JPH0133265B2 - - Google Patents
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- JPH0133265B2 JPH0133265B2 JP57035443A JP3544382A JPH0133265B2 JP H0133265 B2 JPH0133265 B2 JP H0133265B2 JP 57035443 A JP57035443 A JP 57035443A JP 3544382 A JP3544382 A JP 3544382A JP H0133265 B2 JPH0133265 B2 JP H0133265B2
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- Japan
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- mold
- tube mold
- corner
- tube
- deformation
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- Expired
Links
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- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 claims description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は機械的強度を増して変形が起こり難い
様にした連続鋳造用のチユーブ鋳型に関するもの
である。
様にした連続鋳造用のチユーブ鋳型に関するもの
である。
連続鋳造用鋳型の一つに主として小断面のブル
ームやビレツト鋳造用として用いられるものにチ
ユーブ鋳型がある。これはコーナー部にRを有す
る正方形や長方形のチユーブ状をしており、通常
肉厚が一様に5〜15mm、長さが700〜900mm位の大
きさである。このチユーブ鋳型は、例えば第1図
に示す様にチユーブ鋳型aの外面を冷却水が循環
通過する構造の冷却ジヤケツトbの中に組込み内
側を溶鋼cが通過するという状態で使用される。
この場合チユーブ鋳型が受ける負荷は、溶鋼熱に
よる熱負荷と外面を流れる冷却水による水圧負荷
の2つが主要なものである。即ち溶鋼によりチユ
ーブ鋳型は内面から加熱され外面からは冷却され
ているのでチユーブ鋳型の内外面に温度勾配が生
起し(内面200〜300℃、外面100〜150℃)、内面
の熱膨張量が外面のそれよりは大きくチユーブ鋳
型はその断面に於いて内側が凸状となる様に湾曲
変形しようとするがコーナー部及び冷却ジヤケツ
ト内での外面中央部の支持(第2図中dで示す)
により第2図に示す様な形状に変形しチユーブ鋳
型には、その内側に圧縮応力が、外側に引張応力
が存在する様な状態で内部応力が蓄積される。一
方水圧負荷による影響はコーナー部にあつては外
側が引張応力で内側が圧縮応力、辺の中央部にあ
つては外側が圧縮応力で内側が引張応力となるべ
く作用するので全体として辺の中央部付近は内部
応力が緩和されるがコーナー部付近には大きな内
部応力が蓄積され、第2図に示した変形傾向も
増々助長されることとなる。
ームやビレツト鋳造用として用いられるものにチ
ユーブ鋳型がある。これはコーナー部にRを有す
る正方形や長方形のチユーブ状をしており、通常
肉厚が一様に5〜15mm、長さが700〜900mm位の大
きさである。このチユーブ鋳型は、例えば第1図
に示す様にチユーブ鋳型aの外面を冷却水が循環
通過する構造の冷却ジヤケツトbの中に組込み内
側を溶鋼cが通過するという状態で使用される。
この場合チユーブ鋳型が受ける負荷は、溶鋼熱に
よる熱負荷と外面を流れる冷却水による水圧負荷
の2つが主要なものである。即ち溶鋼によりチユ
ーブ鋳型は内面から加熱され外面からは冷却され
ているのでチユーブ鋳型の内外面に温度勾配が生
起し(内面200〜300℃、外面100〜150℃)、内面
の熱膨張量が外面のそれよりは大きくチユーブ鋳
型はその断面に於いて内側が凸状となる様に湾曲
変形しようとするがコーナー部及び冷却ジヤケツ
ト内での外面中央部の支持(第2図中dで示す)
により第2図に示す様な形状に変形しチユーブ鋳
型には、その内側に圧縮応力が、外側に引張応力
が存在する様な状態で内部応力が蓄積される。一
方水圧負荷による影響はコーナー部にあつては外
側が引張応力で内側が圧縮応力、辺の中央部にあ
つては外側が圧縮応力で内側が引張応力となるべ
く作用するので全体として辺の中央部付近は内部
応力が緩和されるがコーナー部付近には大きな内
部応力が蓄積され、第2図に示した変形傾向も
増々助長されることとなる。
この様にコーナー部に大きな内部応力が生じる
と材料の塑性域に於いて用いているのと同様の状
態となり繰返し使用につれて段々と変形(所謂糸
巻き変形)が激しくなり使用不能となる。
と材料の塑性域に於いて用いているのと同様の状
態となり繰返し使用につれて段々と変形(所謂糸
巻き変形)が激しくなり使用不能となる。
本願発明は上記チユーブ鋳型に於ける所謂糸巻
き変形を可及的に減少し使用寿命の大なる鋳型を
提供せんとするものであり、その要旨とするとこ
ろは、銅若しくは銅合金製チユーブ鋳型本体のコ
ーナー部の外周部を、その上下方向全長又は変形
量大なる上部のみに渡つて辺部より隆起させてコ
ーナー部を辺部より肉厚としたことを特徴とする
連続鋳造用チユーブ鋳型である。
き変形を可及的に減少し使用寿命の大なる鋳型を
提供せんとするものであり、その要旨とするとこ
ろは、銅若しくは銅合金製チユーブ鋳型本体のコ
ーナー部の外周部を、その上下方向全長又は変形
量大なる上部のみに渡つて辺部より隆起させてコ
ーナー部を辺部より肉厚としたことを特徴とする
連続鋳造用チユーブ鋳型である。
なおコーナー部2の外周部を辺部より隆起させ
てコーナー部の厚みを辺部3より大とする形態と
しては、第3図及び第4図に示す様にチユーブ鋳
型のコーナー外周部に肉厚部4を形成する。その
結果、本発明においては鋳片製品の断面形状には
全く変更が無いので好ましい。又本願発明のチユ
ーブ鋳型にあつても、その内面には耐熱、耐摩耗
性皮膜としてのニツケル層、ニツケル−クロム
層、更にはクロム層等を装着して使用する事があ
るのは勿論である。
てコーナー部の厚みを辺部3より大とする形態と
しては、第3図及び第4図に示す様にチユーブ鋳
型のコーナー外周部に肉厚部4を形成する。その
結果、本発明においては鋳片製品の断面形状には
全く変更が無いので好ましい。又本願発明のチユ
ーブ鋳型にあつても、その内面には耐熱、耐摩耗
性皮膜としてのニツケル層、ニツケル−クロム
層、更にはクロム層等を装着して使用する事があ
るのは勿論である。
本願発明チユーブ鋳型では第3図及び第4図に
示す様に、そのコーナー外周部を隆起させてコー
ナー部が辺部より肉厚とされている為にチユーブ
鋳型の断面係数及び断面二次モーメントが大とな
り、上述の溶鋼による熱負荷及び冷却水による水
圧負荷による鋳型本体の変形を著しく軽減する事
が出来るものである。
示す様に、そのコーナー外周部を隆起させてコー
ナー部が辺部より肉厚とされている為にチユーブ
鋳型の断面係数及び断面二次モーメントが大とな
り、上述の溶鋼による熱負荷及び冷却水による水
圧負荷による鋳型本体の変形を著しく軽減する事
が出来るものである。
又コーナー部は元来辺部に比べ鋳型内面の受熱
長さ(面積)が外面の冷却長さ(面積)よりは小
さい、即ち辺部よりも十分に冷却され温度が低く
なつているので、本願発明でコーナー部を辺部よ
りも肉厚としてもその事によるコーナー部の温度
上昇は非常に少なく温度上昇に伴う鋳型本体の材
料強度低下は殆んど問題とはならない。
長さ(面積)が外面の冷却長さ(面積)よりは小
さい、即ち辺部よりも十分に冷却され温度が低く
なつているので、本願発明でコーナー部を辺部よ
りも肉厚としてもその事によるコーナー部の温度
上昇は非常に少なく温度上昇に伴う鋳型本体の材
料強度低下は殆んど問題とはならない。
以下述べて来た様に本願発明によれば、肉厚が
全体的に一様な為に、使用中に特にコーナー部に
大きな内部応力が蓄積され、所謂糸巻き変形を生
起し使用不能になるチユーブ鋳型を、その冷却性
に支障がないコーナー部のみを辺部よりはその肉
厚を大とする事により断面係数、断面二次モーメ
ントを高め変形を可及的に少なくしているので、
変形が少なくしかも鋳型の温度上昇による強度低
下もなく長期に渡り安定した操業が可能となるも
のである。
全体的に一様な為に、使用中に特にコーナー部に
大きな内部応力が蓄積され、所謂糸巻き変形を生
起し使用不能になるチユーブ鋳型を、その冷却性
に支障がないコーナー部のみを辺部よりはその肉
厚を大とする事により断面係数、断面二次モーメ
ントを高め変形を可及的に少なくしているので、
変形が少なくしかも鋳型の温度上昇による強度低
下もなく長期に渡り安定した操業が可能となるも
のである。
第1図はチユーブ鋳型の使用状態の説明図、第
2図は従来のチユーブ鋳型の変形状態を示す説明
図、第3図及び第4図はそれぞれ本願発明のチユ
ーブ鋳型の要部説明図。 図中、1:銅合金製チユーブ鋳型本体、2:コ
ーナー部、3:辺部、4:肉厚部。
2図は従来のチユーブ鋳型の変形状態を示す説明
図、第3図及び第4図はそれぞれ本願発明のチユ
ーブ鋳型の要部説明図。 図中、1:銅合金製チユーブ鋳型本体、2:コ
ーナー部、3:辺部、4:肉厚部。
Claims (1)
- 1 銅若しくは銅合金製チユーブ鋳型本体のコー
ナー部の外周部を、その上下方向全長又は変形量
大なる上部のみに渡つて辺部より隆起させてコー
ナー部を辺部より肉厚としたことを特徴とする連
続鋳造用チユーブ鋳型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3544382A JPS58151943A (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 連続鋳造用チユ−ブ鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3544382A JPS58151943A (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 連続鋳造用チユ−ブ鋳型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58151943A JPS58151943A (ja) | 1983-09-09 |
JPH0133265B2 true JPH0133265B2 (ja) | 1989-07-12 |
Family
ID=12441972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3544382A Granted JPS58151943A (ja) | 1982-03-05 | 1982-03-05 | 連続鋳造用チユ−ブ鋳型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58151943A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5409053A (en) * | 1991-02-06 | 1995-04-25 | Concast Standard Ag | Continuous casting mold |
DE69518360T2 (de) * | 1994-06-06 | 2000-12-28 | Danieli & C. Officine Meccaniche S.P.A., Buttrio | Stranggiesskokille mit verbessertem Wärmeaustausch sowie Verfahren zur Erhöhung des Wärmeaustauschs einer Stranggiesskokille |
US20170028462A1 (en) * | 2015-07-28 | 2017-02-02 | Primetals Technologies USA LLC | Simple copper tube design for continuous casting process with enhanced rigidity |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5075122A (ja) * | 1973-11-07 | 1975-06-20 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4864413U (ja) * | 1971-11-27 | 1973-08-16 | ||
JPS5221308Y2 (ja) * | 1973-05-01 | 1977-05-16 |
-
1982
- 1982-03-05 JP JP3544382A patent/JPS58151943A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5075122A (ja) * | 1973-11-07 | 1975-06-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58151943A (ja) | 1983-09-09 |
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