JPH0137277Y2 - - Google Patents

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JPH0137277Y2
JPH0137277Y2 JP8969985U JP8969985U JPH0137277Y2 JP H0137277 Y2 JPH0137277 Y2 JP H0137277Y2 JP 8969985 U JP8969985 U JP 8969985U JP 8969985 U JP8969985 U JP 8969985U JP H0137277 Y2 JPH0137277 Y2 JP H0137277Y2
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JP
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pipe
type
joint
fitting
size
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JP8969985U
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば鋼管、プラスチツク管ある
いはゴム管などの各種管体の接続に用いられる管
継手に係り、特に流体機器等との接続のために継
手本体に形成されたネジのサイズ等の種類を経済
的に識別可能にした管継手に関する。
〔従来の技術〕
従来、油圧配管系、空圧配管系、その他各種流
体の移送においては、鋼管、プラスチツク管、ゴ
ム管等の管体が利用され、それらの管体に対応す
る各種の管継手が開発されている。
管継手は、ニツプル、エルボで代表されるよう
に一般的には、継手本体の流体通路の一方の端部
の外周面に流体機器との接続のためのネジ部を備
えている。この場合、継手取付端部のネジとして
は、テーパネジ形式のものと平行ネジ形式のもの
とがあり、両者ともネジ部はそれぞれ適用する管
体外径及び接続する流体機器に形成されたメネジ
部のサイズに応じて規格化された寸法に形成され
ている。
これらの管継手は、接続する機器のメネジ部の
サイズが機器によつて異なる場合があることを考
慮し、例えば外径6mmのチユーブにはPT1/8と
PT1/4というように、同一外径の管体に対してネ
ジ部のサイズのみを変えた管継手を、適用する管
体の外径毎にそれぞれ少なくとも2種類以上ある
のが一般的である。
この場合、継手の種類によつては継手本体の表
面にネジのサイズ、種類等を識別するための記
号、数字等を刻印することが行なわれている。
ところで、これらの管継手を機器に取り付ける
場合、平行ネジ形式の管継手の取付端部にはOリ
ングが用いられ、一方テーパネジ形式のものでは
シールリングの代わりに四弗化エチレン樹脂等か
らなるシールテープをテーパネジ部に巻き付けて
締め込むことによりネジ部の耐密性を保持するよ
うになつている。
特に、後者の形式の管継手等にあつては、最近
では作業時間、作業工数の面から上記シールテー
プに代わつて、あらかじめネジ部の表面に弗素樹
脂、アクリル変性酢酸ビニル樹脂等のプラスチツ
ク、あるいは弗素ゴム等のエラストマーを液状な
いしはペースト状に調製したものを塗布し、乾燥
させて形成される高分子皮膜をシール材とするも
のが市販されるようになり、その使い勝手の良さ
が手伝つて急速に広がりつつある。
これらの管継手は、接続する流体機器の種類、
大きさ、使用条件等に合わせて最適なものを選択
しなければならないから、使用者はあらかじめ適
用可能な管体径、継手取付端部のネジ部の形状、
寸法等の異なる管継手を何種類も用意し、使用の
際にはたくさんの管継手の中から接続対象の流体
機器に合つた管継手が適宜選択され使われてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、たくさんの管継手の中から必要とす
る管継手を選び出す際に、継手取付端部に設けら
れたネジ部の種類、大きさ等を識別するための記
号または数字が継手本体に刻印されている場合に
は大きな問題とはならないが、識別記号のない場
合には目で見てそれがどの大きさのものであるか
を識別することは困難で、あらかじめ分類して保
管しておいても使用の際に何種類かの管継手を混
ぜてしまつた場合には、それぞれがどの大きさの
ものであるかがなかなかわかりにくく、場合によ
つてはいちいち測らなければならないこともあ
り、作業能率低下の原因になつている。特に、
PT1/8とPT1/4のようにネジの種類が同じで大き
さが近いものの区別をすることは困難で、さらに
メートルネジの管継手とインチネジの管継手の区
別も難しく、管継手には識別記号が使用上必要で
ある。
しかしながら、識別記号を刻印するにはその分
だけ余分に工程が増えるから、製造コストの上昇
につながり、そのため単価の安い管継手などにお
いては識別記号を付けないことが多い。また、刻
印をしたものでもその記号、数字等が小さいため
いちいち手にとつて見なければその管継手が何で
あるかがわからず、識別手段の改善がのぞまれて
いた。
この考案は、かかる従来技術の問題点を解決
し、刻印をしなくともネジ部の種類、サイズ等を
識別することができ、しかも識別手段を付与する
ために特に別工程を設ける必要のない経済的な管
継手の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、そのためこの考案によれば、継手本
体の少なくとも一端部の外周面に接続のためのネ
ジ部を有する管継手において、ネジ部の寸法等の
種類を識別し且つシールするための着色したシー
ル層を該ネジ部に設けてなる管継手を構成する。
この構成において、着色したシール層は、例え
ばゴム、プラスチツク等に顔料を加えて溶剤等で
液状またはペースト状にしたもの、あるいは懸濁
液にしたものなどを用い、それらをネジ部の表面
に塗布し、乾燥せしめて形成される高分子皮膜が
好適である。
〔作用〕
この考案によれば、上記のごとく、例えば流体
機器等への接続のために少なくとも一端部の外周
面にネジ部を有する管継手において、ネジ部の表
面に管継手の種類を識別し且つシールするための
着色したシール層を設けてなるものであるから、
シール層の色を例えばPT1/8は白、PT1/4は緑と
いうようにネジ部の種類、サイズ等によつて変え
ることにより、従来のように継手本体に識別記号
を刻印しなくとも管継手の種類の識別が可能とな
る。この場合、シール層の形成は従来と全く同じ
で液状またはペースト状のシール材にあらかじめ
顔料を添加したものを用いればよいから、刻印す
る場合に比べて製造工程が簡略化され、経済的な
識別手段となる。
さらに、シール層全体が着色されているからネ
ジ部の種類、サイズ等が一目でわかるので、刻印
したものに比べて区別しやすく、取付作業時の作
業性向上にもつながる。
〔実施例〕
次に、この考案による管継手について、空気圧
用管継手を例にとり説明する。
この管継手1は、図面に示すように、一端部に
流体機器等への接続のための継手取付端部2を備
えると共に、他端部には管体3に挿入されるイン
サート部4を有し、このインサート部4の基部の
外周に間隙を残して設けられたネジ部5とを備え
る継手本体6と、前記インサート部4との間に管
体3を介在させて配設されるスリーブ7と、前記
継手本体6のネジ部5に螺合する際に前記スリー
ブ7を縮径せしめて管体3をインサート部4に圧
着させるユニオンナツト8とからなり、さらに継
手本体6の継手取付端部2の外周面にはテーパネ
ジ部9が形成され、このテーパネジ部9の表面に
は着色されたシール層10が被覆された構成とな
つている。
この場合、シール層10は、例えばポリアミ
ド、弗素樹脂、酢酸ビニル樹脂等に顔料を加え、
有機溶剤、界面活性剤等を用いて溶液、懸濁液、
あるいはペースト状に調製したものを塗布し、乾
燥せしめて皮膜状に形成したものである。したが
つて、管継手のネジ部のサイズ、あるいはネジの
種類に応じて顔料の色を変えることにより、特に
別工程を設けることなくシール層の形成と同時
に、簡単に管継手の識別手段を付与することがで
きるので、経済的且つ使い易い管継手となる。
なお、シール層を形成する上記シール材溶液に
必要に応じてタルク等の滑剤、あるいは他の充填
物を加えてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、継手
本体の少なくとも一端部の外周面に接続のための
ネジ部が形成された管継手において、ネジ部の表
面に管継手の種類を識別し且つシールするための
着色したシール層を設けてなるものであるから、
管継手の種類に応じてシール層の色を変えること
により、簡単且つ確実に管継手の識別が可能にな
る。したがつて、従来のように改めて継手本体に
刻印する必要はなく、シール層の形成と同時に識
別手段を付与することができるので、経済的に使
い易い管継手を得ることができる。
さらに、シール層全体が着色されているから一
目で識別することができ、刻印で識別したものの
ように手に取つて確認する必要がないので、所望
の管継手をすぐに取り出すことができ、取付作業
時の作業性向上に大きく寄与する。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、空気圧用管継手以外に例えば油圧用管
継手、流量制御弁等の各種用途の管継手に適用す
ることができ、その形状も継手本体の少なくとも
一端部にネジ部を有するものであれば、雌ネジで
も良く、各種ネジの種類、サイズに関係なく適用
でき、さらに接続する管体の種類、材質、あるい
は管体を接続するための構造の如何にかかわら
ず、それらはすべてこの考案の対象となる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案による管継手の部分断面図であ
る。 2……継手取付端部、4……インサート部、6
……継手本体、7……スリーブ、8……ユニオン
ナツト、9……ネジ部、10……着色したシール
層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 継手本体の少なくとも一端部に接続のための
    ネジ部を有する管継手において、前記ネジ部に
    該ネジ部の種類を識別し且つシールするための
    着色したシール層が設けられていることを特徴
    とする管継手。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の管継
    手において、着色したシール層は顔料を含有す
    る高分子皮膜であることを特徴とする管継手。
JP8969985U 1985-06-14 1985-06-14 Expired JPH0137277Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8969985U JPH0137277Y2 (ja) 1985-06-14 1985-06-14

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JP8969985U JPH0137277Y2 (ja) 1985-06-14 1985-06-14

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Publication Number Publication Date
JPS61206184U JPS61206184U (ja) 1986-12-26
JPH0137277Y2 true JPH0137277Y2 (ja) 1989-11-10

Family

ID=30644021

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JP8969985U Expired JPH0137277Y2 (ja) 1985-06-14 1985-06-14

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JP2005133749A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Bridgestone Corp パイプ継手のサイズの識別方法
TWM520594U (zh) * 2015-12-30 2016-04-21 gui-sen Bai 可快速區分之接頭結構
JP6185091B2 (ja) * 2016-01-14 2017-08-23 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置用ドライバ

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JPS61206184U (ja) 1986-12-26

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