JPH0138120Y2 - - Google Patents

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JPH0138120Y2
JPH0138120Y2 JP1983164671U JP16467183U JPH0138120Y2 JP H0138120 Y2 JPH0138120 Y2 JP H0138120Y2 JP 1983164671 U JP1983164671 U JP 1983164671U JP 16467183 U JP16467183 U JP 16467183U JP H0138120 Y2 JPH0138120 Y2 JP H0138120Y2
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JP
Japan
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roller
hardness
rubber material
conveyance
low
Prior art date
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JP1983164671U
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English (en)
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JPS6072439U (ja
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複写機や印刷機などに使用される給
紙ローラなどの搬送ローラに関するものである。
〔従来の技術〕
複写機などに用いられている搬送ローラは、そ
の搬送能力(動摩擦係数)を高めるために、ロー
ラ表面を凹凸にするか、あるいは研削などで複雑
な形状に加工して、摩擦係数を大きくしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、ローラ表面の摩耗によりこれらの効果
が薄れてしまう。ローラの摩耗量を少なくするた
めには、ローラ材料の硬度を大きくすればある程
度解決できるが、硬度のアツプに伴ないローラの
弾性が失われるため、搬送に必要なニツプ巾を得
ることができず、これまた搬送能力を低下させる
ことになる。
逆に硬度を小さくすればニツプ巾は十分にとれ
るが、前述のように耐摩耗性が低下してしまうな
どの欠点がある。
第2図、第3図は、従来例に係る搬送ローラの
初期状態と使用後の状態を示す図である。第2図
に示すように、回転軸2を中心部に貫通したロー
ラ体1の外周面には断面形状が三角形の突条3が
軸方向に沿つて多数形成されている。しかし、こ
のローラを長期間使用していると、第3図に示す
ように、突条3の尖端部が徐々に摩耗して、突条
3の機能が減退してしまい、紙の搬送が確実に行
われなくなる。
また従来、例えば実公昭54−26025号公報、特
開昭53−46033号公報ならびに実開昭58−191142
号公報などに記載されているように、低硬度層と
高硬度層とを組み合わせた搬送ローラが提案され
ている。
しかし、このように低硬度層と高硬度層との組
み合わせであれば、低硬度層の方が高硬度層より
も優先的に摩耗して、ローラの表面に凹部や溝部
が形成され、そのために搬送された紙にシワが生
じる。さらに、低硬度層と高硬度層とを有するロ
ーラを二色成形法などによつて同時成形する場
合、両層の熱収縮率の相違によつてローラが反つ
たりすることがあり、そのために紙の搬送方向が
ずれて紙詰りの原因になります。
本考案の目的は、このような従来技術の欠点を
解消し、ニツプ巾を十分にとることができるとと
もに、ローラ表面の摩耗を少なくすることのでき
る搬送ローラを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕 前述の目的を達成するため、本考案は、中央部
に回転軸を貫通した円柱状の弾性ローラであつ
て、その弾性ローラが、低硬度ゴム材料中に高硬
度ゴム材料が均一に分散した、硬度の異なる2種
類のゴム材料から構成されていることを特徴とす
るもである。
〔考案の実施例〕
次に、本考案の実施例について第1図a,bを
用いて説明する。
実施例に係る搬送ローラは、これらの図に示す
ようにローラ体1の中心部に、金属からなる回転
軸2が貫通されて、ローラ体1と回転軸2が一体
化されている。
ローラ体1は、低硬度ゴム材4中に高硬度ゴム
材5を適量均一に分散した材料を用いて成形して
作られている。
〔考案の効果〕
本考案は前述のような構成になつており、高硬
度ゴム材が低硬度ゴム材中に均一に分散されてい
ると、見掛け上は低硬度の弾性ローラとなり、そ
のために搬送に必要なニツプを十分に得ることが
可能で、ローラと紙の接触面積が大となつて、搬
送が確実に行われる。
さらに、高硬度のゴム材が混在しているため、
その周囲にある低硬度ゴム材の摩耗を抑制して、
ローラ全体の耐摩耗性を向上することができる。
また従来提案されたもののように、低硬度層の
部分に優先的に凹部や溝部ができて、それが原因
で搬送紙にシワが生じたり、あるいはローラが部
分的に反つたりすることがなく、紙の搬送状態が
良好である。さらに、ローラの製造過程では粉状
の高硬度ゴム材を単に低硬度ゴム材料中に混合、
分散すればよいだけであるから、均質のローラを
容易に製作することができるなどの利点を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の実施例に係る搬送ロー
ラの外観斜視図ならびに縦断面図、第2図ならび
に第3図は従来の搬送ローラの初期状態と使用後
の状態を示す外観斜視図である。 1……ローラ体、2……回転軸、4……低硬度
ゴム材料、5……高硬度ゴム材料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に回転軸を貫通した円柱状の弾性ローラ
    であつて、その弾性ローラが、低硬度ゴム材料中
    に高硬度ゴム材料が均一に分散した、硬度の異な
    る2種類のゴム材料から構成されていることを特
    徴とする搬送ローラ。
JP16467183U 1983-10-26 1983-10-26 搬送ロ−ラ Granted JPS6072439U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16467183U JPS6072439U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 搬送ロ−ラ

Applications Claiming Priority (1)

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JP16467183U JPS6072439U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 搬送ロ−ラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6072439U JPS6072439U (ja) 1985-05-22
JPH0138120Y2 true JPH0138120Y2 (ja) 1989-11-15

Family

ID=30360968

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JP16467183U Granted JPS6072439U (ja) 1983-10-26 1983-10-26 搬送ロ−ラ

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316812Y2 (ja) * 1986-10-30 1991-04-10
JPH01254284A (ja) * 1988-04-01 1989-10-11 Odaka Rubber Kogyo Kk ゴムロール
JP2730917B2 (ja) * 1988-09-01 1998-03-25 株式会社金陽社 ロール及びその製造方法

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JPS5346033A (en) * 1976-10-08 1978-04-25 Toshiba Corp Paper supply device
JPS5426025U (ja) * 1977-07-26 1979-02-20

Family Cites Families (1)

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JPS6072439U (ja) 1985-05-22

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