JPH0137616B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137616B2 JPH0137616B2 JP59056548A JP5654884A JPH0137616B2 JP H0137616 B2 JPH0137616 B2 JP H0137616B2 JP 59056548 A JP59056548 A JP 59056548A JP 5654884 A JP5654884 A JP 5654884A JP H0137616 B2 JPH0137616 B2 JP H0137616B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- piston
- cylinder
- rotating shaft
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 11
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/02—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions
- F16D3/12—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive adapted to specific functions specially adapted for accumulation of energy to absorb shocks or vibration
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D31/00—Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution
- F16D31/02—Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution using pumps with pistons or plungers working in cylinders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はクラツチに関するものである。
回転動力の伝達装置において、トルクおよび位
相の伝達を断続させ得る装置として接触面の摩擦
力を利用する乾式または湿式の機械的クラツチ、
流体の動圧力または静圧力に変換してポンプとタ
ービンなどを組合せた流体継手やトルクコンバー
タ、その他各種のものがある。しかし、これらの
従来のクラツチや継手などにおいては、回転速度
差のある場合における動力伝達においては摩擦面
や流体の熱としてエネルギー損失が生じ、また伝
達トルクの可変制御が一般には困難である。
相の伝達を断続させ得る装置として接触面の摩擦
力を利用する乾式または湿式の機械的クラツチ、
流体の動圧力または静圧力に変換してポンプとタ
ービンなどを組合せた流体継手やトルクコンバー
タ、その他各種のものがある。しかし、これらの
従来のクラツチや継手などにおいては、回転速度
差のある場合における動力伝達においては摩擦面
や流体の熱としてエネルギー損失が生じ、また伝
達トルクの可変制御が一般には困難である。
本発明はこのような動力伝達の断続装置におい
て、摩擦や滑りのエネルギー損失を減少させると
共に、回転速度差に伴う伝達エネルギーの差を流
体のエネルギーとして活用し得るだけでなく、伝
達トルクも可変制御可能な新しい機構の組合せに
より高性能な動力伝達断続装置を提供することを
目的するものである。
て、摩擦や滑りのエネルギー損失を減少させると
共に、回転速度差に伴う伝達エネルギーの差を流
体のエネルギーとして活用し得るだけでなく、伝
達トルクも可変制御可能な新しい機構の組合せに
より高性能な動力伝達断続装置を提供することを
目的するものである。
この目的に対応して、この発明のピストン差圧
制御式クラツチは、一方の回転軸に直結した円筒
面に１回転にｎ周期の軸方向に滑らかな変位をす
る案内溝を単数または複数設け、この案内溝にロ
ーラまたは転がり球を複数組嵌合させるとともに
前記ローラまたは転がり球を保持するピストンと
前記円筒との間に回転と往復運動の相互変換をな
し得るように構成し、他方の回転軸に直結してい
て気密性を有する同軸にて回転可能なシリンダ内
に前記ピストンを軸方向に変位自在に配置し、前
記一方の回転軸と前記シリンダとの間に前記シリ
ンダを気密に保つ軸シールを設け、前記一方の軸
と前記他方の軸はスラストベアリングを介して相
互に回転自由にかつ軸方向に相対変位がないよう
に組合されており、前記シリンダ内の前記ピスト
ンによつて仕切られる２つの空間はそれぞれ前記
一方の軸と他方の軸に設けられた流路とシールチ
ヤンバを経由して外部流路に連絡されており、ピ
ストンにかかる差圧力を制御して、前記シリンダ
と直結した他方の回転軸と前記一方の回転軸との
回転の断続を行うことを特徴としている。
制御式クラツチは、一方の回転軸に直結した円筒
面に１回転にｎ周期の軸方向に滑らかな変位をす
る案内溝を単数または複数設け、この案内溝にロ
ーラまたは転がり球を複数組嵌合させるとともに
前記ローラまたは転がり球を保持するピストンと
前記円筒との間に回転と往復運動の相互変換をな
し得るように構成し、他方の回転軸に直結してい
て気密性を有する同軸にて回転可能なシリンダ内
に前記ピストンを軸方向に変位自在に配置し、前
記一方の回転軸と前記シリンダとの間に前記シリ
ンダを気密に保つ軸シールを設け、前記一方の軸
と前記他方の軸はスラストベアリングを介して相
互に回転自由にかつ軸方向に相対変位がないよう
に組合されており、前記シリンダ内の前記ピスト
ンによつて仕切られる２つの空間はそれぞれ前記
一方の軸と他方の軸に設けられた流路とシールチ
ヤンバを経由して外部流路に連絡されており、ピ
ストンにかかる差圧力を制御して、前記シリンダ
と直結した他方の回転軸と前記一方の回転軸との
回転の断続を行うことを特徴としている。
以下、本発明の詳細を第１図に示す実施例によ
り説明する。
り説明する。
第１図において、１００はピストン差圧制御式
クラツチであり、ピストン差圧制御式クラツチ１
００は入力軸１と出力軸２の間に設けられる。ピ
ストン差圧制御式クラツチ100は円筒４、ピスト
ン８およびシリンダ１０を備えている。入力軸１
と同軸に配置された出力軸２は、スラストベアリ
ング３を介して相互に回転自由にかつ軸方向に相
対変位がないように組合わされている。円筒４は
入力軸１に同軸に直結されており、その回転円筒
面４ａにはｎ個のローラ５が嵌合して円周角に応
じてｎ周期の例えば正弦波状の軸方向変位をなす
案内溝７が設けられ、ローラ５はその軸６を円筒
面４ａの外側において軸方向に往復運動可能なピ
ストン８に保持されている。ピストン８は頭部８
ａとスカート部８ｂを有し、スカート部８ｂにお
いて円筒面４ａに摺動可能に係合している。ピス
トン８は出力軸２に直結されたシリンダ１０の円
筒内面をピストンリング９，９′で気密性を保ち
ながら軸方向にだけ円滑に摺動可能な構造とし
て、ピストン８の外周に設けた複数の軸方向案内
溝１１と、軸１２をシリンダ１０に保持された複
数のローラ１３を有し、各ローラを各案内溝に嵌
合させて軸方向に自由に滑動させる。ピストン８
がシリンダ１０内で構成する２つの空間１４，１
５はそれぞれ入力軸１、出力軸２に設けた流路１
７，１６を経由し、シールチヤンバ２１，２０を
経て外部流路１８，１９に連絡される。軸シール
２２は入力軸１と出力軸２間を密封する。
クラツチであり、ピストン差圧制御式クラツチ１
００は入力軸１と出力軸２の間に設けられる。ピ
ストン差圧制御式クラツチ100は円筒４、ピスト
ン８およびシリンダ１０を備えている。入力軸１
と同軸に配置された出力軸２は、スラストベアリ
ング３を介して相互に回転自由にかつ軸方向に相
対変位がないように組合わされている。円筒４は
入力軸１に同軸に直結されており、その回転円筒
面４ａにはｎ個のローラ５が嵌合して円周角に応
じてｎ周期の例えば正弦波状の軸方向変位をなす
案内溝７が設けられ、ローラ５はその軸６を円筒
面４ａの外側において軸方向に往復運動可能なピ
ストン８に保持されている。ピストン８は頭部８
ａとスカート部８ｂを有し、スカート部８ｂにお
いて円筒面４ａに摺動可能に係合している。ピス
トン８は出力軸２に直結されたシリンダ１０の円
筒内面をピストンリング９，９′で気密性を保ち
ながら軸方向にだけ円滑に摺動可能な構造とし
て、ピストン８の外周に設けた複数の軸方向案内
溝１１と、軸１２をシリンダ１０に保持された複
数のローラ１３を有し、各ローラを各案内溝に嵌
合させて軸方向に自由に滑動させる。ピストン８
がシリンダ１０内で構成する２つの空間１４，１
５はそれぞれ入力軸１、出力軸２に設けた流路１
７，１６を経由し、シールチヤンバ２１，２０を
経て外部流路１８，１９に連絡される。軸シール
２２は入力軸１と出力軸２間を密封する。
このような構成のピストン差圧制御式クラツチ
１００においては、入力軸１が回転し、出力軸２
が完全に制動されると、ピストン８はシリンダ１
０の中を１回転につきｎ回往復し、空間１４，１
５の体積変化を生じる。空間１４，１５の差圧を
増加させピストン８に加わる差圧力が軸トルクと
案内溝７の軸方向角及び半径距離により生ずる案
内溝から生じる軸推力とほぼ平衡すると、ピスト
ン８の軸方向の動きは停止し、軸１の回転は出力
軸に完全に伝達される。外部流路１８，１９の圧
力を弁２４、制御装置２５等により両流路を連通
する流路の開閉、各流路の体積弾性の調整、外部
圧力源等による調整などにより制御することによ
り、入力軸１から出力軸２への動力伝達を遮断、
接続または部分接続させることができる。
１００においては、入力軸１が回転し、出力軸２
が完全に制動されると、ピストン８はシリンダ１
０の中を１回転につきｎ回往復し、空間１４，１
５の体積変化を生じる。空間１４，１５の差圧を
増加させピストン８に加わる差圧力が軸トルクと
案内溝７の軸方向角及び半径距離により生ずる案
内溝から生じる軸推力とほぼ平衡すると、ピスト
ン８の軸方向の動きは停止し、軸１の回転は出力
軸に完全に伝達される。外部流路１８，１９の圧
力を弁２４、制御装置２５等により両流路を連通
する流路の開閉、各流路の体積弾性の調整、外部
圧力源等による調整などにより制御することによ
り、入力軸１から出力軸２への動力伝達を遮断、
接続または部分接続させることができる。
このように本発明のピストン差圧制御式クラツ
チにおいては、完全な動力接続状態においても、
ピストンに加わる差圧力の弾性と案内溝７の曲線
形状により弾性継手としての役割を演じることが
でき、しかも滑りは生じない。また、半接続状態
及び遮断状態おいては、流体に生ずる差圧を利用
した外部仕事が可能となる。さらに、差圧力の制
御により伝達トルクを変化させることも可能とな
り、伝達トルクの限界を可変制御することもでき
る。
チにおいては、完全な動力接続状態においても、
ピストンに加わる差圧力の弾性と案内溝７の曲線
形状により弾性継手としての役割を演じることが
でき、しかも滑りは生じない。また、半接続状態
及び遮断状態おいては、流体に生ずる差圧を利用
した外部仕事が可能となる。さらに、差圧力の制
御により伝達トルクを変化させることも可能とな
り、伝達トルクの限界を可変制御することもでき
る。
このピストン差圧制御式クラツチによる動力伝
達では完全伝達、必要に応じた部分動力伝達（半
クラツチ）と伝達遮断が小型な装置の構造により
効率よく、摩耗部分がなく容易に実現できる。
達では完全伝達、必要に応じた部分動力伝達（半
クラツチ）と伝達遮断が小型な装置の構造により
効率よく、摩耗部分がなく容易に実現できる。
第１図は本発明の実施例を示す装置の１例で、
一部切截した状態の説明図である。 １……入力軸、２……出力軸、３……スラスト
ベアリング、４ａ……回転円筒面、５……ロー
ラ、６……ローラ軸、７……案内溝、２４……
弁、２５……制御装置。
一部切截した状態の説明図である。 １……入力軸、２……出力軸、３……スラスト
ベアリング、４ａ……回転円筒面、５……ロー
ラ、６……ローラ軸、７……案内溝、２４……
弁、２５……制御装置。
Claims (1)
- １ 一方の回転軸に直結した円筒面に１回転にｎ
周期の軸方向に滑らかな変位をする案内溝を単数
または複数設け、この案内溝にローラまたは転が
り球を複数組嵌合させるとともに前記ローラまた
は転がり球を保持するピストンと前記円筒との間
に回転と往復運動の相互変換をなし得るように構
成し、他方の回転軸に直結していて気密性を有す
る同軸にて回転可能なシリンダ内に前記ピストン
を軸方向に変位自在に配置し、前記一方の回転軸
と前記シリンダとの間に前記シリンダを気密に保
つ軸シールを設け、前記一方の軸と前記他方の軸
はスラストベアリングを介して相互に回転自由に
かつ軸方向に相対変位がないように組合されてお
り、前記シリンダ内の前記ピストンによつて仕切
られる２つの空間はそれぞれ前記一方の軸と他方
の軸に設けられた流路とシールチヤンバを経由し
て外部流路に連絡されており、ピストンにかかる
差圧力を制御して、前記シリンダと直結した他方
の回転軸と前記一方の回転軸との回転の断続を行
うことを特徴とするピストン差圧制御式クラツ
チ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5654884A JPS60201126A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | ピストン差圧制御式クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5654884A JPS60201126A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | ピストン差圧制御式クラツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60201126A JPS60201126A (ja) | 1985-10-11 |
| JPH0137616B2 true JPH0137616B2 (ja) | 1989-08-08 |
Family
ID=13030142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5654884A Granted JPS60201126A (ja) | 1984-03-23 | 1984-03-23 | ピストン差圧制御式クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60201126A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996024783A1 (fr) * | 1995-02-09 | 1996-08-15 | Kenji Mimura | Dispositif de transmission de puissance |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2727180B1 (fr) * | 1994-11-18 | 1997-01-17 | Renault | Dispositif d'equilibrage d'un arbre a cames de moteur a combustion interne |
| KR20010092606A (ko) * | 2000-03-22 | 2001-10-26 | 양희범 | 유체를 이용한 무단변속기 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57134025A (en) * | 1981-02-14 | 1982-08-19 | Kinji Shigeno | Speed change gear box using cam and fluid |
-
1984
- 1984-03-23 JP JP5654884A patent/JPS60201126A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57134025A (en) * | 1981-02-14 | 1982-08-19 | Kinji Shigeno | Speed change gear box using cam and fluid |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996024783A1 (fr) * | 1995-02-09 | 1996-08-15 | Kenji Mimura | Dispositif de transmission de puissance |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60201126A (ja) | 1985-10-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |