JPH0132721Y2 - - Google Patents
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- JPH0132721Y2 JPH0132721Y2 JP1420982U JP1420982U JPH0132721Y2 JP H0132721 Y2 JPH0132721 Y2 JP H0132721Y2 JP 1420982 U JP1420982 U JP 1420982U JP 1420982 U JP1420982 U JP 1420982U JP H0132721 Y2 JPH0132721 Y2 JP H0132721Y2
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温度測定に使用をする測温抵抗体の改
良に関し、更に詳言すれば保護管内に永久磁石を
挿入した測温抵抗体に関する。
良に関し、更に詳言すれば保護管内に永久磁石を
挿入した測温抵抗体に関する。
実験用装置などにおける被測温点の温度を測温
抵抗体で測定する場合、従来は被測温点に接着剤
またはパテ等の接合剤により測温抵抗体を固定
し、測温が行なわれていた。
抵抗体で測定する場合、従来は被測温点に接着剤
またはパテ等の接合剤により測温抵抗体を固定
し、測温が行なわれていた。
しかし、実験用装置などにおいては、その被測
温位置の変更が屡、行なわれるのが通常である。
このため従来の如く接着剤等により被測温点に測
温抵抗体を固定する方法では、被測温位置の変更
毎に接着剤等を剥して再び他の位置に固定する必
要があり、測温抵抗体の固定がわずらわしい欠点
があつた。
温位置の変更が屡、行なわれるのが通常である。
このため従来の如く接着剤等により被測温点に測
温抵抗体を固定する方法では、被測温位置の変更
毎に接着剤等を剥して再び他の位置に固定する必
要があり、測温抵抗体の固定がわずらわしい欠点
があつた。
また容易に位置の変更を可能にしようとすれ
ば、被測温点に対する測温抵抗体の固定が十分で
なくなる問題もあつた。
ば、被測温点に対する測温抵抗体の固定が十分で
なくなる問題もあつた。
また、取付の変更が繰返された測温抵抗体保護
管表面は接着剤等で汚れるため、取付位置の変更
の度に測温抵抗体保護管の表面から接着剤等を除
去せねばならない問題もあつた。
管表面は接着剤等で汚れるため、取付位置の変更
の度に測温抵抗体保護管の表面から接着剤等を除
去せねばならない問題もあつた。
本考案は上記の欠点および問題を解消して、測
温位置の変更にも簡単に対応することのできる測
温抵抗体を提供することを目的とするものであ
る。
温位置の変更にも簡単に対応することのできる測
温抵抗体を提供することを目的とするものであ
る。
この目的は本考案によれば、両端封止の中空保
護管と該中空保護管内に挿入された測温抵抗素子
とを備え前記中空保護管内に絶縁粉体を充填して
なる測温抵抗体において、前記中空保護管内に永
久磁石を挿入することによつて達成される。
護管と該中空保護管内に挿入された測温抵抗素子
とを備え前記中空保護管内に絶縁粉体を充填して
なる測温抵抗体において、前記中空保護管内に永
久磁石を挿入することによつて達成される。
以下、本考案を実施例により説明する。
第１図は本考案の一実施例の横断面図であり、
第２図は第１図のＤ−Ｄ断面図である。
第２図は第１図のＤ−Ｄ断面図である。
第１図および第２図において、１は不銹鋼を中
空管状に形成した保護管であり、保護管１の両端
はエポキシ樹脂２Ａおよび２Ｂでそれぞれ封止し
てある。保護管１の中空部分内にはアルミナまた
はMgO2等の絶縁粉体３が充填してある。保護管
１の中空部分内に充填された絶縁粉体３内に測温
抵抗素子４が挿入してある。測温抵抗素子４はた
とえば雲母板上に互に接触しないように巻回した
白金線からなつている。白金線の巻始めおよび巻
終りはエポキシ樹脂２Ｂを貫通させたリード線６
にそれぞれ接続して保護管１外に引出してある。
なお第１図は３線式の測温抵抗体の場合を例示し
ている。
空管状に形成した保護管であり、保護管１の両端
はエポキシ樹脂２Ａおよび２Ｂでそれぞれ封止し
てある。保護管１の中空部分内にはアルミナまた
はMgO2等の絶縁粉体３が充填してある。保護管
１の中空部分内に充填された絶縁粉体３内に測温
抵抗素子４が挿入してある。測温抵抗素子４はた
とえば雲母板上に互に接触しないように巻回した
白金線からなつている。白金線の巻始めおよび巻
終りはエポキシ樹脂２Ｂを貫通させたリード線６
にそれぞれ接続して保護管１外に引出してある。
なお第１図は３線式の測温抵抗体の場合を例示し
ている。
またさらに本考案の一実施例においては、充填
された絶縁粉体３内であつて、測温抵抗素子４と
保護管１との間に永久磁石５Ａおよび５Ｂが挿入
してある。永久磁石５Ａおよび５Ｂはフエライト
系の磁石が望ましい。フエライト系の磁石は経年
変化が少ないからである。
された絶縁粉体３内であつて、測温抵抗素子４と
保護管１との間に永久磁石５Ａおよび５Ｂが挿入
してある。永久磁石５Ａおよび５Ｂはフエライト
系の磁石が望ましい。フエライト系の磁石は経年
変化が少ないからである。
そこで上記した本考案の一実施例の測温抵抗体
を磁性体に当接すれば、永久磁石５Ａおよび５Ｂ
の磁力により、測温抵抗体は磁性体に吸着される
ことになる。従つて実験装置の磁性体部の被測温
点に本考案の一実施例の測温抵抗体を当接させる
ことにより、被測温位置に本考案の一実施例の測
温抵抗体が固定された状態となり、測温抵抗素子
４の白金線の抵抗値が温度により変化して温度測
定ができる。
を磁性体に当接すれば、永久磁石５Ａおよび５Ｂ
の磁力により、測温抵抗体は磁性体に吸着される
ことになる。従つて実験装置の磁性体部の被測温
点に本考案の一実施例の測温抵抗体を当接させる
ことにより、被測温位置に本考案の一実施例の測
温抵抗体が固定された状態となり、測温抵抗素子
４の白金線の抵抗値が温度により変化して温度測
定ができる。
また被測温点の近傍が平坦でないたとえば鋼管
の如き場合、第３図に示す如く保護管１の鋼管に
当接させる面Ｂをその鋼管の外周半径にほぼ等し
い半径に湾曲させることにより、測温抵抗体の鋼
管表面への当接が容易となり、鋼管への測温抵抗
体の固定が堅固になる。
の如き場合、第３図に示す如く保護管１の鋼管に
当接させる面Ｂをその鋼管の外周半径にほぼ等し
い半径に湾曲させることにより、測温抵抗体の鋼
管表面への当接が容易となり、鋼管への測温抵抗
体の固定が堅固になる。
また、被測温点の位置を変えたいときは、元の
被測温点と測温抵抗体との固定は永久磁石５Ａお
よび５Ｂの磁力によつてのみ行なわれているため
に、容易にその位置を変えることができる。
被測温点と測温抵抗体との固定は永久磁石５Ａお
よび５Ｂの磁力によつてのみ行なわれているため
に、容易にその位置を変えることができる。
また、被測温点に当接する側の面をＢ面とした
とき、永久磁石５Ａおよび５Ｂを保護管１内にお
けるＡ面側で磁性体で連結して一体に構成しても
よい。このようにすることによつて、被測温点側
がＢ面側のみに制約されるが、永久磁石５Ａおよ
び５Ｂは連結されて馬締形となり永久磁石の磁力
は増大する。
とき、永久磁石５Ａおよび５Ｂを保護管１内にお
けるＡ面側で磁性体で連結して一体に構成しても
よい。このようにすることによつて、被測温点側
がＢ面側のみに制約されるが、永久磁石５Ａおよ
び５Ｂは連結されて馬締形となり永久磁石の磁力
は増大する。
また、被測温点の位置によつては測温抵抗体に
直射日光が照射するような場合があるが、この場
合には第２図において被測温点に当接するＢ面を
除いた保護管１の内周面にアルミニユーム箔を当
接させておけば、直射日光による温度測定誤差は
殆んど無くすることができる。また第３図に示す
場合についても同様である。
直射日光が照射するような場合があるが、この場
合には第２図において被測温点に当接するＢ面を
除いた保護管１の内周面にアルミニユーム箔を当
接させておけば、直射日光による温度測定誤差は
殆んど無くすることができる。また第３図に示す
場合についても同様である。
またさらに、永久磁石５Ａおよび５Ｂの温度に
よる減磁は、被測温点の温度が420〜430℃程度で
現われ、測温抵抗体による温度測定範囲中の所謂
中温（０〜250℃）範囲では殆んど生じない。従
つて前記中温範囲の温度測定中に測温抵抗体が被
測温位置から剥離するようなことはない。
よる減磁は、被測温点の温度が420〜430℃程度で
現われ、測温抵抗体による温度測定範囲中の所謂
中温（０〜250℃）範囲では殆んど生じない。従
つて前記中温範囲の温度測定中に測温抵抗体が被
測温位置から剥離するようなことはない。
以上説明した如く本考案によれば、測温抵抗体
の保護管内に永久磁石が挿入してあるために、被
測温点と測温抵抗体との固定および剥離は容易で
あり、被測温点の位置が頻繁に変更されても容易
に対応できる。また接着剤等を固定のために用い
る必要もなくなり、被測温点の近傍および測温抵
抗体から接着剤を除去する如き手数もなくなる。
の保護管内に永久磁石が挿入してあるために、被
測温点と測温抵抗体との固定および剥離は容易で
あり、被測温点の位置が頻繁に変更されても容易
に対応できる。また接着剤等を固定のために用い
る必要もなくなり、被測温点の近傍および測温抵
抗体から接着剤を除去する如き手数もなくなる。
第１図は本考案の一実施例の横断面図。第２図
は第１図のＤ−Ｄ断面図。第３図は本考案の一実
施例の変形例を示す縦断面図。 １……保護管、３……絶縁粉体、４……測温抵
抗素子、５Ａおよび５Ｂ……永久磁石。
は第１図のＤ−Ｄ断面図。第３図は本考案の一実
施例の変形例を示す縦断面図。 １……保護管、３……絶縁粉体、４……測温抵
抗素子、５Ａおよび５Ｂ……永久磁石。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両端封止の中空保護管と該中空保護管内に挿
入された測温抵抗素子とを備え前記中空保護管
内に絶縁粉体を充填してなる測温抵抗体におい
て、前記中空保護管内に永久磁石を挿入してな
ることを特徴とする測温抵抗体。 (2) 永久磁石はフエライト系の永久磁石であるこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項
記載の測温抵抗体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1420982U JPS58118702U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 測温抵抗体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1420982U JPS58118702U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 測温抵抗体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58118702U JPS58118702U (ja) | 1983-08-13 |
| JPH0132721Y2 true JPH0132721Y2 (ja) | 1989-10-05 |
Family
ID=30026681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1420982U Granted JPS58118702U (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 測温抵抗体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58118702U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102005030555A1 (de) * | 2005-06-22 | 2007-01-04 | E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH | Sensoreinrichtung für eine Heizeinrichtung |
-
1982
- 1982-02-05 JP JP1420982U patent/JPS58118702U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58118702U (ja) | 1983-08-13 |
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