JPH0137565B2 - - Google Patents

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JPH0137565B2
JPH0137565B2 JP55129707A JP12970780A JPH0137565B2 JP H0137565 B2 JPH0137565 B2 JP H0137565B2 JP 55129707 A JP55129707 A JP 55129707A JP 12970780 A JP12970780 A JP 12970780A JP H0137565 B2 JPH0137565 B2 JP H0137565B2
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JP
Japan
Prior art keywords
vane
rotor
cylinder
contact
magnetic force
Prior art date
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Expired
Application number
JP55129707A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5752696A (en
Inventor
Kenichi Inota
Satoshi Imabayashi
Juki Koishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP55129707A priority Critical patent/JPS5752696A/ja
Publication of JPS5752696A publication Critical patent/JPS5752696A/ja
Publication of JPH0137565B2 publication Critical patent/JPH0137565B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/08Rotary pistons
    • F01C21/0809Construction of vanes or vane holders
    • F01C21/0818Vane tracking; control therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ベーン式流体機械の改良に関するも
のであり、特にその効率と信頼性の向上を目的と
するものである。
従来のベーン式流体機械に於ては、第1図に示
すようにシリンダとベーンとの当接部でベーンが
シリンダをその接触面に垂直な方向に押す力(以
下垂直全圧力と呼ぶ)1を調節する方法は、主と
してベーン2の背圧を調節し、それにより背圧力
3を調節して行つていた。
しかしながらこの方法は以下のような欠点を有
していた。即ち (イ) 垂直全圧力1が小さ過ぎる時は背圧を増加さ
せることにより垂直全圧力1が増加させること
により垂直全圧力1を増加させる事ができる。
しかし軸4の回転数が増加し、ベーン2に働く
遠心力の増加の為に垂直全圧力1が増加し、大
き過ぎる時には、背圧は高々真空にまでしか下
げられないので、垂直全圧力1の調節は不可能
であつた。
(ロ) ベーンの背圧に流体の圧力をかけた場合には
垂直全圧力1は、流体中の圧力波は音速以上で
は伝わらず、かつまた、流体はベーン2とベー
ン溝5とのすきま等の互いに摺動するすきまか
らもれるので、ベーン2とシリンダ6とがある
定まつた位置関係にある時に適当な垂直全圧力
1をかけることがむづかしかつた。
これらの欠点の為に適当な垂直全圧力1がかか
らない時は以下のような不都合が生じる。
(イ) 垂直全圧力1が小さ過ぎて0になつた場合は
ベーン2はシリンダ内面7から離れる現象(以
下遊離現象と称する)が起り、その為に流体機
械8内の高圧部分から低圧部分へのもれが生
じ、その為に断熱効率が下がり、流体機械の効
率が下がつたり、あるいはシリンダ内面7から
離れたベーン2がベーン溝底9に衝突したりし
て、ベーン2やシリンダ内面7に塑性変形等の
損害を与え、信頼性の低下が生じる。
(ロ) 垂直全圧力1が大き過ぎる場合はベーン2と
シリンダ内面7との摺動による摩擦力が過大と
なり、摩擦による損失が増加して、機械効率が
下がつたり、またベーン2あるいはシリンダ内
面7の摺動による摩耗が増加する。
これらの不都合の為に結果的に流体機械8の効
率が低下し、また信頼性が低下する。
本発明は、今まで述べてきた従来の流体機械8
の垂直全圧力1を調節する方法、即ち、ベーン背
圧力3を調節する方法を改良する事により、垂直
全圧力1を適当にし、それによつて、流体機械8
の効率と信頼性を向上するものである。
以下に本発明の構成について説明する。
第2図は本発明になるベーン式流体機械(特に
ベーン式膨張機、以下特に断らない限りベーン式
膨張機について説明する)の構成を示す概略図で
ある。
10はシリンダ、11はシリンダ10内を回転
するロータ、12はロータ11に設けられたベー
ン溝、13はベーン溝12の中を運動するベー
ン、14はベーン溝底、15はシリンダ内面、1
6は磁気力発生部、17は点Pの近くに磁極を作
る為のコイル、18はコイルに電力を供給する為
の端子である。
また19は作動流体が流入する流入口、20は
作動流体が流出する流出口である。
第3図は第2図に示したベーン式膨張機の断面
図である。
21はシリンダ、22はロータ、23はベーン
溝、24は側板、25は側板、26はシヤフト、
27はシヤフトである。
30はシヤフト26を支持する軸受、31はシ
ヤフト27を支持する軸受、32は軸シールであ
る。33,34はOリングである。
第4図は本発明のベーン式膨張機の磁気力発生
装置の電気回路の概略図で35はロータの回転数
を検出するタコゼネレータ、36は設定器、37
はタコゼネレータの検出信号と設定との比較をす
る比較器、38は比較器37の出力信号を増巾す
る増巾器、第5図は本発明になるベーン式膨張機
が回転数に対して磁気力発生部16で発生する磁
気力がベーン13をシリンダ21に引付ける力
(接触面に垂直)の最大値Fm MAXがどう変わ
るかを示す図である。
次に本発明の作用について説明する。
作動流体は、流入口19を通つて空間40に入
る。この空間40に入つた流体はロータ11の回
転と共に空間41のような密閉空間内に閉込めら
れる。この流体はロータ11の回転と共に膨張し
てその体積を増加させ流出口20から排出され
る。この時流体が膨張する時の膨張仕事はベーン
13等を通じてロータ11に伝えられ、ロータ1
1に対して仕事をする。
一方磁気力発生部16は、ベーン13の垂直全
圧力42が適当ではない所、例えば背圧力4だけ
では垂直全圧力42が0になる所とか、回転数に
よつて垂直全圧力42が大きすぎるので垂直全圧
力42を制御する必要のある所のシリンダ10に
取付ける。本図では回転数が増加したときにベー
ン13等に働く遠心力が増加し、垂直全圧力42
が大き過ぎる為に磁気力発生部16を磁気力を発
生させて垂直全圧力42を減少させる場合につい
て示している。本図では磁気力発生部16はシリ
ンダに一箇所のみ取付けた状態を示しているが必
要に応じて取付けてよい。
回転数が増加すると、タコゼネレータ35によ
つて回転数を検知し、設定器36と比較しその差
を増幅器38によつて増巾し、磁気力発生部16
に第5図に示したような磁気力が発生するような
信号が伝えられる。これによつて垂直全圧力42
が大き過ぎる時は、磁気力発生部16はベーン1
3をシリンダ内面15から遠ざけて、垂直全圧力
42を減少させて適当になるように作用し、逆に
回転数が小さ過ぎて垂直全圧力42が0に近づけ
ば逆に磁気力発生部16はベーン13等をシリン
ダ内面15に引付けて、垂直全圧力42を増加さ
せて適当になるように作用する。
本発明は以上述べたように、軸まわりに回転す
るロータと前記ロータと一部当接し、かつロータ
を囲むように配設されたシリンダと、前記ロータ
と当接しかつ前記シリンダと前記ロータと共に密
閉された室を形成する2つの側板と、前記2つの
側板に当接し、かつ前記シリンダに当接しながら
前記ロータ内に出没自在に運動するベーンと、前
記ベーンと当接するように前記ロータに設けらた
ベーン溝を有し、ロータの回転と共にその体積が
変化する隣り合う2つのベーンと2つの側板とロ
ータおよびシリンダによつて、あるいは1つのベ
ーンと2つの側板とロータおよびシリンダによつ
て囲まれる作動室を形成すると共に、さらに前記
密閉された室の室壁に設けられた流体の流入口お
よび流出口を設けると共にシリンダの前記ベーン
との当接部でベーンがシリンダを、その接触面に
垂直な方向に押す垂直全圧力を制御する必要のあ
る所に取付けられた磁気力発生部を有し、この磁
気力発生部の磁気力を用いて垂直全圧力を調節す
る手段を設けたので、ベーン13等がシリンダ内
面15をその接触面に垂直な方向に押す力(垂直
全圧力42)を磁気力を用いて適当にする事がで
きるので、垂直全圧力42が小さ過ぎて0にな
り、この為に生ずるベーンの遊離現象等による効
率、信頼性の低下や、垂直全圧力42が大き過ぎ
る為に生ずる摩擦損失、摩耗の増加による効率、
信頼性の低下等の従来のベーン式流体機械に於け
る欠点が解消され、著しく効率、信頼性が向上す
るという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のベーン式流体機械の構成を示す
概略側断面図、第2図は本発明の一実施例におけ
るベーン式流体機械の構成を示す概略側断面図、
第3図は同断面図、第4図は同制御系統図、第5
図はベーンの特性線図である。 10……シリンダ、11……ロータ、16……
磁気力発生部、13……ベーン、19……流入
口、20……流出口、24,25……側板、35
……タコゼネレータ、36……設定器、37……
比較器、38……増幅器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸まわりに回転するロータと前記ロータと一
    部当接し、かつロータを囲むように配設されたシ
    リンダと、前記ロータと当接しかつ前記シリンダ
    と前記ロータと共に密閉された室を形成する2つ
    の側板と、前記2つの側板に当接し、かつ前記シ
    リンダに当接しながら前記ロータ内に出没自在に
    運動するベーンと、前記ベーンと当接するように
    前記ロータに設けられたベーン溝を有し、ロータ
    の回転と共にその体積が変化する隣り合う2つの
    ベーンと2つの側板とロータおよびシリンダによ
    つて、あるいは1つのベーンと2つの側板とロー
    タおよびシリンダによつて囲まれる作動室を形成
    すると共に、さらに前記密閉された室の室壁に設
    けられた流体の流入口および流出口を設けると共
    に、シリンダの前記ベーンとの当接部でベーンが
    シリンダをその接触面に垂直な方向に押す垂直全
    圧力を制御する必要のある所に取付けられた磁気
    力発生部を有し、この磁気力発生部の磁気力を用
    いて垂直全圧力を調節する手段を設けたことを特
    徴とするベーン式流体機械。
JP55129707A 1980-09-17 1980-09-17 Vane type fluid machine Granted JPS5752696A (en)

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JP55129707A JPS5752696A (en) 1980-09-17 1980-09-17 Vane type fluid machine

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JP55129707A JPS5752696A (en) 1980-09-17 1980-09-17 Vane type fluid machine

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Publication Number Publication Date
JPS5752696A JPS5752696A (en) 1982-03-29
JPH0137565B2 true JPH0137565B2 (ja) 1989-08-08

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ID=15016208

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JP55129707A Granted JPS5752696A (en) 1980-09-17 1980-09-17 Vane type fluid machine

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JPS5752696A (en) 1982-03-29

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