JPH0132363B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0132363B2 JPH0132363B2 JP57021386A JP2138682A JPH0132363B2 JP H0132363 B2 JPH0132363 B2 JP H0132363B2 JP 57021386 A JP57021386 A JP 57021386A JP 2138682 A JP2138682 A JP 2138682A JP H0132363 B2 JPH0132363 B2 JP H0132363B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- piston
- elastic seal
- return
- cylinder body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 13
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/14—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
- F15B15/1423—Component parts; Constructional details
- F15B15/1447—Pistons; Piston to piston rod assemblies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Actuator (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、フリー・フロー・コンベアのパレ
ツト・ストロパ用のシリンダなど、所定時間内で
の復帰を要求されるシリンダとして好適なばね復
帰式単動シリンダに関する。
ツト・ストロパ用のシリンダなど、所定時間内で
の復帰を要求されるシリンダとして好適なばね復
帰式単動シリンダに関する。
電子機器の組立工場などに設備されるフリー・
フロー・コンベアＣには、第１図に例示するよう
に、ローラａ上を移動する電子部品などの搬送用
のパレツトｂを一時的に停止させるストツパ用の
シリンダｃが装置される。このシリンダｃには、
通常、ばね復帰式単動シリンダが採用され、図示
の如く、ローラａ，ａ間に垂直設置され、かつ、
その上端、つまりピストン・ロツドｄの端部には
ストツパ部ｅとローラｆが設けられている。そし
てこのシリンダｃは、通常復帰状態にあり、この
復帰状態にある時、ローラａ，ａ間からそのピス
トン・ロツドｄの端部がフリー・フロー・コンベ
アＣ上に突出しており、また、作動時には、縮小
されてピストン・ロツドｄの端部がフリー・フロ
ー・コンベアＣ上から沈下する。シリンダｃが復
帰状態にある時、パレツトｂがフリー・フロー・
コンベアＣ上を移動すると、その切欠部ｇが前記
ストツパ部ｅに当接し、これによりパレツトｂは
一時的にフリー・フロー・コンベアＣ上で停止さ
れる。次にシリンダｃを作動させると、切欠部ｇ
とストツパ部ｅの係合関係が解かれることによつ
てパレツトｂは再びフリー・フロー・コンベアＣ
上を前方に移動する。シリンダｃはシリンダ本体
ｈに設けられている給・排気口から供給される作
動流体（空気）によつて作動する。作動によつて
フリー・フロー・コンベアＣ上からピストン・ロ
ツドｄの端部を沈下させたシリンダｃは短時間の
うちに給・排気口から作動流体が排出されて再び
復帰態勢となる。この作動から復帰までの時間
は、切欠部ｇとストツパ部ｅの係合関係が解かれ
て、パレツトｂが再び前方移動を開始する僅かの
時間が設定される。シリンダｃが復帰態勢となる
と、ピストン・ロツドｄは上昇し、その端部が前
方移動中のパレツトｂに接近するとローラｆがパ
レツトｂの底面に接触して回転する。この際、パ
レツトｂはローラｆ上を滑動し乍ら引き続き移動
する。（第２図参照）そして、ローラｆ上をパレ
ツトｂが通過するとシリンダｃは完全復帰する。
フロー・コンベアＣには、第１図に例示するよう
に、ローラａ上を移動する電子部品などの搬送用
のパレツトｂを一時的に停止させるストツパ用の
シリンダｃが装置される。このシリンダｃには、
通常、ばね復帰式単動シリンダが採用され、図示
の如く、ローラａ，ａ間に垂直設置され、かつ、
その上端、つまりピストン・ロツドｄの端部には
ストツパ部ｅとローラｆが設けられている。そし
てこのシリンダｃは、通常復帰状態にあり、この
復帰状態にある時、ローラａ，ａ間からそのピス
トン・ロツドｄの端部がフリー・フロー・コンベ
アＣ上に突出しており、また、作動時には、縮小
されてピストン・ロツドｄの端部がフリー・フロ
ー・コンベアＣ上から沈下する。シリンダｃが復
帰状態にある時、パレツトｂがフリー・フロー・
コンベアＣ上を移動すると、その切欠部ｇが前記
ストツパ部ｅに当接し、これによりパレツトｂは
一時的にフリー・フロー・コンベアＣ上で停止さ
れる。次にシリンダｃを作動させると、切欠部ｇ
とストツパ部ｅの係合関係が解かれることによつ
てパレツトｂは再びフリー・フロー・コンベアＣ
上を前方に移動する。シリンダｃはシリンダ本体
ｈに設けられている給・排気口から供給される作
動流体（空気）によつて作動する。作動によつて
フリー・フロー・コンベアＣ上からピストン・ロ
ツドｄの端部を沈下させたシリンダｃは短時間の
うちに給・排気口から作動流体が排出されて再び
復帰態勢となる。この作動から復帰までの時間
は、切欠部ｇとストツパ部ｅの係合関係が解かれ
て、パレツトｂが再び前方移動を開始する僅かの
時間が設定される。シリンダｃが復帰態勢となる
と、ピストン・ロツドｄは上昇し、その端部が前
方移動中のパレツトｂに接近するとローラｆがパ
レツトｂの底面に接触して回転する。この際、パ
レツトｂはローラｆ上を滑動し乍ら引き続き移動
する。（第２図参照）そして、ローラｆ上をパレ
ツトｂが通過するとシリンダｃは完全復帰する。
ところで、上記シリンダｃにあつてはその機能
上所定時内において復帰せねばならないが、通
常、シリンダの摺動部には密封用の弾性部材が圧
縮状態にて設けられている関係上、摺動抵抗が大
きく、このため内部に設けられる復帰ばねをばね
力の大きなものとし、それによつて摺動抵抗に打
ち勝ち所定時間内での復帰が達成できる構造とし
ている。
上所定時内において復帰せねばならないが、通
常、シリンダの摺動部には密封用の弾性部材が圧
縮状態にて設けられている関係上、摺動抵抗が大
きく、このため内部に設けられる復帰ばねをばね
力の大きなものとし、それによつて摺動抵抗に打
ち勝ち所定時間内での復帰が達成できる構造とし
ている。
しかし乍ら、このような従来構造によると、確
かに所定時間内における復帰を可能とするが、そ
の反面、ばね力の大きな復帰ばねによつて押上力
も大きくなつてしまうために、例えばパレツトｂ
上の荷が軽量であつたり、或いは空パレツトｂで
ある場合に、復帰態勢にあるシリンダｃに押し上
げられてしまい、荷崩れを起したり、又はパレツ
トｂとローラａとの摩擦係数が設定値より小さく
なることによつてローラｆの空回り現象が生じ、
パレツトｂが停止してしまう欠点があつた。
かに所定時間内における復帰を可能とするが、そ
の反面、ばね力の大きな復帰ばねによつて押上力
も大きくなつてしまうために、例えばパレツトｂ
上の荷が軽量であつたり、或いは空パレツトｂで
ある場合に、復帰態勢にあるシリンダｃに押し上
げられてしまい、荷崩れを起したり、又はパレツ
トｂとローラａとの摩擦係数が設定値より小さく
なることによつてローラｆの空回り現象が生じ、
パレツトｂが停止してしまう欠点があつた。
そこでこの発明は、所定時間内で復帰すること
ができ、同時に押上力を可及的に小さくすること
ができるようにして上述の如き問題に対処するこ
との可能なばね復帰式単動シリンダを提供するも
のである。
ができ、同時に押上力を可及的に小さくすること
ができるようにして上述の如き問題に対処するこ
との可能なばね復帰式単動シリンダを提供するも
のである。
以下、この発明の実施例を第３図に基づき説明
する。
する。
図において、１は中央部分の周壁に給・排気口
２を形成し、後端部に蓋３を設置しているシリダ
本体、４は前記シリンダ本体１の軸心上に摺動自
在に嵌挿され、かつ、一側にピストン・ロツド５
を一体連結しているシリンダ・ピストンである。
前記シリンダ・ピストトン４はシリンダ本体１内
の大径内面６部分を移動する。ピストン・ロツド
５は、一側をシリンダ本体１から突出し、他側を
シリダ・ピストン４から突出させて、その突出部
分に形成したスプライン軸部５０を前記蓋３の中
心部に設けたスプライン穴７に嵌入させている。
そして、このピストン・ロツド５の突出部分上に
は、シリンダ・ピストン４と蓋３との間に位置す
る復帰コイルばね８が介装されている。従つて、
給・排気口２から作動流体が供給されると、その
流体圧によつてシリンダ・ピストトン４は大径内
面６部分を後方に移動し、この際、ピストン・ロ
ツド５はスプライン軸部５０とスプライン穴７に
よつて案内されて縮小し、かつ、復帰コイルばね
８は圧縮される。また、給・排気口２から作動流
体を排出すると、復帰コイルばね８が復帰し、そ
の押圧力によつてシリンダ・ピストン４は復帰す
る。
２を形成し、後端部に蓋３を設置しているシリダ
本体、４は前記シリンダ本体１の軸心上に摺動自
在に嵌挿され、かつ、一側にピストン・ロツド５
を一体連結しているシリンダ・ピストンである。
前記シリンダ・ピストトン４はシリンダ本体１内
の大径内面６部分を移動する。ピストン・ロツド
５は、一側をシリンダ本体１から突出し、他側を
シリダ・ピストン４から突出させて、その突出部
分に形成したスプライン軸部５０を前記蓋３の中
心部に設けたスプライン穴７に嵌入させている。
そして、このピストン・ロツド５の突出部分上に
は、シリンダ・ピストン４と蓋３との間に位置す
る復帰コイルばね８が介装されている。従つて、
給・排気口２から作動流体が供給されると、その
流体圧によつてシリンダ・ピストトン４は大径内
面６部分を後方に移動し、この際、ピストン・ロ
ツド５はスプライン軸部５０とスプライン穴７に
よつて案内されて縮小し、かつ、復帰コイルばね
８は圧縮される。また、給・排気口２から作動流
体を排出すると、復帰コイルばね８が復帰し、そ
の押圧力によつてシリンダ・ピストン４は復帰す
る。
そして、ここでは前記シリンダ・ピストン４の
外周面及びシリンダ本体１の内周面に摺動部密封
用の弾性シール部材（Ｏ−リング）９，１０が設
置されている。これら弾性シール部材９，１０は
シリンダ・ピストン４の外周面に形成された環状
の大径段部１１及びシリンダ本体１の内周面に形
成された環状の小径段部１２に夫々嵌着されてい
る。また、これらの弾性シール部材９，１０の設
置されているシリンダ・ピストン４の外周面又は
シリンダ本体１の内周面に形成されている環状の
小径段部１３及び大径段部１４には、シリンダ・
ピストン４に作用する作動流体圧、或いは弾性シ
ール部材９，１０の復元力に応答して軸線方向に
移動可能なスライド・ピストン１５，１６が夫々
一側を前記弾性シール部材９，１０に接するよう
にして嵌着されている。
外周面及びシリンダ本体１の内周面に摺動部密封
用の弾性シール部材（Ｏ−リング）９，１０が設
置されている。これら弾性シール部材９，１０は
シリンダ・ピストン４の外周面に形成された環状
の大径段部１１及びシリンダ本体１の内周面に形
成された環状の小径段部１２に夫々嵌着されてい
る。また、これらの弾性シール部材９，１０の設
置されているシリンダ・ピストン４の外周面又は
シリンダ本体１の内周面に形成されている環状の
小径段部１３及び大径段部１４には、シリンダ・
ピストン４に作用する作動流体圧、或いは弾性シ
ール部材９，１０の復元力に応答して軸線方向に
移動可能なスライド・ピストン１５，１６が夫々
一側を前記弾性シール部材９，１０に接するよう
にして嵌着されている。
このように構成されていることから、作動流体
が供給されると、その作動流体圧によつて移動す
るスライド・ピストン１５，１６によつて弾性シ
ール部材９，１０は第４図に示す如く圧縮変形さ
れてシリンダ本体１の大径内面６及びピストン・
ロツド５の外周面に密着摺動し、シリンダ本体１
内を密封する。また、作動流体を排出すると、ス
ライド・ピストン１５，１６は弾性シール部材
９，１０の復元力によつて復帰し、シール性が減
ずる一方摺動抵抗を小さくする。この場合、スラ
イド・ピストン１５は弾性シール部材９の変形量
l1の長さ移動し、スライド・ピストン１６は弾性
シール部材１０の変形量l2の長さ位置に設置され
た止め輪１７に当接する迄移動する。（第５図参
照）スライド・ピストン１５，１６部分には弾性
シール部材１８，１９が設けられており、スライ
ド・ピストン１５はその弾性ール部材１８によつ
て摺動抵抗を適度に調節されている。なお、前記
l1、l2は弾性シール部材９，１０の直径及び使用
流体圧などによつて決定される。図中、２０，２
１は弾性シール部材、２２はメタル、２３は止め
輪、２４はダンパー、２５は空気孔、２６はボル
トである。
が供給されると、その作動流体圧によつて移動す
るスライド・ピストン１５，１６によつて弾性シ
ール部材９，１０は第４図に示す如く圧縮変形さ
れてシリンダ本体１の大径内面６及びピストン・
ロツド５の外周面に密着摺動し、シリンダ本体１
内を密封する。また、作動流体を排出すると、ス
ライド・ピストン１５，１６は弾性シール部材
９，１０の復元力によつて復帰し、シール性が減
ずる一方摺動抵抗を小さくする。この場合、スラ
イド・ピストン１５は弾性シール部材９の変形量
l1の長さ移動し、スライド・ピストン１６は弾性
シール部材１０の変形量l2の長さ位置に設置され
た止め輪１７に当接する迄移動する。（第５図参
照）スライド・ピストン１５，１６部分には弾性
シール部材１８，１９が設けられており、スライ
ド・ピストン１５はその弾性ール部材１８によつ
て摺動抵抗を適度に調節されている。なお、前記
l1、l2は弾性シール部材９，１０の直径及び使用
流体圧などによつて決定される。図中、２０，２
１は弾性シール部材、２２はメタル、２３は止め
輪、２４はダンパー、２５は空気孔、２６はボル
トである。
以上要するに、この発明に係るばね復帰式単動
シリンダは、シリンダ・ピストン及びシリンダ本
体の各摺動部に設置される密封用の弾性シール部
材をシリンダ・ピストンの外周面又はシリンダ本
体の内周面に形成した環状段部に装着し、かつ、
シリンダ・ピストンの外周面又はシリンダ本体の
内周面にはシリンダ・ピストンに作用する流体
圧、或いは弾性シール部材の復元力に応答して軸
心方向に移動可能なスライド・ピストンを夫々前
記各弾性シール部材と並列するように設置したも
のであるから、実施例で述べた如く、シリンダ・
ピストン及びシリンダ本体の各摺動部に設置され
る密封用の弾性シール部材は作動流体の供給時に
はスライド・ピストンによつて押圧されて圧縮変
形し、これにより高いシール機能を発揮し、一方
作動流体の排出時には自らの復元力によつてスラ
イド・ピストンを移動させ乍ら復元し、これによ
りシール性を低下させるが反面摺動抵抗を可及的
に小さくする。従つて、ばね力の小さな復帰ばね
を用いても所定時間内での復帰が達成でき、これ
によりシリンダ・ピストンの復帰力が小さくなる
ために、例えばこのシリンダをフリー・フロー・
コンベアのパレツト・ストツパ用のシリンダとし
て用いた場合、パレツトを押し上げてしまうなど
の不都合がなくなる。加えて、弾性シール部材は
常時圧縮変形されていないためにその寿命が高め
られるなどの実益を有す。
シリンダは、シリンダ・ピストン及びシリンダ本
体の各摺動部に設置される密封用の弾性シール部
材をシリンダ・ピストンの外周面又はシリンダ本
体の内周面に形成した環状段部に装着し、かつ、
シリンダ・ピストンの外周面又はシリンダ本体の
内周面にはシリンダ・ピストンに作用する流体
圧、或いは弾性シール部材の復元力に応答して軸
心方向に移動可能なスライド・ピストンを夫々前
記各弾性シール部材と並列するように設置したも
のであるから、実施例で述べた如く、シリンダ・
ピストン及びシリンダ本体の各摺動部に設置され
る密封用の弾性シール部材は作動流体の供給時に
はスライド・ピストンによつて押圧されて圧縮変
形し、これにより高いシール機能を発揮し、一方
作動流体の排出時には自らの復元力によつてスラ
イド・ピストンを移動させ乍ら復元し、これによ
りシール性を低下させるが反面摺動抵抗を可及的
に小さくする。従つて、ばね力の小さな復帰ばね
を用いても所定時間内での復帰が達成でき、これ
によりシリンダ・ピストンの復帰力が小さくなる
ために、例えばこのシリンダをフリー・フロー・
コンベアのパレツト・ストツパ用のシリンダとし
て用いた場合、パレツトを押し上げてしまうなど
の不都合がなくなる。加えて、弾性シール部材は
常時圧縮変形されていないためにその寿命が高め
られるなどの実益を有す。
第６図は異なる実施例を示し、ここでは弾性シ
ール部材９′，１０′とスライド・ピストン１５′，
１６′の間に補助コイルばね２７，２８を介装し、
これによつてスライド・ピストン１５′，１６′の
復帰時に強制力を附与させて、弾性シール部材
９′，１０′の迅速な復元を達成させ、更にはその
寿命を高めるようにしたものである。なお、この
場合、弾性シール部材９′側にはスライド・ピス
トン１５′の移動規制用の止め輪２９が設置され
る。
ール部材９′，１０′とスライド・ピストン１５′，
１６′の間に補助コイルばね２７，２８を介装し、
これによつてスライド・ピストン１５′，１６′の
復帰時に強制力を附与させて、弾性シール部材
９′，１０′の迅速な復元を達成させ、更にはその
寿命を高めるようにしたものである。なお、この
場合、弾性シール部材９′側にはスライド・ピス
トン１５′の移動規制用の止め輪２９が設置され
る。
なお、以上述べた実施例では、シリンダ・ピス
トン４の外周面およびシリンダ本体１の内周面
に、それぞれスライド・ピストン１５，１６を配
置した例について説明したが、本発明は、かかる
実施例に限定されるものではなく、例えば、シリ
ンダ・ピストン４の外周面あるいはシリンダ本体
１の内周面のいずれか一方にのみ、スライド・ピ
ストンを配置しても良いことは勿論であり、この
場合にも、効果は低減するが、同様の効果を得る
ことができる。
トン４の外周面およびシリンダ本体１の内周面
に、それぞれスライド・ピストン１５，１６を配
置した例について説明したが、本発明は、かかる
実施例に限定されるものではなく、例えば、シリ
ンダ・ピストン４の外周面あるいはシリンダ本体
１の内周面のいずれか一方にのみ、スライド・ピ
ストンを配置しても良いことは勿論であり、この
場合にも、効果は低減するが、同様の効果を得る
ことができる。
第１図及び第２図は夫々フリー・フロー・コン
ベアのパレツト・ストツパ用のシリンダを示す側
面図、第３図はこの発明の実施例の半断面側面
図、第４図及び第５図は夫々同要部拡大断面図、
第６図は同異なる実施例の要部拡大断面図であ
る。 １……シリンダ本体、４……シリンダ・ピスト
ン、９，１０……弾性シール部材、１１……大径
段部、１２……小径段部、１３……小径段部、１
４……大径段部、１５，１６……スライド・ピス
トン、２７，２８……補助コイルばね。
ベアのパレツト・ストツパ用のシリンダを示す側
面図、第３図はこの発明の実施例の半断面側面
図、第４図及び第５図は夫々同要部拡大断面図、
第６図は同異なる実施例の要部拡大断面図であ
る。 １……シリンダ本体、４……シリンダ・ピスト
ン、９，１０……弾性シール部材、１１……大径
段部、１２……小径段部、１３……小径段部、１
４……大径段部、１５，１６……スライド・ピス
トン、２７，２８……補助コイルばね。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ シリンダ・ピストン又はシリンダ本体の摺動
部に配置される密封用の弾性シール部材をシリン
ダ・ピストンの外周面又はシリンダ本体の内周面
に形成した環状段部に装着し、かつ、シリンダ・
ピストンの外周面又はシリンダ本体の内周面には
シリンダ・ピストンに作用する流体圧、或いは弾
性シール部材の復元力に応答して軸線方向に移動
可能なスライド・ピストンを前記弾性シール部材
と並列するように設置したことを特徴とするばね
復帰式単動シリンダ。 ２ スライド・ピストンは復帰時に補助ばねによ
つて強制移動するようになつている特許請求の範
囲第１項記載のばね復帰式単動シリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57021386A JPS58142007A (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | ばね復帰式単動シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57021386A JPS58142007A (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | ばね復帰式単動シリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58142007A JPS58142007A (ja) | 1983-08-23 |
| JPH0132363B2 true JPH0132363B2 (ja) | 1989-06-30 |
Family
ID=12053636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57021386A Granted JPS58142007A (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | ばね復帰式単動シリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58142007A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1221196A (en) * | 1982-08-17 | 1987-04-28 | Maynard A. Sherwin | Humidity resistant coatings employing branched polymers of t-butyl acrylate |
| JPH0435078Y2 (ja) * | 1985-05-30 | 1992-08-20 | ||
| US6035634A (en) * | 1999-02-09 | 2000-03-14 | Latch-Tool Development Co. Llc | Compact, resistance regulated, multiple output hydraulic tool and seal valve arrangement |
| DE102004022723A1 (de) * | 2004-05-07 | 2005-11-24 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Hydraulischer Linearantrieb, insbesondere hydraulischer Getriebeaktuator |
| JP2012131445A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Shinmaywa Industries Ltd | 荷受台昇降装置 |
| CN102889267A (zh) * | 2012-11-16 | 2013-01-23 | 江阴市洪腾机械有限公司 | 一种自复位单作用式液压缸 |
| GB2518604A (en) | 2013-09-18 | 2015-04-01 | Airbus Operations Ltd | Drive system for aircraft landing gear |
| GB2528966A (en) * | 2014-08-07 | 2016-02-10 | Airbus Operations Ltd | Landing gear drive system |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5022157A (ja) * | 1973-06-06 | 1975-03-10 | ||
| JPS5630734U (ja) * | 1979-08-16 | 1981-03-25 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52162359U (ja) * | 1976-06-01 | 1977-12-09 |
-
1982
- 1982-02-13 JP JP57021386A patent/JPS58142007A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5022157A (ja) * | 1973-06-06 | 1975-03-10 | ||
| JPS5630734U (ja) * | 1979-08-16 | 1981-03-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58142007A (ja) | 1983-08-23 |
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