JPH0133944Y2 - - Google Patents

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JPH0133944Y2
JPH0133944Y2 JP20289785U JP20289785U JPH0133944Y2 JP H0133944 Y2 JPH0133944 Y2 JP H0133944Y2 JP 20289785 U JP20289785 U JP 20289785U JP 20289785 U JP20289785 U JP 20289785U JP H0133944 Y2 JPH0133944 Y2 JP H0133944Y2
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heat exchanger
brush
exchanger tube
dust
heat
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ボイラー及びデイーゼルエンジン
等の燃焼ガス(排ガス)から熱を回収する熱交換
器の伝熱管付着ダスト除去装置に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
燃焼ガスから熱を回収する熱交換器において
は、燃焼ガス中に粉塵等のダストが混入してお
り、そのダストが伝熱管表面に付着し、熱交換効
率の低下を招くため、定期的にその付着ダストを
除去する必要がある。
そこで、従来では、第3図に示すように、複数
本配設された平行な各伝熱管1の間にそれに直交
するサポート棒2を設け、このサポート棒2の外
面に伝熱管1の外周面中程まで至るブラシ3を取
付け、各サポート棒2を支持する駆動軸4を、伝
熱管1の長さ方向に往復移動することにより、ブ
ラシ3を伝熱管1表面に摺接して付着ダストを除
去している。
しかしながら、この除去手段は、ブラシ3と伝
熱管1との接触部が限定されているため、ダスト
除去効果が十分でない。また、ブラシ3は、伝熱
管1と同じ個所が常時同じ形状で接触しているた
め、ブラシ3にへたりが発生し易く、除去効果の
低下を招く。
また、燃焼ガス(排ガス)が低温であると、伝
熱管1との接触により温度降下し、硫黄硫化物、
塩化水素が露点以下となつてダストを湿らすた
め、付着ダストは湿つたものとなり、より一層除
去されにくくなる。
このため、この様な雰囲気で使用される熱交換
器、例えば耐酸露点腐蝕用給水予熱器において
は、ダストが付着しても十分な性能が確保できる
様、熱交換器の伝熱面積に余裕をもたせる等の処
置によつて対応している。
しかしながら、伝熱面積に余裕をもたせること
は、熱交換器の大型化を招き、コストアツプの原
因となつている。
〔考案の目的〕
この考案は、以上の点に留意し、簡単な手段に
より付着ダストの除去効率を高めることを目的と
する。
〔目的を達成するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案にあつて
は、前記した従来の付着ダスト除去装置におい
て、サポート棒にその軸方向にブラシを往復動さ
せる手段を付与したのである。
〔作用〕
この様に構成される付着ダスト除去装置は、ブ
ラシが伝熱管にその直交方向に往復動しながらそ
の長さ方向に摺動することとなり、その摺動度合
が増すうえに、ブラシが伝熱管に接離するときの
ブラシの弾力により付着ダストが叩かれるため、
付着ダストが円滑に除去される。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面第1図及び
第2図に基づいて説明する。
第1図に示すように、複数の伝熱管11が排ガ
スの流れに対し直交するように平行に配設され、
この各伝熱管11に水等の媒体を通すことによ
り、伝熱管11を介し排ガスから熱回収される。
各伝熱管11間及び並列した両側には上下方向
のサポート棒12が位置され、各サポート棒12
の外周には、伝熱管11の配設エリアの上下長に
亘つてブラシ13が設けられており、このブラシ
13が伝熱管11の表面を摺接することにより、
付着ダストが除去される。ブラシ13の材質は、
伝熱管11の種類(鉛筆、セラミツク又はグラス
ライニング管等)及び耐熱性、耐蝕性などを考慮
して適宜に選定する。
各サポート棒12の上下端は、伝熱管11の配
設エリアの横方向に設けられた支軸14に軸受1
5を介して回転自在に支持されている。支軸14
の両端には軸方向不動のローラ16が回転自在に
設けられ、このローラ16は、伝熱管11に沿う
レール17上面に転動可能になつている。レール
17の上面はその長さ方向に上下に起伏する波形
になつており、ローラ16がレール17を転動す
ると、支軸14が上下動しながら水平移動する。
支軸14の両端は金具18を介して伝熱管11
の長さ方向に往復動する駆動軸19に連結され、
この軸19の往復動により、前記のごとく、支軸
14が上下動しながら水平移動してブラシ13が
上下動しながら水平方向に動く。
駆動軸19の駆動(長さ方向の移動)は、シリ
ンダ、モータ回転のねじ結合(後述の実施例参
照)等によつて適宜に成せばよいが、図において
は、ねじ結合としている。
この実施例は以上のように構成されており、い
ま、駆動軸19を駆動すると、各ブラシ13が上
下動しながら伝熱管に沿つて矢印のごとく移動
し、その表面を摺接して付着ダストを除去する。
このダスト除去は、ブラシ13が上下動しながら
伝熱管の表面に摺接するため、その摺接度合が増
すうえに、ブラシ13が伝熱管11に接離すると
きのブラシ13の弾力によりダストが叩かれるた
め、伝熱管11に付着ダストが円滑に除去され
る。
つぎに、他の実施例を説明する。
この実施例は、第2図に示すように、ブラシ1
3を上下動に加え回転するようにしたものであ
り、サポート棒12の上端にピニオン20が設け
られ、このピニオン20は、伝熱管11の配設エ
リアの横方向全長に亘つて設けたウオーム軸21
に噛み合つている。ウオーム軸21の一端にはピ
ニオン22が固着され、このピニオン22は伝熱
管11の長さ方向のラツク23に噛合している。
ラツク23はそのラツク面が上下に起伏する波形
となつており、前記ピニオン22がこのラツク2
3を転動することにより、ウオーム軸21が上下
動しながら回転し、この回転及び上下動によりピ
ニオン20を介しブラシ13が回転しながら上下
動する。
上側の支軸14はウオーム軸21とともに金具
24に支持され、下側の支軸14は前記実施例と
同様に金具24に支持されている。この両金具2
4,24は、伝熱管11の長さ方向のねじ軸25
にピン及び長孔を介し上下動可能に連結され、こ
のねじ軸25は、モータ26により回転されるス
リーブ27にねじ込まれており、スリーブ27の
回転によりスリーブ27からねじ軸25が出没し
て金具24を介し支軸14及びウオーム軸21が
伝熱管11の長さ方向に移動する。
なお、前記実施例と同一符号は同一物を示す。
この実施例は以上のように構成されており、モ
ータ26の駆動により、ブラシ13が回転しなが
ら上下動して水平移動し、伝熱管11の周面にブ
ラシ13がその動きでもつて摺接して付着ダスト
を除去する。この除去は回転が加わるため、効率
がさらに増す。
〔効果〕
この考案は、以上のようにブラシを伝熱管にそ
の直角方向に往復動させながら摺接するようにし
たので、付着ダストの除去率が向上する。
この様に、除去率が向上すれば、ブラシに軟か
い素材を使用しても付着ダストを十分に除去する
ことができるため、例えば、損傷し易い鉛管から
成る耐酸露点腐蝕用伝熱管に有利であり、また、
湿つたダストでも十分に除去することができるた
め、伝熱面積に余裕をもたせる等の処置をする必
要もない。
また、ブラシの摺接個所も変わるため、従来の
ものよりブラシの耐久性が増す。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の除去装置の各実
施例の概略図、第3図は従来の除去装置の一例の
概略斜視図である。 1,11……伝熱管、2,12……サポート
棒、3,13……ブラシ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器内に複数の伝熱管を並行に配設し、外
    面にその伝熱管表面に接するブラシを有するサポ
    ート棒を各伝熱管間にそれに直交して伝熱管長さ
    方向に移動可能に設けた伝熱管付着ダスト除去装
    置において、前記サポート棒にその軸方向にブラ
    シを往復動させる手段を付与したことを特徴とす
    る熱交換器の伝熱管付着ダスト除去装置。
JP20289785U 1985-12-26 1985-12-26 Expired JPH0133944Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20289785U JPH0133944Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

Applications Claiming Priority (1)

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JP20289785U JPH0133944Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62112438U JPS62112438U (ja) 1987-07-17
JPH0133944Y2 true JPH0133944Y2 (ja) 1989-10-16

Family

ID=31167713

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717970Y2 (ja) * 1989-12-05 1995-04-26 栄産業株式会社 熱交換器の煤取り装置
JP2500915Y2 (ja) * 1990-09-04 1996-06-12 栄産業株式会社 熱交換器における煤取り装置
CN110260708A (zh) * 2019-06-27 2019-09-20 上海辨洁环保科技有限公司 一种列管式换热器壳程污垢半自动清洗设备和方法

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