JPH0136765Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0136765Y2 JPH0136765Y2 JP1983077617U JP7761783U JPH0136765Y2 JP H0136765 Y2 JPH0136765 Y2 JP H0136765Y2 JP 1983077617 U JP1983077617 U JP 1983077617U JP 7761783 U JP7761783 U JP 7761783U JP H0136765 Y2 JPH0136765 Y2 JP H0136765Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inlet
- folded
- reinforcing material
- cylindrical body
- mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 16
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は筒状体の底部及び口部に前後壁の一方
から他方に向かつて上下対象的に両側縁に段差を
有する階段状に突出させた折曲片を構成し、この
折曲片を接着剤で貼着し口部及び底部を閉塞して
なる袋において、口部の一隅角部に形成する吹込
口からの収納物の漏れ防止に関するものである。
から他方に向かつて上下対象的に両側縁に段差を
有する階段状に突出させた折曲片を構成し、この
折曲片を接着剤で貼着し口部及び底部を閉塞して
なる袋において、口部の一隅角部に形成する吹込
口からの収納物の漏れ防止に関するものである。
従来の技術
従来、広く用いられている前記、この種の形態
の袋は第３図の展開図に示すように外層紙Ａは略
中央に底部突出部６と口部欠損部７とが構成さ
れ、この左右に、これに連設されて階段部８，
９，１０，１１が連設されている。又内層紙Ｂは
前記外層紙と略同様に底部突出部６′とこれに対
応する同形の口部欠損部７′とが構成され、この
左右に、これに連設されて階段部８′，９′，１
０′，１１′等が連設されている。
の袋は第３図の展開図に示すように外層紙Ａは略
中央に底部突出部６と口部欠損部７とが構成さ
れ、この左右に、これに連設されて階段部８，
９，１０，１１が連設されている。又内層紙Ｂは
前記外層紙と略同様に底部突出部６′とこれに対
応する同形の口部欠損部７′とが構成され、この
左右に、これに連設されて階段部８′，９′，１
０′，１１′等が連設されている。
前記のように外層紙Ａ及び内層紙Ｂは第３図の
展開図のように全体として前後左右の方向に又
各々突出部と欠損部のところは上下方向にずらし
て重ね合せられている。更に両側襞部Ｃ，Ｃを構
成するC1，C2，C3の平行する襞部折込線並びに
吹込口３を構成する三角状折込線ｄが刻設されて
いる。
展開図のように全体として前後左右の方向に又
各々突出部と欠損部のところは上下方向にずらし
て重ね合せられている。更に両側襞部Ｃ，Ｃを構
成するC1，C2，C3の平行する襞部折込線並びに
吹込口３を構成する三角状折込線ｄが刻設されて
いる。
考案が解決しようとする問題点
然るに従来のこの種の形態の袋は、第３図の展
開図を折込んで第１図に示す筒状体１とするもの
である。次いで、吹込口３を形成する為の三角状
折込線ｄを内方に折込むとき、襞部の上下端に
は、階段部が構成されている為、内外紙層が階段
的にずれて形成される為、この内外折込片の紙層
間に段差が構成さる。従つて、この部分に収納物
がつまり、柔軟性に欠け、その結果、弁作用が弱
体して吹込口より収納物の漏れを生じる欠陥を有
している。
開図を折込んで第１図に示す筒状体１とするもの
である。次いで、吹込口３を形成する為の三角状
折込線ｄを内方に折込むとき、襞部の上下端に
は、階段部が構成されている為、内外紙層が階段
的にずれて形成される為、この内外折込片の紙層
間に段差が構成さる。従つて、この部分に収納物
がつまり、柔軟性に欠け、その結果、弁作用が弱
体して吹込口より収納物の漏れを生じる欠陥を有
している。
本考案は従来のこれ等の問題に鑑み開発された
全く新規な技術に関するものである。
全く新規な技術に関するものである。
問題点を解決するための手段
上述の問題点を解決した本考案は、この種の形
態の袋の両襞部内外紙層間に補強材を介在させ、
その補強材の上端を第５図のように吹込口を構成
させる隅角部の折込片Ｌの端末より内方に突出さ
せ、吹込口を構成する長さの全長をＬよりL′の長
さに長く形成し、内外折込片の紙層間の段差をな
くして、吹込口からの収納物の漏れを防止したこ
とを特徴とする襞部に補強材を挿入して形成する
重包装袋の吹込口の構造。
態の袋の両襞部内外紙層間に補強材を介在させ、
その補強材の上端を第５図のように吹込口を構成
させる隅角部の折込片Ｌの端末より内方に突出さ
せ、吹込口を構成する長さの全長をＬよりL′の長
さに長く形成し、内外折込片の紙層間の段差をな
くして、吹込口からの収納物の漏れを防止したこ
とを特徴とする襞部に補強材を挿入して形成する
重包装袋の吹込口の構造。
今、図面と併せその実施の一例を詳述する。
第１図は従来広く用いられている筒状体１であ
つて内外紙層に階段部を設けて切断し、両側に襞
部２，２を形成し、この一方の襞部上方隅角部を
内方に折込み吹込口３を形成し口部及び底部の端
縁に階段状の段差４，４を形成した折曲片５，５
を接着剤で貼合せて閉塞させるものである。
つて内外紙層に階段部を設けて切断し、両側に襞
部２，２を形成し、この一方の襞部上方隅角部を
内方に折込み吹込口３を形成し口部及び底部の端
縁に階段状の段差４，４を形成した折曲片５，５
を接着剤で貼合せて閉塞させるものである。
第２図は第１図の筒状体の口部及び底部を構成
させる折曲片５，５をイ−イ線、ロ−ロ線より筒
状体の前後壁に対象的に貼合せたものである。前
記第１図、第２図は従来行なわれている一般的な
この種の袋の形態である。
させる折曲片５，５をイ−イ線、ロ−ロ線より筒
状体の前後壁に対象的に貼合せたものである。前
記第１図、第２図は従来行なわれている一般的な
この種の袋の形態である。
本考案は、この種の袋において爾後の工程これ
によつて生ずる吹込口の構成に特徴を存ずる。
によつて生ずる吹込口の構成に特徴を存ずる。
第３図は本考案袋の実施例の一展開図であつて
内外２層の例をあげて説明する。第３図に示す展
開図において、外層紙Ａは略中央に底部突出部６
と口部欠損部７とが構成され、この左右に連設さ
れて階段部８，９，１０，１１等が連設されてい
る。又内層紙Ｂは前記外層紙Ａと略同様に底部突
出部６′とこれに対応する同形の口部欠損部７′と
が構成され、この左右に階段部８′，９′，１０′，
１１′等が連設されている。そして、外層紙Ａお
よび内層紙Ｂは全体として前後左右の方向に又
各々突出部と欠損部のところは上下方向にずらし
て重ね合せ、襞折込線C1，C2，C3を各々折曲げ
て、両側に襞部を有する筒状体とし、その一方の
襞部Ｃの上端に形成される階段部８，８′の内外
紙層間より、補強材１２を突出１３させて介在す
るものである。尚、本考案において襞部に挿入す
る補強紙１２の幅は襞幅より僅かに広く袋長より
僅かに長いものが良い。そして、この補強材は内
層紙と糊貼１４することによつて、その移動を防
止していかなるときにも常に補強材を一定位置に
保持させるものである。又本考案においては、両
側襞部の内外紙層間に補強材１２，１２を介在さ
せ、一方の襞部の補強材を襞部の上端に形成され
る階段部８，８′の内外紙層間より突出１３させ
ることが望ましい。即ち、本考案袋は第３図の展
開図の襞折込線を各々内方に折込んで両側に襞部
Ｃ，Ｃを設けた筒状体とさせてから左側襞部の上
端の階段部近くを筒状体の内方に略三角状に折込
んで吹込口を構成させて第１図の説明図と同様上
下口を閉塞させ完了するものである。
内外２層の例をあげて説明する。第３図に示す展
開図において、外層紙Ａは略中央に底部突出部６
と口部欠損部７とが構成され、この左右に連設さ
れて階段部８，９，１０，１１等が連設されてい
る。又内層紙Ｂは前記外層紙Ａと略同様に底部突
出部６′とこれに対応する同形の口部欠損部７′と
が構成され、この左右に階段部８′，９′，１０′，
１１′等が連設されている。そして、外層紙Ａお
よび内層紙Ｂは全体として前後左右の方向に又
各々突出部と欠損部のところは上下方向にずらし
て重ね合せ、襞折込線C1，C2，C3を各々折曲げ
て、両側に襞部を有する筒状体とし、その一方の
襞部Ｃの上端に形成される階段部８，８′の内外
紙層間より、補強材１２を突出１３させて介在す
るものである。尚、本考案において襞部に挿入す
る補強紙１２の幅は襞幅より僅かに広く袋長より
僅かに長いものが良い。そして、この補強材は内
層紙と糊貼１４することによつて、その移動を防
止していかなるときにも常に補強材を一定位置に
保持させるものである。又本考案においては、両
側襞部の内外紙層間に補強材１２，１２を介在さ
せ、一方の襞部の補強材を襞部の上端に形成され
る階段部８，８′の内外紙層間より突出１３させ
ることが望ましい。即ち、本考案袋は第３図の展
開図の襞折込線を各々内方に折込んで両側に襞部
Ｃ，Ｃを設けた筒状体とさせてから左側襞部の上
端の階段部近くを筒状体の内方に略三角状に折込
んで吹込口を構成させて第１図の説明図と同様上
下口を閉塞させ完了するものである。
（効果）
本考案に係る襞部に補強材を挿入して形成する
重包装袋の吹込口の構造は上述の如く、両側に襞
部を有し筒状体の上下に前後壁の一方から他方に
向かつて上下対象的に両側縁に段差を有する階段
状に突出させた折曲片を連接し、上方一隅角部を
内方に折込んで吹込口を形成し、該両折曲片を前
後壁に対象的に貼合せて口部及び底部を閉塞して
なる重包装袋において、吹込口側の襞部紙層間に
該吹込口より袋内方に突出１３させて補強材１２
を介在させて形成している。しかし、従来のこの
種の袋の底辺は第５図に示す如く吹込口を構成す
る、隅角部の折曲部分は、Ｌの長さ丈け内方に折
込んで不還弁とさせているが、前記の如く本考案
のものは補強材をＬの長さより突出させてL′の長
さとさせているので、従来の不還弁部分の箇所は
内外紙層と補強材とで三層となり不還弁の補強効
果は著しく増大すると共に突出させた部分は一層
だけで構成されているので柔軟性に富み不還弁全
体として長く構成されることにより、不還弁効果
はより一層増大する。
重包装袋の吹込口の構造は上述の如く、両側に襞
部を有し筒状体の上下に前後壁の一方から他方に
向かつて上下対象的に両側縁に段差を有する階段
状に突出させた折曲片を連接し、上方一隅角部を
内方に折込んで吹込口を形成し、該両折曲片を前
後壁に対象的に貼合せて口部及び底部を閉塞して
なる重包装袋において、吹込口側の襞部紙層間に
該吹込口より袋内方に突出１３させて補強材１２
を介在させて形成している。しかし、従来のこの
種の袋の底辺は第５図に示す如く吹込口を構成す
る、隅角部の折曲部分は、Ｌの長さ丈け内方に折
込んで不還弁とさせているが、前記の如く本考案
のものは補強材をＬの長さより突出させてL′の長
さとさせているので、従来の不還弁部分の箇所は
内外紙層と補強材とで三層となり不還弁の補強効
果は著しく増大すると共に突出させた部分は一層
だけで構成されているので柔軟性に富み不還弁全
体として長く構成されることにより、不還弁効果
はより一層増大する。
よつて、吹込口の弁作用の弱体化が防止でき搬
送、保管中などに吹込口からの収納物の漏れを完
全に防止する実用価値大なる重包装袋の吹込口の
構造を提供するものである。
送、保管中などに吹込口からの収納物の漏れを完
全に防止する実用価値大なる重包装袋の吹込口の
構造を提供するものである。
第１図は従来広く用いられている筒状体の口部
隅角部を筒状体内方に略三角状に折込んだ状態を
示す説明図、第２図は第１図の上下折曲片をイ−
イ，ロ−ロの線より上下対象的に筒状壁に貼合せ
て袋としたときの正面図、第３図は本考案袋の実
施例の一展開図であつて２層の例を示すものであ
る。第４図は第３図の両襞部に補強材を介在させ
て糊貼りしたときの横断説明図、第５図は襞上方
隅角部を内方に折込んで吹込口を構成したときの
吹込口部分の拡大説明図、第６図は吹込口部分を
形成し、この部分で筒状体を開披したときの説明
図、第７図は両襞部に補強材を介在した下半部の
説明図。尚図中各符号は１は筒状体、２，２は襞
部、３は吹込口、４，４は段差、５，５は折曲
片、６，６′は底部突出部、７，７′は口部欠損
部、８，８′，９，９′，１０，１０′，１１，１
１′は階段部、１２，１２は補強材、１３は突出、
１４，１４は糊貼り、Ａは外層紙、Ｂは内層紙、
Ｃ，Ｃは襞部、C1，C2，C3は襞部折込線、ｄは
三角状折込線、Ｌ，L′は折込寸法を各々示すもの
である。
隅角部を筒状体内方に略三角状に折込んだ状態を
示す説明図、第２図は第１図の上下折曲片をイ−
イ，ロ−ロの線より上下対象的に筒状壁に貼合せ
て袋としたときの正面図、第３図は本考案袋の実
施例の一展開図であつて２層の例を示すものであ
る。第４図は第３図の両襞部に補強材を介在させ
て糊貼りしたときの横断説明図、第５図は襞上方
隅角部を内方に折込んで吹込口を構成したときの
吹込口部分の拡大説明図、第６図は吹込口部分を
形成し、この部分で筒状体を開披したときの説明
図、第７図は両襞部に補強材を介在した下半部の
説明図。尚図中各符号は１は筒状体、２，２は襞
部、３は吹込口、４，４は段差、５，５は折曲
片、６，６′は底部突出部、７，７′は口部欠損
部、８，８′，９，９′，１０，１０′，１１，１
１′は階段部、１２，１２は補強材、１３は突出、
１４，１４は糊貼り、Ａは外層紙、Ｂは内層紙、
Ｃ，Ｃは襞部、C1，C2，C3は襞部折込線、ｄは
三角状折込線、Ｌ，L′は折込寸法を各々示すもの
である。
Claims (1)
- 両側に襞部を有し筒状体の上下に前後壁の一方
から他方に向かつて上下対象的に両側縁に段差を
有する階段状に突出させた折曲片を連接し、上方
一隅角部を内方に折込んで吹込口を形成し、該両
折曲片を前後壁に対象的に貼合せて口部及び底部
を閉塞してなる重包装袋において、吹込口側の襞
部紙層間に、該吹込口より袋内方に突出させる如
く補強材を介在させたことを特徴とする襞部に補
強材を挿入して形成する重包装袋の吹込口の構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7761783U JPS59183853U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 襞部に補強材を挿入して形成する重包装袋の吹込口の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7761783U JPS59183853U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 襞部に補強材を挿入して形成する重包装袋の吹込口の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59183853U JPS59183853U (ja) | 1984-12-07 |
| JPH0136765Y2 true JPH0136765Y2 (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=30207646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7761783U Granted JPS59183853U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 襞部に補強材を挿入して形成する重包装袋の吹込口の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59183853U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012044452A1 (en) * | 2010-09-15 | 2012-04-05 | Vir Narula | Reinforced bag |
| CN113335711B (zh) * | 2021-06-29 | 2024-03-08 | 安徽义林塑业有限公司 | 一种可用于长途运输的无纺布容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5859737U (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-22 | 千代田紙業株式会社 | ミシン縫紙袋 |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP7761783U patent/JPS59183853U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59183853U (ja) | 1984-12-07 |
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