JPH0133793Y2 - - Google Patents

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JPH0133793Y2
JPH0133793Y2 JP10998584U JP10998584U JPH0133793Y2 JP H0133793 Y2 JPH0133793 Y2 JP H0133793Y2 JP 10998584 U JP10998584 U JP 10998584U JP 10998584 U JP10998584 U JP 10998584U JP H0133793 Y2 JPH0133793 Y2 JP H0133793Y2
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engine
soundproof
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fuel tank
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JP10998584U
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は防音型エンジン作業機に関する。
(従来の技術) 本出願人は特願昭58−128764号にて、防音ケー
ス内を仕切台で上下に区画し、仕切台の下方にエ
ンジンを、上方に発電機と熱を嫌う燃料タンクを
配置した発動発電機を開示した。これによれば、
エンジンと発電機を上下に配置構成したので、機
体の底面積が小さくなり、設置スペースを小さく
できるため、街頭に設置するのに適する。
そして燃料タンクをカートリツジ式に引出し自
在とすれば、燃料補給等の面で有利となる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、斯かる防音型エンジン作業機におい
て、エンジンのシリンダヘツドに装着される点火
プラグのメンテナンスのために、防音ケース側面
に専用の開閉蓋を設けた場合、シール対策が必要
となり、また専用の開閉蓋を設けずにシリンダヘ
ツドの側方から手を入れて点火プラグを取外す等
のようなメンテナンスを行うとしても防音ケース
内の実装密度が高いため、作業が大変やり難いと
いう問題がある。
本考案は以上の点火プラグメンテナンス上の問
題を解消すべく成されたもので、その目的とする
処は、点火プラグ用の専用蓋を防音ケースに設け
ることなく、燃料タンク収納スペースを利用して
比較的低温なスペースから点火プラグの取外し、
装着を行えるようにした防音型エンジン作業機を
提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 従つて本考案は、防音型エンジン作業機におけ
る防音ケース1内を上下に区画する仕切台21の
下方にエンジン31を配置するとともに、そのシ
リンダ32ヘツド上方の仕切台21部分に上下方
向に貫通する空間29を形成して点火プラグ39
をこの空間29に臨ませ、更にこの空間29の上
方に引出し自在な燃料タンク61を配設したこと
を特徴とする。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第3図乃至第8図は本考案を実施した防音型エ
ンジン作業機の各斜視図で、防音ケース1は縦長
の直方体を成し、下板部3、上板部4、左右側板
部5,6から成るケース本体2の正面には一側縁
でヒンジ結合した上扉11、下扉12を開閉自在
に設け、また背面にも同様に上扉13、下扉14
を開閉自在に設ける。ここで、両下扉12,14
はケース本体2の正面及び背面の下半部以上を覆
うべく両上扉11,13よりも縦長に形成する。
更に下扉12,14の内方に金網扉15,17
を同様に開閉自在に設け、以上6枚の扉を錠装置
にて旋錠・解錠自在とする。特に実施例の構造に
おいては、図面からも明らかなように下扉12,
14で上扉11,13及び金網扉15,17を押
え付ける構造とすることにより、下扉12,14
のみの旋錠で6枚の扉全てが旋錠されている。
そしてケース本体2内を仕切台を成すベツド2
1にて上下に区画し、ベツド21下に内燃エンジ
ン31を配置し、ベツド21上に作業機である発
電機41を載置するとともに、発電機41の側方
に燃料タンク61を配置する。
具体的には、ケース本体2の両側板部5,6の
上下方向略中央部にマウントゴムを介してベツド
21を支持し、ベツド21にエンジン31を吊下
支持し、ベツド21上でエンジン31の直上方に
発電機41を搭載する。エンジン31はリコイル
スタータ式で、リコイルスタータ部33をケース
1正面側に配置し、エンジン31の出力軸34と
発電機41の入力軸42とをケース1背面側に配
置し、両軸34,42をベルト71及びプーリ7
2,73から成る伝動装置で連動連結する。図中
74はテンシヨンローラである。
またエンジン31はシリンダ32を一側方に傾
斜して配設し、シリンダ32に対してケース1正
面側にキヤブレタ35及びエアクリーナ36を配
置し、シリンダ32からケース1背面側に排気管
37を配置し、傾斜シリンダ32の下方空間内の
ケース1背面側にマフラ38を配設する。斯かる
エンジン31の停止、始動、運転を操作するレバ
ー30をベツド21の正面側に形成した垂直片2
2の横長窓23に臨ませる。図中24はオイル警
告灯である。
更に発電機41の上方空間内にコントロールボ
ツクス51を配設する。コントロールボツクス5
1の背面側に発電機41からの入力コード49を
接続し、その背面板52に設けた専用出力端子5
3に専用出力コード54を接続し、この専用出力
コード54をケース下板部3に設けた引出部から
外部に導出する。またコントロールボツクス51
の正面板55には汎用出力端子、即ちコンセント
56を設け、更に周波数インジケータ及び時間計
等の表示部58を設ける。
そして発電機41及びその上部のコントロール
ボツクス51の側方空間内に燃料タンク61を収
納配設する。
以上の内部機器の透視斜視図を第1図に示し
た。図中91は断面略L字形のタンクセパレータ
である。
燃料タンク61の収納構造は第2図に示す如く
で、タンク収納空間の上部にレールプレート81
を固設し、即ちケース1の前後方向に延びる左右
のレール82,82を一体に対向して屈曲形成し
たレールプレート81を設ける。
燃料タンク61はケース1正面から見て縦長
で、ケース1側面から見て横長の略直方体容器で
あり、タンク61下部には前後及び左右で4個の
足部62…を垂設し、ケース1正面側のタンク6
1側面には引出し用のアングル形グリツプ63を
設ける。図中64は燃料ゲージである。
斯かる燃料タンク61の上面の中央部左右にブ
ラケツト65を固設し、このブラケツト65の左
右片66,66に前記レール82,82に摺動自
在に係合するガイドシユー67,67を備える。
以上において、第1図及び第2図に示すように
エンジン31の傾斜シリンダ32のヘツド上方の
ベツド21部分に上下方向に貫通する方形の空間
29を切欠して形成し、この空間29の下方から
シリンダ32ヘツドに装着した点火プラグ39を
臨ませる。そして点火プラグ39上部に近接する
タンクセパレータ91の横片92部分にも同様の
空間93を形成し、この空間93を一端部でヒン
ジ94にて起倒自在に枢着したメンテナンスリツ
ド95で開閉自在とする。
斯くして防音ケース1内に発動発電機を収納
し、ケース側板部6のブラケツト7,7を金属バ
ンドで電柱に固定したり、また専用ポスト上に設
置したりして比較的高所に配置し、非常時の信号
灯用発電装置等として用いる。
このようにエンジン31を下に、発電機41を
上に配置したため、機体の底面積は小さなものと
なり、また実施例では、エンジン31をシリンダ
32を傾斜させて配置したので、機体の全高は低
くなり、且つ実装密度を向上して機体をコンパク
トに構成できる。
また斯かる発電機の運転時は、第7図及び第8
図に示す如く両上扉11,13を閉じ、両下扉1
2,14を開け、且つ両金網扉15,17を閉じ
た状態で行う。このように前後の下扉12,14
を開け、金網扉15,17を閉じて運転するの
で、エンジン31の冷却と内部機器の悪戯からの
保護が図れる。
そして点火プラグ39のメンテナンスの場合
は、正面側の上扉11を開け、引出し用グリツプ
63に手を掛けてレール82,82から燃料タン
ク61を引出して、タンクセパレータ91内に手
を入れ、メンテナンスリツド95を起こして開
き、空間93,29内に手先を入れ、先ず不図示
のプラグキヤツプを外してから点火プラグ39を
外す。またプラグの装着は逆の手順で行う。
このようにタンクセパレータ91にて区画され
た比較的低温のスペースから点火プラグ39の取
外し、装着が行えるので簡単に作業が行え、ま
た、防音ケース1に専用蓋を備える必要がない。
また燃料タンク61を引出し自在に構成したた
め、燃料補給が容易となり、更に予備のタンクと
ワンタツチで交換できるので、燃料補給時の連続
運転が可能となる。
更に機体から燃料タンク61を取外せるため、
高所設置タイプの防音型エンジン作業機における
燃料補給作業が容易となり、また燃料運搬も簡単
に行える。
尚、発電機の長期不使用時にはタンク61のみ
を取去ることも可能である。
ところで、実施例では、防音型発動発電機とし
たが、本考案はその他の防音型エンジン作業機に
も有効である。
(考案の効果) 以上のように本考案の防音型エンジン作業機に
よれば、防音ケース内を上下に区画する仕切台の
下方に配置したエンジンのシリンダヘツド上方の
当該仕切台部分に上下方向に貫通する空間を形成
するとともに、点火プラグをこの空間に臨ませ、
更にこの空間の上方に引出し自在な燃料タンクを
配設したため、燃料タンクを引出すことによつて
形成される比較的広いスペースから点火プラグの
メンテナンス作業が行えるようになるので、作業
が容易になり、また専用蓋を防音ケースに備える
必要もないので、シール対策も不用となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は防音型エンジン作業機の透視斜視図、
第2図は燃料タンク収納構造を示す正面図、第3
図は防音ケースの外観図、第4図は下扉及び金網
扉を開けた状態の正面図、第5図は上扉も開けた
状態の正面図、第6図は上下扉及び金網扉を開け
た状態の背面図、第7図は運転状態を示す正面側
からの斜視図、第8図は同背面側からの斜視図で
ある。 尚、図面中1は防音ケース、11は扉、21は
仕切台、29は空間、31はエンジン、32はシ
リンダ、39は点火プラグ、41は作業機、51
はコントロールボツクス、61は燃料タンク、6
3は引出し用グリツプ、67,67はガイドシユ
ー、82,82はレール、91はタンクセパレー
タ、93は空間、95はメンテナンスリツドであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防音ケース内に燃料タンクを収納した防音型エ
    ンジン作業機において、防音ケース内を仕切台で
    上下に区画し、該仕切台の下方にエンジンを配置
    するとともに、エンジンのシリンダヘツド上方の
    仕切台部分に上下方向に貫通する空間を形成し、
    該空間に点火プラグを臨ませ、更に該空間の上方
    に引出し自在な燃料タンクを配設したことを特徴
    とする防音型エンジン作業機。
JP10998584U 1984-07-16 1984-07-19 防音型エンジン作業機 Granted JPS6125547U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10998584U JPS6125547U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 防音型エンジン作業機
US06/754,888 US4698975A (en) 1984-07-16 1985-07-15 Engine-operated machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10998584U JPS6125547U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 防音型エンジン作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6125547U JPS6125547U (ja) 1986-02-15
JPH0133793Y2 true JPH0133793Y2 (ja) 1989-10-13

Family

ID=30669115

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JP10998584U Granted JPS6125547U (ja) 1984-07-16 1984-07-19 防音型エンジン作業機

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WO2021193836A1 (ja) * 2020-03-26 2021-09-30 ライズピットカンパニー株式会社 ガスエンジン発電システム
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JPS6125547U (ja) 1986-02-15

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