JPH0134312Y2 - - Google Patents

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JPH0134312Y2
JPH0134312Y2 JP15078085U JP15078085U JPH0134312Y2 JP H0134312 Y2 JPH0134312 Y2 JP H0134312Y2 JP 15078085 U JP15078085 U JP 15078085U JP 15078085 U JP15078085 U JP 15078085U JP H0134312 Y2 JPH0134312 Y2 JP H0134312Y2
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mold
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cable
branch line
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は分岐付幹線ケーブルの絶縁モールド成
形用金型に関する。
(従来技術) 分岐付幹線ケーブルの絶縁モールド成形を施す
には、幹線ケーブル1の絶縁部を剥ぎとつて導体
2を露出させ、又分岐線3の絶縁部を剥ぎとつて
導体4を露出させ、これらの導体2,4同志を金
属コネクター5で圧縮接合されたものを、第7図
に示す絶縁モールド成形金型にセツトし、図示し
ないがこれに対する上部金型を接合し、樹脂注入
口6から絶縁樹脂を注入して絶縁モールドするこ
とが一般に行われている。
しかしながら、幹線ケーブルサイズ、分岐線サ
イズおよび分岐線数のうち、少くとも一つが変更
になれば、それに応じた成形用金型を備える必要
があるため、多くの金型が必要となる。従つて成
形用金型の製作費用がかさみ、製品単価を阻害す
る要因となつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の問題点を解決するには第7図についてみ
れば、絶縁モールド部7と幹線ケーブル挟持溝部
8と分岐線挟持溝部9とにおいて、そのいずれか
に変更があれば変更する部分のみ自由に交換でき
ることにすれば、成形用金型の製作費用が低減で
き且つ製品単価も安くなり、いずれのサイズの分
岐付幹線ケーブルの要求にも即座に対応させるこ
とができるので便利なものとなる。
本考案は係る目的を解決するために、種々検討
を行つてなされたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の目的を解決する構成は、分岐付幹線ケ
ーブルの成形用金型において、幹線ケーブルサイ
ズ、分岐線サイズおよび分岐線本数に応じて変更
される幹線ケーブル用ブロツク10と分岐線用ブ
ロツク1および絶縁モールドブロツク12とを備
え、該ブロツクについて絶縁モールドブロツクを
中央とし、左右に幹線ケーブル用ブロツクと分岐
線用ブロツクを配して、該ブロツクを嵌入する5
区画の貫穴したケーシング部13を設け、各ブロ
ツク付水平二分割の金型としてケーシング部に嵌
入し、該金型の底部を金型基台にボルトで固定
し、各ブロツクがケーシング部から着脱自在とな
ることを特徴とする分岐付幹線ケーブルの成形用
金型である。
(作用) 本考案の分岐付幹線ケーブルの成形用金型で
は、幹線ケーブル、分岐線および分岐線本数に応
じて選択されたブロツクを金型枠体14に設けら
れたケーシング部に嵌入することにより多種数、
多サイズの分岐付幹線ケーブルの製造が容易にで
きる作用がある。
(実施例) 次に本考案の一実施例を第1図から第6図にも
とずいて説明する。
第2図は示すように、金型枠体14に絶縁モー
ルドブロツク12と幹線ケーブル用ブロツク1
0,10′および分岐線用11,11′を嵌入する
5区画の貫穴されたケーシング部13を設け、幹
線ケーブル用ブロツクおよび分岐線用ブロツクを
容易にケーシング部に嵌入させるため、ケーシン
グ部の外側2面にはテーパー部15,15′およ
び16,16′を形成させ、更に金型枠体に幹線
ケーブル、分岐線を成形セツトするときに必要な
切欠部17,17′を金型枠体14の両端に設け
る。かくして形成された金型枠体14を第3図に
示す表面平滑な金型基台18上にのせ、金型基台
の底面からボルト19によつて金型枠体を固定す
る。
第1図からみて、金型枠体14に貫穴されたケ
ーシング部13の中央部に絶縁モールドブロツク
12を、左右端上部に幹線ケーブル用ブロツク1
0,10′を左右端下部に分岐線用ブロツク11,
11′を嵌入させ、金型基台18の底面からボル
ト19によつて各ブロツクを固定し、下部成形用
金型20とする。図示しないが上部成形用金型は
下部成形用金型20と境面構成として対応形成す
るもので、これら両成形用金型を一端として分岐
付幹線ケーブルの絶縁モールド成形を行うもので
ある。
幹線ケーブル用ブロツク10および分岐線用ブ
ロツク11の片端は第4図第5図に示すように成
形セツト時に幹線ケーブル1、分岐線2が挟持溝
部8,9から外れるのを防止するために、U字形
側壁21,22が設けられる。幹線ケーブル用ブ
ロツク10′、分岐線用ブロツク11′は、上記の
10,11と境面構成として対応形成される。
分岐線用ブロツク11,11′は図では分岐線1本
の場合を示すが、分岐線2本の場合は分岐線用ブ
ロツクの分岐線挟持溝部9とU字形側壁22をそ
れぞれ二つ設けたブロツクのものとする。
次に、絶縁モールド部23の形状、大きさが同
一であつて幹線ケーブル、分岐線のサイズおよび
分岐線本数が変化する場合、金型枠体14のケー
シング部13に嵌入されている幹線ケーブル用ブ
ロツク10,10′、分岐線用ブロツク11,1
1′の固定ボルト19を外して、該当する他のブ
ロツクと交換して、再びボルトで固定して使用す
る。この場合、上部成形用金型のブロツクも同時
に交換することはいうまでもない。
幹線ケーブルに対して左右いずれかの分岐線を
必要としない場合は、不必要な分岐線用ブロツク
をメクラブロツクとして使用すればよい。
本考案によつて作製される分岐付幹線ケーブル
は第6図に示すように、幹線ケーブルと分岐線の
それぞれの中心が一直線となる形状のものが得ら
れる。
次に実製品の成形例について以下に説明する。
幹線ケーブルをCV38mm2、分岐線CV8mm2、分岐線
1本、樹脂量100g/回、また幹線ケーブルを
CV250mm2、分岐線CV100mm2、分岐線2本、樹脂
380g/回のものを温度範囲165〜170゜Cで成形加
工した結果、絶縁モールド部7と幹線ケーブル用
ブロツク10および分岐線用ブロツク11との境
界からの樹脂もれはなく、きれいな製品が得られ
た。
(考案の効果) 本考案によれば、幹線ケーブルサイズ、分岐線
サイズおよび分岐線本数が変化しても、金型枠体
に貫穴されたケーシング部に、該当する他のブロ
ツクと交換するのみで成形用金型として使用でき
るので金型製作費用を低減することができ、製品
単価を安くできる産業上の利点が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る分岐付幹線ケーブルの下
部成形用金型で、Aは平面図、BはY−Y′の断
面図、第2図は本考案に係る金型枠体に貫穴され
たケーシング部の平面図、第3図は第1図の右側
面図、第4図は本考案に係る幹線ケーブル用ブロ
ツクで、Aは平面図、Bは正面図、Cは左側面
図、Dは右側面図、第5図は本考案に係る分岐線
用ブロツクで、Aは平面図、Bは正面図、Cは左
側面図、Dは右側面図、第6図は本考案により作
製された分岐付幹線ケーブルの側面図、第7図は
従来の分岐付幹線ケーブルの成形用金型で、Aは
平面図、BはX−X′の断面図、第8図は幹線ケ
ーブルと分岐線を金属コネクターで圧縮接合した
ものの平面図である。 図中主な符号、7:絶縁モールド部、8,
8′:幹線ケーブル挟持溝部、9,9′:分岐線挟
持溝部、10,10′:幹線ケーブル用ブロツク、
11,11′:分岐線用ブロツク、12:絶縁モ
ールドブロツク、13:ケーシング部、14:金
型枠体、15,15′:テーパー部、16,1
6′:テーパー部、20:下部成形用金型、2
1:幹線ケーブル用ブロツクのU字形側壁、2
2:分岐線用ブロツクのU字形側壁、23:絶縁
モールド体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 分岐付幹線ケーブルの成形用金型において、
    幹線ケーブルサイズ、分岐線サイズおよび分岐
    線本数に応じて変更される幹線ケーブル用ブロ
    ツクと分岐線用ブロツクおよび絶縁モールドブ
    ロツクとを備え、該ブロツクを嵌入するケーシ
    ング部を設け、各ブロツクは水平二分割の金型
    とし、該金型の底面を金型基台にボルトで固定
    し、各ブロツクがケーシング部から着脱自在と
    なることを特徴とする分岐付幹線ケーブルの成
    形用金型。 (2) 幹線ケーブル用ブロツクおよび分岐線用ブロ
    ツクにおいて、下部金型のブロツク溝部の片端
    を、幹線ケーブル、分岐線がブロツク溝部から
    外れるのを防止するためにU字形側壁とするこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の分岐付幹線ケーブルの成形用金型。
JP15078085U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0134312Y2 (ja)

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JP15078085U JPH0134312Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JPS6258880U JPS6258880U (ja) 1987-04-11
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