JPH0136782B2 - - Google Patents

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JPH0136782B2
JPH0136782B2 JP58246170A JP24617083A JPH0136782B2 JP H0136782 B2 JPH0136782 B2 JP H0136782B2 JP 58246170 A JP58246170 A JP 58246170A JP 24617083 A JP24617083 A JP 24617083A JP H0136782 B2 JPH0136782 B2 JP H0136782B2
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JP
Japan
Prior art keywords
tube
extrusion
split mold
tubes
split
Prior art date
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Application number
JP58246170A
Other languages
English (en)
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JPS60136689A (ja
Inventor
Kyoshi Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TORII KASEI JUGENGAISHA
Original Assignee
TORII KASEI JUGENGAISHA
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Publication date
Application filed by TORII KASEI JUGENGAISHA filed Critical TORII KASEI JUGENGAISHA
Priority to JP58246170A priority Critical patent/JPS60136689A/ja
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は三重以上の多重管を製造するための多
重管の製造装置に関する。
従来より、流体などの輸送管および排水管、あ
るいは電線などを引き入れて使用する電線管路な
どとして、外部からの圧力に対する押圧変形を防
ぐべくリング状の独立した波を有するプラスチツ
ク製の管体が知られている。しかし、この管体を
地中などに埋設して使用する場合には、大きい押
圧力が加わり変形や破損を起こし易いという難点
を有している。そこで、管体の肉厚を大きく形成
することも考えられるが、充分な強度を得ること
ができない。特に、口径の大きな管体では、肉厚
を大きく形成しても変形や破損を起こし易いとい
う難点を有している。
また、管体の周面にリング状独立した波が連続
的に形成されているため、この管体に流体を流す
と、流体の流れに乱流や滞留が生じ流速が低下す
るとともに、波の凹部にゴミや泥などか附着しや
すく一層流速の低下を招き、管体の閉塞を招く要
因ともなる。また、大口径の排水管として使用す
る場合には、沈澱物が附着し易いとともに、この
附着した沈澱物から草花が繁茂し、流れを妨げ管
体を閉塞させるなどの難点がある。
そこで、多重管にすることにより上記欠点を解
消することができる。このような多重管を成形す
る装置としては、二重管を成形する成形装置につ
いては種々知られているが、三重管以上の多重管
の製造装置は知られていない。
そこで、この発明は、三重管以上の多重管の製
造装置を提供することを目的とする。その特徴と
するところは、押出成形機の押出口から三重以上
の複数の管体を同時に押し出すべく押出口を三重
以上の同心円状に形成し、この押出口の先方に、
リング状の凹溝と該凹溝量縁に所定幅の押圧突面
を有し、前記押出口から押し出される管体外周面
に向けて接離動するとともに押圧突面によつて管
体外周面を押圧して管体を変形させ、複数の管体
をその被押圧部において溶着する二分割可能な分
割金型を設け、この分割金型の内側に、複数の管
体を溶着する際最内管を内側から支持するマンド
レルを設け、前記分割金型が接合して複数の管体
を溶着した後、分割金型が押し出し方向に移動し
て管体を送り込み、次いで分割金型が離間し、そ
の後待機位置に戻り、次に管体に次の波形状を付
すべく両分割金型が接合するというサイクルを繰
り返す送り機構を設けたところにある。
さらに特徴とするところは、押し出された複数
の管体の間隙内の圧力を調節すべく、押出口の間
にエア吹込み口を設けたところにある。
以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図は三重管を製造するための装置であり、
装置の上半分が示されている。26は押出成形機
であり、その先端にクロスヘツド28が設けられ
るとともに、クロスヘツド28内に形成されてい
るプラスチツク材料の押出し通路30を3つに分
割する口金32が設けられている。この口金32
は、ダイ34とニツプル36によつて環状の間隔
を形成するとともに、この環状の間隔に、内部に
環状の通路を有する中間スパイダ38を配設する
ことにより、3つの同心円状の間隔を形成する。
この同心円状の間隔の外側から最外押出口80、
内側押出口82および最内押出口84とする。4
4lと44mはそれぞれダイ34を貫通して形成
されたエア吹込み口としての通路であり、一方の
通路44lは最外押出口80と内側押出口82の
中間に、もう一方の通路44mは内側押出口82
と最内押出口84の中間にそれぞれ開口し、押し
出される最外管20と内側管22、内側管22と
最内管24の間隙にそれぞれ適宜圧力の高圧空気
を噴き出し圧力を調整するように形成されてい
る。
48は口金32の先方に設けられたリング状の
マンドレルであり、このマンドレル48はクロス
ヘツド28およびニツプル36を貫通するように
設けられた支持筒50に固定され、最内管24を
案内する。また、マンドレル48の内部にはリン
グ状の冷却室52が形成されるとともに、この冷
却室52に支持筒50内を貫通する流路54,5
4が連通し冷却媒体を循環している。56はマン
ドレル48の外周部に位置する上下に分割するこ
とができる分割金型である。この分割金型56の
内周面には、最外管20にリング状の所望の波形
を形成するための凹溝58がそれぞれ刻設され、
この凹溝58の両縁に管体を押圧して変形させる
押圧突面60,60が形成されている。また、凹
溝58の底部には細い溝状に吸気口62が形成さ
れ、あるいは多数の孔が穿設され、通路64を介
して負圧源(図示せず)に連通し、分割金型56
の凹溝58に最内管20を圧接させる。また、分
割金型56内部には前記凹溝58に添うように冷
却室66が形成され、流管68,68を介して冷
却媒体が循環される。70は第1油圧シリンダで
あり、第1スライドシヤフト72先端に設けられ
た分割金型56を接離動させ管体に独立波を順次
形成するものである。一方、74は第2油圧シリ
ンダであり第2スライドシヤフト46に沿つて分
割金型56を水平方向に移動自在に形成したもの
である。
なお、上記実施例においては、分割金型56の
内周面に凹溝58を1つ刻設したが、2つ3つと
複数個刻設するようにしてもよい。
続いて、本実施例の動作について説明する。ま
ずマンドレル48と分割金型56のそれぞれの冷
却室52,66に冷却媒体を循環させ、プラスチ
ツク材料を加熱、溶融して同心円状に形成された
3つの押出口からそれぞれ管体を押し出す。次
に、最外管20と内側管22、内側管22と最内
管24のそれぞれの間隙86,86に高圧空気を
噴き出し圧力の調整をし、各管体をマンドレル4
8に沿つて所定距離移動させる。続いて、第1油
圧シリンダ70を作動させ上下の分割金型56を
閉鎖し、押圧突面60,60によつて最外管20
の外周面を押圧して変形されるとともに内側管2
2を変形し、最外管20、内側管22および最内
管24の一部をリング状に溶着する。それと同時
に、分割金型56の凹溝58の吸気口62を通路
64を介して負圧源(図示せず)に連通し、最外
管20を凹溝58に圧接する。また、マンドレル
48および分割金型56に設けられた冷却室5
2,66内を循環している冷却媒体により、各管
体が冷却固化される。そして、閉鎖された分割金
型56を、また同時に、閉鎖された分割金型56
を、口金32から押し出される管体の押し出し速
度と同期する速度で第2油圧シリンダ74により
管体の押し出し方向に移動させ、分割金型56を
開放(離間)し、さらに閉鎖位置(待機位置)ま
で分割金型56をもどし、次のリング状の波を形
成すべく型閉じさせる。以下同様のサイクルを繰
り返すことにより、順次リング状の波を長手方向
に呈する三重管を連続的に形成することができ
る。
さらに、本実施例において、クロスヘツド28
内に形成されている押出し通路30を口金32内
で4つに分けることにより四重管を形成すること
ができる。その他同様に五重管等を形成すること
ができる。
以上のように本発明は、三重管以上の多重管を
製造する製造装置は、分割金型を用いてリング状
の波形を形成するとともに、この分割金型を用い
て多重管を送るようにしたので、送り機構を別途
設ける必要がない。また、多重管の各管体の間隙
の圧力調整をすることにより、精度のよいリング
状の波形を有する管体を形成することができる等
の著効を奏する。
以上本発明の好適な実施例を挙げて種々説明し
てきたが、本発明は上述した実施例に限定される
ものでないことはいうまでもなく、発明の精神を
逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのはも
ちろんである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の好適な実施例を示し、第1図は
三重管の製造装置の要部を示す横断面図である。 26……押出成形機、28……クロスヘツド、
30……押出し通路、32……口金、34……ダ
イ、36……ニツプル、38……中間スパイダ、
48……マンドレル、50……支持筒、52……
冷却室、54……流路、56……分割金型、58
……凹溝、60……押圧突面、62……吸気口、
64……通路、66……冷却室、68……流管、
70……第1油圧シリンダ、72……第1スライ
ドシヤフト、74……第2油圧シリンダ、76…
…第2スライドシヤフト、78……中空、80…
…最外押出口、82……内側押出口、84……最
内押出口、86……間隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 押出成形機の押出口から三重以上の複数の管
    体を同時に押し出すべく押出口を三重以上の同心
    円状に形成し、 この押出口の先方に、内壁にリング状の凹溝と
    該凹溝両縁に所定幅の押圧突面を有し、前記押出
    口から押し出される管体外周面に向けて接離動す
    るとともに押圧突面によつて管体外周面を押圧し
    て管体を変形させ、複数の管体をその被押圧部に
    おいて溶着する二分割可能な分割金型を設け、 この分割金型の内側に、複数の管体を溶着する
    際最内管を内側から支持するマンドレルを設け、 前記分割金型が接合して複数の管体を溶着した
    後、分割金型が押し出し方向に移動して管体を送
    り込み、次いで分割金型が離間し、その後待機位
    置に戻り、次に管体に次の波形形状を付すべく両
    分割金型が接合するというサイクルを繰り返す送
    り機構を設けたことを特徴とする多重管の製造装
    置。 2 押出成形機の押出口から三重以上の複数の管
    体を同時に押し出すべく押出口を三重以上の同心
    円状に形成し、 この押出口から押し出された管体の間隙内の圧
    力を調整すべく、押出口の間に各管体の間隙内に
    エアを吹込むエア吹込み口を設け、 前記押出口の先方に、内壁にリング状の凹溝と
    該凹溝両縁に所定幅の押圧突面を有し、前記押出
    口から押し出される管体外周面に向けて接離動す
    るとともに押圧突面によつて管体外周面を押圧し
    て管体を変形させ、複数の管体をその被押圧部に
    おいて溶着する二分割可能な分割金型を設け、 この分割金型の内側に、複数の管体を溶着する
    際最内管を内側から支持するマンドレルを設け、 前記分割金型が接合して複数の管体を溶着した
    後、分割金型が押し出し方向に移動して管体を送
    り込み、次いで分割金型が離間し、その後待機位
    置に戻り、次に管体に次の波型形状を付すべく両
    分割金型が接合するというサイクルを繰り返す送
    り機構を設けたことを特徴とする多重管の製造装
    置。
JP58246170A 1983-12-24 1983-12-24 多重管の製造装置 Granted JPS60136689A (ja)

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JPS60136689A JPS60136689A (ja) 1985-07-20
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JPS6391787U (ja) * 1986-12-03 1988-06-14
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JPS5326869A (en) * 1976-08-24 1978-03-13 Hegler Wilhelm Double walled plastic pipes and their manufacturing process

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