JPH0133146Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0133146Y2 JPH0133146Y2 JP1984150132U JP15013284U JPH0133146Y2 JP H0133146 Y2 JPH0133146 Y2 JP H0133146Y2 JP 1984150132 U JP1984150132 U JP 1984150132U JP 15013284 U JP15013284 U JP 15013284U JP H0133146 Y2 JPH0133146 Y2 JP H0133146Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- opening
- flow rate
- duct
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 33
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Accessories For Mixers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は発電用ボイラ燃焼炉、一般風道及び煙
道装置等に利用するものである。
道装置等に利用するものである。
従来の技術
発電用ボイラの脱硝装置の上流側に設けられる
ガス混合装置は、通常節炭器入口側のガスと、節
炭器出口のガスとを混合し、脱硝装置の入口温度
が規定値になるよう設計されている。
ガス混合装置は、通常節炭器入口側のガスと、節
炭器出口のガスとを混合し、脱硝装置の入口温度
が規定値になるよう設計されている。
従来のこの種ガス混合装置は、第３図に示すよ
うにメインダクト１１の内部に多数の内ダクト１
６を並列せしめ、これらの内ダクト１６に高温ガ
スを流す。内ダクト１６に直交してガス噴出ノズ
ル１７が配設してあり、その両者の交錯部に開口
部を設けてある。これにより前述の高温ガスの流
れと直交して流れる低温ガス中にこのガス噴出ノ
ズル１７から高温ガスを噴出せしめている。
うにメインダクト１１の内部に多数の内ダクト１
６を並列せしめ、これらの内ダクト１６に高温ガ
スを流す。内ダクト１６に直交してガス噴出ノズ
ル１７が配設してあり、その両者の交錯部に開口
部を設けてある。これにより前述の高温ガスの流
れと直交して流れる低温ガス中にこのガス噴出ノ
ズル１７から高温ガスを噴出せしめている。
考案が解決しようとする問題点
ボイラのある領域の負荷においてはガス量が安
定に確保され、ガスの混合も問題なく行なわれる
ため上述の従来装置でも脱硝装置入口では均一な
温度を満足できる。しかし、この領域をはずれた
負荷での運転時においては、ガス混合装置内のダ
クトの上下左右にガス量及び温度のアンバランス
を生じ、脱硝装置入口で均一な温度を満足できな
い。このため脱硝装置の性能が落ち、ボイラの運
転に支障をきたすのである。
定に確保され、ガスの混合も問題なく行なわれる
ため上述の従来装置でも脱硝装置入口では均一な
温度を満足できる。しかし、この領域をはずれた
負荷での運転時においては、ガス混合装置内のダ
クトの上下左右にガス量及び温度のアンバランス
を生じ、脱硝装置入口で均一な温度を満足できな
い。このため脱硝装置の性能が落ち、ボイラの運
転に支障をきたすのである。
問題点を解決するための手段
本考案は上述の問題点を解決せんとしてなされ
たもので、メインダクトの内部に多数の内ダクト
を並列し、該内ダクトの下部に複数のガス噴出ノ
ズルを開口部を介して連通し、該内ダクトに内装
しかつ前記開口部を開閉する摺動開口部を有する
流量調整用ダンパを設け、又流量調整用ダンパに
駆動レバーを設けてあるガス混合装置にある。本
考案によれば高温ガスと低温ガスとの混合流量を
調整し、ダクト内において完全にガスが混合さ
れ、ガス温度のアンバランスを完全に解消するこ
とができる。
たもので、メインダクトの内部に多数の内ダクト
を並列し、該内ダクトの下部に複数のガス噴出ノ
ズルを開口部を介して連通し、該内ダクトに内装
しかつ前記開口部を開閉する摺動開口部を有する
流量調整用ダンパを設け、又流量調整用ダンパに
駆動レバーを設けてあるガス混合装置にある。本
考案によれば高温ガスと低温ガスとの混合流量を
調整し、ダクト内において完全にガスが混合さ
れ、ガス温度のアンバランスを完全に解消するこ
とができる。
実施例
本考案のガス混合装置の詳細を第１図および第
２図により説明する。メインダクト１１の内部に
は垂直方向に多数の内ダクト１６を並列し、これ
らの内ダクト１６に第２図矢印で示すように高温
ガスを流す。前記内ダクト１６に直交して何段か
のガス噴出ノズル１７が水平方向に設けてあり、
その両者の交錯部に開口部１９が形成されてい
る。低温ガスは矢印で示すようにメインダクト１
１内を水平方向に流れる。
２図により説明する。メインダクト１１の内部に
は垂直方向に多数の内ダクト１６を並列し、これ
らの内ダクト１６に第２図矢印で示すように高温
ガスを流す。前記内ダクト１６に直交して何段か
のガス噴出ノズル１７が水平方向に設けてあり、
その両者の交錯部に開口部１９が形成されてい
る。低温ガスは矢印で示すようにメインダクト１
１内を水平方向に流れる。
内ダクト１２の内部には、上下に摺動できるよ
う支持板１４により流量調整用ダンパ１２を設
け、この流量調整用ダンパ１２には前記内ダクト
１６の開口部１９の該当位置に摺動開口部１８を
設ける。又流量調整用ダンパ１２の上部にダンパ
軸１３を設け、このダンパ軸１３に駆動レバー１
５を連結する。
う支持板１４により流量調整用ダンパ１２を設
け、この流量調整用ダンパ１２には前記内ダクト
１６の開口部１９の該当位置に摺動開口部１８を
設ける。又流量調整用ダンパ１２の上部にダンパ
軸１３を設け、このダンパ軸１３に駆動レバー１
５を連結する。
作 用
高温ガスを内ダクト１６内へ送入し、低温ガス
をガス噴出ノズル１７の重ね方向で水平方向に送
入する。駆動レバー１５を昇降させるとダンパ軸
１３により流量調整用ダンパ１２が昇降し、ダン
パ１２の摺動開口部１８と内ダクト１６の開口部
１９とが重なつて形成される開口面積が変化し、
高温ガスのガス噴出ノズル１７からの噴出量が変
化する。
をガス噴出ノズル１７の重ね方向で水平方向に送
入する。駆動レバー１５を昇降させるとダンパ軸
１３により流量調整用ダンパ１２が昇降し、ダン
パ１２の摺動開口部１８と内ダクト１６の開口部
１９とが重なつて形成される開口面積が変化し、
高温ガスのガス噴出ノズル１７からの噴出量が変
化する。
考案の効果
このようにして高温ガスの噴出量を変化させる
ことにより、低温ガスとの混合割合を変化させ、
温度アンバランスを解消し、脱硝装置入口のガス
温度を均一に保つことができる。従つて脱硝装置
の性能を向上させることができるのである。
ことにより、低温ガスとの混合割合を変化させ、
温度アンバランスを解消し、脱硝装置入口のガス
温度を均一に保つことができる。従つて脱硝装置
の性能を向上させることができるのである。
第１図は本考案装置の要部の拡大斜視図、第２
図は本考案装置の斜視図、第３図は従来装置の斜
視図である。 １１……メインダクト、１２……流量調整用ダ
ンパ、１３……ダンパ軸、１４……支持板、１５
……駆動レバー、１６……内ダクト、１７……ガ
ス噴出ノズル、１８……摺動開口部、１９……開
口部。
図は本考案装置の斜視図、第３図は従来装置の斜
視図である。 １１……メインダクト、１２……流量調整用ダ
ンパ、１３……ダンパ軸、１４……支持板、１５
……駆動レバー、１６……内ダクト、１７……ガ
ス噴出ノズル、１８……摺動開口部、１９……開
口部。
Claims (1)
- メインダクトの内部に多数の内ダクトを並列
し、該内ダクトの下部に複数のガス噴出ノズルを
開口部を介して連通し、該内ダクトに内接しかつ
前記開口部を開閉する摺動開口部を有する流量調
整用ダンパを設け、又流量調整用ダンパに駆動レ
バーを設けてなるガス混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984150132U JPH0133146Y2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984150132U JPH0133146Y2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6167832U JPS6167832U (ja) | 1986-05-09 |
| JPH0133146Y2 true JPH0133146Y2 (ja) | 1989-10-09 |
Family
ID=30708286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984150132U Expired JPH0133146Y2 (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0133146Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-05 JP JP1984150132U patent/JPH0133146Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6167832U (ja) | 1986-05-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4135874A (en) | Two stage combustion furnace | |
| US5494437A (en) | Gas burner | |
| US4358268A (en) | Furnace system with reheated flue gas recirculation | |
| US6178737B1 (en) | Combustor dilution bypass method | |
| EP2660512B1 (en) | Enhanced flue gas damper mixing device | |
| CN108916872A (zh) | 一种燃气热水器及其燃烧器 | |
| US3920377A (en) | Combustion apparatus | |
| CN208871621U (zh) | 一种燃气热水器及其燃烧器 | |
| JPH0133146Y2 (ja) | ||
| US11859867B2 (en) | Premixed low-nitrogen gas boiler | |
| JPH01155108A (ja) | 先混合式ガスバーナ | |
| JPS604726A (ja) | 給湯機用燃焼装置 | |
| JPS556107A (en) | Combustion device for furnace | |
| JPH11114393A (ja) | 気体混合装置 | |
| CN217684980U (zh) | 炉头及燃烧器 | |
| JP3777470B2 (ja) | 排ガス混合装置 | |
| JPH029255Y2 (ja) | ||
| JPH07293836A (ja) | 窒素酸化物低発生バーナ装置 | |
| JPS6119792Y2 (ja) | ||
| JPH0311537Y2 (ja) | ||
| JPS58117903A (ja) | バーナノズル | |
| JPH0126444B2 (ja) | ||
| JPH0729374Y2 (ja) | 衝炎バーナ | |
| JP3012473B2 (ja) | 燃焼装置 | |
| JP3011630B2 (ja) | 燃焼装置 |