JPH0136917Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0136917Y2
JPH0136917Y2 JP1985114994U JP11499485U JPH0136917Y2 JP H0136917 Y2 JPH0136917 Y2 JP H0136917Y2 JP 1985114994 U JP1985114994 U JP 1985114994U JP 11499485 U JP11499485 U JP 11499485U JP H0136917 Y2 JPH0136917 Y2 JP H0136917Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base plate
flat bar
attached
endless
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985114994U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6223872U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985114994U priority Critical patent/JPH0136917Y2/ja
Publication of JPS6223872U publication Critical patent/JPS6223872U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0136917Y2 publication Critical patent/JPH0136917Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、回転フラツト式梳綿機のフラツト
バー装置の内側に堆積し勝ちな綿屑を回転ブラシ
でもつて清掃する装置に関するものである。
〈従来の技術〉 フラツトバー装置の内側に綿屑が堆積すると、
その綿屑がフラツトバー間の隙間にも付着してシ
リンダーに対してフラツトバーを浮き上がらせ、
シリンダーとフラツトバーのゲージを大きくする
ほか、シリンダーからの吹出し空気がフラツトバ
ー間の隙間から通過しずらくなつて、カーデイン
グ効果を阻害する。そこで、フラツトバー列の空
間にフラツトバーの長手方向に平行して細長い円
筒カムを設け、その円筒カムの外筒に往復動可能
な摺動子を嵌挿し、その摺動子の両側に凹溝を設
け、ブラシを植設したリングを上記凹溝内に回転
自在に嵌合した構成の清掃装置が従来公知である
(実公昭34−8209号公報参照)。このブラシは自ら
積極的に回転するものではなく、フラツトバー背
面に摺触されることで廻り、また、ブラシはフラ
ツトバー間の隙間に対し90゜位相がずれた面で廻
るものであつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記したような従来の清掃装置でも、一応はそ
れなりの役を果すけれども、最も肝要なフラツト
バー間の隙間に付着した綿屑を取り除くことがで
きなかつたし、フラツトバー背面に押されて廻る
というものだけに清掃効果はいま一つ不満足であ
つた。
この考案は叙上の如き実情に鑑み、積極回転す
るブラシの先端部でフラツトバー間の隙間に付着
した綿屑を取り除けるよう工夫したものである。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案も従来例と同様、フラツトバー列の空
間にフラツトバーと平行して往復動する部材を設
けるが、その往復動機構は、細長い基板の両端に
対をなす原動車と被動車を配設して両者間に外方
に突出せる突部を形成した無端連結手段を巻掛
け、また該基板に取付けた案内部材に沿つて移動
できるようにした移動台盤には、上記無端連結手
段の突部と係脱可能な爪部を有する腕体を無端連
結手段の往きと戻りの通路と平行に取付けた構成
とする。そして移動台盤の直線往復運動を利用し
て回転ブラシを積極回転させるため、上記基板の
長手方向に噛合部材を取付けておき、この噛合部
材と噛合う歯をもつた回転子付き回転ブラシを回
転自在に保持体で支承して、この保持体を上記移
動台盤に取付ける構成とした。
〈実施例〉 第1図において、細長い基板1には、その長手
方向に沿つて移動台盤15の案内部材2と、伏せ
てぴんと張設したチエン或いはラツクといつたス
プロケツト或いはギヤの噛合部材3とが取付くほ
か、基板1の一端には被動車4が回転自在に装着
され、更に、これと反対側の他端には、第2図か
ら明らかなように、原動車5が配設される。すな
わち、基板1を跨ぐようにして固定した台板12
上にベベルギヤボツクス6を取付け、被動プーリ
ー7が取付かる横軸8端のベベルギヤ9と噛合う
もう一つのベベルギヤ10に縦軸11を取付け、
この縦軸11の下端に上記原動車5を取付け、こ
うして原動車5は基板1と台板12間の空間に配
設されるのである。被動プーリー7の回転は、後
述するように、例えばテーカインローラーとか予
備開繊ローラーから駆動力をとる。
対をなす被動車4と原動車5には、外方に突出
する突部13を形成した無端連結手段14が巻掛
けられ、無端連結手段14は前記案内部材2の外
側を通るようになつている。無端連結手段14は
チエンでもベルトでもよい。無端連結手段14が
チエンならば被動車4、原動車5はスプロケツト
とし、ベルトならばプーリーとする。図示のもの
はチエン−スプロケツトの場合であつて、そのチ
エンを構成する駒の一つのリンクプレートに前記
突部13を形成している。
移動台盤15には、本例では、多数のボールを
小判型に配列してなる二つのボールベアリング1
6を装着していて、第3図からわかるように、各
外側ではボールの一部分を顕出させ、その顕出部
分は案内部材2に形成した連続溝17内に嵌入
し、こうして本装置全体が例えばひつくり返され
るように取付けられても、移動台盤15は脱落せ
ず、しかも案内部材2に沿つて円滑に滑走するこ
とができるようになつている。ボールベアリング
16に綿屑等が侵入しないように、ゴム板の如き
シール板18を移動台盤15下面に取付け、案内
部材2の外側面と摺触させるようにするとよい。
上記した多数のボールを小判型に配列して構成し
たボールベアリング16以外に、適宜の手段が採
用可能である。要は案内部材2に対し移動台盤1
5が脱落しないで自由に移動できるものであれば
よい。
移動台盤15の上面には、上記噛合部材3と噛
合う歯をもつた回転子22付き回転ブラシ23を
回転自在に支承する軸受24が先端部下面に固定
された保持体25を取付けている。回転子22は
スプロケツトでもギヤでもよい。回転子22がス
プロケツトならば噛合部材3はチエンとし、ギヤ
ならばラツクとする。
移動台盤15の上面には、また、爪部20を有
する二本の腕体21,21を無端連結手段14の
往きと戻りの通路に平行に取付けている。腕体2
1の爪部20は無端連結手段14の突部13と協
働して移動台盤15を往復動させる。これを第1
図の例でいうと、原動車5の駆動で無端連結手段
14の突部13が爪部20と係合し、移動台盤1
5の往きの牽引が行なわれ、やがて突部13が方
向変換する半円状の軌跡を進む段階となつて上記
の係合は解かれ、移動台盤15はその場に一時停
止する。そして突部13が上記半円状の軌跡を進
んだのち更に前方にある別の爪部20と新たに係
合し、移動台盤15の戻りの牽引が行なわれる。
移動台盤15が原動車5や被動車4にぶつからな
いよう腕体21,21長さは決定される。回転ブ
ラシ23の回転は、移動台盤15の往きと戻りで
逆転する。
上記した清掃装置を梳綿機に取付けた状態は第
4図に示すとおりである。図から明らかなよう
に、細長い基板1は梳綿機の適宜のブラケツトに
取付けた取付金具26を介してフラツトバー列A
の空間にフラツトバーBと平行に配設される。2
7は被動プーリー7に巻掛けられたベルトであ
り、既述のように、例えば補助開繊ローラー(図
示せず)から駆動力をとる。回転ブラシ23の向
きはフラツトバーB,B間の隙間に回転ブラシ2
3先端部分が入り込める向きとなる。したがつて
フラツトバー列Aが正規の運動をなし、一方、移
動台盤15の往復運動で回転ブラシ23が強制回
転することで、フラツトバー背面の清掃は勿論、
フラツトバー間の隙間部の清掃も達成できること
になる。
〈考案の効果〉 以上の説明からわかるように、この考案になる
清掃装置は移動台盤15の往復動機構が扁平な形
状に納まるため、フラツトバー列Aの限られた空
間のうち比較的狭い場所にでも難なく取付けられ
るという利点がある。また、回転ブラシ23の回
転機構も簡単な構造であり、移動台盤15の直線
往復運動を利用して積極回転できるため、清掃効
果は極めて良好である。しかも回転ブラシ23先
端部分がフラツトバー間の隙間部に入り込める構
成となつているから、カーデイング上最も肝要な
上記フラツトバー間の隙間部に付着する綿屑を確
実に排除できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の清掃装置の側面図、第2図
と第3図は第1図のベベルギヤボツクス部および
回転ブラシ部における断面図、第4図は第1図の
清掃装置を梳綿機に装着したときの側面図であ
る。 1……基板、2……案内部材、3……噛合部
材、4……被動車、5……原動車、13……突
部、14……無端連結手段、15……移動台盤、
20……爪部、21……腕体、22……回転子、
23……回転ブラシ、25……保持体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フラツトバーの背面空間にフラツトバーに平行
    な細長い基板1を配設し、その基板1に、回転子
    22付き回転ブラシ23を回転自在に支承した移
    動台盤15の案内部材2と、該回転子22と噛合
    う噛合部材3と、外方に突出せる突部13を形成
    した無端連結手段14が巻掛けられる原動車5と
    被動車4を取付け、また上記移動台盤15には上
    記無端連結手段14の突部13と係脱自在な爪部
    20を有する腕体21を該無端連結手段14の往
    きと戻りの通路に平行に取付け、無端連結手段1
    4の走行回転で回転ブラシ23の回転とフラツト
    バー長手方向の往復動を行わすことを特徴とする
    梳綿機のフラツトバー清掃装置。
JP1985114994U 1985-07-26 1985-07-26 Expired JPH0136917Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985114994U JPH0136917Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985114994U JPH0136917Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6223872U JPS6223872U (ja) 1987-02-13
JPH0136917Y2 true JPH0136917Y2 (ja) 1989-11-08

Family

ID=30998238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985114994U Expired JPH0136917Y2 (ja) 1985-07-26 1985-07-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0136917Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9873391B2 (en) 2013-07-02 2018-01-23 Yazaki Corporation Wire harness

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631020B2 (ja) * 1975-11-20 1981-07-18

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6140499Y2 (ja) * 1979-08-17 1986-11-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5631020B2 (ja) * 1975-11-20 1981-07-18

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9873391B2 (en) 2013-07-02 2018-01-23 Yazaki Corporation Wire harness

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6223872U (ja) 1987-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8465595B2 (en) Apparatus and method for cleaning substrates/media disks
JPH0136917Y2 (ja)
JPH0727072Y2 (ja) 自動送り装置
CN216004170U (zh) 一种装配线输送系统
US4922705A (en) Cleaning device for a drafting device in a spinning machine
JP2563917Y2 (ja) 菓子片の反転装置
CN111498392B (zh) 一种具有停顿能力的机械加工用传送装置
JP4543485B2 (ja) 無端チェーンコンベア清掃装置
JP2575899Y2 (ja) 直動転がり案内ユニットの防塵用回転ブラシ装置
CN2522185Y (zh) 轴承清洗机旋转头
KR200390482Y1 (ko) 롤지 이송컨베이어용 청소기
CN215624720U (zh) 一种红包轮转用转运设备
CN113682808B (zh) 一种电子元器件加工用机械手
CN217397669U (zh) 贮柜底带内部夹层清扫装置
CN219884765U (zh) 一种钛合金棒材加工用传送装置
CN219750998U (zh) 一种排片机用输送装置
JPH0513773Y2 (ja)
JPH041141Y2 (ja)
CN219990461U (zh) 生产线工装板自动清扫机构
CN220111704U (zh) 一种棉花糖机观察窗清洁装置
JPH039210B2 (ja)
JPH037409Y2 (ja)
JPH0513772Y2 (ja)
JPH0322231Y2 (ja)
CN116280871A (zh) 一种下行式载具收集机构