JPH0134405Y2 - - Google Patents

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JPH0134405Y2
JPH0134405Y2 JP1982181824U JP18182482U JPH0134405Y2 JP H0134405 Y2 JPH0134405 Y2 JP H0134405Y2 JP 1982181824 U JP1982181824 U JP 1982181824U JP 18182482 U JP18182482 U JP 18182482U JP H0134405 Y2 JPH0134405 Y2 JP H0134405Y2
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JP
Japan
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small gear
spherical body
motor
motor shaft
gear
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JP1982181824U
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JPS5986706U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は振動防止を図つた電動アンテナ操作機
構に係り、アンテナを電動モータにより伸縮操作
するようにしたものにおいて、その駆動部におけ
るモータ回転等によつて発生する寄生振動をモー
タ軸に設けた小ギヤ部分の特殊構造により有効に
軽減し、斯様な振動によるフレーム等の共振現象
などを的確に防止すると共に安価なモータで円滑
な操作を行わしめ、又その耐久性を向上しようと
するものである。
車載用アンテナ等においてモータのような駆動
部の回転で伸縮操作することについては従来から
普通に行われているところであるが、このような
電動アンテナに使用するモータとしては直流モー
タで、又一般的にウオームとウオームホイールに
よるもの、または複数のギヤを順次に係合させた
減速機構を介して駆動するものであるからモータ
としては比較的低廉且つ小型なものであるとし
て、モータの回転数は相当に高いものとなり、一
方上記のように低廉小型なモータにあつては回転
子のバランスも完全でないようなものが多く、又
モータの磁気作用による軸方向への反覆運動や特
にウオームギヤを用いて的確な駆動をさせるよう
にしたものにおいてのスラスト力なども重合して
高速回転による寄生振動の発生が避けられない。
そこで一般的にはモータ軸またはモータ軸に直接
形成したウオームの軸は実公昭53−26916号のよ
うにその軸部に直接打込むようにして設け振動防
止しようとするものが多いが、軸に直接球状体を
設けても振動防止を必ずしも図り得ない。
即ちこのような振動はモータの軸部に直接設け
た球状体を介して操作機構ないしそのケースに伝
達されて共振現象や騒音を発生し、又モータを含
む機構の性能低下や耐久性低減を招くなどの不利
を伴う。
本考案は上記したような実情に鑑み検討を重ね
て考案されたものであつて、その具体的実施態様
を添付図面に示すものについて説明すると、全般
的な構成関係は第1〜3図に示すように複数のア
ンテナ素子11,11……をアンテナ基筒12か
ら出没自在に設け、これらアンテナ素子中の最上
段のものに操作ワイヤ9の先端を取付け、該操作
ワイヤ9を機構部ケース10内に設けられたドラ
ム8に捲取らしめ、又該操作ワイヤ9を押出操作
ギヤ7と挾持ギヤ7aとの間に介在させ、伸出操
作ギヤ7はモータ1と同軸の小ギヤ2から第1連
動ギヤ3、その小ギヤ3a、第2連動ギヤ4、そ
の小ギヤ4aを介して適当に減速駆動するように
成つているものであるが、本考案においては上記
した小ギヤ2はモータ軸1aとは別体に形成し、
モータ軸1aとの間に空隙2bを設けて固着し、
該小ギヤ2の端面中心部には球状体5の周面一部
に接し小ギヤ2と球状体5との間に空間を保持す
る筒形凹部2aを設け、しかも該球状体5の頂点
を前記ケース10の蓋部体10aにおける内面に
取付けた受部材6に接合させたものである。
前記した受部材6はこの図示のものにおいては
蓋部体10aの内面に凹部10bを形成して受入
れさせたもので、従つて蓋部体10aに対して適
正な位置に保持されている。又小ギヤ2と球状体
5の具体的な取付関係については第4図に示す通
りで、球状体5の半減又はそれ以上を同図Aのよ
うに小ギヤ2の筒形凹部2aに受入れしめたも
の、或いは同図Bのように球状体5の半減未満の
部分を受入れしめ小ギヤ2に形成された筒形凹部
2aに球状体5の底面が接しないようにしたもの
の如きが適宜に採用され、何れにしても筒形凹部
2aと球状体5との間には空間が形成される。
上記したような本考案によるときは、モータ1
によつて最も高速に回転されるモータ軸1aに対
し別に合成樹脂などで形成された小ギヤ2をその
空隙2b部分で装着し、該小ギヤ2の筒形凹部2
aに球状体5を設け、該球状体5により受部材6
に支持させたので、モータ1駆動時においてモー
タ軸部1aで発生する振動は小ギヤ2に対し空隙
2b部分で緩衝されることとなり、即ち少なくと
も振動伝達を軸部1aと接する側部部分のみとし
軸線方向の伝達を避けしめることができ、しかも
樹脂質などによる別体成形体たることからも該部
分での振動防止を図らしめる。更に第3図に示す
ように小ギヤ2をはすばギヤとした場合において
も円滑な作動関係を形成し得るものであり、又受
部材6と球状体5との接合は単なる部分的接触で
あるから摩擦抵抗が殆んど生ぜず、又モータ軸1
aと小ギヤ2との間に空間2bを形成し、しかも
別体のギヤ2の筒形凹部2aとの間に空間が形成
されることから前記したような振動縮減によつて
前述したような共振現象の如きを充分に低減する
と共に適切な作動伝達を図り、又機構の耐用性を
高め得るなどの作用効果を有しており、実用上そ
の効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図は電動アンテナ操作機構全般の側面図、第
2図はその機構部の連動構成関係を示した正面
図、第3図はその切断側面図、第4図はそのモー
タ軸における小ギヤおよび受部材部分の構成を拡
大して示した断面図で、Aはその1つの実施形
態、Bはその別の実施形態を示すものである。 然してこれらの図面において、1はモータ、1
aはモータ軸、2はそのモータ軸に取付けられた
小ギヤ、2aは筒形凹部、2bは空間、3は第1
連動ギヤ、4は第2連動ギヤ、5は球状体、6は
受部材を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナ素子をモータ駆動により連動するギヤ
    を介して適宜に減速し回転体で出入せしめられる
    操作ワイヤで伸縮操作させるようにし、しかも前
    記モータ軸に対する小ギヤに球状体を取付け、該
    球状体を前記伸縮操作機構を収容した機構部ケー
    スの内面に取付けた受部材によつて支承させるよ
    うにしたものにおいて、前記小ギヤを別部材で形
    成すると共にモータ軸と空隙を設けて固着し、し
    かも該小ギヤの端面中心部には上記球状体の周面
    一部に接し小ギヤと球状体との間に空間を保持す
    る筒形凹部を形成したことを特徴とする振動防止
    を図つた電動アンテナ操作機構。
JP18182482U 1982-12-02 1982-12-02 振動防止を図つた電動アンテナ操作機構 Granted JPS5986706U (ja)

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JP18182482U JPS5986706U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 振動防止を図つた電動アンテナ操作機構

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JP18182482U JPS5986706U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 振動防止を図つた電動アンテナ操作機構

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Publication Number Publication Date
JPS5986706U JPS5986706U (ja) 1984-06-12
JPH0134405Y2 true JPH0134405Y2 (ja) 1989-10-19

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ID=30393907

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18182482U Granted JPS5986706U (ja) 1982-12-02 1982-12-02 振動防止を図つた電動アンテナ操作機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326916U (ja) * 1976-08-13 1978-03-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326916U (ja) * 1976-08-13 1978-03-07

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Publication number Publication date
JPS5986706U (ja) 1984-06-12

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