JPH01254284A - ゴムロール - Google Patents

ゴムロール

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Publication number
JPH01254284A
JPH01254284A JP63081999A JP8199988A JPH01254284A JP H01254284 A JPH01254284 A JP H01254284A JP 63081999 A JP63081999 A JP 63081999A JP 8199988 A JP8199988 A JP 8199988A JP H01254284 A JPH01254284 A JP H01254284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
roll
rubber base
elastic particles
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63081999A
Other languages
English (en)
Inventor
Keitaro Minamimura
南村 桂太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ODAKA RUBBER KOGYO KK
Original Assignee
ODAKA RUBBER KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ODAKA RUBBER KOGYO KK filed Critical ODAKA RUBBER KOGYO KK
Priority to JP63081999A priority Critical patent/JPH01254284A/ja
Publication of JPH01254284A publication Critical patent/JPH01254284A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、たとえば、鉄鋼業における鋼板の搬送や液
切り等を行うために用いられるゴムロールに関する。
〔従来の技術〕
鉄鋼業等においては、ゴムロールがいろいろな用途に用
いられている。すなわち、駆動手段によって回転駆動さ
せて、鋼板等のシート状材を連続的に次工程に搬送する
搬送ロールとしてのピンチロールおよびプライドルロー
ル、メツキ槽やメツキの前処理槽などの後方に上下一対
に配置されて各種を出てきたシート状材表面に付着した
各処理液を絞り落とす液切りロールなどとして用いられ
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、単一ゴム材料によって形成されたゴムロ
ールでは、摩擦係数の不足や、鋼板表面に塗布された圧
延油または防錆油等の付着等が原因となって、ロール表
面に接して通るシート状材との間にスリップ現象が発生
し、物品の搬送速度が不均一になったり、停止したりす
ることが多々ある。特に、ロールの回転速度が速い場合
は、この現象が顕著である。
たとえば、スリップ現象が発生するとゴムロール表面の
摩擦による削れが進み、削れ粉が鋼板等の表面を傷付け
たりする問題や各処理槽での処理時間が不均一となり、
製品に品質ムラができたりすると言う問題がある。
この発明は、このような事情に鑑みて、ロールの回転速
度を上げてもスリップが起こらないゴムロールを提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、このような目的を達成するために、ロール
本体を形成するゴム基体中に、このゴム基体より硬度が
高く、かつ、弾性率が高い弾性体粒子が分散されてなる
ゴムロールを要旨としている。
また、弾性体粒子は、ゴム基体中に10〜40重量%の
割合で分散されていることが好ましい。
〔作 用〕
上記の構成によって、この発明にかかるゴムロールは、
表面部分の弾性体粒子が突出して鋼板表面などに密着す
るとともに、表面のゴム基体部分が窪んで凹部を形成す
る。鋼板表面に塗布された圧延油や防錆油は、弾性体粒
子により形成された凸部によって掻き落とされて移動し
て前記凹部に溜るようになる。
〔実 施 例〕
以下に、この発明を、その実施例をあられす図面を参照
しつつ詳しく説明する。
第1図は、この発明にかかるゴムロールの1実施例を横
から見た断面であられしている。
図にみるように、このゴムロール(1)は、ゴム基体(
2)中にゴム基体(2)のゴム材料より硬度が高く、か
つ、弾性率(ヤング率)が高い弾性体粒子(3)が分散
されている。
弾性体粒子(3)のゴム基体(2)への分散比率は、1
0〜40重景%程度が好ましい。
分散比率が10重量%を下回ると、弾性体粒子(3)の
添加の効果、すなわち、スリップ防止効果が薄れる傾向
がある。他方、分散比率が40重景%を超えると、弾性
体粒子(3)の鋼板への圧縮応力が低下する傾向がある
ゴム基体(2)および弾性体粒子(3)は、ゴム基体(
2)が50〜98 (JIS−A硬度)程度、弾性体粒
子(3)が55〜100(JIS−A硬度)または15
〜9B (Share−D硬度)程度のものにすること
が好ましい。しかも、前述したように、弾性体粒子(3
)の硬度がゴム基体(2)の硬度より高くされている。
弾性率は、ゴム基体(2)が50〜2000 kg/c
ot程度、弾性体粒子(3)が200〜30000kg
/ad程度にすることが好ましい。弾性体粒子(3)の
弾性率が30000kg/cjを超えると、薄鋼板など
製品によっては、傷や歪み等が発生する恐れがある。ま
た、弾性体粒子(3)の弾性率は、ゴム基体(2)の2
倍以上、特に3〜5倍程度が好ましい。2倍以上にしな
いと、ロール表面に圧力を受けても、表面の凹凸が少な
(なり所望の摩擦係数を得ることができないと言う傾向
がある。
弾性体粒子(3)の粒子径は、0.5〜5mm程度が好
ましい。用いられる製品の種類によっては、粒子径を0
.5 鶴未満にすると、充分な圧縮応力が得られず、5
鶴を超えると、製品の表面にマーキングを発生させたり
、ゴム基体(2)に亀裂を発生させやすくする傾向があ
る。なお、弾性体粒子(3)の形状は、不定型で鋭利な
多角形形状のものが好ましい。
この発明にかかるゴムロール(1)は、たとえば、第2
図にみるように、鋼板(4)の搬送用ロールとして用い
られる。ゴムロール(1)は、鋼板(4)によりその表
面が圧縮されるが、ゴム基体(2)と弾性体粒子(3)
には、硬度および弾性率等の物性に差があり、当然圧縮
応力にも差が生じる。そのため、ゴムロール(2)の全
表面の圧縮応力が不均一に分布された状態となり、それ
が鋼板(4)等とゴムロール(1)表面との間の動摩擦
係数を高める要因となって鋼i (4)のスリップを抑
制することができるようになっている。すなわち、第3
図にみるように、弾性体粒子(3)の部分が圧縮応力が
高く、ゴム基体(2)の部分が圧縮応力が低いため、弾
性体粒子(3)の部分が鋼板(4)表面に強く押し付け
られ鋼板(4)表面に付着した油や処理液などが排除さ
れ、ゴム基体(2)によって形成された凹部に移動する
。そのため、弾性体粒子(3)表面に付着する油や処理
液の量が少なくなり、油や処理液による摩擦力の低下を
防止してスリップを抑制することができるようになって
いる。
一方、弾性体粒子の方を軟質ゴムで形成するようにする
と、ロール表面に突出する部分がなく、粒子部分に凹部
ができるのみであるため、充分な圧縮応力を得ることが
できない。しかも、その凹部の面積が少ないため、スリ
ップの原因となる油や処理液の充分な逃げ場所がない、
したがって、充分な摩擦係数を得ることができない。
この発明にかかるゴムロールは、上記の実施例に限定さ
れない。たとえば、上記の実施例では、鋼板の搬送ロー
ルとして使用されていたが、織布の揉み洗い用ロールと
して用いれるようにしてもよい。揉み洗い用ロールとし
て用いるようにすれば、織布の揉み洗いを効率よく行う
ことができて、風合を良くし収縮を防止することができ
る。
上記の実施例では、ゴムロール(1)の表面が平滑とな
るように、弾性体粒子(3)がゴム基体(2)中に分散
されていたが、弾性体粒子(3)の一部をゴムロール(
1)の表面から突出させるようにしても構わない。上記
の実施例では、弾性体粒子がゴムロールの全体に分散さ
れていたが、表面部分にのみ分散するようにしても構わ
ない。
〔発明の効果〕
この発明にかかるゴムロールは、以上のように、ロール
本体を形成するゴム基体中に、このゴム基体より硬度が
高いとともに弾性率が高い弾性体粒子が分散されている
ので、弾性体粒子がロール表面から突出して物品表面へ
の充分な圧縮応力が得られ物品との間のスリップが無く
なる。したがって、搬送作業の精度が上がり、製品の品
質安定性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかるゴムロールの1実施例をあら
れす側断面図、第2図は使用例としての綱板搬送ロール
の1例をあられす斜視図、第3図はそのロールと鋼板の
接面でのロールの状態を模式的にあられす側断面図であ
る。 (1)・・・ゴムロール (2)・・・ゴム基体(3)
・・・弾性体粒子 第1図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロール本体を形成するゴム基体中に、このゴム基
    体より硬度が高く、かつ、弾性率が高い弾性体粒子が分
    散されてなるゴムロール。
  2. (2)弾性体粒子がゴム基体の10〜40重量%を占め
    る請求項第1項記載のゴムロール。
JP63081999A 1988-04-01 1988-04-01 ゴムロール Pending JPH01254284A (ja)

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JP63081999A JPH01254284A (ja) 1988-04-01 1988-04-01 ゴムロール

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JP63081999A JPH01254284A (ja) 1988-04-01 1988-04-01 ゴムロール

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JPH01254284A true JPH01254284A (ja) 1989-10-11

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JP63081999A Pending JPH01254284A (ja) 1988-04-01 1988-04-01 ゴムロール

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03287796A (ja) * 1990-04-03 1991-12-18 Nkk Corp 長寿命コンダクタ―バックアップロール及びその製造方法
JPH0942274A (ja) * 1995-08-04 1997-02-10 Odaka Gomme Kogyo Kk ゴムロールおよびその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924765U (ja) * 1982-08-09 1984-02-16 尾高ゴム工業株式会社 液切り装置
JPS6072439U (ja) * 1983-10-26 1985-05-22 株式会社リコー 搬送ロ−ラ

Patent Citations (2)

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