JPH0133771Y2 - - Google Patents

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JPH0133771Y2
JPH0133771Y2 JP9135184U JP9135184U JPH0133771Y2 JP H0133771 Y2 JPH0133771 Y2 JP H0133771Y2 JP 9135184 U JP9135184 U JP 9135184U JP 9135184 U JP9135184 U JP 9135184U JP H0133771 Y2 JPH0133771 Y2 JP H0133771Y2
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JP
Japan
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valve
closing
lifter
opening
annular groove
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JP9135184U
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JPS616611U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、回転駆動されるカムシヤフトに閉弁
用カムと開弁用カムとが一体化され、前記カムシ
ヤフトと平行なロツカシヤフトには前記閉弁用カ
ムおよび開弁用カムにそれぞれ当接する閉弁用ロ
ツカアームおよび開弁用ロツカアームがそれぞれ
枢支され、内燃機関の吸気あるいは排気を司るバ
ルブに装着されたバルブリフタには、前記閉弁用
ロツカアームに一体的に設けられた係合腕の先端
が下方から係合される内燃機関のバルブ強制開閉
装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかるバルブ強制開閉装置において、バ
ルブリフタは基本的に円筒状に形成されており、
上方からバルブに嵌合して取付けるようにされて
いる。このため、バルブリフタの取付けは、ロツ
カアームの取付けに先立つて行なわなければなら
ず、バルブリフタの取外しにあたつてもロツカア
ームを取外しておく必要があつた。
(3) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであ
り、ロツカアームが取付けられている状態で、バ
ルブリフタのバルブへの着脱作業を行ない得るよ
うにした内燃機関のバルブ強制開閉装置を提供す
ることを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、バルブにはバルブリフタを装
着すべき位置で全周にわたつて環状溝が設けら
れ、バルブリフタは、一対の平行部を彎曲部で連
結して横断面略U字状に形成された本体の下端
に、該本体の側部開放端を除く全周にわたつて外
方に張出した鍔部が設けられて成り、前記彎曲部
の内面には前記バルブの環状溝に嵌合し得る嵌合
突部が突設され、前記両平行部には前記嵌合突部
と反対側で環状溝に係合し得るピンを挿通するた
めの孔がそれぞれ穿設され、係合腕の先端には、
バルブに嵌合して前記鍔部の下面に当接する略U
字状係合部が設けられるとともに前記バルブリフ
タにその側部開放端側から嵌合する突部が突設さ
れる。
(2) 作用 バルブリフタはその側部開放端からバルブに嵌
合され、嵌合突部とピンとが環状溝に嵌合するこ
とによつてバルブの軸方向移動を規制され、係合
突腕の突部が側部開放端から嵌合することによつ
てバルブ軸まわりの回転を規制される。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、吸気弁あるいは
排気弁としてのバルブ1の上部には、バルブリフ
タ2が装着され、このバルブリフタ2には閉弁用
ロツカアーム3の係合腕4が係合する。またバル
ブ1の上端には、開弁用ロツカアーム5に進退可
能に螺着されたタペツトねじ6の下端が当接可能
である。したがつて両ロツカアーム3,5の揺動
動作により、バルブ1が強制的に開閉作動せしめ
られる。
両ロツカアーム3,5は図示しない機関本体の
上方で水平に固定されたロツカシヤフト7に揺動
自在に枢支され、閉弁用ロツカアーム3は、一端
が機関本体に係合されロツカシヤフト7を囲繞す
るねじりばね8によつて、係合腕4が上方に回動
する方向に付勢される。またロツカシヤフト7と
平行に配置されたカムシヤフト9には閉弁用カム
10と開弁用カム11とが一体的に設けられてお
り、各ロツカアーム3,5に設けられたカムスリ
ツパ12,13は対応するカム10,11に摺接
する。カムシヤフト9は機関の回転動作に同期し
て1/2の回転比で回転し、それに応じて両ロツ
カアーム3,5が揺動作動して、バルブ1が強制
的に開閉作動する。
第2図〜第5図を併せて参照してバルブ1の外
周面には、バルブリフタ2を装着すべき位置にお
ける全周にわたつて環状溝14が設けられる。
バルブリフタ2は、一対の平行部15,16を
彎曲部17で連結して横断面略U字状に形成され
た本体18の下端に、該本体18の側部開放端1
9を除く全周にわたつて外方に張出した鍔部20
が設けられて成る。しかも前記彎曲部17の内面
にはバルブ1の環状溝14に嵌合し得る円弧状の
嵌合突部21が突設される。また両平行部15,
16には、前記環状溝14に係合し得るピン22
を挿通するための孔23,24がそれぞれ穿設さ
れる。前記ピン22は、その一端に大径のフラン
ジ部25を有し、他端にはE型止め輪26を嵌着
するための嵌着溝27が設けられる。
閉弁用ロツカアーム3に一体に設けられた係合
腕4の先端には、バルブ1を両側から挟むように
して略U字状に形成された係合部28が設けられ
ており、この係合部28はバルブリフタ2におけ
る鍔部20の下面に当接可能である。また係合部
28の基部上面には突部29が突設されており、
この突部29はバルブリフタ2の側部開放端19
に嵌合可能である。
次にこの実施例の作用について説明すると、バ
ルブリフタ2のバルブ1への装着にあたつては、
ロツカシヤフト7に閉弁用ロツカアーム3および
開弁用ロツカアーム5を取付けた状態で、閉弁用
ロツカアーム3とは反対側から側部開放端19を
バルブ1側に向けてバルブリフタ2をバルブ1に
嵌合する。これにより、バルブリフタ2の嵌合突
部21がバルブ1の環状溝14に嵌合する。また
この際、バルブリフタ2は係合部28の上面に鍔
部20の下面が当接するようにして、バルブ1に
嵌合され、係合腕4の突部29がバルブリフタ2
の側部開放端19に嵌合する。さらに、バルブリ
フタ2の孔23,24にはピン22が挿通され、
このピン22の嵌着溝27にはE型止め輪26が
嵌着される。
このようにバルブリフタ2をバルブ1に装着し
た状態で、バルブ1の側方へのバルブリフタ2の
抜け出しはピン22によつて阻止される。また嵌
合突部21およびピン22がバルブ1の環状溝1
4に嵌合しているので、バルブリフタ2がバルブ
1のの軸方向に沿つて移動することはない。さら
に突部29が側部開放端19に嵌合しているの
で、バルブリフタ2がバルブ1の軸まわりに回転
することはなく、係合腕4の係合部28はバルブ
リフタ2に鍔部20の下面の設定位置に常時当接
する。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、バルブにはバル
ブリフタを装着すべき位置で全周にわたつて環状
溝が設けられ、前記バルブリフタは、一対の平行
部を彎曲部で連結して横断面略U字状に形成され
た本体の下端に、該本体の側部開放端を除く全周
にわたつて外方に張出した鍔部が設けられて成
り、前記彎曲部の内面には前記バルブの環状溝に
嵌合し得る嵌合突部が突設され、前記両平行部に
は前記嵌合突部と反対側で前記環状溝に係合し得
るピンを挿通するための孔がそれぞれ穿設され、
前記係合腕の先端には、バルブに嵌合して前記鍔
部の下面に当接する略U字状係合部が設けられる
とともに前記バルブリフタにその側部開放端側か
ら嵌合する突部が突設されるので、両ロツカアー
ムをロツカシヤフトに取付けた状態で、バルブリ
フタを、側方からバルブに装着することができ、
組立性が向上する。しかも装着時にバルブリフタ
のバルブに対する位置は固定的に保持され、組立
精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は要部側面図、第2図はバルブ、バルブリフ
タおよび係合腕を示す拡大分解斜視図、第3図は
バルブリフタの平面図、第4図は第3図の−
線断面図、第5図は第3図の矢視図である。 1……バルブ、2……バルブリフタ、3……閉
弁用ロツカアーム、4……係合腕、5……開弁用
ロツカアーム、7……ロツカシヤフト、9……カ
ムシヤフト、10……閉弁用カム、11……開弁
用カム、14……環状溝、15,16……平行
部、17……彎曲部、18……本体、19……側
部開放端、20……鍔部、21……嵌合突部、2
2……ピン、23,24……孔、28……係合
部、29……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転駆動されるカムシヤフトに閉弁用カムと開
    弁用カムとが一体化され、前記カムシヤフトと平
    行なロツカシヤフトには前記閉弁用カムおよび開
    弁用カムにそれぞれ当接する閉弁用ロツカアーム
    および開弁用ロツカアームがそれぞれ枢支され、
    内燃機関の吸気あるいは排気を司るバルブに装着
    されたバルブリフタには、前記閉弁用ロツカアー
    ムに一体的に設けられた係合腕の先端が下方から
    係合される内燃機関のバルブ強制開閉装置におい
    て、前記バルブにはバルブリフタを装着すべき位
    置で全周にわたつて環状溝が設けられ、前記バル
    ブリフタは、一対の平行部を彎曲部で連結して横
    断面略U字状に形成された本体の下端に、該本体
    の側部開放端を除く全周にわたつて外方に張出し
    た鍔部が設けられて成り、前記彎曲部の内面には
    前記バルブの環状溝に嵌合し得る嵌合突部が突設
    され、前記両平行部には前記嵌合突部と反対側で
    前記環状溝に係合し得るピンを挿通するための孔
    がそれぞれ穿設され、前記係合腕の先端には、バ
    ルブに嵌合して前記鍔部の下面に当接する略U字
    状係合部が設けられるとともに前記バルブリフタ
    にその側部開放端側から嵌合する突部が突設され
    ることを特徴とする内燃機関のバルブ強制開閉装
    置。
JP9135184U 1984-06-19 1984-06-19 内燃機関のバルブ強制開閉装置 Granted JPS616611U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9135184U JPS616611U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 内燃機関のバルブ強制開閉装置

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JP9135184U JPS616611U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 内燃機関のバルブ強制開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS616611U JPS616611U (ja) 1986-01-16
JPH0133771Y2 true JPH0133771Y2 (ja) 1989-10-13

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ID=30647167

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JP9135184U Granted JPS616611U (ja) 1984-06-19 1984-06-19 内燃機関のバルブ強制開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730885Y2 (ja) * 1988-03-28 1995-07-19 日産自動車株式会社 内燃機関の弁強制開閉装置
JPH0730886Y2 (ja) * 1988-03-28 1995-07-19 日産自動車株式会社 内燃機関の弁強制開閉装置
CN109642478B (zh) 2016-08-31 2021-04-13 雅各布斯车辆系统公司 可移除的气门桥以及包括可移除的气门桥的气门致动系统

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JPS616611U (ja) 1986-01-16

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