JPH01321987A - パルプの叩解方法 - Google Patents
パルプの叩解方法Info
- Publication number
- JPH01321987A JPH01321987A JP15252288A JP15252288A JPH01321987A JP H01321987 A JPH01321987 A JP H01321987A JP 15252288 A JP15252288 A JP 15252288A JP 15252288 A JP15252288 A JP 15252288A JP H01321987 A JPH01321987 A JP H01321987A
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- Japan
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- beating
- pulp
- raw material
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- disks
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- Pending
Links
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Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はパルプの叩解方法に関し、詳しくはセメント
等を原料とする無機質製品の補強繊維として多用される
パルプの叩解方法に関する。
等を原料とする無機質製品の補強繊維として多用される
パルプの叩解方法に関する。
セメント等を原料とする無機質製品の補強繊維としてパ
ルプ繊維が広く用いられている。
ルプ繊維が広く用いられている。
これらパルプ繊維は、セメント等の原料に混合する場合
、セメントマトリックスに対する分散性、並びに結合性
を良(するためフィブリル化する必要があり、一般にセ
メント材料混合に先立ち叩解処理を行なわれる。
、セメントマトリックスに対する分散性、並びに結合性
を良(するためフィブリル化する必要があり、一般にセ
メント材料混合に先立ち叩解処理を行なわれる。
この叩解処理として、第1図に示すように、互いに面接
触して相対回転する叩解ディスクA、 Aを密閉ケーシ
ングB内に配設し、未叩解パルプPoを供給口Cより圧
入し、叩解ディスクA、 A間を通過させてフィブリル
化したパルプPを吐出口りより吐出さゼる叩解機Eが使
用されることが有る。
触して相対回転する叩解ディスクA、 Aを密閉ケーシ
ングB内に配設し、未叩解パルプPoを供給口Cより圧
入し、叩解ディスクA、 A間を通過させてフィブリル
化したパルプPを吐出口りより吐出さゼる叩解機Eが使
用されることが有る。
図中Mはディスク駆動モータを示す。
ところで、上記装置によりパルプの叩解処理を行なう場
合、供給されるパルプと、叩解処理されたパルプとの状
態が叩解機のディスク圧接圧力、及び供給圧力のファク
ターに応じて一定の対応関係に有り、上記ファクターを
高負荷とすればパルプフィブリル化は、促進されるもの
の繊維長も同時に短(なり成形体に充分な衝撃強度を付
与出来ない繊維となってしまう問題が有り、一方、低負
荷とすれば繊維長の減少化は防止できるものの−回の叩
解処理では充分なフィブリル化が達成されず、補強繊維
として、程をなさないものしか得られないと言った問題
が有った。
合、供給されるパルプと、叩解処理されたパルプとの状
態が叩解機のディスク圧接圧力、及び供給圧力のファク
ターに応じて一定の対応関係に有り、上記ファクターを
高負荷とすればパルプフィブリル化は、促進されるもの
の繊維長も同時に短(なり成形体に充分な衝撃強度を付
与出来ない繊維となってしまう問題が有り、一方、低負
荷とすれば繊維長の減少化は防止できるものの−回の叩
解処理では充分なフィブリル化が達成されず、補強繊維
として、程をなさないものしか得られないと言った問題
が有った。
従って従来にあっては、叩解処理に応じて負荷を調整し
、いわゆるパンチシステムで何回も叩解処理を繰り返す
ことが行なわれ、処理に非常に時間を要すると言った欠
点が有った。
、いわゆるパンチシステムで何回も叩解処理を繰り返す
ことが行なわれ、処理に非常に時間を要すると言った欠
点が有った。
この発明は上記問題点に鑑み、ただ−回の叩解処理工程
でパルプ繊維長を損なうことなく、しかも、充分にフィ
ブリル化をすることのできるパルプの叩解方法を提供す
ることを目的としてなされたものである。
でパルプ繊維長を損なうことなく、しかも、充分にフィ
ブリル化をすることのできるパルプの叩解方法を提供す
ることを目的としてなされたものである。
即ち、この発明のパルプの叩解方法は互いに面接触して
相対回転する叩解ディスクを密閉ケーシング内に配設し
て成る叩解機にパルプ原料を供給後、パルプの叩解状態
に対応して、前記叩解機の叩解負荷を高負荷より低負荷
へ低減させていくことを特徴とするものである。
相対回転する叩解ディスクを密閉ケーシング内に配設し
て成る叩解機にパルプ原料を供給後、パルプの叩解状態
に対応して、前記叩解機の叩解負荷を高負荷より低負荷
へ低減させていくことを特徴とするものである。
この発明のパルプの叩解方法の実施に際しては第1図に
示した叩解機の使用を前提とするが、その構造について
は既に説明したので省略する。
示した叩解機の使用を前提とするが、その構造について
は既に説明したので省略する。
この発明の実施に使用される叩解機においては、叩解デ
ィスクA、Aの接触圧力により叩解の程度が8周整され
る。
ィスクA、Aの接触圧力により叩解の程度が8周整され
る。
パルプ繊維は外側は硬い膜で覆われているため、叩解処
理を行なうに際しては、この硬質膜の破壊除去が必要で
あるが、この硬質膜を破壊し得る高負荷で長時間叩解処
理を行なうとフィブリル化された繊維の切断を生し、短
繊維化が生しる。
理を行なうに際しては、この硬質膜の破壊除去が必要で
あるが、この硬質膜を破壊し得る高負荷で長時間叩解処
理を行なうとフィブリル化された繊維の切断を生し、短
繊維化が生しる。
従って、叩解処理の開始時点においては、上記硬質膜の
破壊のみを目的として高負荷で叩解を行ない、以後は繊
維のフィブリル化のみを目的として叩解負荷を低下させ
ていくのである。
破壊のみを目的として高負荷で叩解を行ない、以後は繊
維のフィブリル化のみを目的として叩解負荷を低下させ
ていくのである。
この叩解負荷の制御は、叩解ディスクの駆動モータの電
圧制御によって可能であり、この場合、これと同時に叩
解ディスクの接触圧をも関連して制御すればなお都合が
良い。
圧制御によって可能であり、この場合、これと同時に叩
解ディスクの接触圧をも関連して制御すればなお都合が
良い。
従って、フィブリル化されたパルプ繊維は、繊維長が損
なわれることな(充分に叩解処理される。
なわれることな(充分に叩解処理される。
以下、この発明の詳細な説明する。
(実施例)
ディスクにより叩解処理を行なう装置(相用鉄工社製A
W26−400型 定格電流59.8A)を用い、フ
リーネス740m j!のMUKPバージンパルプを、
フリーネス400m1に叩解処理するに際し、叩解負荷
を電流制御により当初58Aより50A、次いで40A
と6分毎に段階的に低減させてパルプの叩解処理を行な
った。
W26−400型 定格電流59.8A)を用い、フ
リーネス740m j!のMUKPバージンパルプを、
フリーネス400m1に叩解処理するに際し、叩解負荷
を電流制御により当初58Aより50A、次いで40A
と6分毎に段階的に低減させてパルプの叩解処理を行な
った。
(比較例1)
実施例と同一装置にて同一のバージンパルプを制御電圧
40Aの一定値にて目的フリーネス値(400ml)と
なるまで叩解処理を行なった。
40Aの一定値にて目的フリーネス値(400ml)と
なるまで叩解処理を行なった。
(比較例2)
比較例1の制御電圧40Aに替え、最高値58Aで比較
例1と同様にパルプの叩解処理を行なった。
例1と同様にパルプの叩解処理を行なった。
実施例、及び比較例1.及び2において、目的のフリー
ネス値に至る所要時間及び得たパルプ繊維の平均繊維長
を測定したところ、下表の結果となった。
ネス値に至る所要時間及び得たパルプ繊維の平均繊維長
を測定したところ、下表の結果となった。
表
上表より明らかなように、平均繊維長を長く、しかも目
的のフリーネス値に至る叩解処理所要時間はこの発明の
方法によるのが最も良い結果となった。
的のフリーネス値に至る叩解処理所要時間はこの発明の
方法によるのが最も良い結果となった。
この発明は以上説明したように、−回の叩解サイクル内
で叩解負荷をパルプ繊維の状態に応し−(変動させてい
くので従来のように繰り返し叩解処理を行なう必要がな
く、迅速に叩解処理が可能となる。
で叩解負荷をパルプ繊維の状態に応し−(変動させてい
くので従来のように繰り返し叩解処理を行なう必要がな
く、迅速に叩解処理が可能となる。
また、従来使用されている装置を使用するから、実施も
用意であるなどの効果を有する。
用意であるなどの効果を有する。
Claims (1)
- (1)互いに面接触して相対回転する叩解ディスクを密
閉ケーシング内に配設して成る叩解機にパルプ原料を供
給後、パルプの叩解状態に対応して、前記叩解機の叩解
負荷を高負荷より低負荷へ低減させていくことを特徴と
するパルプの叩解方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15252288A JPH01321987A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | パルプの叩解方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15252288A JPH01321987A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | パルプの叩解方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01321987A true JPH01321987A (ja) | 1989-12-27 |
Family
ID=15542279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15252288A Pending JPH01321987A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | パルプの叩解方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01321987A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51109310A (ja) * | 1975-03-12 | 1976-09-28 | Sca Development Ab | |
JPS5887389A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-25 | 三菱製紙株式会社 | フリ−ネス制御装置 |
-
1988
- 1988-06-20 JP JP15252288A patent/JPH01321987A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51109310A (ja) * | 1975-03-12 | 1976-09-28 | Sca Development Ab | |
JPS5887389A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-25 | 三菱製紙株式会社 | フリ−ネス制御装置 |
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