結されていて、外周面が凹凸形状とな
つている。各凸部20Aにはアールが付与されて
いる。また案内ローラ20は第1図Bに示される
ように、外周面が軸方向両端部を頂点として軸心
方向へ凹陥した形状となつていて、隣接する左右
側部の凸部20Aは凹部20Cで連結されてい
る。
この案内ローラ20はシリコンゴムで作られて
おり、両側面に無孔外皮22を有する発泡体24
から成形されている。なお案内ローラ20の凸部
20A先端近傍は無孔外皮22によつて構成され
ている。案内ローラ20の中心には、無孔外皮2
2および発泡体24を貫通して軸孔26が穿設さ
れている。この軸孔は直径が嵌合するローラ軸の
直径よりも小となつていて、両端は無孔外皮22
から発泡体24にまで至る外拡がりのテーパ状に
形成されている。
このように構成された案内ローラ20は、例え
ば第2図に示されるように、多数が一本のローラ
軸28へ間隔を設けて押圧嵌入されて案内ローラ
組立体30に構成される。この案内ローラ組立体
30はローラ軸28が感材の搬送方向と直交する
ようにして感材の搬送方向に多数配列されて搬送
装置が構成される。この搬送装置により、ローラ
軸28を駆動回転して未乾燥の感材を移送するよ
うにすれば、乾材の乾燥工程における感材搬送装
置として適用できる。
なお本実施例の案内ローラは、前記のように無
孔外皮の内方が発泡体となつていて、かつ軸孔が
テーパー状に形成されているので、ローラ軸への
押圧嵌入を容易に行うことができる。また押圧嵌
入により、ローラ軸に対して軸回りおよび軸方向
の固定がなされるので、別途固定手段を設定する
必要がない。さらに発泡体が全体積の大部分を占
めるので極めて軽量であり、かつ所要の剛性は無
孔外皮で確保され、無孔外皮により発泡体のくず
れも防止されるので耐久性にも優れている。
本実施例の案内ローラ20を用いた上記装置に
よれば、感材は案内ローラ20の凸部20Aとの
み当接して搬送されるので、感材への案内ローラ
の当接は弾性的な略点接触となり、乾燥後の感材
の膜面に当接跡を残すことがない。
即ち、案内ローラは感材の膜面と当接して、当
接部の膜面の水分を周囲へ押しのけるが、案内ロ
ーラは膜面との当接面積が極めて小さいこと、ま
た当接時間が非常に短いことから、当接が終了し
た次の瞬間には周囲の水分が押し寄せて周囲と均
等厚の水膜面が再現される。また膜面への当接部
となる案内ローラの凸部は無孔外皮となつていて
水分を吸収しないだけでなく、シリコンゴムのた
め水をはじく性質が強く表面に付着もしないの
で、当接した膜面の水分を奪い去ることがなく、
上記水膜面の再現を確実なものとしている。従つ
て、水分が部分的に早期に排除されてしまう結果
生じる当接跡を発生することがない。さらに当接
が弾性的なものであるため膜面に与える影響も少
ない。
なお、案内ローラの凸部に水分が付着しないこ
とは、埃等が水分を介して案内ローラに付着する
ことがないので、感材に傷をつけることがない。
また案内ローラに水分が付着していると、生乾き
状態の感材がローラに巻きつき易くなるが、その
惧れもない。さらに案内ローラに水分が付着して
いると感材との間にスリツプを生じ易くなるが、
その問題も解決される。
また、案内ローラ20が感材と点接触すること
は前述の効果に加えて以下の効果をも生じる。即
ち、背景技術の項で説明した従来技術の案内ロー
ラは、感材と線接触する形状となつているので、
ローラのセツト状態に狂いがあると感材に蛇行を
生じるが、点接触としたことでその惧れもない。
このように本実施例の案内ローラでは、未乾燥
の感材の搬送装置用案内ローラとして適用した際
に、膜面に与える影響が極めて少なく、搬送装置
の構成、組立工程、セツテイングも簡略化でき、
感材のローラ巻付等のトラブルも発生しない。ま
た案内ローラ単体も軽量で、耐久性があり、製作
も容易であることから各種コストが低減される。
本実施例の案内ローラを適用した上記搬送装置
例では、案内ローラを駆動して搬送ローラとして
適用した例を示したが、本考案の案内ローラは無
駆動で使用できることは勿論、シート材料の案内
ローラとして各種用途に広く使用可能である。
なお案内ローラは上記実施例で示した形状の
他、シート材料と間欠的に略点接触する凸部を有
する形状であれば、どのような形状のものでも適
用可能である。また材質もシート材料の特性等を
考慮する等して適宜の材質を適用可能である。弾
性材料は少くとも凸部に設けられていれば良い。
なおまた、上記実施例では未乾燥の感材の搬送
装置に本考案実施例の案内ローラを適用した例を
示したが、その他ののシート材料であつても搬送
面への案内ローラの影響を少くする場合等に好適
に用い得る。
〔考案の効果〕
以上説明した如く本考案に係るシート材料案内
ローラでは、外周面が凹凸形状となつていて、軸
方向中間部が凹陥し、内部が発泡体で軸方向両端
部が無孔外皮とされるので、軽量であるにも拘ら
ず剛性が確保され、シート材料と間欠的かつ弾性
的に略点接触させることができ、シート材料の搬
送面に与える影響が少ないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシート材料案内ローラの
実施例を示し、Aは側面図、Bは正面断面図、第
2図は第1図の案内ローラを感材の搬送装置に適
用する場合のローラ配置例を示す斜視図、第3図
及び第4図は従来の案内ローラを示す斜視図であ
る。 10……感材、20……案内ローラ、20A…
…凸部、20B……凹部、22……無孔外皮、2
4……発泡体、26……軸孔、28……ローラ
軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート材料と当接する外周面が軸方向から見て
    凹凸形状となつていて、軸直角方向から見て外周
    面が軸方向両端部を頂点として軸方向中間部が軸
    心へ接近する方向へ凹陥し、かつ内部が発泡体で
    軸方向両端部が無孔外皮となつている弾性材料製
    であるシート材料案内ローラ。
JP9989384U 1984-07-02 1984-07-02 シ−ト材料案内ロ−ラ Granted JPS6115253U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9989384U JPS6115253U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 シ−ト材料案内ロ−ラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9989384U JPS6115253U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 シ−ト材料案内ロ−ラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6115253U JPS6115253U (ja) 1986-01-29
JPH0138121Y2 true JPH0138121Y2 (ja) 1989-11-15

Family

ID=30659377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9989384U Granted JPS6115253U (ja) 1984-07-02 1984-07-02 シ−ト材料案内ロ−ラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5694029B2 (ja) * 2011-03-28 2015-04-01 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および搬送ローラ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747174U (ja) * 1980-08-30 1982-03-16

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JPS5747174U (ja) * 1980-08-30 1982-03-16

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Publication number Publication date
JPS6115253U (ja) 1986-01-29

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